シンクロニシティ

[想い出] カテゴリの記事

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• 佐呂間の竜巻

  妻からニュースを聞いてびっくりしました。母が住んでいたのはそのすぐ近くでしたので、慌てて母に電話してみたところ、通過したあたりには知人はいないとのこと。母が住んでいたといっても、６０年近い昔のことなのですけれど。母方の祖母は、私が中学生くらいまでは佐呂間に住んでいました。佐呂間といっても、もっと海側の「床丹」というところです。昔は線路があり、小さな有人の駅もありました。とっくに線路は無いようですが、駅は今でも残っているはず・・・と信じたいな。もう、20年は行っていないなぁ。駅前の祖母の家には水道が無く、くみ上げた水を大きな瓶に入れて使っていました。ですから、水は貴重で、無駄に使うと叱られたものでした。その小さな小さな家は、残念ながらもうありません。でも、どんな臭いのした家だったからは、今でも覚えています。(まぁ、お線香の臭いと、着物の臭い。)近くに親戚が住んでいて、蜂を捕まえて蜜をくれた一つ違いのお兄さんは、今は動物愛護の活動をしています。優しいお兄さんで、私や弟の結婚式にもわざわざ来てくれました。嬉しかったな。同じく近くに住んでいたおばさんは、私が行くと、いやというほどのホタテを食べさせてくれました。食べる先で剥いてくれるので、わんこそばのような感覚かな。ここで食べたホタテの味は忘れられません。こりこりしていて、そして甘いんです。そのおばさんは、佐呂間の病院で亡くなりました。今だったら捕まってしまうお花が庭先にあって、とっても綺麗だったのを覚えています。(自生だったのですが、今はすっかり刈られてしまったはずです。)お父さんを亡くした娘さん、嫁さん、見ているのが辛かったです。

  2006年11月10日

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• 原風景

  金ベエさんの『子どもたちに「原風景」を』につられて、、、原風景を描いてトラックバックさせていただきます。一番嫌いだった、でも、一番思い出されるのは、雪解け、どろどろの道路、新調した洋服、はねる泥水。それでも数日経つと、乾いたところが出てきて、土の臭いが強くなって、(強烈によみがえるなぁ)ほんの少しの草を見つける。この時の風景には、アスファルトはなく、平屋と長屋しかなく、塀も垣根もなく、鍵のかかった家もないけれど、子供達の笑い声と泣き声があって、ご飯と呼ぶ母の声が聞こえて、帰ってきた父の車の音に喜ぶ、自分を思い出します。

  2006年04月25日

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• ソ連 vs アメリカ　アイスホッケー

  これが唯一私が見たことのあるオリンピックの競技です。１９７２年の札幌オリンピック、９才の時でした。自宅から、宮ノ森ジャンプ台や手稲山大回転コースが、空の下にくっきりと見えました。今、あそこで、世界の凄い人達が競技をしているのだと思うと、なんだかワクワクしました。チケットは手に入りにくかったと思います。父が唯一手に入れたのはアイスホッケーのファイナルの試合でした。米ソは冷戦の真っ最中、熱くなるアイスホッケー、ルールなど知らなかったのですが、どきどきしながら、その日を待ちました。会場は真駒内屋内競技場だったと思います。近くには屋外の競技場もあって、そこには思ったよりは青い炎が燃える聖火台がありました。寒い中、消えないんだろうかと心配したように思います。そして、五輪マークの入ったチケットを手に持って、父とコンクリートのゲートをくぐりました。私と父の席は、確か、ソ連側のすぐ後でした。赤い、大きな選手達が、すいすいと滑って練習する様を見て、日本人がアイスホッケーで勝つのは等分無理だと子供ながら思いました。いよいよ試合が始まりました。当然のようにアメリカを応援しました。白熱した試合だったと記憶していますが、結局勝ったのはソ連でした。とてもがっかりしたのを覚えています。かすかに表彰式の記憶が残っています。そして、私のオリンピックの記憶も、そこでとぎれます・・・今年はトリノ、いよいよ始まりましたね。トリノのジャンプを見ていたら、昔のことを思い出しました。競技はいろいろ変わったけれど、戦いに挑む選手と応援する人々のドキドキは変わらないように思います。アイスホッケーはいつかな？

