[Ideas]の記事一覧 | ドラゴン山田の研究室

アマゾン Prime が期限切れとなる

１年前、気づかないうちに会員になってしまっていた、アマゾン Prime。買い物が翌日に届くとか、いろんなサービスがあったようだが、年間4,000円近くも支払う価値があったかどうかは不明。翌日に商品が届くというが、その日に留守だったり帰宅が遅かったりしたら、いつもと変わりない。しかも、それだけのサービスのために、社員がどれだけ過酷な労働を強いられているのだろうか。同じことは、深夜まで走らされる宅配便業者にも言える。Prime のビデオ見放題サービスのおかげで、Kindle で『仮面ライダー』や『仮面ライダーV3』をタダで結構の話数見れたのは一定の恩恵だったが、それも期限切れとなった。期限切れの日とは、もう使えなくなった日なのだな。使える最終日なのではなく・・・。

2016.02.06

70年目の「８・15」

戦後70年。これほど内外から日本の平和主義が試される「８・15」になろうとは。そもそも、「平和」という言葉が何を意味するのか、「戦後民主主義」ということで何を指すのか、これほど分からなくなるとは。

2015.08.15

社会思想史学会、２日目

しばらくぶりに、社会思想史学会に参加。明治大学リバティタワーにて。午前中の２つのセッションに顔を出す。

2014.10.26

今年の日本政治学会、初日

早稲田大学を会場とする、今年の日本政治学会。久方ぶりに、懇親会にまで参加する。それにしても、「政治理論」とは何をする営みなのか。

2014.10.11

2020 Tokyo

朝起きたら、2020（H. 32）年夏のオリンピック開催地が東京に決まった、とのニュースが。ほぼ１日、このニュースでもちきりだったなぁ。最初の投票でマドリードが落ち、最後はイスタンブールに東京が圧勝したようだな。いろいろ考えるところはあるが。

2013.09.08

竜巻はどこでも起こり得る？

昨日、栃木県内を突風が襲ったが、今日になって「竜巻だった」と報じられた。埼玉県でも起こり、去年は茨城県で被害が出た。首都圏ニュースでは当然、北関東の被害が報道されるが、今や夏と冬しかないかのようになってしまった日本（気象情報で「大気が不安定」と聞かない日はないくらいだ）、どこで竜巻が起こってもおかしくないのだろうか？

2013.09.05

政権交代

昨日の総選挙。すでに開票速報の早期の時点で各報道機関が言っていた通り、自民党が単独で過半数を取り、与党・民主党は大敗した。もっとも、議席数の上で自民が「圧勝」だったとしても、小選挙区制だからという面が多々ある上に、投票率は低かったというから、民意は必ずしも「民主がダメなら自民で」というわけではなかったのだろう。むしろ、積極的にであれ消極的にであれ、「選ぶのにいたく苦労する総選挙」だったと言えるのではないか。日本未来の党ができた途端、多くのテレビ局は「この党こそ第３極」という扱いで報道したようだが、ふたを開けてみれば結局は日本維新の会が第３党だったようだな。「第３極」と「第３党」とは異なるもののはずだが、ともあれ、「どこが第３極になるか」がカギになってしまう２大政党制というものが、果たしてよいものなのかどうか、立ち止まって考えてみる必要がある。そして、一度政権を放り出した人が再び総理大臣になるということの意味も…。まぁ、う～んと長い目で見て、こうした政権交代を繰り返す中で、政治そのものが鍛えられていくことが重要なのだとは思う。だがそうは言っても、その「政治そのもの」あるいは「政党政治それ自体」がもはや機能不全であるなら、鍛えもへったくれもないではないか、という面も否定できない。しかしやはり同時に、どんなに機能不全だろうと信用を失っていようと、私たちは結局は誰かに権力を付託しなければならない、というのが政治の現実。一方で、やがて鍛えられるなどと「悠長なこと」は言ってられないのも確かだろうが、他方で、性急な「決断主義」が危険であることも事実だろう。

2012.12.17

衆議院議員選挙当日

師走の総選挙。東京の場合にはさらに、都知事選、都議会補欠選挙、等々が重なっている。選択困難な状況の中で、なおかつ政治の「希望」を語るには…？

2012.12.16

デモの非暴徒化？

デモをいかに非暴徒化するか――に関する興味深い研究発表を聴いた。それにしても、デモについては、　・あくまで、「社会の秩序を乱すもの」というネガティブな観方と、　・「市民が声を上げる重要な運動」というポジティブな観方との間で、なかなか議論がかみ合わないものなのだろうな。暴徒化しがちな、大衆社会的な「大衆運動」…1960年代頃から顕著になった、国境を越えた「新しい社会運動」…最近改めて注目される、「新たな社会運動」としてのデモ…暴徒化したデモの映像はしばしば流される…話を、論点を、文脈を、どう整理する？

