01/24 フレンチブルドッグのテモちゃんフィギャア製作 + 飼えない数を、飼ってはいけないにゃ〜 「エヴァシリーズ、完成していたにゃ?」
( テモちゃん、ニャンちゃんに先を越される 2015年01月25日あきてもさんのブログ より) フレンチブルドッグのテモちゃんフィギャア製作飼えない数を、飼ってはいけないにゃ〜 さだまさし 「にゃんぱく宣言」ACジャパン CM Youtube -ACジャパンCM にゃんぱく宣言 from Japanese Publichttps://www.youtube.com/watch?v=ZZfFd2T2u1c 夢見の技術を考える Puls 「エヴァシリーズ、完成していたにゃ?」 Youtube - 『新世紀エヴァンゲリオン』OP映像 にゃんこ大戦争verby にゃんこスタジオ公式チャンネルhttps://www.youtube.com/watch?v=dVHdUakiEo4 『ネコの手も貸したい 及川眠子流作詞術』リットーミュージック ※歌とエヴァは、以下の本文とほとんど関係がありませんにゃ カール・グスタフ・ユング先生は 前回記事 にて引用した自伝の中で大変恐ろしい見解をサラリと書いているので再度触れないわけにはいきません。 “ わたしはものすごく失望した。今やすべてが無意味なように思われたからである。「落葉」 の苦しいプロセスは無駄になった。わたしはあの寺院の中に入って、自分と同じ仲間に会うこ とを許されなかった。・・・・・・がっかりしながらわたしは、「また『ちっぽけな箱』に入らねば ならないのか」と思った。まるで、宇宙の地平の背後で三次元の世界が人工的に建てられてい るかのように思われたのである。この三次元の世界の中ではどの人間も自分一人で一つのちっ ぽけな箱の中にいる。そしてわたしは、これが価値あるものだと再び思いこまなければならな いのだ。人生と全世界が一つの牢獄のように思われ、わたしは自分がそれをまた、うまくでき ていると思うだろうということに、無性に腹が立った。・・・・・・(ibid., S. 295-6)〔同書 128~9 頁〕” (ルハルト・ヴェーア著 村本詔司 訳 『ユング伝』創元社 ヨーロッパを覆う夜:第二次世界大戦 P.281) 書画骨董の世界には「(その作品は)悪いが通る」という言い方があるそうで我ら一般人でもわかるように訳せば「贋作としては出来がよくないが、商品として通用(流通)する」というような意味で、偽物の刀剣類にしろマルチ商法の商材にしろ、臨死状態中のユングが宇宙から見下ろした三次元の世界をそう表現したように、これが価値あるものだと思いこんでいる人たちが大勢いるからこそ成り立つ取り引きと言ってよい。そう考えると世の中は余剰な貨幣があり余っているのでしょう、本当に衣食住に飢えた状態の人は家で眺めるだけの壺や日本刀などを欲しいとは思わないですから。 世の中の「価値」がいかに受け取る側(の思い込み)に委〔ゆだ〕ねられているかは、仏教や道教、ギリシャ哲学などでも遠回しに説かれてはいるのですがそのままズバリを説明した哲学者の一人が(本稿でもしょっちゅう取り上げている) R.W. エマソンでした。「見えない価値がどうこう」と実体のない虚業の営業行為がネット上に散見する昨今ですから、重要部分を再度引用してみます。 “私たちがものを学ぶのは象徴や間接的な方法によるのだから、ものを学ぶには方法があること、 幻想には一定の段階があり、階級の上には階級があることを知っておくのはいいことだろう。私 たちは低いほうのお粗末な仮面から始めて、次第にもっと精美で美しい仮面へのぼっていく。ア メリカのインディアンはコロンブスにむかって、「自分たちは疲れを癒やす草(煙草)をもって いる」と教えたが、コロンブスは、煙草よりも、「東方よりインドに達する」という幻想のほう が、自分の高邁な精神にふさわしいと考えたのである。物質の不可入性にたいする私たちの信仰 のほうが、麻酔剤よりもさらに鎮静的な効果をもっていはしないだろうか。君たちは藁人形や球 や木球や馬や鉄砲や財産や政治を弄ぶが、もっと気のきいた遊びが君たちの前にある。たとえば 「時間」というものは、もっといい玩具ではなかろうか。人生は、謝肉祭に匹敵するさまざまの 仮面を君たちに見せてくれるであろう。あそこにある山も君たちの心のなかに移ってくるに違い ない。オリオン星座のなかのこまかい星くずや星雲のようにぼんやり見えるもの、「ミザーとア ルコルの不吉な年」も天より下り来って、君の世帯じみた思想のなかに位置を占めるようになる に違いない。この尊大な歴史の遊戯とその舞台は、君自身から放射されたものにほかならず、太 陽もその光を君から借りているという事実を君がさとるようになったら、どうであろうか。何と おそるべき問〔とい〕を君は発するようになったのだろう。昔の人びとは、寺院と都市と人間を 呑みつくして痕跡もとどめないよな魔術を信じていた。私たちは、彼らや彼らの祖先が信じその 人間形成の基礎となっていた有神論や信仰のいっさいの痕跡を人間精神から払拭する魔術の秘密 を得ようとしているのである。 五官のまどわしがあり、情熱のまどわしがあり、感情と知性がつくりあげた、人間には益とな るまどわしもある。さらにまた恋愛の幻想があるが、これは、愛人の一族や愛人と同性の人間や 同じ境遇にある者や、それのみか人間性そのものがもついっさいのよきものを、自分の愛人がこ とごとく一身にそなえていると錯覚する幻想である。およそ、世の恋人たちが愛する性格を、自 分の愛人アンナ・マティルダが全部持っていると思いこむのだ。塔のなかにいつも幽閉されてい る人間が、ただ一つの窓を通してだけ天地(あめつち)を眺め、この世の驚くべきものは挙げて その窓にあると考えるようなものである。時間の幻想があるが、この迷いは深く、この幻想から 脱却し得た人間はおよそひとりもいないであろう。思想の連続と思われるものは、実は全体が因 果関係のなかに分布されているものにほかならない、という確信に達し得た人間はおそらく少な いのだ。それぞれの分子のなかに自然がすべて含まれていること、人間精神は全能の神にむかっ て開かれており、無限の努力と上昇のなかに人間精神の変貌は完成されるのであって、人間の魂 はおのれの働きが終ったときもその働きを自覚していないこと かかる事実を明知の人は、 はっきり見てとっているはずである。少数の選ばれた人びとをもあざむく幻想があり、奇跡を行 なう者もあざむく幻想がある。こんな人間は、自分で自分の体をつくっても、自分がつくったと いう事実を否定する。世界は思想からつくられているが、思想は、みずからのつくりだした世界 を前にして、たじろくのだ。私たちは知性の世界の法則をつぎつぎと受け容れてゆくが、しか も、所詮は受け容れねばならぬ新しい法則に抵抗しようとする。