あんしーず的房間

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• ニューヨーク在住のドイツ人

  我が家の家業に興味があるそうで、こんなとこまでやって来ました、きれーなドイツ人の女性が。オットはいったいどうするつもりなんだか。義父（オットの父）もまたしかり。おもしろそうだったので、ムスコをつれて見に行きました。うん、やっぱり困ってた。あはははー。昔ＳＭＡＰの中居君が、外国人に「おすぎ」を紹介する時Ｈｅ　ｉｓ　ｓｈｅという名言を吐いたそうですが、しかもちゃんと通じたそうですが、きっとオットもなんかやってくれるだろうと。期待に胸を膨らませ、温かくオットを見守るあんしーず。けけけけけけけけけけ。ところがどっこい義父に首根っこをつかまれるようにして応接室に連れて行かれたのは、あんしーずでした。「なんでもいいから通訳せぇ。」ひどい、ひどいよ、お義父さん。わかんない。明治維新ってなんて訳したらいいの？京都御所って？年に１度のご開帳って？えい、適当に言っちゃえ。それでもね、彼女は喜んでくれました。「はろー」と「さんきゅう」以外の英語を久し振りに聞いたらしいです。まるで「地獄に仏」みたいな、すんごい安堵感が一気に顔に溢れておりました。あんしーずのいんちきな英語をこんなに喜んでくれた人も、これまでの人生でなかったような気がします。お土産に、チョコレートとスターバックスニューヨークのマグカップをもらいました。植木鉢カバーにできそうなくらいでっかいマグカップです。これになみなみとコーヒーを注いだら、たぶんあんしーず持てません、飲めません。お義父さんに「ペン立てにでもして。」と置いてきました。ムスコは別れ際「しー　ゆぅ～」と挨拶。でもね、ムスコ喜んで興奮しすぎて、熱出しちゃった。コドモってほんとに興奮すると熱を出すんだねぇ、なんてへんに感心しちゃったよ。

  2005.07.21

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• 胃カメラなぞ飲んでみました

  退院してからも、いまいち胃の痛みがとれなくて、食後は背中まで痛くなっちゃうんですよ。で、しょーがないので飲んでみました。『胃カメラ、脱力するのがコツです。カメラの存在を感じないように、無視するっていうか。ゆっくり、鼻で深呼吸。無心でお経を唱えているようなカンジだと、割と楽かも。』↑とのミニュ様の教えを胸に。平常心よ、あんしーず。体はココだけど、タマシイはどっかに飛ばしちゃうのよ。自分に言いきかせてみる。なんなのよーーーーーーーーーーーーーー。胃カメラ飲むまでがすでにツライじゃない。１、胃の中の泡をなくす為のシロップを飲む２、喉の麻酔３、胃の動きを止める為の筋肉注射４、仕上げの麻酔を、喉に直接スプレー１のシロップもちろんマズイ。２の麻酔。あお向けに寝て口を開けると、看護師さんがあんしーずの口の中にゼリー状の麻酔を大さじ２杯ほど。喉の奥でゼリーをキープ。５分間。ツライ、マズイ、５分が長い。口の中痺れてきたねぇ。３の筋肉注射、もちろん口がひんまがるほど痛い。４のスプレー麻酔、苦いーーーーーーーーーーーーーーー。やっと本番、胃カメラです。おうええええええええええええええ。喉の麻酔って何のため？ねぇ、なんの為？苦しいよう。先生は問答無用でつっこみますね。あ、なんか赤いのがモニターに映ってる。ああ、内臓って結構きれいな色だなぁ。ううううううううううううう、でもおなかの中にぐいぐい異物感があるよう、苦しいよう。エイリアンが体の中で成長してお腹突き破って出てくるってやつ、あれってこれよりツライんだろうなぁ。なんてことを頭の隅でぼんやりと。なにがツライって、胃に空気をパンパンに入れられること。膨らんでないとよく見えないからって、空気を入れるんですよ。そうすると、体は空気を出そうとするんですよ。そう、ゲップです。「ゲップが出そうになりますけど、我慢して下さいね。」って事前に看護師さんに言われてましたよ、そういえば。でもね、出すとか出さないとか、我慢するとか我慢できるとかじゃなくて出ちゃうんですよ。すんごい音で。たぶん悪霊が口から退散する時ってあんな音？信じたくないんですよ、自分の口からあんな音が発せられるなんて。苦しくてナミダが出ました。ヨダレもダラダラで、胃からは血も出たりしました。でも、一番イヤだったのは、ゲップです。それがアタシなんです、あんしーずなんです。あ、検査結果ですか？まぁ、胃が炎症起こして赤くなってて、出血なんかもしたりしてるけど、腫瘍も潰瘍もなかったので安心です。大腸の検査も勧められましたが、当分ご遠慮願いたいもんです。はあああああ、疲れた～。病気になりそう。

