【F1】トロロッソ・ホンダ突然の飛躍・・・・
第2戦バーレーンで突如として飛躍したトロロッソ・ホンダ。いったい何があったか?HONDAはターボチャージャーをを全くの新設計に変えたモノを使ったようで、開幕戦仕様とは違うため念入りにセットしたらしい。ターボチャージャーの回転数は 通常はおよそ220,000回転/分だが F1の場合 MGU-Hはターボチャージャーと機械的に連結しなければならないというレギュレーションのため、125,000rpmに上限設定されている。そのためターボチャージャーに余計な負荷がかからないようセッティングを詰めたシミュレーションを繰り返しおこなってきたようだ。MGU-Kもチャージタイムをできるだけ短くできるよう またコース想定位置でチャージできるよう仕様変更を実施。またICEと呼ばれるエンジンも2018バージョン2と呼べるほど、改良を加えてあるが、パワーアップよりも信頼性・耐久性を上げて航続距離を6,500kmを保証する方向。HONDAの担当であれば、誰もが消耗部品交換できるよう設計を見直された。中村聡チーフエンジニアの”さくらR&D”へ移った最初の効果が出たと言われている。バーレーン/中国は直線が長く、直線でのパワーが出ていることから、連続しての上位入賞が期待できそうだ。田辺TDのバーレーン後のコメント「今日はエキサイティングなレースの中で、両ドライバーともに安定したレースを見せ、2台とも完走できたことに満足しています」「開幕戦でのPUのトラブルの後、HRDさくらとミルトンキーンズにいるメンバー全員が、本当に懸命に作業を続けてくれました。その努力が今日の結果に結びついたと思っています。また、ここまでの信頼性改善と、トロロッソによるシャシーのアップデートにより、パッケージとして着実な進化を感じています」「今夜だけはこの瞬間を楽しみたいと思いますが、まだまだ始まりにすぎません。また明日からは、来週、上海での中国PGに向けた準備に全力で取り掛かります」