だが、新しい法則に対する私た ちの譲歩はすべて、私たちに、ますますおびただしい法則への譲歩を余儀なくさせるだけのこと である。私たちの思想さえも窮極のものではなく、それは絶えず流動し上昇していて、昨日窮極 のものであった思想はすべて、今日はさらに大きな概括的理念に道をゆずらなければならないと したら、科学が空間と時間とをただ思想の形式として取り扱い、物的な世界を仮説的なものと考 えるようになり、したがって、財産に関する私たちの権利、それのみか自我に関する権利も、他 のものとともにやがては消滅してゆくと考えられるにせよ、結局それは何の役に立つであろう か。 こんなうつろいやすい要素がはいって来ては、私たちの評価というものが、とりとめのない、 浮動的なものとなるのは当然であろう。私たちは研究し断定しなければならないが、私たちの言 うところ為すところのものの価値については判断がつかないのである。掌(てのひら)ほどの大 きさの雲があると見る間に、それが一つの郡を蔽〔おお〕う大きさになる。北欧神話のなかで雷 神ソールが、アスガードで角(つの)の酒杯を飲みほしたり、老婆と格闘したり、ロックという 男と競争したりさせられたりしているあいだに率然として、自分が飲みほしているのは海であ り、格闘している相手は「時間」であり、競争している相手は「思想」であることを知ったとい う話は、まさしく、一見些細なもののただなかで自然の巨大な力と闘っている私たちのことを物 語っているのである。私たちは、自分が悪友のなかに投げこまれ、みじめな境遇におちこみ、く だらぬ負債を背負い、靴屋の勘定やこわれたガラスの修繕代を支払い、鍋やら肉やら砂糖やら牛 乳やら石炭やらを買うことに頭をなやまさねばならぬと思いこむ。「神々よ、私に偉大な仕事を あたえたまえ、そうすれば私は奮起してみせます」という祈りをささげる。「そうではないの だ」と心あたたかき神はこたえる 「こつこつと働いたり耕したりするがいい。お前の古い上 衣と帽子を自分でつくろい、靴ひもを自分で編むことだ。そうすればやがて、偉大なものと、う まい酒がお前のものになるだろう。」そうだ、一切は幻想なのである。私たちが、へりくだった 心で、一ヤードのひもをできるだけよく編むならば、遠い将来において、私たちが編んだものは 木綿のひもではなくて銀河であり、それに用いた糸は「時間」と「自然」であったことをさとる 日が来るであろう。” (ラルフ・ウォルドー・エマソン 著 小泉一郎 訳『エマソン選集3 生活について』 「幻想」 P.165 ~ 169 ) “Since our tuition is through emblems and indirections, 'tis well to know that there is method in it, a fixed scale, and rank above rank in the phantasms. We begin low with coarse masks, and rise to the most subtle and beautiful. The red men told Columbus, "they had an herb which took away fatigue;" but he found the illusion of "arriving from the east at the Indies" more composing to his lofty spirit than any tobacco. Is not our faith in the impenetrability of matter more sedative than narcotics? You play with jackstraws, balls, bowls, horse and gun, estates and politics; but there are finer games before you. Is not time a pretty toy? Life will show you masks that are worth all your carnivals. Yonder mountain must migrate into your mind. The fine star-dust and nebulous blur in Orion, "the portentous year of Mizar and Alcor," must come down and be dealt with in your household thought. What if you shall come to discern that the play and playground of all this pompous history are radiations from yourself, and that the sun borrows his beams? What terrible questions we are learning to ask! The former men believed in magic, by which temples, cities, and men were swallowed up, and all trace of them gone. We are coming on the secret of a magic which sweeps out of men's minds all vestige of theism and beliefs which they and their fathers held and were framed upon. There are deceptions of the senses, deceptions of the passions, and the structural, beneficent illusions of sentiment and of the intellect. There is the illusion of love, which attributes to the beloved person all which that person shares with his or her family, sex, age, or condition, nay, with the human mind itself. 