  2005.02.26

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• 政治家の病室

  こないだの三連休、これが追い討ちとなったのでしょう。オットが仕事でほぼ不在でした。起きてメシ食って出勤、深夜帰宅即寝起きてメシ食って出勤、深夜帰宅即寝起きてメシ食って出勤、深夜帰宅即寝カスタネットが叩けちゃうよ、この単調なリズムにはさ。２歳児とどっぷり母子家庭生活。濃い、濃いわぁ、体力ありあまった２歳児との３日間。疲労こんぱいです、あんしーず。月曜日、疲労という名の重いリュックを背負って出勤。仕事帰りにラフィネへごーごー。神の手を持つ女まっきーをご指名、４０分のボディ・ケア。あははぁぁっぁあああああん、きもちよかぁあぁあああぁぁぁあ。ぜつみょうよ、まっきー。足をマッサージしてもらってるのに、アタマのてっぺんが、前頭葉の辺りが気持ちいいよう。肩甲骨の下のあたり、ごりごりしてるでしょ、それ、それよそれ。全部やっつけてぇぇぇえええええ。ああ、ぎぼぢよがっだぁぁああ。まっきー、相変わらずいい仕事。一気に血が通いはじめるもんだから、嵐の船の上にいるようにふらふらして、しばらくは立てないんだよね、ここくると。ラフィネオリジナルのハーブティーを飲みながら、しばしの休憩。家に帰ってからもね、いいことあったんですよ。連休明けで疲れたのか、ムスコが夜７時過ぎには寝ちゃったんです。こんな時、ムスコは朝まで起きません。起きません起きません起きませんように起きませんように起きませんように起きませんように起きませんように起きませんように起きませんように起きませんように（念）神様、これはご褒美ですか？疲れてるんだから、とっとと寝りゃーよかったんでしょうけどね、夜、せっかく一人だわって思うと、やりたいことがいろいろ出てきちゃうじゃないですか。とりあえずお風呂で本読みながら１時間。その後お顔にシートパック。新しいマニュキュアを塗り塗り。風邪ひいちゃったみたいですね、ﾎﾞｿｯ翌日の火曜日、起きると昨日より体がつらいんですよ。だるくてだるくて起き上がれない。はい、会社休みました。社会人としてくずですね。寝てたら、熱が上がってきたのでしょうかね、体中の筋肉が痛いんですよ。かかりつけの内科医院へごーごー。薬もらって飲んで寝ました。翌日の水曜日。更に悪化。ええ、もちろん会社は休みましたとも。薬飲んで寝て。午後、その薬を吐きました。吐きました。吐きました。ヤバイ痛みです。この痛みには記憶があります。胃腸炎～。夕方、オットにちょいと大きな病院へかつぎこまれた時には、足腰立ちませんの、ほほ。病院でも吐き続けて、軽～くケイレンまでしちゃって、ちょいとヤバイ人みたいになりながら「痛み止めくれ、痛み止めぇ。」と叫び続け、点滴２本に筋肉注射を２本打ってやっと眠れたのが深夜２時でしたねぇ。しみじみ。あ、オットですか？とっくに帰ってました。その夜は結局２時間ほどしか眠れなかったんですけどね、翌朝我に返って病室見て、感無量。「今、個室はこの部屋しか空いてません」って言われて入った、１日８０００円の個室。テレビ、電話、ツードア冷蔵庫、タンスにロッカー、トイレにお風呂（シャワーじゃなくて、バスタブつきのお風呂）、ソファとテーブルの応接セットにミニキッチン。そして３畳の和室あんしーず政治家みたぁ～いなんて浮かれる余裕も出てきました。ほら、ドラマとかでよくあるじゃないですか、汚職とかでちょいと進退窮まった政治家が「緊急入院」しちゃう時の、豪華な病室。あれですよ、あれ。だって、住めちゃうもん。っつーか、本当の病人だったら、こんなに広くて設備の整った部屋にいろんな人が来て、ザワザワ料理なんかされちゃったらアンタ、うっとおしいでしょう。あるんだねぇ、こんな部屋。この部屋には２日滞在して、別の個室が空いたのでそっちに替わりました。だって、コワイの、あの和室。ベッドに横になって足下のほうを見るとふすまがあるんだけど、夜中にすーーーーーーーーーっと開いて、白い手が出てきそうなんだよう。コワイよう。もっとコワイのが、肝臓関係。最初の血液検査で、「急性胃腸炎ですが、白血球の数もかなり増えてますし、肝臓の数値もあまりよくない。」と言われていたんですよね。ビールとかぁ、大好きだしぃ。やっぱりぃ、ちょっと気になるぅ。脂肪肝とか　脂肪肝とか　脂肪肝とか　脂肪肝とか　脂肪肝とか脂肪肝とか　脂肪肝とか　脂肪肝とか　脂肪肝とか　脂肪肝とか脂肪肝とか　脂肪肝とか　脂肪肝とか　脂肪肝とか　脂肪肝とか脂肪肝とか　脂肪肝とか　脂肪肝とか　脂肪肝とか　脂肪肝とか脂肪肝とか　脂肪肝とか　脂肪肝とか　脂肪肝とか　脂肪肝とかついでなのでいろいろ検査してもらいました。腸にうんこたまってるぐらいで、あとは異常ナシ。きゃーーーーーーー、神様ありがとう。最初の検査時の肝臓の数値も、他の内臓の炎症にともなうものだったみたいで、退院時には問題なし。よがっだぁあぁあ。とりあえず、今週なかばまで会社も休みをとったのでのんびりします。

