前回の続き
キンキン@ダイコク堂さんのブログでのコメントを紹介します。現在アヤシゲブログからのトラックバックが多いので、機能を楽天内に留めており、こちらにて紹介。キンキンさん、ありがとうございます♪ 私の科目でも同じような感じである。動作に対するものであれば、“誰が”を考えるようにして、その人が自分または自分と同じ位置に立つならば1段下がる、相手なら上げるという具合で。 ところで、なぜ敬語の使い方が乱れているという声が上がるのだろう?死語ではなく、現在生きたことばなのであるから、そういう使いこなしのできない若い人というのは、小さい頃から状況に応じた敬語の使い分けを身近に感じていなかったためであろう。ということは、身近にいる人(家族)がきちんと使っていなかったから慣れていないということではないのか。 それともう一つ、実は敬語を使っていると意識しているのは20代に多く、50代より上は使っているという意識が減るらしい。思うに、階層とか体制に楯突いて暴れ放題の若い時期を過ごした人々のあたりで、目上の人を敬うという意識が欠落しているのでは……とも邪推してしまう。大学の教員(高校もか)に向かって凄まじいことばを投げつけたカタマリの人たちからみれば、うちの学生のほうが教員に対して敬語を使っているだろう。