バイオリンレッスン(1)
今回ジュネーブでレッスンをお願いすることにしたのは、フランスの音楽院で勉強した後、去年の10月からジュネーブ音楽院で勉強を始めた日本人の先生です。 バイオリンは、力の抜き具合や、弓の使い方など、結構微妙なニュアンスの言葉や、感覚的に表現されることが多く、英語までならともかく、さすがにフランス語ではレッスンを受ける自信はありません(^^;)。 先日第一回のレッスンをして、課題は手持ちの本の中から、・「カイザー練習曲」の2番 「カイザー」といえば、日本ではバイオリンを弾く人なら誰でも知っているメジャー本(^^;)。ピアノで言えばバイエル?・バッハ「ブーレ」 これも超メジャー。子供の発表会でよく弾かれる曲。・サン・サーンス「白鳥」 これは、小学校の音楽の教科書に載ってるので、聞けば「ああ、これか」と判る曲。 むぅ、メジャーな曲ばっかりで、自分でも知ってるだけに、自分の下手さが判って弾きにくい~(^=^;)。 あと、この3曲中2曲、ゆっくりしたテンポ。 実は、早い曲だと多少音が不安定だろうが、音が悪かろうがあっと言う間に行過ぎてしまうので、音さえ大体出てれば、それなりに聞こえるんですね。 でも、ゆっくりだとちょっと音が外れても目立つし、ちょっと弓がブレても音がゆれるし、音量も一音一音気を使わないといけないので、非常~に難しいです(いや、上手な人だとそんなこと関係ないのかも知れないけど(^^;))。 と、いうことで、また最近毎日練習です。 楽器演奏は一気に上手くなるなんてありえませんから、地道な練習あるのみ(笑)。