【ビリオタが8月から国立大学を目指す】直前期奇策。
息子は大学受験をするにあたって、まず、高卒認定を受けなければならない。 試験日は、8月4,5日である。つまり、2日後だ。 では今、息子は猛烈に勉強しているかというと・・・ゲームをしている。まだまだ受験生らしからぬ態度に、あきれている。 とはいえ、先ほどまで、直前期のこの2日で、今までこつこつ勉強してこなかった息子の合格可能性を劇的に上げる勉強方法を行わせていた。 どういう方法かといえば、過去問を解き、採点させ、間違えた問題の解説を読む、ただそれだけである。 タイトルには奇策と書いたが、過去問を解くのは受験勉強の王道だと私は考えている。 一番のポイントは、ただ採点して何点だったで終わるのではなく、どうして間違えたのか、どう考えたら正解を導き出せるのか、解説を読みながら自問自答するのが大切である。 息子には、「次にこの過去問に取り組んだとき、満点を取れるようになるくらい、しっかりと解説を読みなさい」と伝えた。私の指示にはあいかわらず、「え~、満点?!」と不満そうな声を漏らしていた。 しかし、実際に解説を読んだ息子は、「一人当たりの額だと思ったら国全体の額で、総人口が多い中国が一番なのは当たり前だよって、突っ込みいれちゃったよw」と楽しげに報告していた。 この発言から、どこに注意して問題文を読むべきか(総人口か一人当たりか)、必要な知識は何か(中国の人口はイギリスや日本より多い)、ケアレスミスで簡単な問題でも得点が取れないという経験を学んだことが伺える。 明日も夕方までに、1日目の科目を3回分、2日目の科目を1回分取り組ませ、夕食後に1日目の科目の、初見の過去問に取り組ませる。 初見の過去問で合格レベルに達していれば一安心であるが、どうなることか。 というか、どうにかなると私は考えている。