大晦日になりました
皆さま、もう久しく更新していない私の「生存」を危ぶまれている方もおられるかもしれません。ひたすら申し訳ありません。生き抜いております(笑)。ただただ、走り続けた2013年が暮れようとしています。げげ、明日は誕生日ではないか、とか思っております。Yakko様、9月の札幌出張の折についに初会見が実現したというのに、ブログに書き記すこともままならず申し訳ありません。貴重なお時間を本当に有難うございました。Sky様、Tarsha様、こんなに近くに住んでいるというのに、すっかりご無沙汰してしまっている非礼をお許しください。2005年にブログを始めた時、「私的な日記を公的な場に乗せることは何を意味するのか」という一種の疑念を感じてはいましたが、昨今ではそれが疑念で終わらず、本当にさまざまな社会問題につながっているように思えてなりません。自分の記録を残すことが目的なら、やはり普通に日記をつけるのが一番なのかもしれません。まぁそもそも、自宅でブログにほぼまったくアクセスしなくなっていたので、それ以前の話ではありますが(大汗)。それでも、着実に復活しつつある自分をお知らせするとしたら――、10月初旬にアメリカ・プロビデンスの国際会議に出て、何となく内面の「壁」の一角が崩れた気がしました。11月には、介護をどうするかという課題を抱えた両親のもとへ久々に車で帰省し、紅葉が始まった夏井川渓谷に連れていきました。宿泊したかんぽの宿いわきでは、夕刻、雨上がりの燃えるような空に大きな虹がかかりました。12月には John Keane 教授が来日され、法政大学での講演会に参加しました(2008年のロンドン以来の再会でした)。その直後、いったい何年かかったんだよという Carole Pateman, The Disorder of Women の翻訳原稿をついに出版社に提出でき、来年の刊行がほぼ確実になりました。その後、中旬にはオーストラリアに2泊4日で(!)出張。初めての南半球で、真夏のクリスマスの雰囲気を経験しました。で、この年末。1975(昭和50)年のアニメーション『ラ・セーヌの星』を DVD レンタルで見続けています。DVD-BOX 発売のことは前から知っていましたし、レンタルに出ていることもチェックしていましたが、とてもとても見るような余裕のない日々でした。この12月の末、一気に1巻~4巻を借りて見まくっているという始末です。ちなみに昨日30日は、東京引っ越し以来と言っても過言ではない書斎の大掃除に着手。「パンドラの箱」を開けたみたいにまるで終わらないものの、一歩前進だったのは、結婚する時に買って以来使ってきたデスクトップパソコンを処分すべくデータ消去を終えたことでした。思えば今年は、古い家電製品を次々処分し、「革命」をおこした年でもありました。そうだ、映画『ハンナ・アーレント』も12月頭に観に行ったんだっけ。もっともっと勉強しなければいけないという課題、英語で仕事をしなければならないという課題。震災後の故郷に何の貢献もできていない課題。そう、課題だらけのまま今年がゆきます。家族の健康もまた課題です。果たして来年、どの程度更新できるかまるで自信はありませんが、また何とぞ宜しくお願い申し上げます。