コーラス/ダニー・ザ・ドッグ/オット語録(映画編)
最近、優待券やら招待券やらザクザクもらったので映画づいてる日々。オットと見に行ってまいりましたよ、コーラス。いやぁ、よかった。よかったのよ、これが。美しかったのよう、主人公の少年の顔と声。天使の顔と声をもつ少年が出てるのさ。第2時世界大戦後のまだ貧しい時代のフランス。親を亡くした少年や素行に問題ありとされた少年ばかりが集められる寄宿学校が舞台でね。みんな本当は淋しいから悪さばっかりしてるんだけど。転任してきた元音楽教師によって、合唱の手ほどきを受けて、歌う喜びを通じて気持ちが温かくなっていくってストーリー。ストーリー自体は、こうやってあらすじ書くと別にどってことないんだけど、とにかく合唱が、ソロがとてつもなく美しい。絶対になくなってしまうボーイソプラノが美しければ美しいほど儚くて切ないねぇ。映画が終わってエンドロールになっても、ずっと響く合唱の歌声のせいかお客さんが一人も席をたたずに静かに聞いてたねぇ。映画館で見てよかったぁ。ダニー・ザ・ドッグはですねジェット・リーとモーガン・フリーマンが出てて、脚本がリュック・ベッソンなのでおもしろくないはずはないだろう、と。そう思って、タダ券使って一人で見に行きました。まぁ、普通におもしろいよ、と。DVDなってからでも別によいね、と。ジェット・リー、結構演技できるんじゃん、と。だって捨てられた子犬の目でしたから。ダニー・ザ・ドッグのドッグって、劇中では「飼い犬」とか「殺人犬」的なニュアンスで使われていたけど子犬よ、子犬。とりあえず、ジャッキー・チェンにはできないね、この役は。好きなんだけどね、ジャッキーさん。余談ですが昔中国に留学してた時、男の子達は「李連傑(リー・リェンジエ)すげぇ。」とVCDを見て興奮しておりました。あんしーずもたまに見て、「ほぉ、まだまだこんな人がいるとは、やっぱ大陸は広いねぇ。」なんて感心しておりました。そんな「大陸のスター」だったリー・リェンジエ。いつのまにかジェット・リーなんて名前になってハリウッドで成功してたのねぇ。やっぱり本物っつーのは光るんだねぇ。おまけのオット語録(映画編)以前、借りてきたビデオをあんしーずは夜中一人で見ておりました。なんでそんなもん借りたのか、今となってはさっぱりわかんないんだけれどもリブ・タイラー主演のジェルに気をつけろ。うん。つまんなかった。クソみたいにつまんなかった。リブ・タイラーがたぶん過去最高に太ってた時の作品で。「こんなにつまんないまま終わるはずがない。だってリブ・タイラーだもの。きっとすごいどんでん返しとかあって、おもしろくなるんだわ。」って思ってるうちにほんとに終わっちゃって・・・・。あまりにもむかついて眠れなくなったので、寝てるオットをムリヤリ起こして文句たれたのさ。「あのさ、リブ・タイラーがさ~~~~~。」ぐったりと目を閉じたままのオットがつぶやきました。「ごめんね、あんしーずちゃん、オレはらたいらーなら分かるけど、りぶたいらーは分かんない」あら。そう。じゃ。おやすみ。