卒業式とみんなの進路
息子、無事高校卒業いたしました。昨日より、小学校3年生の次女が「耳の下が痛い~」あわてて今日の9時前にいつも行ってる診療所に駆け込み、「今日、息子の卒業式なんです~」と言って、大急ぎで診療していただき、酷くなったときの頓服をもらって家まで帰り帰宅していた長女に次女を託してタクシーを呼んで高校までダッシュ!(タクシーが)何とかギリギリセーフで式に間に合いました。息子にとっては楽しくてたまらない高校ではありませんでした。クラブの顧問ともどうしてもうまく行かず2年の秋に退部したこと。その後、修学旅行実行委員長、新入生ウェルカム委員、文化祭のクラスの責任者などハタから見れば充実した高校生活でしたが本人は中学生のような管理される扱い、勉強よりもとにかく学校行事、充実した高校生活を強要されることに、ずっと反発していた3年間でした。「塾なんか行かなくても大丈夫です」と、ずっと進路説明会で言っておきながら、結局授業も全く受験には対応できていなく。世界史は12月の冬休み前の補講で何とか最後まで行って結局一度も演習もなかったというていたらく「塾に行かなくても大学受験を突破した先輩達は別に学校もいらんかった人たちなんやろう」とは息子の弁。でも、卒業式はとても落ち着いて、子どもたちの工夫もある、良いものでした。結局数えるほどしか来なかった高校で、校長先生の顔も覚えないままでしたが、高校ってそれで良いんだよね。もう、子離れするときだもんね。息子はその後、夜に中学の時のクラスの同窓会がありました。ずっとゴルフで頑張って、関西でもトップになった友だちが東北福祉大でゴルフをすることになりその送別会も兼ねていたそうです。(まだ入学前なのに3月4日からオーストラリア遠征に行くんだって!やっぱり世界が違うよねえ。)久しぶりにあった友だちの中で進路の決まっていなかったのは息子ともう一人国立大学を受けた友だちのみ。大学進学、美容師などそれぞれの進路のある中で一人異彩を放っていたのは劇団四季に入った同級生の女の子。中学卒業と共にバレエで米国に留学した彼女は昨年、劇団四季の入団テストに受かり、今東京で一人暮らしをしているという。そういえば、合唱コンクールでも彼女の歌声はクラスを引っ張っていたもんなあ・・「もう、メッチャオーラあったで!!!」息子も、頑張っている友だちにあって楽しかったようだ。みんなはこれからオールでカラオケ、お酒も入るようだが、むすこは、「まだ進路も決まっていないし、一応後期も申し込んでいるし」と、よい子の時間に帰ってきた。まあ、あんまりそれには行きたくなかったと言うのもあるようだが。「これから発表までどういう風に過ごしているか、神様も見ていると思うから、ちゃんとしておくねん」だって。会話の端々に「あ~受かりたいなあ」「あ~決まってて欲しいなあ」と合いの手が入るが、やっぱり試験が終わってから本当にホッとしているのがよく分かる。もう、祈るしかできないからね。