2012.12.08

文部科学大臣

先週の金曜日、T中文部科学大臣が、来年４月に開学予定の３大学を「認可しない」ことにしたと報道され、激震が走っていたが、今日は結局「認可」に落ち着いたらしい。文部科学省が決めた通りの手続きを踏んで、苦労して苦労して設置申請をしてきた大学側としては、それが最後の最後で、新任の大臣の一声でダメになるとしたら、当然「暴挙」だとなるわなぁ。ちゃんと「公式の手続き」通りにやってきただろう、と。受験生の人生設計も、大きく狂うことになる。T中大臣には、わざわざ騒ぎを起こすことで、大学設置の申請・認可の手続きそのもの問題点を世に知らせて改革を促す、という「政治主導」的な深慮遠謀があったというのか。

2012.11.07

オバマ大統領再選

アメリカ大統領選挙は、共和党ロムニー候補をおさえて、現職のオバマ大統領が再選。ノーベル平和賞をもらっているんだから、核兵器廃絶に一歩でも二歩でも前進しようよ。

2012.11.07

「1995年」はいったい…

米海軍兵による集団女性暴行致傷事件がまたも発生。と言うか、「本土」で報道されないだけで、沖縄ではしばしば起きているのだろう。オスプレイ配備も含め、「1995年」はいったい何だったんだよ、と問われている日本でありアメリカである。

2012.10.16

67回目の終戦記念日

改めて、丸山眞男や藤田省三を読み直さなきゃなぁ。

2012.08.15

政治学の基礎とは？

経済学や法学のような「基礎」が、あるいは「体系」が、どの程度政治学にあるのやら。改めて怪しく思えてきた。Introduction to Politics みたいな授業があるとしたら、そこで教えるべきことは何か？歴史？思想史？基礎概念（あればだが）？方法論（あればだが）？「基礎」のはずが実は予備知識をたくさん必要とする？

2012.07.23

週末の選挙

ギリシャ再選挙、緊縮派が過半数か。フランス国民議会、与党・社会党が躍進か。エジプトはいったい…？

2012.06.18

持続可能な地球社会

改めて、「持続可能性」ということの自分への意味を問う。

2012.06.10

これも「KY」か？

最近は「KY」などとは言わないのかもしれない（まぁ、こんな表現は使われないに越したことはあるまいが）。メール等で「疑問がある場合には遠慮なくお尋ねください」と言われ、「ならば」と実際に尋ねると、それに対して返事が来ない…というケースが少なくない。となると、本当に尋ねる私が「KY」なのだろうか？

2012.05.26

異常気象はどこまでも…

GW最終日の去る６日（日）、竜巻が北関東に大きな傷跡を残した。上空に寒気が流れてきていて、大気の状態が不安定になって竜巻や雷が生じやすくなっているのだそうだが、今日もまた関東甲信地方には竜巻情報が。春本番だというのにいつまでも「寒気が流れ込んで」云々。狭い意味での温暖化と言うより、広義の「気候変動」（climate change）か。

2012.05.10

フランスにギリシャに…

ヨーロッパ時間の６日、フランスの大統領選（決選投票）でサルコジ氏敗北。ギリシャの総選挙でも、連立与党が過半数割れか。これまでの緊縮財政が国内で批判された選挙結果。しかし、国内の社会保障や失業対策のために財政支出が増えると予想されると、ユーロは下落…。

2012.05.07

辞めさせてもらえない会社？

夕刻見た NHK『クローズアップ現代』では、辞めたくとも会社が辞めさせてくれないという深刻な問題を扱っていた。退職届を出したのに「懲戒解雇」扱いされたとか、退職した後で、会社に損害を与えたかどで会社側から訴訟を起こされたりとか…。若い社員が「３年で辞める」ということがずいぶん前から言われ、会社としても訓練したはずの社員が定着しないのは問題だ、というのは分らないでもない。しかし、「生かさず殺さずで働かせ続けたい」というのは「権力の魔性」の一形態ではなかろうか？一方では、雇用してもらいたくてももらえない、あるいは何かを口実にリストラされる現実。他方では、辞めたくても辞めさせてもらえない現実。

2012.04.26

事故現場を報道陣に初公開・福島第１原発

震災発生から８カ月が過ぎて、初めて報道陣が福島第１原子力発電所の事故現場に入った。「絶対安全と言われた原発が、こうももろく破壊されるとは…」といった記者の声は、現場を目の当たりにした当人としては率直な思いの吐露なのだろうが、それだけ「絶対安全」という言葉の呪縛が強かったということか。まぁ、その呪縛から自由だった人が日本にどれだけいるか、ということ自体が問われ続けているが。

