保険金の支払い漏れ数十億円
今年2月、本来支払うべき保険金の一部が支払われていないことが発覚し各社が社内調査をした結果、支払いもれが判明損保業界全体で10万件以上、数十億円規模に拡大する見込み損保ジャパン2002年7月~05年6月までの3年間で 27,296件、約9億2千万円 東京海上日動火災保険約17,000件原因として・保険金を算出するシステムに不備・支払担当者の確認漏れその背景には損保各社に支払い義務の履行に対する低さがあると指摘する声も損保ジャパンの支払い漏れ 一件当たりの平均額は 約3万4千円他社の支払い漏れは 1万円~数万円比較的安価なものが多いため「小額支払いに対する支払い担当者の意識が低く、チェックし忘れたのではないか」(保険担当者)見過ごしてならないのは、特約部分に対する保険金の支払い漏れが多くても、私たちはこの特約部分についても保険料を支払っているということ。小額だから漏れても仕方ないということでもない。保険会社の低い支払い義務意識が問題です