  2006年02月11日

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• 蒸気機関車 Ｄ５１

  蒸気機関車の事を書いていたら、いろんな事を思いだしたので少し書いておきます。私が住んでいたのは札幌と小樽を結ぶ函館本線の近くでした。学校も線路と隣接していたので、当時、木造校舎の窓からは、煙をもくもくとはきながら、大きな音を立てて通り過ぎる蒸気機関車を見ることができました。重い貨車を牽引するときには、一台の蒸気機関車ではなく、二台、三台とつらなって引っ張ります。二重連とか、三重連とかいうのですが、これはすさまじく迫力があります。三重連の、しかもＤ５１あるいはＣ６２だったりすると、先生が何を話していようが完全に無視です。通り過ぎるまで、目は窓の外に釘付けです。Ｄ５１と言えば、煙突の部分が蒸気溜などと一緒になった「なめくじ型」というのがあって、これが一番好きでした。これは台数も少なく、滅多にみることができませんでした。プラモデルで作るといえば、決まってこれでした。そういえば、こんなこともありました。線路際で勢いよく走るＳＬを見ていたとき、石炭を入れるために窯が一瞬だけ開き、真っ黒な機関室の中に真っ赤に燃えさかる炎を一瞬見たことがあります。子供の頃の自分にとっては、これは奇跡に近いことで、流れ星をまとめて見たような、あるいは大きな日食を見たような、そんな興奮を覚えたことを今でもリアルな画像と一緒に思い出すことができます。たぶん、小学、1年くらいのことだったと思います。懐かしい思い出です。

  2006年01月08日

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• パジャマを脱ぎたい気持ち

  何度か書きましたが、学生の頃、ダウン症、重度の自閉症、脳性麻痺などの児童が宿泊している施設で、宿泊してのアルバイト(あえてアルバイトと書くのは、私なりの意味があるのですが、それについてはまた今度）をさせてもらっていたことがあります。夜はトイレ指導や就寝の確認をして歩きます。寝相の悪い子の布団をなおしたり、眠れない子がいた時は、少し添い寝などしながら、寝かせ付けたりします。その中で手強いのは、パジャマを全部脱いで寝ている子でした。時にはパンツも・・・　急いで起こして、脱ぎ捨てたものを着せます。北海道は寒いですから、風邪の原因にもなりかねませんので。また、団体生活なので、一人だけパジャマを着ていないというのは、良くないという判断もあったと思います。しかし、今にして思えば、ひどいことをしたものだと思います。パジャマを脱ぐというのは、それなりに身体的に苦痛があって、脱いでいたのかもしれません。私のようにむずむず脚症候群だったのかもしれません。体温調節がうまくいかなくて、パジャマを脱いで冷やしていたのかもしれません。パンツの紐がきつすぎて眠りにくかったのかもしれません。肌触りがどうしても好きになれなかったのかもしれません。においが嫌だったのかもしれません。感覚過敏や共感覚(こんど説明しますね)の児童もいたはずです。なのに、自分の状態をうまく説明できない彼・彼女らの言葉や意思表示をほとんど聞かず、無理矢理着させるという行為は、どれほどひどい行為であったかと、今、感じます。ごめんね＞学園のみんな

  2005年09月28日

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• 

  ひきがえる

  この家に越してきて初めて迎えた今頃の季節、妻ではなく、大きなヒキガエルが出迎えてくれたことがあります。毎夜、玄関に現れては、小さな虫を捕食していました。飛び跳ねるでもない、のたのたと歩くところはとてもユーモラスで、見ていて飽きないものです。そのあと、大雨が降ったあとの水たまりに卵を産みました。気が付けばよかったんですが、数日後に晴れたときにすっかり駄目になってしまいました。一部が小さな池にも入っていたので望みをつないだのですが、それも駄目でした。なんだか、とても申し訳ない気持ちになりました。もう、これで会えないかなと思いましたが、その次の年も、同じ個体かどうかは分かりませんが、一匹ほどやってきました。次の年はなぜか現れなかったのですが、その次の年も、また現れました。しかし、昨年は現れませんでした。実に寂しいものです。今日も雨、ちょっと楽しみに会社から帰ってきましたが、残念ながら姿は見えませんでした。ちなみに、これは妻のお気に入りのストラップです。スワロフスキーキャラクターストラップカエル

