Suicaへの想い
SuicaやPasmoのチャージ金額が1万とか入ってる人に憧れる。毎朝、改札でピッってタッチしながら前の人のチャージ金額をなんとなく見てしまう。今朝の人は、1万円越えてた。すげぇって思って2度見しましたから。ほんと。表示金額見て、前の人の後頭部見て、また表示金額見て。神業のキョロキョロ。私なんて、自慢じゃないけど、チャージ残高、現在6円ですからね。こうなると、ハチ公バス↓にも乗れないからね。どうやったら6円になるのかってよく聞かれる。6円ってなんだそれ?って。もうかれこれ、1年間くらい、この6円が消せないままでいるんですよ。確か、珍しく2000円程チャージ残高があったのをいいことにキヨスク辺りで、ここは私が払うからーとか言っちゃって。ピッとタッチしてフリスクなんかを妹に買ってあげた事があったなーって。それっきり、6円を消化できない。結構ね、電車業界、一桁単位のお金には頓着ないんですよー。ホント、1円を笑うものは1円に泣くのよっ!!って事をもっと噛み締めるべきだと思う。つーか、それっきり2000円なんて金額が私のSuicaに残高として居座ることがない。よくて、1000円ですよ。1000円チャージするときなんて、結構得意気ですからね。背筋だってピーンと伸びてますよ。でも、1000円とか結構あっさりなくなるんですよねー。京王線乗って、都営新宿線乗って、東京メトロに乗って国鉄なんてやってるとあっという間に半分はサクっとなくなります。まだあるだろーってほんと、1000円にどんだけ期待してるんだっつーくらいしがみ付きます。私。んで、しょっちゅう、改札でピンポーンってすばやく扉を閉められます。週1か2の割合で。だからね、1万円のチャージなんて、夢のまた夢なんですよ。ほんと、どうゆう生活をしてたらそんな金額をチャージできるの?って聞きたい。私なんて、人生が全体的にカツカツてとこがありますからね。余裕があるのは、暇くらいなもんなんですよねー。いざとなれば、1万円あれば2週間は生活できますからね。1万の価値ったら凄いですよ。それを、Suicaには注ぎ込めない。だって、Suicaって、要は交通機関のカードな訳ですよ?現金の1万とSuicaのチャージ残高の1万じゃーできることが全然違うわけですよって。Suicaに何ができるのっって。だってこれですからね。ペンギンだもん。それほど期待できねぇって思うわけです。あれ、なんかこのペンギン買い物袋持ってんのね・・・・。って調べたら、あ・・・・・なんつーのか結構・・・・思ってたより色々できんね。。。結構・・・便利ね・・・・。まあ、でもきっとさ、Suicaに1万円なんて入れられる人ってのは私みたいに、生きてるだけで精一杯って人種じゃないって事は分かる。きっと、ひゃっほーい!買っちゃえー!とか言って、給料日に今月の小遣いを半分くらい使っちゃったり飲み過ぎて、大盤振る舞いしちゃって次の日に財布の中が空っぽになってたり「試着しますか?」って言葉には間髪いれずに「大丈夫です」って答えて家で着てみたら、パツンパツンで着れなかったり多分、そうゆう、子供っぽいことはしないんだと思う。ちゃーんと、ほどほどに遊んで、締めるとこはちゃんと締めて貯金もする。んで、仕事もコロコロ転職なんかしなくって恋愛もちゃんとしてて、周りから一目置かれてて家族とかも、すげぇ仲良しっつーかいい雰囲気なわけ。絶対そーゆーのだなって今朝、私の前にタッチした人の後頭部を見て一瞬にして妄想しました。んで、恋も仕事も家も上手く行かない自分を思って一瞬にして薄っすら涙が浮かんだ。それから、エスカレータ踏み外しそうになって、なんとか持ちこたえて一瞬にして自分のバランスの良さを自画自賛した。自分の浮き沈みの激しさに時々愛想が尽きます。Suicaに1万円チャージできる女になってやるっ!!!!2008年 夏