[生活習慣が身につく　絵本]の記事一覧 | 心と頭を発育させる絵本の紹介

絵本「ひよちゃんのいちにち」

　たまひよのミニミニ手のひらサイズ絵本。しかも、分厚い紙なのでかじってしまう赤ちゃんに最適です。内容はひよちゃんの朝起きてから夜寝るまでの一日が描かれてます。（左ページ）太陽の絵「ひよちゃん　おはよう」　（右ページ）ひよちゃんが起きる絵「ぴよ！」こんな感じです。左をママが読み、擬音語・擬声語の多い右は子供が答えて読むと、かけあいができて面白さ倍増です。私はたまひよの絵が好きなので、わざわざネットで購入しました。さて、私事の下の子の夜泣きですが・・・。　２週間近く続いた「１時間おき」っていうのはなくなりました。　今は２,３時間おき、になりました。　２,３時間おきでも、１時間おきに比べたら全然楽ちんです。　おかげで少し日記を書けるようになりました。このまま夜泣きが減少に向かうことを祈ります・・・。

トイレトレーニング

　冬も終わり、暦の上では「春」です。暖かくなったら「トイレトレーニング」を始めよう,と意気込んでるママも多いことでしょう。うちは去年そうでした。　でも、いろんな雑誌や本に進め方などが書かれていましたが、どれを読んでもしっくりいきません。　何をどうすればいいのか、どう進めればいいのか、そういったものが具体的に決めれないのです。とりあえずママ友の意見を元に試行錯誤でトレーニングを始めてみました。紙のトレパンマンにしましたが、ちっとも効果ありません。　4層3層布パンツを15枚も買って、もれてもカーペット等が汚れるのを最低限に抑えようと試みました。　最初はとにかくもらすのです。　一日10枚近く手洗いする日が続きました。少しずつこの手洗いする枚数は減ってきたものの、完璧に外れません。そんな最中、もう中学生の子を持つお母さんに1冊の本を手渡されました。　「一日でおむつがはずせる」（主婦の友社）。この本は初版が昭和59年ととても古いものですが、読んでものすごく感動しました。　今までよくわからないままトイレトレーニングをしていた私に意義をはっきりと教えてくれたのです。それはこういうことでした。　「トイレトレーニングは一つの立派はしつけである。」　よく、とりあえずおしっこさえトイレでできればいい、と思い、ママも一緒にトイレについていき、ズボンとパンツを脱がしてやり、座らせてあげて、おしっこしてくれたら、紙でふいてあげて、また履かせてあげる、という排泄以外は全てママがしてあげるケースを見かけます。　でも、それでは「トイレのしつけ」ができたとは言えないのです。　自分で全てできる、それが「トイレのしつけ」なのです。　最初はパンツを下ろすのが遅くて、間に合わなくてトイレの床にもらしてしまうかもしれません。それでもいいのです。とにかく手を貸さないこと。貸すとしたら助言だけ。　パンツを下ろすのが難しいのなら、こうやったらうまくいく、と手を貸すのではなく、口で教えるのです。もし、失敗してパンツにもらしてしまったら、その濡れたパンツを自分で脱がして洗濯用のバケツに入れさせます。そして、すぐにトイレでおしっこをする練習をして復習します。　こうやってトレーニングをします。　この本では、本当に一日でオムツを外せる方法が載っています。　私はこの本を読んだときは、もうトレーニングを始めて中盤だったので、うまくいかなかったのですが、最初からこの本のやり方をすれば、ほぼ確実に一日で外せるそうです。この本を貸してくれた人の子が事実そうでした。　6時間でできたそうです。そしてその後は昼も夜もおもらしすることはなかったそうです。ぜひ読んでみてください。これは本当にお薦めです。