2011.11.12

読了・『福島　原発と人びと』

この７カ月間、何をしていたのか。自分が恥ずかしくなる。

2011.10.25

車中でひも解く『戦後思想を考える』

いわき行きの JR の車中で、日高六郎『戦後思想を考える』（岩波新書、1980年）を久々にひも解く。かつては、迷った時に必ず読み返したものだったが、ここのところは久しく遠ざかっていた。震災後、この本にあったはずの記述を思い返してはいたのだが、きちんと読み直して確認したのは今日だ。例えば――「…無名の、数多くの被爆者たちの生活の実態がある。もっとも救護の手を必要とした人たちがほとんど放置されていたこと、いや、現実の生活では差別さえされていたことを、私は語る。そのとき、私は水俣病患者たちが差別されてきた事実も話す。つまり、被害をうけるものは、同時に差別されるものであったという、このおどろくべき二重の苦悩は、ほとんど社会学的な法則性を持つものであることを語っておきたいのである……。」（38頁）「さて、大学で〈自由〉に耽溺していたもの、あるいは〈自由〉に不安やとまどいを持っていたものが、大学を卒業して実社会に出るやいなや、猛烈社員や律儀なサラリーマンや従順な公務員になったとしても、それは当然である。まさにそこに、現代日本における『自由からの逃走』があることを見てとることができる。」（132頁）

2011.10.15

節目

「９．11」同時多発テロより10年。「３．11」東日本大震災より半年。野田内閣の鉢呂経済産業大臣が、「死の町」「放射能がうつる」発言で、就任９日にして辞任とか。

2011.09.11

民主党代表選

「総裁選」ではなく…。決選投票で野田氏が新代表に決定。しかし、すでに多くの人々が言っていることだが、選挙を経ずに首相をコロコロ変えた自民党のことが言えない事態になっている。

2011.08.29

英国で暴動

６日（土）から、警官による黒人男性の射殺に端を発して、ロンドンで若者たちの暴動が始まったとのことだが、それが地方都市にも広がりつつあるらしい。バーミンガム、ブリストル、マンチェスター…等々。わがシェフィールドは大丈夫か？また、ウェールズやスコットランドには広がるのか？

2011.08.08

30年の歴史に幕、スペースシャトル

最後の飛行を終えたアメリカのスペースシャトル・アトランティスが、地球に帰還。スペースシャトルそのものが「さようなら」になる日が来るなど、中学生だった30年前には想像もしなかった。

2011.07.21

松本復興相、辞任

前日までは「辞任しない」と言っていて、一夜明けたら「辞任」という、自民党政権時代からよくあるパターンか…。

2011.07.05

管総理、浜岡原発の停止を要請

中部電力管内も、夏には計画停電になるのか？

2011.05.06

統一地方選・後半の投票日

震災および計画停電等の影響を考慮し、選挙カーを用いない候補が少なくなかった今回の統一地方選。選挙カーで名前を連呼する昔ながらの選挙運動を、本格的に見直せばいいのに、とも思う。

2011.04.24

人への風評被害

玄葉国家戦略担当大臣が、福島県民への「人への風評被害」について言及したが…この問題は、震災が起こってかなり初期の時点で起こっていたはずだ。震災より１カ月を経てから、福島県のことがテレビのニュースでも随分出るようになったが、それ以前は、原発のすぐそばの町や市以外のことについて語られることは、極めて限られていたではないか。あるいは、風評被害の問題がもっぱら、野菜や魚介類などの話とされたことも問題か。ともあれ、満足に「語られない」ことによって、人への風評被害が「放置された」という面は、どうしても否定できない気がする。そうでなければ、震災１カ月の４月11日（月）にニュースで取材を受けていた福島県知事の「怒り」の表情は、理解できまい。「日本は一つ」「あなたは１人じゃない」といった社会的連帯感が、一方では広がりつつある。他方では、「放射能汚染」とのレッテル貼りによる福島県民への偏見や差別も存在する。その両方を、見定めて行かなければならない。

2011.04.19

サルコジ大統領、来日

原発大国とも言うべきフランスの、サルコジ大統領が来日。アメリカのオバマ大統領もそうだが、大国の指導者は、核エネルギーを人間がコントロールできると考えるものなのか…。

2011.03.31

節電効果か

計画停電が中止される日が続くようになってきたな。これも、個人や団体が節電を励行しているからだろうし、電力消費量を抑える努力は今後もずっと続けなければなるまい。原発が不要になるほどに、電気の使用量を減らせればいいのだろうが。