  2005.02.20

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• 床屋で顔剃り

  うちの近所にある床屋。赤と白と青のクルクルが回る床屋。バーバーナカオ（仮名）ですよ。ちっこい電光掲示板なんか店先に置いちゃって、いっつも気になってたのよ、そのうたい文句に。レディスシェービング～お顔剃りとマッサージでつるつるのお肌に床屋で剃ってもらうとそんなに違うのかしらねぇ。どうなのかしらねぇ。昨日、我慢できなくなって行ってみました。ミスターナカオとミセスナカオのお２人が、にっこり迎えてくれたんですけどね。先客は若いお兄ちゃん。お兄ちゃんの隣の椅子を勧められました。あんしーず、ちょいと暗い気持ちになりました。そのお兄ちゃんのアタマが、デビュー当時の吉川晃二みたいだったからです。ミスターナカオ、センスがあの時代で止まってます。そしてそんなミスターを慕う輩が集う場所なのでしょうか、ここは。任せて大丈夫なのでしょうか。顔の毛剃るだけだし・・・。あ、シェービングクリーム泡立ててる。リチャード・ギアの髭剃りシーンみたいね～。おや？ミセスのほうのナカオがやってくれるの？襟足から？へーーー、顔だけじゃないんだね。「着物着る時なんかに剃りにくる人が多いんですよ。」なるほどねぇ。粋な姐さん風に、後ろにぐいっと大きく襟を抜いて着ても見苦しくないわね、こうしてもらえば。ふむ。次はいよいよ顔ですね、顔に入るんですね。おお、床屋の椅子は完全に９０度リクライニング。足元もグイっと上がって、寝台になっちゃった。へーーー。蒸しタオルを顔にのっけてもらって、いい気持ち～。始まりました。ひょいと顔の皮と肉をひっぱりながら、しょりしょりしょりしょり。眉の辺りにさしかかったとき、ミスターのほうのナカオに交代。「眉どうします？」「そのままにしといてください。」しょりしょりしょりしょり。また蒸しタオル。ぷはー。「エステで使ってるのと同じ化粧品でマッサージしときますからね。」といって、なんかオバチャンの化粧品の匂いのするクリームをたっぷり塗られ、時間をかけてお顔のマッサージ。マッサージはイマイチね、もうちょっと練習してね、ミセスのほうのナカオさん。最後にシートパックまでしてもらって、終了です。仰向けになったまま、手鏡渡されて顔見ましたよ。ぎゃふん。すっぴんな上に、重力に逆らえない肉と皮。魚みたいな顔・・・。セックスの時、オットが見てるのはこの顔なのか？そうなのか？よく萎えないもんだ・・・。全部終わってみたら２時間が経ってましたよ。３０００円でした。安いもんだと思います。夜、顔を洗ったら石鹸の顔へのあたりがまったく違うーーーーーーー。なんじゃこりゃぁ。この感触は言葉にならないよ。自分で剃ってもここまではムリだねぇ。化粧ののりもバツグンできょうはもち肌、あんしーず。眉毛が微妙に細くなってるんですけどね。やられちゃいましたね、ふっ。

