予言が当たる占星家
アメリカの代表的な占星家であり、占星術普及の大功労者であるエバンジェリン・アダムズ(1868.2.8 Jersey City,US,8:30)という人のことを読んで、彼女がどのように自分の死期を知ることが出来たか、また裁判官に占星学が単に運を伝えるだけでなく、精密科学の域まで高めたと言わせたほどの彼女の技術がどれほど高度であったか、とても興味を持ちました。数多くの予言が当たるという占星家は、世界中でまずいないと思う。911のテロの時でさえ、何かがあると判ってもツインタワーまで予言した占星家は、知られている中では一人だったというのを読んだことがあります。気になる死期の予言ですが、彼女が自分のチャートからどう読んだのか。トランジットで目立ったものは、ネイタルの火星クインカンクス天王星にトランジットの海王星がヨードを形成。海王星Tは健康のハウスである6室に入ってます。ネイタルにノード軸スクエア土星があり、ヘッドNと土星Nのミッドポイントにトランジットの天王星がコンジャンクション。(つまりセスキコードレート)ネイタル太陽にトランジットの天王星がクインカンクス。エバーティンのミッドポイントを使ったかどうかは分からないけれど、確かにこの天王星Tは太陽Nとも同時にアスペクトを作っているし興味深い様相です。一番強力なのが、トランジットの海王星が6室でヨードを作る位置にいることですね。ケイローンはこの時はまだ発見されていませんが、トランジット冥王星トラインケイローンnです。それからプログレスでは、時間が正確とすればASCpスクエア金星n。トランジットの冥王星が太陽pとスクエア。これを死期と読むためには、技術と経験の他に何かもっと他の霊的な直感とかも必要な気がします。。