  2005年06月15日

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• 心の中の写真

  ちまたではセカチュウと言うのでしょうか、だいぶ遅れて、先日見る機会がありました。見ていると、やっぱり自分の初恋の人を思い出したりしますね。手も握れなかったその人との初デートは、(きっと、誰にとっても) 甘い切ない思い出です。喫茶店で食べた甘いパフェ、時計台の古い木造建築の臭い、、、外から見るとがっかりする人も多い札幌の時計台ですが、実は中に入ってみるととても素敵だったりします。時計台と札幌の歴史は中から見るべし、です。その時計台の中、外が見えるある小さな部屋で、誰もいなくなって、一瞬時間が止まる瞬間がありました。大きな白い木枠の窓、差し込む春の光、その手前に立って横顔を見せる彼女・・・私にとって、もっとも美しく切ない、こころの中にしか残っていない一枚の写真です。でも、実はその時も何もできませんでした。本当は、そっと抱き寄せてみたいと強く思いました。今でもそう思うから不思議です。(ここが男と女の違いか)その後、遠距離となり、いつか逢わない二人になっていましたが、彼女にとっての貴重な季節、沢山の思い出を作ってあげるべきだったと、とても後悔しています。(嫁さんには恥ずかしくって読ませられないですね)(一部、脚色しています。(^^; (白い木枠でなくて、アルミ枠だったかも。でも、許して・・・))

  2005年06月04日

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• 東藻琴の芝桜

  プロフィールに書いてあるけど、一番好きな場所は北海道の藻琴山。ここから見る、屈斜路湖と知床の山々は真に雄大です。朝には雲海が見られるかも。観光スポットでないのが何より嬉しい。人なんていない。でも、熊に会うおそれはあるので要注意。そして、ここの近くに芝桜公園があります。ある日、日が上がったくらいの時間にバイク(原付ですけど)で走っていたら、突然、とても良い香りがしてきたんです。「えっ、何だろう」と思ってその先に出てきたのが、この芝桜公園。一面、紫の絨毯のような山肌が見えてきて、びっくりしたことがあります。また、行きたいな。ちょうど、日経の Photo Today 24h に写真がでています。6月中旬までは見頃だそうです。皆様もどうぞ。

  2005年05月29日

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• 

  恐怖の漢字のテスト

  単語の暗記テストほど嫌なものはなかった。漢字も英語も両方駄目。10題出題されれば、答えられるのは5題くらい。酷いときは、2～3問しか答えられませんでした。恐怖の0点も記憶にあり。前の日に、ひたすら覚えようと勉強はするんですよ。例えば、10回か20回繰り返して書いてみて、次のページに移ると、もう書けない。少なくとも、次の日までもたない。そういう時、すっごい情けなくなるんですよね。国語のテストなんかは、漢字の書き取り以外の問題はほぼ満点。(でも、漢字で書かないといけない答えは必ず減点されていた。ひらがなで書くから)よって、国語の成績は中よりいつも下・・・ついでに、日本史もまったく駄目。豊臣秀吉すら漢字で書けなかったのを覚えています。でも、大学受験の時はラッキーでした。なんたってマークシート。漢字は、あるものの中から選ぶだけです。これだったら私もOk!それから、今の時代も大助かり。なんたって、この漢字変換の機能が私を救ってくれます。それにしても、この子が羨ましい・・・書　卓也3才（しょ　たくやさんさい）

  2005年05月16日

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• 蟹、大好き！

  北海道にいた頃、長万部の国道脇では毛蟹を大きな鍋で茹でているところが沢山あって、父と良く食べたものです。当時のは大きくて、身がたくさん入って、とても甘いものでした。味噌なんかたくさん。今でも、蟹を食べると、少し贅沢をしているような気になって、とても幸せな気持ちになります。そう、私にとって、蟹を食べることは幸せであることの証明のようなものです。(言い過ぎかも)(あと、真タコも好きな食べ物)結婚した頃は、北海道に帰省した時には妻にも沢山食べさせてと思っていました。と・こ・ろ・が、残念！妻はエビ・カニのアレルギーでした。見事にじんましんが出て、食べられません。これは、私が贅沢をしすぎないようにと、亡きご先祖様のご配慮かもしれませんね。 ※今日のむりくり検索※楽天ショッピングの中で、"毛ガニ 長万部 プレゼント"で検索してみました。一件だけありました。さっそく申し込んでみました。(^^;