  2005.01.20

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• 病み上がりの夜空に

  一昨日まで足腰立たないほどの病に臥せっていたあんしーず。復活でございます。気力も体力も満ち満ちて。オットも以下同文。病の原因がほら、 アレでございましょ？だったらナニする。さぁ何する。さぁさぁさぁーーーー。 大掃除ですよね。もちろん。頑張りました、昨日は。寝室です。２人でダブルベッドまで動かして。ベッドの下から１年分のホコリがぐるぐる巻きになって出てまいりました（ナミダ）。あんなに掃除したのに。とにかく徹底的に寝室を掃除して、これを機にオットが使っている布団の下に敷くマットレスを買い換えようということになったワケですよ。で、「いい、すごくいい！」と言ってオットが買ってきたのが体圧分散　りラクナーション敷布団低反発とかじゃなくて体圧分散？リラクゼーションじゃなくて、りラクナーション？しかも「り」だけひらがなだよ、コレ。見たことある、こういうの、こういうインチキな日本語。中国や東南アジアのＴシャツ屋で。こんなのに身を任せて大丈夫なのか？オット。ま、好きにするでしょう。日も暮れて夜７時、本日のメインイベントです。学ばないあんしーずにください。ムチとか特効薬とか。怠け者に打つムチですよ。見て見ぬふりをする眼に効く特効薬ですよ。８０００円までなら出しますから。早くて安くて安心ねっ　　暮ら～し安心クラ～シアンこれまでに学んだことはひとつ。手に負えなくなったら早めにプロへ。あんしーず家の風呂、浴槽の水を栓抜いて流すと洗い場のほうへ流れて行ってしまうようになっちゃったんです（ナミダ）。ここへ引っ越してきて４年。最初は排水溝に「髪取りキャッチャー」なんていうシール式のやつなんかもこまめにやってたんですけどね。コドモが生まれた頃からでしょうかね、付属の網だけでもいいような気が致しましてね、お風呂のお湯流す時も髪の毛浮いてても特に気に留めず、そのままざーーーーーーーーっと流してたんですよ。そしたら最近、洗い場がプール。ってな状態に陥りまして。電話したんですよ、ついに昨日、クラシアン。１５時ごろ電話して１９時に参りますと。ああ、今日中に来てくれるのね。ありがとう。なかなかイケテル若いにぃさんが、特殊な機具で排水溝をガゴーガゴーガゴーっとやるとでろでろでろーーーーんって、ナンカ出てきました（ナミダ）髪と石鹸カスと垢と脂だそうです。お兄さんは、いろいろ役に立つアドバイスもしてくれて、でろでろんのキタナイものも持って爽やかに帰って行きました。ああ、疲れた。今日は一日ご苦労さん。よく頑張ったね。なんて自分を褒めるのはまだ早すぎました。だって、あんしーず家には手つかずの年賀状が～よかった、写真印刷しといて。なんとか終わらせて寝ました。はーーーーーーーーーーーーーー。疲れた。

