絵本「とりかえっこ」 作:さとうわきこ 絵:二俣英五郎
全国学校図書館協議会「よい絵本」選定図書でもあるこの絵本。 ひよこがおかあさんの元を離れて森に遊びにゆきます。 その中で会う動物たちに「なきごえ とりかえっこ しようと」とお願いし、どんどん鳴き声が変わっていきます。 途中ネコに会い、食べられそうになりますが、そのときの鳴き声は犬だったので「わん」となきネコは怖がって逃げて行きます。 その後もまた鳴き声の交換を続けてゆき・・・。 「文字が少ない」「動物の鳴き声がメイン」という点では赤ちゃん絵本でもあるし、幼児にとってはそれぞれの動物が鳴き声を交換していく面白さがたまらないようです。 またそれ以上の年齢の子には、絵を通して伝わるぬくもりや、ページの右下に展開されるめくり絵を楽しむことができます。 うちでは、1歳の子のために読んであげた絵本でしたが、はまったのは4歳の子でした。 読んだ後、絵本のひよこと同じように「あそびにいってくるよ」と私に言って家中を回って帰ってきたときは鳥の鳴き声でした。帰ってきたときの私の反応が面白かったのか娘はケラケラ笑ってました。