何処でも収納。
子供の頃から収納(とお稽古)マニアとして母にも笑われている私。この国に来てからも収納のお手伝いのご依頼をよく頂きます。自宅が今までより随分狭いので、ちょっと物足りない分、お友達のお住まいをお手伝いお友達に「お写真をまとめてパンフレットにして欲しい(何の)」と言われたので、先日作ってみました好評でしたし、ここでもご要望頂いてましたので、そのお写真をちょっとご紹介しますね。インテリアは20代の男性独身オーナーのご趣味なので、シンプルすぎて殺風景で・・・。私の好みではないことは分かって頂けるかと思いますが、せめて収納だけでも頑張りたいですよね。でも、この国は収納自体もおうちに少なく、収納用品がほとんど無いのです。(この国の人は日本人のようには物欲が無いらしく、おうちも日本より区画が大きくゆったり目だからでしょうか)まずはリビングの収納庫。これは自分たちでIKEAで購入し、三個並べて上にはディプロマと和風の小物を。ダイニングテーブルの脇なので、腰丈にしてサイドボードのように使用し、お客様用のテーブル小物や書籍を収納しています。日本から持参したフォトフレームはシルバーのトレーにまとめて。インテリア的にもまとまりますし、お掃除もしやすく、娘のお友達が遊びに来たときにはさっと手の届かない場所に移動が出来ます。洗面所も収納は全くありません。(これがイギリス風のようです)小物は籐かごにまとめて蓋をしておくと雑然としませんよね。コースターやお客様用のお箸などはリビングに。その他の引き出しはキッチンの引き出しです。布巾、お手拭、ビニール袋はたたんで輪の部分を上にして立てて収納。区切りなどがこの国には無いので、空いた食品トレイを再利用。(好きではないのですが・・・)左は主にパン作り用品。電卓は向きをいつもは縦にして、引き出しから出さずに分割量を計算できるようにしています。右の普段用カトラリーは娘が分かりやすく手が届くよう、スプーンの向きも手前にしています。これでお手伝いもしやすいですよね。クッキー型もお弁当に使うので、すぐ出し入れできるようにここに。お弁当用グッズとラップ類もスペースの都合で引き出しに。横向きにすると取り出しやすいです。調理台には良く使うものを立てて収納。基本的に収納が少ないこの国のおうち。食器もお皿がキッチンの下にしか入らず、ちょっと不便ですが、妥協はやむを得ません。普段使いの食器は白が使い易いですよね。冷蔵庫内もお肉類、乳製品、野菜類と分けて、立てて収納しています。同じ庫内でもまとめて収納した方が取り出しやすいだけでなく、衛生的にも良いそうです。不自由は承知での留学。狭いこと、インテリアが好みでないことを嘆いても仕方が無いので、出来る範囲内でちょっとでも頑張って気持ちよく過ごせるようにしたいな、と思います