  2004.12.27

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• 

  賭神

  香港映画界で不動の地位を築いたチョウ・ユウンファ様。アクションもシリアスもこなす彼は今、活動の拠点をハリウッドに移し名作？「グリーンデスティニー」でもその健在ぶりをアピールしたわ。ぱっと見は、普通の人なんだけどね、映画が始まるとそこいらのケツの青い韓国俳優なんて及びじゃないくらいの「オトコ」の哀愁と色気と頼もしさがムンムンムン。そうよ、「嗚呼、アタシ女だったんだわ」って思い出させてくれるようなお人なのよ。そんなチョウ・ユンファ様の数ある主演作の中の代表作のひとつが「賭神」つまりゴッド・オブ・ギャンブルってやつなんですけどね。持ち前の知力・胆力・テクニックでギャンブルの神と言われた伝説の男。チョウ・ユウファ様の代表作なんですよ。で、なにをダラダラまた言い訳してるかっていいますとね、先日あんしーずはひょんなことからがちゃぽん無限地獄の住人になっちゃったんですけどね。憎いアイツは「あんぱんまん　くっつくんです　３０」。もう家にはアンパンマンとカレーパンマンとメロンパンナちゃんとしょくぱんまんとバタコさんがいるの。でね、どうしてもムスコが愛するバイキンマンが欲しいと。あんしーずのココロの奥に眠っていたギャンブラーな魂が今ここに目覚めちゃったみたいなんですよ。で、行ってきましたよ。無心よ無心、あんしーず。一切の煩悩を捨てるのよ。念じて１００円入れて、グイッ、ポン。マイガーーッカレーパンマンでした。カレーパンマンや、アンタはもうおうちにいるのよ。そう、あんしーず家にアンタの居場所はないの、ねぇ、ないのよ。も、もう一回だけ。ひぃぃいいいいなんてことカレーパンマンだよう帰りました。負けました。でもね、これはね、このがちゃぽんってやつはね、賭神のチョウ・ユンファ様にだってムリなはずよううううう。そうね、そうよね、そんな悪魔の機械に血迷って手を出したあんしーずが馬鹿だったのよね。足を洗います。金輪際、この世界からは手を引きます。 カレーパンマンは三つ子だったんだね。

  2004.11.21

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• 限定品ですから

  先日、ムスコとホームセンターの休憩コーナーでまったりのんびりお茶飲んでると、「あん・ぱん、あん・ぱん」とムスコが叫ぶのです。目の前には、ガチャポンマシーンが２，３台。そう、あれですよ、１００円入れるとカプセルに入ってるおもちゃがポンっと出てくるあれです。「アンパンマン　くっつくんです　３０」ってやつでした。アンパンマンとその仲間達がマーチングバンドになってるマグネット。ムスコはね、現在アンパンマンとその仲間達に心をわし掴みにされてるんですけどね、中でもアンパンマン、バイキンマン、メロンパンナちゃんの順に好きらしくて、あんしーずがお絵かき帳にクレヨンで書いたインチキアンパンマンですら、「アンパン、アンパン、アンパン」と、失神するんじゃーないかってくらい興奮して叫ぶんですよ。バイキンマン見ると、両手をグーにして人差し指立てて「いち」にしてアタマの上にのせるんです。そう、彼はバイキンマンになってしまうんです。ちらっとでもバイキンマンが見えると、「はっ」と息をのんで、無言でバイキンマンになるんです。ムスコのバイキンマンのそりゃあもう愛らしいのなんのって。寝てる時と何か食べてる時の次ぐらいに可愛いんですから。メロンパンナちゃんはね、なぜか「びぃび」と命名してあるので、まぁ見ると「びぃび」と言いながら指差す、と。まぁそんなとこで。そんなムスコとどっぷりアンパンマンにつかる生活してるもんですからね、つい財布から百円出しちゃったんですよ、あんしーず。マグネットかぁ、マグネットだったら使えるよね、なんてちらっとふらっと思っちゃって。百円入れて、グイッ、ポン。バタコさんでした・・・。もちろんムスコは見向きもしません。フラフラと、次の百円を入れました。お、メロンパンナちゃんムスコは「びぃび」と一言、お愛想言ってプイっと。帰りました。なんだよ、この敗北感は。オットに話したら、翌日、つまり昨日ムスコと出かけたっきりなかなか戻ってこないんです。帰宅後、得意げにポケットから取り出したのがアンパンマン、カレーパンマン、しょくぱんまんなんてこった花形キャラばかりじゃないか負けたのか？アタシはオットに負けたのか？でも待ってあんしーず。バイキンマンがまだじゃない。ムスコがあんなに愛してるバイキンマン。ここであんしーずが引き当てて見せたいわ。一発逆転だわよ。かーーーーー。でもなーー、ガチャポンだしなぁ。グリコのオマケでも食玩でも、欲しいものは当たらないっていう天の摂理があるんだよなぁ。同じヤツがいっぱい出てきちゃったりするんだよなぁ。かぶっちゃうのって、どうしようもなく、自分を責めたくなるくらいもったいないんだよなぁ。ああああああ、ガチャポンマシーンの前で一日張り込んで「ちぇっ、バイキンマンかぁ」って方からお譲りしてもらいたいくらいだわ。ああ、どうすっかなぁ。おや？カプセルの中に入ってる小さな紙切れよーく読むと１０月　くっつくんです　３０１１月　くるっぽんスタンプ１２月　たいそうアンパンマン　１月　くっつくんです　３１え？毎月新シリーズが出るの？てことは、あのガチャポンマシーンの中身がカラになったら、もうこのマーチングバンドは揃わないの？永遠に？限定？うそんい、今しかないってこと？あんしーず、テレビのニュースで「ディオール表参道店のオープンに伴い限定バッグを買うためにおよそ１０００人が行列を作りました」ってなの見ると「まったくニッポンジンってのはよう。平和だよう。けっ。」なんて思ってました。でも、今のアタシ笑えないわ、その人たち。嗚呼、これね、これなのね。日本中のおかーさん達が苦しむがちゃぽん無限地獄ってのは。バイキンマンかー。くそー。なんかはまってるよなー。どーすっかなー。みんなどうしてるぅぅううう？