  2005年04月27日

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• 新婚旅行から戻ってきたその夜に・・・

  無事に新婚旅行から帰ってきて、長く暮らすことになるその団地の一室で、初めての夜を迎えました。たぶん、双方疲れて直ぐに寝たということにしまして、書きたいのは、その後に起きた小さな事件です。朝、新妻が不安そうに私を見ながら言います。 妻「夜、私の腕をつねったんだけど、覚えてる？」 私「えっ？なんでつねるの？知らないよ。」 妻「本気でつねったわよ。すっごく痛かったよ」　 「ほんとに覚えてないの？」　 「ということは無意識のうちにつねったの？」青あざを作られた妻は、とても不安そうにしています。そりゃそうですよね、毎晩、旦那が無意識で体をつねるんだったら、たまらないよね。と、やり取りをしているうちに、記憶が戻ってきました。実は私は夢を見ました。夢の中で私は、「結婚っていいなぁ。幸せだなぁ～　でも、もしかしたら、これは夢かなぁ。そうだ、つねってみよう。」と思って、自分の頬をつねった事を思い出しました。ついでに、さっぱり痛く無かったことも思い出しました。どうやらその時に、妻の腕をつねったらしいのです。その後、妻はしばらく不安な夜を過ごしたそうです。幸い、その後の10年間で一度も同じようなことはありませんでした。今では、新婚時代の楽しい思い出の一つになりました。※今日のむりくり検索※楽天ショッピングの中で、"夢遊病"で検索してみました。おぉ、懐かしい。トムとジェリーだ。私はトムが好きでした！というより、トムが可愛そうでなりませんでした。２人が仲良くしている回が一番すきだったなぁ。

  2005年04月20日

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• 

  挨拶は握手からだと思ったのに

  英会話力は、仕事で必要すぎるくらい必要なんですけど、話せるようになりません。まず、聞き取れないから、話にならない。完全100%の英語コンプレックスです。新婚旅行は妻の希望でイギリスにいきました。広がる丘と牧草、そして羊。そして、突然の雨。想像通りのイギリスをすっかり堪能しました。ある有名なお城で、入り口を探してうろうろしていたら、入り口と思わしきところに紳士が立っていました。入り口と確信して近くに行くと、その紳士は微笑を浮かべながら私に手を差し出してきました。おぉ～、友好の挨拶かと思い、私も笑顔で手をのばしましたら、一言、「No. Ticket, please.」とかなんとかだって・・・新妻の前でむちゃくちゃはずかしかった。※今日のむりくり検索※楽天ショッピングの中で、"イギリス　城"で検索してみました。すると、ちょっと面白いものが見つかりましたよ。それは、クリオネが飼える水槽で、冷蔵機能付きの水槽のようです。世の中、いろんなものがあるなぁ。

  2005年04月19日

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• 空から落ちる～

  3月18日の日記にも書かせてもらいましたが、ずっと前にスカイダイビングをしたことがあります。１回だけのつもりが、同僚の女性もやりたいと言いだしまして、無理矢理、あと２回だけ付き合わされました。そこが情けないところ。その時の感想ですが・・・実は、とても怖かったです。小さな飛行機に乗り込んで、滑走路を走って離陸したら、あとはフリーフォールのポイントまでひたすら上昇します。そして、ドアが開けられると、外には広～い空がまっています。この時までの気分が最悪です。ともかく怖い。「止める～返して～」と叫びたくなるような気分だったのですが、下に同僚の女性がいると思うと、そうも行かず、泣く泣く飛び降りました。飛び降りた後、最高な気分なのは前にも書いたとおりです。初めてのとき、遊園地のフリーフォールとかバイキングみたいに、ストンと落ちる感覚があるのかと思っていて、それも嫌だったのですが、そういう感じはありません。何しろ、あっという間に時速200kmくらいに達して、あとはその速度で落ち続けるだけですから、落ちるという感覚はありません。風を切って飛ぶという感じで、とても気持ちがいいものですよ。ちなみに、観覧車は嫌いです。

