震災から約2週間たちました
みなさまこんにちは^^おかげさまで、こちらも電気も水道も通り、やっと少し落ち着きました。避難所で御苦労されている方々が一日でも早く安心できる日が来るのを願うばかりです。ひっきりなしに緊急地震警報と余震におびえた震災当夜に比べて、ずいぶん規模も回数もおちついてきました。電気も水道も出る前のいつまで続くかわからなかった不安な日々に比べて、すこしずつ復旧してきている状況に大分気持ちが楽になりました。さて、震災から約2週間がたち、結局長男は2週間近く長い春休み状態で、ランドセルや教科書は学校においたまま、チャレンジも届かず、勉強道具がないのをいいことに、エネルギーもてあまして騒がしい日々ですすこし落ち着いたところで、震災を経て気づいたことを、地震や停電に限らず今後の参考になるとおもうので記しておこうと思います。まず、なにかと地震が多いということで、耐震性について注意をうけていましたが、うちは突っ張り棒は一切ない状態でした。なんとかしなくてはとはおもっていたのですが^^;縦長の棚など比較的軽量のものは(といっても、元に戻すには結構力を要しましたが^^;)、倒れましたが、冷蔵庫を始め、食器棚など重量級のものは、突っ張り棒がなかったため、後ろに人が横になって通れるくらいの幅ができるくらい前進しており、そのため、棚を戻す前に、後ろに落ちているものを拾うという作業が必要になりますまた棚の扉は開きにくく、余裕がない時はいらいらすることもありましたが、開くことなく、割れ物も1割程度ですみました☆そして、棚の上にはホットプレートなどすこし重い調理用具などが箱にいれてまとめて入れておいたので、それが重しにもなり、エネルギーが分散されたという部分もあるようでした。また、炊飯器をおいた棚の上に電子レンジをおいておきましたが、電子レンジの下に耐震のためのジェルをおいておいたので、棚は前進し、電子レンジは前部分にジェルがあったため後退し、無事でした。一方作りつけの棚だったお宅では、棚が動かない分、扉が開く方向にエネルギーが向き、食器類は8割方割れたそうですまた、最近の薄型テレビは、とにかく頭でっかちな形ですから、安定性は悪く、うちの場合、やはり下に耐震用のジェルをしいていたのと、付属品であるコードでつないでいたため、結構大きめのテレビが倒れずにすみました。が、薄型テレビが倒れて画面が壊れたり、コードを無理やり引っこ抜かれた状態で内部も壊れ、結局使えなくなったり、電子レンジもダメになった方もおられました。地震対策には突っ張り棒がつきもののようにもおもいましたが、今回のこの棚に関する結果は意外だったなあとおもいます。またこれもよそのお宅ですが、300キロほどあるアップライト型ピアノも前進するほど今回の地震のエネルギーの大きさには驚かされますまたブラウン管テレビもそれほど大きくはないのですが、うちはテレビ台が前進し(車輪がついてることもあり)テレビ自体はさらに前方の床におちてましたさて、ハード面はそんなところですが、ソフト面として、水が出る前は、まな板や包丁を除菌するアルコールスプレーや赤ちゃんのおしりふきなどぬれティッシュ、キッチンペーパーなどをつかって、極力洗う量を増やさないようにしてお皿を拭いてましたが、ちょうど、地震前に古くなった夫のシャツを掃除用や、おしりふきにぬれティッシュばかりでは肌に刺激が強いと思い、細かくしておいたものがあり、それも拭くのに使いましたが、すこしぬらして、ふくと、紙よりも綿のほうが、よく拭きとれたように思います。今は首都圏のほうでもトイレットペーパーなどが品薄だそうですが、古布も、化学繊維でない綿であれば、代用できるのではないでしょうか。また、考える方が多かったカセットコンロや携帯ラジオは本当に便利ですが、今の状態では、ガスや電池を買うのはちょっと難しいですね。落ち着いたら常備しておくとよいとおもいます。うちは子供のおもちゃやリモコンなどなにかと単3単4電池を使うことが多いので、100円ショップで買ったものがありました。とはいえ、4本パックのものが1つずつというところですが。そこで!!電池も電気もいらない照明として、ほんとによかったのが、屋外用のソーラーエネルギー仕様の外灯です。ホームセンターなどのガーデニング用品売り場にあるとおもいます。なんてことはない高価でもないものですが、街灯もなく本当に真っ暗闇の夜に(たまに車のライトがあるくらいです)、灯りがあるのは本当に助かりましたこれはハード面かもしれませんでした^^;さて、それから、ストレスからか長女が下痢をして、おむつからもれて服がよごれ、洗濯もできないときに、せめてとおもい、重曹をふりかけておいたのですが、水が出るようになって洗濯しましたが、やはり汚れがしみこんだのか、こすり洗いをしてもなかなか落ちにくかったので、ぬるま湯に重曹をとかして、洗面器に一日つけておくと、翌日きれいにおちてましたまた、おむつが爆発して絨毯が汚れた部分は、おしりふきでこすったものの、黄色い汚れが落ちなくて、それも重曹をふりかけて、しばらくおくと、きれいに黄色い色が落ちてましたほかにも、振りかけておいた洗濯ものは、洗濯後、汚れがきれいに落ちました本当に重曹さまさまでした!!今も、洗剤が足りな目ですが、洗濯の際に重曹を溶かしたぬるま湯で下洗いをして、足りない分を補ってます。また、給水に行く際に、大きめのバケツなども有効でしたが、ほかの方で、大五郎など焼酎などの大きめのペットボトルは軽くてふたもあって、こぼれにくくていいなあとおもいました。普段はごろごろしていると大きいと特に邪魔なペットボトルですが、こういうときは、便利なんだなあと、といって、とっておくのも邪魔だし、といって必要最低限だけ!と合理的にしていると片付くけれど…と、いまだに結論のでない疑問点ですあと、夏ではなかったのが、お風呂に入れない、着替えも控えめ、洗濯もできない、冷蔵庫が使えないという状態のストレスを軽減したようにおもいます。去年のような猛暑だったらとおもうとぞっとします。水道が通った翌日から、前日までの雪から天気も春らしくなり、洗濯ができて、きちんと乾くことにとても喜びを感じます。まだ全国的におちつくまで時間がかかりそうですが、お互いもうひとふんばりがんばりましょう