  2004.11.17

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• 

  商売繁盛

  今日は日曜日。なのに仕事。国際交流関係のイベントにうちの会社のブースもあって、上司が「なんかテキトーにやっといてくれ。」って言ったから。断わりゃいいのに。絶対許さん（怒）。なので、勝手にやらせてもらいました。あんしーずの家に眠るナンデコンナモノ買ッタカワカラナイアルヨって物とか、意味がよくわからない贈り物とか。つまりキッチュでチープな ガラクタ 中国雑貨があんしーず家にはザクザク眠ってるわけよ。で、今回その中の「捨てなさい。なんとかしなさい。」とオットに命じられた ガラクタ 品々を売っちまおうと。 　娘風チャイナワンピースと宮廷風襟高刺繍ジャケット（綿入り）どっちも未使用 西安の始皇帝凌ででしつこい売り子に根負けして買ったレプリカ出土品とか、使いもしない紅楼夢トランプとか、白檀の香りを「ふりかけただけだった」ニセ白檀の栞とか、その他いろいろ顔のゆがんだニセミッキーとニセミニーのナイフも、イケテルにーさんに「コレがいいの、コレが。中国は。ジーンズのＬＥＥ（リー）がなにげにＬＯＥ（ロエ）になってたり、ＨＡＮＥＳ（ヘインズ）がＨＡＮＳＥ（ハンス）になってたり。こーいうのを探すのが楽しいのっ。」と言い張ってお買い上げいただき、なんかよくわかんないスイカを枕に寝そべる太った男の子と女の子の泥人形は「幸福の象徴です。玄関に飾ったりすると運気も上がるんです。」と、少し元気のないオバ様に元気よく力説してとにかく、売りに売りまくったわけです。７，２００円になりました～。いやぁ、捨てなくてよかった。ふらりと様子を見に来た上司があっけにとられてた。「あんしーず君、鮮やかなもんだねぇ。あんだけのガラクタ、全部売りつけたのかぁ。」ほっといてくれ。「営業の才能あるのか？」余計なことを考えるんじゃない！！！！！あたしゃ営業なんてイヤですよ。帰宅後、オットに「全部売れた。７，２００円になった。」と報告したら、仰天してた。悔しそうだった。なぜって？それはねこないだオットが「もう聴かない。」って売ったたくさんのＣＤは４，０００円ちょっとにしかなってなかったからよ～ん。今日は勝ったぞ、あんしーず。お義母さん、夕飯ごちそーさま。おでんもニシンも美味しかったです。今日はビールもうまいっす。