  2005年04月03日

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• アリス

  高校の頃、私はアリスの大ファンでした。当時札幌に住んでいましたが、札幌まで来るときは必ず行きました。レコードもお小遣いがたまると一枚ずつ揃えていったのが懐かしい思い出です。そんなアリスの３人のメンバーは私にとっては別世界の人でした。ところが昨年、メンバーの１人の矢沢さんの"奥さん"とお話する機会がありました。友達の結婚式でのことですが、同じ席に座らせてもらいました。(その友人が私がアリスのファンだったことを知っていたので)私にとっては信じられないようなことで、もう、すっかり舞い上がってしまいました。友達の結婚式の場で、あまりアリスの話を持ち出すのは良くないかと思い避けていたのですが、奥さんの方が、逆にいろいろと話をしてくれまして、感激してしまいました。実は、矢沢さんの曲でとても好きな曲があって、それを口ずさみましたら「あっ、パパの歌だ」と言ってくださいまして、さらに感激です。奥様は、現在、シャンソン歌手として活躍中のようです。その結婚式でも素敵な曲を結婚式用にアレンジしたりしながら沢山聞かせてくれました。人生で経験する様々な出会いって、必然と偶然があると思いますが、矢沢さんの奥様との出会いは偶然かな。では、ブログでの出会いはどちらなのでしょうね。私は、たぶん、多くの必然があると信じています。シンクロニシティは、偶然に見えることに必然があることを示唆する考え方かと思ったりもします。※今日のむりくり検索※楽天ショッピングの中で、"アリス　昴"で検索してみました。この昴というアルバムに、玄冬記 -花散る日-という曲があります。この曲は、通夜の席で父を思う子供の気持ちを歌ったものです。皆さんにも、ぜひ、聞いていただきたい曲の一つです。

  2005年04月02日

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• 兄らしさを見せたいのに・・・

  「お兄ちゃん、キーパーやってよ」　　「ああ、いいよ。どっからでも打っていいよ。」弟が小学1年、私が大学生の時、雪で埋まったグランドでのことでした。兄としての威厳を保ちたかった私は、彼があまりにも離れて立っので、こう言いました。「そんな後ろからじゃなくていいよ。もっともっと前でいいよ。」彼は、嬉しそうにひょこひょこと前に出てきました。「よしコイ！」中腰で左右にスイングして、さっと格好良く両手を広げる私。(自分では兄らしいつもり)そして、小学１年のへなちょこシュート！ところが、彼の蹴った球は意外に速く、運動音痴の私は真正面から顔面でサッカーボールを受けてしまいました。めがねのフレームはひん曲がるし、あわてる私を、心配そうに見ている弟がいました。そのあたりから、兄の威厳は無くなりました・・・その後彼は、この一件で自信を得たのか、ずっと長くサッカーを楽しむようになりました。私が彼に与えた唯一の得意科目です。※今日のむりくり検索※楽天ショッピングの中で、"サッカー　雪"で検索してみました。雪上でも見やすいカラーボールが出てきました。そうだ、このボールだったらきっと止めることができたに違いない・・・

  2005年03月31日

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• こわ－い、ハプニング

  この日、ちょっとしたハプニングがありました。だいぶ遅い時間、集まった人もピークを迎えた頃、突然、停電したんです。単なる電気の使いすぎです。でも、皆さん、そういう状況ですから、電気が消えたのは相当驚いたようです。あわてふためいていました。私は懐中電灯を手にあわてて外に出て、ブレーカーを元に戻しました。そして、明かりが再びともりました。その瞬間の、その場にいた人たちの、時と場所を忘れて見せた安堵した顔が忘れられません。やっぱり、他人の死なんだなぁ・・・と感じました。あぁ～、でも、怖かった。きっと、父の横に座っていた人は、ひたすら怖かったかも。でも、母や祖母は、その時に語りかけて欲しいと思ったのではないかな。

  2005年03月21日

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• 

  飛行機から飛び降りて

  無が夢中で体を弓なりにして、安定したら景色を見て方向を確認します。体をうまくまげて、右に回ったり、左回ったり、手を引っ込めれば、頭を下に一気に前に、手を伸ばせば、足から落ちていきます。意外に小気味良く動くことができます。高度計を見て、そろそろだったらリールをひきます。(ただし投げ捨てないように)それまでのドドドォーという轟音の中で、バサバサバサという音が聞こえたら、あとはとたんに静かになります。鳥のさえずる声も聞こえます。自分も鳥になったような気分です。足元の小さな小さな建物を見る余裕が生まれます。人なんて全然わかりません。足をいくらぶらんぶらんさせても、空を蹴るだけです。そうこうしているうちに、車が見えて、人も見えて、目標の旗が見えます。そしたら、そこに向かって、右に左に行ったり来たりしながら、ジャスト、ランディングできれば大成功。もし、尻餅なんか付かなければ、そしてそれが初めてのことだったら、みんなにビールをおごらなくてはなりません。もう、10年以上も前のことで、それもたった3回だけの経験だから、たいしたことは書けないのですが、それでも、今でも、空を見ると、この事を思い出します。あの雲と同じところを飛んでいたと思うと、もう一回だけ、やってみてもいいかなぁ・・・なんて思います。※今日のむりくり検索※楽天ショッピングの中で、"スカイダイビング"で検索してみました。なぜかガチャピンが沢山でてきました。そうかぁ、ガチャンピンってスポーツマンだったんですね。ちなみに、私はこれが気に入りました。ウエザーマスター 気象予報計ウェザーステーション

