旧高山家住宅(蜆塚遺跡) -13-
蜆塚公園内に建てられている江戸時代の民家「旧高山家住宅」浜松市蜆塚公園内 旧高山家住宅の様子旧高山家住宅は、浜松市村櫛町にあった古民家の受贈をうけ、蜆塚公園へ移築したものです。1980年に移築工事を完了し、一般公開をおこなっています。この住宅は、19世紀半ばの浜名湖東岸地域における、最も標準的な農民の住宅の様相を示すものです。旧高山家住宅の特徴は以下のとおりです。1 19世紀半ばの農民の住宅である。 2 間口5間、奥行き約3間半で、現存する浜松市内の古民家のなかでは比較的小規模である。 3 間取りは、床上を前後2室に区切っただけの簡単なものである。 4 土間と背面の部屋の境は開放となり、視覚的に一体感があるが、土間と前側の部屋の境は一部が壁でさえぎられる。旧高山家住宅は、博物館開館日の午前9時30分から午後4時30分までの間、内部の見学ができます。休館日と夜間、また雨天は閉鎖しています。(by 画像、文:浜松市)