  2004.11.07

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• ★２つ

  今日は眼科へ～。もうかれこれ一ヶ月、右目下瞼のものもらいが治りません。あれ？いつもの年配の上品な女医さんじゃないみたい。正面から見たら、まぁ、３０代とおぼしき美しい女医さんでした。なんでも水曜の午後は医科大からこちらの先生がいらっしゃってるんですって。知らなかったわ。ああ、イイネ、イイネェ。女医とか看護婦（看護師じゃなく、あえて看護婦ね）とかスチュワーデス（キャビンアテンダントじゃなく、あえてスッチーね）とか婦警とか、美人が白衣や制服着るとイイネェ～。あんしーず、ただのおっさんになりました。いんや～、こんだけの知的な美人がお医者さんだって～。いるもんなんだねぇ。いっしょけんめオベンキョしましたって感じの女医さんには、今まで何度かお世話になったけど、こんなウツクシイ方は初めてよ～。ちょちょっと診てもらって、「膿を出しときましょうか。」のお言葉にも、夢見ごこちですんなりＯＫ。切って膿出すってのは、先週経験済みだから、どんなもんかは分かってるし、痛みの経験値も上がってるはずだから。おや？前回の先生は、横になってからやったはずだけど、この美人の女医さんは、このクルクル回る背もたれも肘掛もない丸い椅子にアタシを座らせたまま、なさるの？でも、美人だし。いってぇえええおい、膿じゃなくて血が出てるぞ。大体、まばたきしただけでも痛い膿んだ場所に麻酔もロクに効いてないうちに、ちっちゃいとはいえメスをザックリ刺すなんて、アンタどういうことよ。しかも、そんなアタシに「動いたら危ないじゃないっ。」ってどういうことよ。恥ずかしながらあんしーず、あまりの衝撃的な痛みに貧血起コシテ、倒レチャイマシタヨ「ヤバイ、この医者絶対ヤバイ。」さっきまでの陶酔感は霧のように消えました。まるで、さえないおっさんが「街角の書店で、清純無垢な女子高生とふとしたことから知り合い、胸ときめかせてみたけど、実は性悪で、財布盗られちゃった。」みたいな。そんくらいの衝撃の裏切りです。倒れたけど、そこはさすが病院です。あっというまに寝かされて、血圧なんて計ってもらっちゃいました。で、もうトコトンこの医者が嫌になったので、しばらく休んだ後「今日は体調がすぐれないのでもう帰ります。また後日改めて診て下さい。」と言って、とっとと帰ってきました。もちろん、来週は絶対に水曜の午後になんか行きません。二度と会いたくないオンナです。あたりまえのことですが、医者は顔じゃーありません。腕です。想像力が貧困で不器用なヤツがメスなんて持っちゃいけないんです。胃下垂で太れないけど相撲取りになりたいってのと同じくらい無謀でキケンな事なんです。あたしぃ、お酒とか飲めないんだけどぉ、ソムリエとかなりたいんですぅ、ってくらいお馬鹿な事なんです。ほんと、勘弁してよ。今日のイタミは★２つ。