  2005年03月18日

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• とても恥ずかしい誤読

  妻に良く笑われるのが漢字の読み間違い。絵画を「えが」なんて読んじゃったら小学生ですよね。学生の頃、足立区を「あしだてく」なんて読んでしまって笑われたこともありました。実は読み間違いはたびたびあって、よって、漢字変換でうまく出てこないと、どきっ！とします。私じゃないけど、一番笑ったのは、小学の国語の時間かな。教科書を朗読していたその彼は、「宿」という漢字を、悩んだあげく「ホテル」と素敵に読みました。彼のセンスの良さに、クラス一同、爆笑したのを覚えています。まぁ、そんなのは笑えばすむけど、私の恥ずかしい間違いは、「団塊の世代」もちろん「だんかいのせだい」と読むのは知っていますが、そのとき、なぜか、「塊」を似た別の漢字と間違えて、よりによって「だん○○の世代」と読んでしまいました。○○は、分からない方が私の為です。※今日のむりくり検索※楽天ショッピングの中で、"団塊の世代"で検索してみました。ぉお～、欧陽菲菲のCDが出てきた。小川知子も出てきました。谷村新司はでてこない。なぜか椅子が沢山ヒットします。

  2005年03月16日

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• デッドホースポイント

  アメリカで、そんなにあっちこっち行ったわけじゃないけど、訪問した中で好きなのは、やっぱりグランドキャニオンかな。おすすめの訪問の仕方は、まず、ロッキー山脈にある分水嶺に行ってチョロチョロと流れ始める川の始まりを見てください。次は、デッドホースポイント。州立公園だし、観光地っぽくないので、人が少ない分、じっくりと物を考える時間が取れます。景色も見てのとおりなかなかです。そして、ずっとコロラド川をたどって、ついにたどり着くのがグランドキャニオン。ただただ感動です。もう、圧倒的ですよね。どうして、あんなチョロチョロ川が、こんな雄大な景色を作り出せるのか。とても不思議な気がしました。※今日のむりくり検索※いつものように楽天ショッピングで、"デッドホースポイント"で検索してみました。資料請求のページが一つ見つかっただけでした。そりゃそうですよね。ぜひ、Googleか何かで検索してみてください。個人の方々の綺麗な写真が沢山見つかります。

  2005年03月08日

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• ニューヨーク

  たぶん、30年くらい前に父とニューヨークに初めていきました。まだ、中学生の頃で、自分にはとてつもなく大きな経験でした。(しかし、いまだに英語はしゃべれない・・・ 冗談にならない)良く覚えているのは、深夜でもずっとパトカーのサイレンが鳴りやまなかったこと、貧民区ではカメラを隠すように指示されたこと、大きくて厚切りのお肉、やたら大きい現地の人、そして、朝のスタンドバーでコーヒーを飲んでいた父の姿。さっき、友達からメールがきました。今、仕事でニューヨークにいるとのこと。いいな、私もいきたいな。父の真似をして、スタンドバーでコーヒーを飲むのもいいかも。

