まだ見ぬ友へ
ジョギングの練習はそこそこにできてきた。補強とストレッチも何とかなっている。あとはお稽古。。。。。自分に言い聞かせる為に、日記を書いてる訳ね。日本に帰りたいと思う最大の理由がここ。始めたときは夏暑くて冬寒い、この武術に閉口する事も多かった。もともと戦う為の技術磨きって、信用できない気がしていた。いつ辞めていいのか解らなくなった頃、歴史に秘められたロマンに気がついたと言うか?ほそくながくやっていきたいなぁとおもうようになって。文化と言うか、気質があってるのかもしれない。さらに、ちょっと眺めに海外に住んでみると、日本で暮らしたときの便利さや、気にしてなかった文化に染まっている自分が発見出来たりする。武術なんてモノは、アジアが神髄なんだなぁ、と。オーストラリアでもそれなりにマーシャルアーツは定着しているし、各種道場も見受けられる。その多くが「なんちゃって」っぽく見えるのは偏見かもしれないけど。でもやっぱり空手は日本人が、カンフーは中国人がやった方が「らしく」見える。その根本にあるものが違っている、とおもう。スポーツ、で取り込めない所がある。運動不足に利用するのも一つの運用だと思うけど。数年前から手紙をやり取りしているカナダ人女性がいる。なぜか北米大陸の果ての、離れ小島で「大東流」を習いたいと言っている人。巡り巡って手紙をやり取りするようになったのだけど。インターネットも通じてないようなど田舎らしい(^o^;)北米には既に大東流の道場もあるし、NYPD、ニューヨーク警察のどこかの分署ではトレーニングに取り入れている所もあると聞いたし。だけど、そこから習うのは絶対に嫌だと言い張って、未だに手紙をやり取りしている。私たち日本人が、毎週、毎日お稽古をしても習得は難しいのに。説明なんてとても出来ません。それも英語で。それでも、とつとつと基礎稽古の様子を年に1~2回書いている。飽くまで、私の体験談として。彼女からは果てしない未来に向けて、希望の手紙がこのオーストラリアにも時々届く。冬にはマイナス30度になるその地に、道場を建てたらしい。そんな事をするカナダ人なんておたく中のオタク、でも、とうとうおじさんが手伝ってくれたと書いていた。土地ならいくらでもあるのだろうかしら?道場の横に大きなヘラジカがたっている写真も添えられていた。最近はこのまだ見ぬ友にどうしても会いに行きたいと思うようになった。その為にはお稽古もして、お金もためないと。いつの日か?なるべく近い将来に。そんな訳もあって、ホームシックにもなりかかっていてこんなときこそ楽天の諸先輩のブログを読んで、基礎の基礎に立ち戻ろうかと。ホームセンターで買った棒を剣と思ってふってみたり。。。棒術の素振りを先生のDVDでとりあえずやってみたり。すぐに行き詰まってしまう事には変りはないけど、公園で膝行をやってみた。事のほかうまくいったような気がした。受け身等やってみたら、明くる日は首が筋肉痛になった。でんぐり返しはやっとかないと!!西洋人って、うまく受け身の練習が出来るんだろうか?畳がなくても芝生ならなんとか。。。。現状打破で(笑)