  2004.10.13

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• 

  全部見せちゃう

  恥ずかしいけど、見せちゃうわ。ナニをって？洗濯層の裏っかわです。あんしーず、この連休はお掃除強化Ｄａｙｓでした。トイレのタンクの蓋外して、風呂場でゴシゴシ。ついでにタンクのなかもゴシゴシ。ベランダも、玄関も、外廊下も、タワシと洗剤でゴシゴシ。仕上げは濡れ雑巾で拭いたわよ。窓際に置いてあるソファも、ムスコの転落防止のために移動。模様替え～。こんだけやったら、運気とかアップしちゃうんじゃない？コパさん。家族みんな健康になって、宝くじとかもバンバンあたっちゃって、どっからでも、来やがれ幸運。やっほう。そして、最終日の今日はメインイベントだったんです。初めてプロに洗濯層のクリーニングをお願いしたんです。いやらしいハナシですけどね、あんしーず、ちょっと自信があったんですよ。だって、この洗濯機を買って四年、洗濯層用付け置き洗浄剤なんてのも結構こまめにやってたし、洗濯機についてる洗濯層洗浄ボタンなんてのも押して、６０分洗浄なんてのもやってたし、洗濯層専用ブラシなんてのも買っちゃって、ゴシゴシしてたし。だからね、ぱかって開けてみたら、クリーニングのおじさんが「奥さ～ん、こりゃあ、オイラの出る幕なんてないや。綺麗なもんだ」なんて言われちゃうんじゃないかしら、ぐふふ、なんて密かに思ってたんですよ。で、オットに鼻高々～。オットはアタシにまた惚れ直しちゃったりするのね～なんて。現実は残酷です。こんなでした。（ウツクシクナイ画像です。嫌な方は見ないで下さい） 汚い。汚すぎます。人が殺せます。少なくともあんしーずは、ショックで心臓止まって死にそうでした。ナミダの海に溺れて死にそうでした。こんな洗濯機で、今までムスコの服を洗ってたのか。こんな洗濯機で、今まであんしーずのブラやパンテーを洗ってたのか。こんな洗濯機で、今までオットの、は別にいいけど。このキタナイもの達はおじさんに連れられて、行っちゃいました。おじさん曰く「洗ってる時キタナイものが飛び散りますから、とても家の中では洗えないんですよ」ですって（ナミダ）。一戸建てのお家だったら、庭先で洗っちゃうらしいんだけど、ウチみたいなマンションは、一回会社まで持って帰ってそこで洗って、また持ってきてくれるらしい。「奥さん、これかなり綺麗なほうですよ。なんにもしてないお宅のだと、水垢と汚れがこんな分厚い層になってるとこもあるんだから。」だって。ありがとう、おじさん、慰めてくれて。１時間後、ピカピカになった洗濯層が戻って参りました。 １１，０２５円。高くありません。今まで躊躇してたアタシが馬鹿でした。来年の初夏には家中のエアコンを（っていっても２台しかないけど）お願いしようと決心しました。あんしーずの連休が終わりました。ちゃんちゃん。

  2004.10.11

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• 

  ★１つ

  ここ１ヶ月ほど右目の下瞼に目もらいができて、すごく不自由。一時は上の瞼にまでできちゃって、そりゃーみっともなかった。内服の抗生剤とか目薬２種類とか、せっせと飲んだりしてるけど、下瞼のほうは一向に治る気配がない。治るどころか、ここ数日はまるでアズキのような形状になっちゃった。そのアズキが、夕方痛み出し、鏡を見たら白く膿んで米粒みたいになってる。かかりつけの眼科は診療終了してた時間だったけど、一応電話してちょっぴり大げさに伝えてみたところ、「じゃあ、今からいらしてください」だって。よかった、明日仕事遅刻せずにすむ。眼科では、年配の上品な女医さんが一言。「破っとく？」そういうわけで、歯医者みたいなリクライニングする椅子に横たわり、小さいメスで患部にメス入れて、膿をぎゅっと押し出すことに。看護婦さん、目に入れる麻酔、だらだら垂れて口に入ってるんですけど、大丈夫っすか？先生、時間外だからって、ヤケクソになってません？ぎゅうぎゅう押し出してる手に、あんまり容赦とか愛情とか感じないんですけど、結構イタイんですけど。なんか熱いんですけど。ほっほう、瞼の内側と外側２箇所切るのかぁ。「自分で持ってね」って渡された膿盆に、なんか流れ出てる。目からナミダじゃない液体が流れてるようあ、終わったみたい。眼球じゃぶじゃぶ洗ってくれてるわ。で、薬塗って目薬入れて眼帯しておしまい。帰宅したら、眼帯姿のハハにムスコがやたら興味を示してまとわりつく、まとわりつく。親知らずの手術のほうが痛かったな。出産のほうが、怖かったし長かったし痛かったな。医者でやった処置としては、痛みの度合いは★１つってとこでしょーかね。 おめめがイタイの

  2004.10.05

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• 防犯訓練の少林寺拳法

  ムスコの保育園は月に一度父母会がある。なんかダルイ話し合いでもあるのかと思っていたら、そうでもなく先月は歯科医のお話会。で、今月は「少林寺拳法の先生による防犯訓練」だった。ウデを掴まれたり、後ろから襲われた時、パニックにならずに自分と子供の身を守りましょうってやつ。先月の歯科医の先生といい、今回の少林寺の先生といい、話がうまくておもしろい人を呼んでくれてるので、楽しくお勉強。で、少林寺拳法ですがー。襲われた時の心得。１、大きな声をハラから出す２、目を狙う余裕があれば３、オマタを狙ううふふ。オットで練習してみようかな。

  2004.09.04

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