絵本「おやすみなさいのほん」

　文：マーガレット・ワイズ・ブラウン。絵：ジャン・シャローの作品。夜になるとみんな眠ります。小鳥も魚も羊もライオンも野鼠もみんな。ほかけぶねは帆をたたみ、自動車やトラックや飛行機もおうちに入って静かになります。そんなふうに何もかもが夜になると眠りにつきます。その描き方（文も絵も）が、なんともまあ穏やかで、眠りの前の「儀式」のように描かれています。読んでいると段々と眠くなってくるのは間違いないです。これはお休み前の読む絵本としてなかなかお薦めです。ただ、最後がキリスト教っぽいので、ひいてしまう人もいるかもしれません。それを除けばお薦めです。「宗教」に関連して・・・。　ある雑誌でマドンナの特集をやっていて、マドンナが絵本作家として絵本を４冊出版していてかなり売れているらしい、とのことです。その絵本にはマドンナが信仰しているカバラ（ユダヤ教の神秘思想）の教えが書かれているとのこと。「カバラ」と言えば最近話題の「カバラ紐」ですよね。マドンナは勿論、ベッカム夫妻やブリトニーなどセレブなお方たちがこぞって（？）腕につけてる赤い紐。日本人ではヒルズ族の今渦中のホリエモン。この赤い紐をつけていると「邪悪な目（妬みや足を引っ張るもの）」から守ってくれるだとか。　確かに、セレブになると妬みがすごそうですもんね・・・。それからは守ってもらわねばなりません・・・ってか？　ちなみに恥ずかしい話ですが、私は初めて聞いたとき、ガラスブランドの「バカラ」が売り出してるものかと勘違いしてました・・・。（かなり大ボケ！）　それでですね、私は「カバラ」検索して、カバラ数秘術をやってみました。　名前と生年月日を入力するだけで性格や印象などの占いの結果がだされてきます。私の印象は「快活で穏やかである。文筆力や会話力がある。作曲家、美容師等に向く。」だそうです。あってるのかな？どうでしょうかね？　話を戻して、マドンナの絵本なのですが、かなり私気になってます。　でも、その雑誌に挿絵が載ってたのですが、かなり宗教がかってるようでいかがなものかとは思い、ためらってます・・・。

絵本「ハリネズミのくるりん」

　ハリネズミの子供「くるりん」は名前のとおり、びっくりしたり、恥ずかしくてドキドキしたりするとクルリンとまあるくなってしまいます。　このように、とっても恥ずかしがりやの「くるりん」が、森のみんなとお友達になりたくて、頑張って「こんにちわ」が言えるように練習するおはなし。　　練習する姿がとてもかわいくて、つい「くるりん」に向かって「頑張れ！」と応援したくなります。　絵本を読んだ後は、娘は「クルリン」になりきり、おうちの中のいろんなものに向かって「こんにちわ」を言います。　人に会ったら「挨拶をする」というのを教えるのに、「しまじろう」の挨拶特集号も良いのですが（笑）、この絵本もお薦めです。　また、「森のみんなとお友達になりたい」という目標に向かって、自分の苦手なところを克服する、という「くるりん」の一生懸命な姿は、子供に教えたいところではないでしょうか。　今の若者は「努力」が足りない、とか努力することを格好悪がる、とテレビで特集してたのを思い出しました。　私が思うに、努力をしたくなるほどの「目標」がないからではないかと思います。　私も何もしたいことがなくて、ただ平々凡々に暮らす日々が続くこともあります。そういう時期は恐らく前述した「努力をしない若者」と同じだと思います。　でも、私は「この高校に入りたい」という目標があったときや、これを完成させたい、という思いがあったときは、とにかくがむしゃらに頑張ります。　その結果、見事に果たせて、この上ない達成感を味わい、自分への「自信」につながります。　若者と私の違いは、「目標」を見つけることができるか、できないか、の違いだけなのです。「自分が今なにをしたいのか」「自分はどうなりたいのか」それをじっくりと考えて、「目標」を見つけれる子に育ってほしいものですね。

絵本「おやすみ」

　「ぐりとぐら」でおなじみの作者「なかがわ　りえこ」と絵「やまわき　ゆりこ」の作品。グランまま社出版　とても簡単な絵本なので、1歳前からおやすみ前に読んであげるといいと思います。　うちは、毎晩おやすみ前に読んであげていた時期がありました。　2匹の兄弟のイヌが今日一日したことを振り返り、感想を述べ、最後に「あしたは　なにして　あそぼうか」と相談しながら眠りに入っていきます。　このお話は、寝る前の儀式（？）の歯磨きや絵本の読み聞かせ、子守唄を聴いて布団に入るのですが、この「歯磨き」のページを読むといつも私が「あ、歯磨きをするの忘れてた」と思い出し、娘に歯磨きをしてあげていたものです。　まだ、私の生活リズムの中に「娘への歯磨き」が習慣化されていなかった頃です。　最近はこの絵本を読んで寝ることはなくなりましたが、先日布団に入ってから娘が私に「おやすみ　おやすみ　おかあさん」と言うのです。　どこかで聞いたことのあるセリフだなあ、と思っていると、この絵本の最後のセリフでした。　絵本では「おやすみ　おやすみ　むにゃ　むにゃ　むにゃ」ですが、私が読んであげていた言い回しと全く同じ言い方でした。　こういうのは子供のほうがよく覚えてるものですよね。　　なんだか微笑ましくて、3ヶ月の下の子を抱っこしながら涙がでそうになりました。