  2005年03月07日

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• 夜逃げ

  小学１年生のある夏の日、何人かのスーツを着た男性が家に入ってきて、物色しながら何か小さな紙をぺたぺたと貼り始めた。財産の仮の差し押さえである。ステレオ、テレビ、カメラ、麻雀パイ、自分の子供用の学習机にまでぺたぺたと張っていたのを覚えている。母から、どうにかすると、すべて持って行かれることになると聞いて、とても怖かった。そして、さらに数日して、もう、薄暗くなった頃だったと思う、家の前に一台のタクシーが止まり、母に乗せられた。母曰く「体を倒して、外から見られないようにするのよ。見つかると大変だから。」私は何が起きているのかさっぱり分からなかった。ただ、母もタクシーの中で身を伏せる様子から、ただごとではないと感じ、自分も、必死で窓よりも下に体を折り曲げていたのを覚えている。差し込む対向車のライトがとても怖かった。タクシーは札幌の中心部を過ぎて、やっと体を起こすことができた。そのまま、6時間くらいかけて、父の実家へと向かった・・・---当時、父は会社を持っており、代表取締役としてその運営をしていました。詳しいことは分かりませんが、借金か何かが原因で、会社の乗っ取りが起きた日のことだったようです。乗っ取った側には暴力団が絡んでいるということで、タクシーに身を伏せて逃げ出す必要があったようです。つまり、夜逃げでということだったんだと思います。その後、1年間の裁判を経て、無事に全て取り戻すことが出来たようですが、結局会社はつぶれ、関連の財産はすべて処分することになったようです。その間、私は父の実家や別のところで暮らすことになりました。田舎での生活は、子供の私にとってはとても楽しい思い出です。空も森も川もとても綺麗でした。しかし、自宅に帰ることができなかったのが、とにかく寂しかったのを覚えています。父にも、半年くらい逢えませんでした。なお、札幌の自宅は、乗っ取り側が強制的に住まわせた住人がいて、入ることすら出来ませんでした。その時の父と、今の私を比べると、自分は平々凡々と暮らしているような気がして、何かしなきゃという気になったりします。

  2005年03月02日

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• 涙がつららになっちゃう

  以前住んでいたところは、とても"しばれる"(特に冷え込むこと:北海道弁)ところで、マイナス20度は当たり前でした。そんな日は晴れていますから、朝にはダイヤモンドダストを見ることができます。(そういや、オーロラも見たなぁ)そのころ、ある養護施設の子供達を、朝、小学校までつれて行っていたのですが、20度をさらに下回るような日は、途中の大きな橋の上にくると一部の児童が泣き出して動かなくなっちゃうんですよ。風がピューピュー吹き付けるので、さっさと駆け抜けたいのですが、我慢できなくて泣き出してしまうのですよね。そうすると、ひどく泣く子の涙と鼻水が氷柱(つらら)になってしまって・・・　笑うに笑えない悲惨な状況でした。(笑ってたけど)自分が経験した一番寒かった日は、たしか、マイナス36度でした。しっかり飲んでの帰り道、10分もしないで酔いから覚めてしまったのを覚えています。やがて顔が動かなくなります。眉毛も凍ります。星も空にはり付きます。今、そのような厳しい環境に住む皆様、今が特に寒い頃だと思います。路面凍結による事故、水道管の破裂などはもちろん、湯冷えからのカゼなんかにあいませんように。お体を大切にしてください。なんだか昔の事ばかり書いていますね・・・※今日のむりくり検索※楽天ショッピングの中で、"しばれる"で検索してみました。海産物が多くヒットしました。この中だと、私としては"かじか"がおすすめです。見かけは悪いけど、一番体があたたまる鍋が出来るんじゃないか。

  2005年02月20日

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• 流氷を見たことがありますか？

  私は・・・タイトルで質問しておいてサマにならないのですが、実は私は見たことがありません。(かっこわるい)でも、泣く音は聞いたことはありますよ。当時、網走の近くに住んでいたので、思い立って流氷を見に行きました。でも、出かける時間が遅すぎて、着いたのは日没後。すでに、海のほうは真っ暗で、見えるのはわずか先まで。どこからが海なのかさっぱり分かりませんでした。いずれにしろ、遙か続く流氷を見ることはできませんでした。でも、"キュー"あるいは"キー"と泣くような音が聞こえました。さらに、"グググ"と呻くような音も聞こえてきました。その音を聞いて、その先に広がる流氷の海を想像するのも、なかなか素敵でしたよ。しかし、あの夜は寒かった。※今日のむりくり検索※ 何がでるのかな楽天ショッピングの中で、"流氷　音"で検索してみました。そんなの無いかと思ったら12件も見つかりました。ネイチャーサウンドとかで、そのものの音が録音されているものもあるようです。一部、おニャン子クラブとか、北島三郎のCDもありますが、これはきっと違うと思います。(^^;

  2005年02月19日

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