'Tis these which the lover loves, and Anna Matilda gets the credit of them. As if one shut up always in a tower, with one window, through which the face of heaven and earth could be seen, should fancy that all the marvels he beheld belonged to that window. There is the illusion of time, which is very deep; who has disposed of it? or come to the conviction that what seems the succession of thought is only the distribution of wholes into causal series? The intellect sees that every atom carries the whole of Nature; that the mind opens to omnipotence; that, in the endless striving and ascents, the metamorphosis is entire, so that the soul doth not know itself in its own act, when that act is perfected. There is illusion that shall deceive even the elect. There is illusion that shall deceive even the performer of the miracle. Though he make his body, he denies that he makes it. Though the world exist from thought, thought is daunted in presence of the world. One after the other we accept the mental laws, still resisting those which follow, which however must be accepted. But all our concessions only compel us to new profusion. And what avails it that science has come to treat space and time as simply forms of thought, and the material world as hypothetical, and withal our pretension of property and even of self-hood are fading with the rest, if, at last, even our thoughts are not finalities; but the incessant flowing and ascension reach these also, and each thought which yesterday was a finality, to-day is yielding to a larger generalization? With such volatile elements to work in, 'tis no wonder if our estimates are loose and floating. We must work and affirm, but we have no guess of the value of what we say or do. The cloud is now as big as your hand, and now it covers a county. That story of Thor, who was set to drain the drinking-horn in Asgard, and to wrestle with the old woman, and to run with the runner Lok, and presently found that he had been drinking up the sea, and wrestling with Time, and racing with Thought, describes us who are contending, amid these seeming trifles, with the supreme energies of Nature. We fancy we have fallen into bad company and squalid condition, low debts, shoe-bills, broken glass to pay for, pots to buy, butcher's meat, sugar, milk, and coal. `Set me some great task, ye gods! and I will show my spirit.' `Not so,' says the good Heaven; `plod and plough, vamp your old coats and hats, weave a shoestring; great affairs and the best wine by and by.' Well, 'tis all phantasm; and if we weave a yard of tape in all humility, and as well as we can, long hereafter we shall see it was no cotton tape at all, but some galaxy which we braided, and that the threads were Time and Nature. Ralph Waldo Emerson "Illusions" in The Conduct of Life, 1860 (つづく) 【CD/2021.02.24】『ポルノグラファー』シリーズ 鬼束ちひろ 主題歌 全3曲 & 小山絵里奈 さん作曲サウンドトラック3部作を 丸木戸マキ @marukido_maki さん描き下ろしジャケットでリリースです👹 pic.twitter.com/f837Te2Ddz— 鬼束ちひろ / Onitsuka Chihiro (@onitsukachihiro) December 21, 2020 Facebook - Welcome Pet Campaignhttps://www.facebook.com/welcomepetcampaign/