資生堂株主総会
昨日は母のお供で資生堂の株主総会へ行った。いずれはこの株をあげるから一緒に来てと言われた。伯母が行けないので、議決権をもらっての参加。大雨で有楽町からタクシーで会場の帝国ホテルへ。昨年のソニーに比べて物々しさはない。ソニーの参加株主は男性が圧倒的に多い上、来場人数も半端じゃなかった。母は毎年資生堂には出席しているが、こんなに長い総会は初めてだと言っていた。一般質問がとぎれないほど多いのだ。株主が1000株所有から100株所有から認められることになったとか株主に贈られる品物が詰め合わせからオリジナルフレグランスに変更になる件とか「何故?」「何故?」攻撃。途中から眠くなってきた。このご時世に配当金がアップしただけで良いと思うのだが。資生堂は総会の後、立食パーティーがあり、母がそれはそれは楽しみにしていた。だが、毎年簡素化しているらしい。昔は様々な種類の料理があったが、今はサンドイッチと飲み物のみ。それもビュッフェ台にはりついたまま動こうともしない常識知らずな人ばかり。熱いコーヒーを陶器に入れてくれるのは良いが、移動できない。すごい人で危険なことこの上なし。私は人にぶつけられ火傷した。人のことなどお構いなしなのは唖然とする。品性は資生堂らしくない株主が目立つ。資生堂は代々親から受け継がれて所有する層が多く、上品な株主が多かったが、最近では財テク的に購入するがめつい人が増えたのは悲しい。この会社が好きだから所有するという時代は終わったようだ。資生堂のイメージが崩れるので来年からは行かないつもり。【古本】女性の品格 装いから生き方まで/坂東真理子