都立中高一貫校の適正試験問題
都立中学の応募倍率が発表された。14.26倍である。この応募状況を見ると、女子の応募人員が1,202人でかなりの高倍率。書類審査で一体何人が通るのか。公立の中高一貫教育校では学校教育法施行規定で、入学者を決定する際に、学力検査を行わないものとすることとなっているため、私立のようにペーパーテストがメインとはならないが、それでもこの高倍率では適正試験がかなり重要になってくるのではないだろうか。この適正試験の問題がHPで公開されている(H18年度開校予定の学校分)が、かなり難度の高い問題である。ある意味、非常によく出来ている問題だ。各校によって適正試験の問題が異なっており、どこの学校を受けるかによって、対策も変わってくる(あくまでも「例」としてのっているので、実際はちょっと変わってくる可能性もあるが)。「合格」するとなると、これはちょっとよく対策を練らないとダメだろうな(当たり前だけど)。しかし、この試験を突破して入ってくる生徒さん達ばかりなら、確かに「都立復活」はある得ると期待できそうだ。今後の動向を見守っていきたい。