こんな番組を待っていた!!ジュークボックス英会話♪♪♪
NHK教育テレビで木曜日午後11時から11時半、再放送は翌週水曜日の午前6時50分から7時10分と午後0時10分から0時30分放送の、「ジュークボックス英会話~歌詞から学ぶ感情表現~」♪三ヶ月トピック英会話のシリーズで、短期間講座なので気軽に始められて最後迄続けられます!名曲を味わい、英語を学ぶ実践講座、という主旨で、講師の佐藤良明氏はアメリカ文学、ポピュラー音楽文化論、メディア文化論を専門とする東京大学教授ですが、現代アメリカ文学、文化、音楽を起点にした研究、評論(この講座のテキストより)をされているというだけあって、英語と音楽が本当に大好きなんだなあというのが、よく伝わって来てこちらも視聴しててとても楽しいです!そして、他の出演者はミュージシャンでもあり、日本語が堪能で、日本の音楽への造詣も深いテレビでも活躍中のマーティ・フリードマン氏に中田有紀アナウンサー。現在フリーだそうです。オーラの泉の太一くんもそうですが、視聴者を代弁する立場として、あまり英語が得意でなさそうな(といってもアナウンサーですからある程度の力をおもちでしょうが)出演者も必要ですよね。とにかく英語と日本語と音楽に詳しい男性二人と女性アナウンサーのお三方のチームワークでこれ以上ないっていうほどのたのしい語学番組です。英語に興味をもつひとは、大抵英語圏の文化の中でも、洋画の興味が嵩じたタイプと洋楽や英語の歌の興味が嵩じたタイプが大多数だと想いますが、なにをかくそう、私も、英語の歌の興味から英語がすきになったんです。 3ヶ月コースということもあり、2月に入っていましたが、1月号のテキストを買うべく本屋さんをいくつか周り、結局、行きつけの本屋さんで別売のCDまで見つけて買いました!とりよせだと2、3週間かかるというので、本当に店頭で見つけられたのは、このうえなくラッキーでした^^CD版は講師以外はネイティブの男女2人で、出演者が異なりますが、ラジオスタイルだなあとおもいます。さてさて、この番組との出会いは実にラッキーでした!たまたま、ある土曜日の午後、録画をみていたのか、ダビングをしていて終わった途端教育番組にチャンネルがあっていて、この番組に切り替わったのです。マドンナのライクアヴァ-ジンのプロモーションビデオが流れていました!なつかしい!!このころのマドンナは若くてほんとにキュートでした。いまよりさらにとんがっていたけれど。この歌詞の意味も好きでした^^その歌が1月号の最初の歌、つまり、この番組のほんとにトップバッターだったのです。奇しくも、表現として、FOR THE VERY FIRST TIME(ほんっとう~~~にはじめて!)という表現についての解説もしていました。いままでろくでもない男達としか縁がなくて、散々な目にあったけれど、あなたに出会えたおかげでそこを脱出できた、恋のはじまりと喜びをヴァ-ジンみたいと表現しつつ、それとは対照的な大胆で強いイメージのマドンナとのギャップに世界が度胆を抜かれ、そのギャップこそが成功の鍵となり、今日迄続くマドンナの大ブレイクの第一歩になったという背景やら、Your love thawed out what was scared and cold(あなたの愛で臆病で冷たかった私をとかしてくれた)の溶かすは、melt away の方が一般的だし、発音し易いのに、あえてthaw out をつかうことで、意味を強調しているそうで、かつての謎が解けました^^そして、You make me feel shiny and newはあなたがキラキラして新鮮な気持ちに感じさせたではなく、あなたのせいでこんな気持ちになっちゃったという意味です。結局あなたのせいということは同じですが、受け身ではないんですよね。このYou make me feel という表現をつかった歌という関連でキャロルキングのA Natural Womanも紹介されています。マドンナとは対照的に、自然と安らぎをテ-マにしているというのも面白いです♪マドンナの登場は私にとっても衝撃的でした。当時まだ邦楽のみで洋楽はよくわかりませんでしたが、そんな私でもマドンナとライクアバヴァ-ジンの歌だけは知ってましたから^^;もともと洋楽ポップスというよりは、英語の童謡や、リアルタイムではではないものの、ビートルズやら映画音楽など何となく聴いている歌のメロディーや音に興味があり、同時に、英語をしゃべる日本人や、日本人歌手の英語詩の部分の発音に疑問をもっていました。当時は今よりもっと、ひどい発音で平気で歌うひとが多かったですからね。せっかくの英語なんだから英語らしい発音で話したいとおもって、中学時代、教科書のテープを何度も聴いて同じスピードでできる練習をしました(教える立場になって、これはシャドーイングといって、語学修得のためにとても効果的なメソッドだとわかりました!)また英語の先生に納得いくまで質問しました。このおかげで、いまは発音だけは誉められて、自信につながり、今の仕事に役立っています。この時の集中力は今はとても考えられないものでした。リアルタイムより大分あとでしたが、マドンナのライクアヴァ-ジンやマテリアルガールはメロディがほんとうに親しみ易くて楽しくて、単語や文章を♪にのせる符割というのも、これらの曲で学び、カラオケでもよく歌ってました^^ビートルズはイギリス英語なので、リンキング(前の音をひきずったまま次の音を発音)がアメリカ英語ほど顕著ではないので、マドンナの歌がすごく勉強になりました。当時のマドンナが好きだった夫と付き合いはじめのころ、よくプロモーションビデオもみせてもらったりということもあり、いろいろな思い出がつまったこの曲でスタートしたこの番組との御縁も感じます^^さて、その最初に見た日は、3回分連続してました。(おそらく3週目か4週目の土曜日だと想われます)つづいては、The PoliceのEvery Breath You TakeとマライアキャリーのWITH OUT YOUでした。マライアキャリーのせつないこの歌も大好きですがポリスのこの歌は聴いたことはあっても意味を考えたことはなく、捨てられたせつない男の胸のうちを激しく叩き付ける歌で、ちょっとストーカーに近いような強烈な想いですが、その中の、It's Youという言葉にドキッとしました。誰に言われているわけでなくても、私にとっては、殺し文句です。と想ったら、番組でもとりあげてくれました!ぽろりと告白するのによく出てくる表現だそです^^;歌詞ではI look aronud but it's you(見回してもみても(やっぱり)おまえなんだ)ですが、どんな文章がつくにしても、私はIt's Youだけで十分クラクラしてしまいます^^;別に愛してなくても、頭から離れない頭にくる相手のことを言う時にもつかうそうですが。そんな訳で、英語と名曲と2倍味わえる楽しい番組は今晩11時10分からですよ♪3ヶ月ですから、興味のあるかたは、今からでも、テキストやCDをさがしたり、番組を御覧になってみてください!ちなみに、1月号の4回目はビリージョエルのHONESTYでした。(これも名曲ですよね。予備校時代リスニングの時間に先生が聴き取りのために教材としてつかってくれました!)2月号は、アバのダンシングクイーン、ジェームスブラウンのI got you(I feel good),ビョークのIt's Oh So Quiet、デビットボーイのHeroesです。この選曲も秀逸ですよね!音楽と英語が好きな方はぜひぜひ!おすすめです^^♪*今回想いがあふれすぎてかなり長くなってしまいました。ココ迄読んで頂けて本当に感謝です^^