ありがとう、そして、さようなら、2008年
2008年はあなたにとってどんな年でしたか? ちょっと振り返ってみましょう。 政治は低迷混乱と総理の品格が問われる年。でも経済も・・・。 年初は景気がよかった。富裕層がもてはやされる。 株価も2万円を突破し、史上まれにみる好景気との予測ばかり。 ミニバブル再開かと思われた日本。 商品相場が高騰。そのあおりで大豆・小麦・油などの食品の値上げラッシュ。 石油も高騰、147ドルを記録し、ガソリンも160円を超える。 一等地の地価が上昇。 デフレから一転して、インフレ懸念が・・・。 北京オリンピックの当日、ソ連がグルジアを侵略。 千2百人の駐留軍がいるアメリカも、欧州もただ静観。 中国は国の威信を賭け、オリンピックを成功裏に導く。 そして9月中旬のリーマンショック。 そこからすべてが変わった。 アメリカの投資銀行上位5行すべてが吸収も含め消える。 この余波は欧州、ソ連、中国、アジア、豪州、すべての国に伝染した。 本年度の株価の暴落は、日本が42%。本家のアメリカは36%。 しかし世界的に見ればソ連71%,中国55%,インド51%. 日本だけで約200兆円の株式市場がなくなった。 全世界では、なんと2000兆円が無くなったのである。 そして為替は円の一人勝ち。 対韓国、オーストラリアでは約2倍。 対ドルでも25%増の超円高。 そしてマスコミによれば100年に一度の経済危機と言う。 あのトヨタでも派遣を解雇。赤字に転落か・・・。 世界の流れが完全に変わった2008年。 貴方にとってはどんな一年でしたか。 来年をいい年にしたいですね。 2008年よ、さようなら・・・・