2011.03.30

震災より２週間

なかなか心が休まらず、体重も少し減ったこの２週間。

2011.03.25

風評被害は「人災」ではないのか？

すでに先週の時点で分っていた、故郷いわき市の風評被害。「いわき市に行ったら被曝する」といった類のうわさで、食料や燃料などの生活物資が搬送されない。市内のコンビニは１件も開いていないに等しく、水道の復旧もままならない。今日、ようやく民放（日テレ系のミヤネ屋）で、そのいわき市の現状が報道された。渡辺いわき市長が、「避難所にいる人々より、一般市民の生活の方が大変」と言うのは、私の実家の状況を考えてもよく分る。怒りを覚えたのは、郡山まで届いているという物資を、いわき市に対しては「取りに来い」と言われる、という現実。言いたいのは次の２点。（１）いわきには今ガソリンがないんだよ！（２）原発からの距離は、いわき市街地と郡山とでどれほどの違いがあると言うんだ？平成の大合併以前には、いわき市は痩せても枯れても日本一の面積の時代が続いた。そのいわき市の北部の一部分だけが、「原発から20～30km圏内」とされたに過ぎないのに、あたかもいわき市全体が「被爆地」であるかのような風評被害（20～30km圏内についての風評被害もひどいものだが）。それで、市民生活そのものが破壊されるとしたら、これは「人災」ではないのか？古典的な大衆社会現象、21世紀にも厳然、なのか？少なくとも１つだけ確実に言えるのは、このようなことが報道されなさ過ぎるということだ。

2011.03.21

英米仏軍、リビアを空爆

20年後の湾岸戦争か？

2011.03.20

次はリビアか、反政府デモ

チュニジア、エジプト、バーレーン、そしてリビアにも…各国ごとの背景も情勢も異なるのだろうがな。それにしても、カダフィ大佐は41年も君臨しているのだな。

2011.02.17

えっ、退陣していたの？ムバラク大統領

夕方までニュースを観ることができなかったのだが、辞任を拒否していたはずのエジプト・ムバラク大統領が、現地時間の前日10日夜に退陣していたとは。１月のチュニジアに続き、エジプトでも「民主化」？これらも、1980年代からの「ピープル・パワーによる民主化革命」の流れの中に、位置づけられることになるのか？それにしても、アメリカの「都合」も見え隠れする。「親米」でさえあれば、どんなに腐敗した独裁政権であろうと「デモクラシーだ」と支援してきたこの国は…。

2011.02.11

米ロの新戦略兵器削減条約が発効

今日、米ロの新戦略兵器削減条約が発効。核廃絶へ向けて、さらなる一歩となるか。

2011.02.05

東北新幹線、本日全線開通

最初の計画から38年、というから1972（昭和47）年以来の悲願だったのだな。今朝およそ６時30分、新青森駅から第１号の「はやて」が発車し、東北新幹線が全線開通した。八戸駅開業からも、すでに８年が過ぎているのだな。新型車両も年明け３月には導入されるやに聞く。かつて私が小学生の頃、民放のテレビで東北新幹線の計画の希望と困難さを報道した番組は、確か「ひかりは北へ」というタイトルだった。あの当時、新幹線といえば「ひかり」と「こだま」しかなく、それがやがて全国に広がるものだと思っていたが…時代は変わった。

2010.12.04

「熟議の国会」閉幕

いろいろたてこんで夕方のニュースを見逃したが、今日「熟議の国会」が閉幕。首相自らが「熟議」と言って始まった国会だが、満足のいく熟議になったと考えている政治家は与党にもいなさそうだ。聞けば、「熟議」は今年の流行語の１つになっているとか。流行と聞くと、すぐに「あぁ、またか」と思ってしまう私は良くないのだろうな。だが万が一、「熟議」という言葉も流行に流される中でおもちゃにされてしまったら、それはもはや形容しがたい大逆説だろうな。

2010.12.03

暗い熱狂

これが、「善意」で「誠実」な「狂信者」の思考回路か――「夢をいだき、理想を求めるのは人間として素晴らしいことだ！それも全人類を幸福にするための理想なのだから！ただし、歴史の発展には決まった法則がないというのがやっかいなんだ。いや、法則がないはずはない。よく考えれば、かならず法則は見つかる。ふむ……よし、これが歴史の発展法則にちがいない。ついに発見した。いや、待て。この法則で正しいのだろうか？だいじょうぶ、心配しても始まらない。それにあれこれ吟味している時間などないのだ。革命の時は迫っているのだから――。」これでは確かに、異なる意見を持つ人々との「開かれた対話」など、望むべくもなくなってしまうな。自分が発見したと称する「法則」への、独善的な「暗い熱狂」か。

2010.12.02

黄海

「万が一」の事態がなければよいが…、今日から黄海で米韓合同軍事演習。今年は例年にも増して「安全保障」がキーワードになってしまったようだな。それも軍事的な意味合いで。

2010.11.28

オバマ大統領に逆風・中間選挙

２日（火）投票だったアメリカ議会中間選挙は、民主党の歴史的敗北だと。「ティーパーティ」と呼ばれる草の根社会運動が勝利したからデモクラシーなのか、保守的な新自由主義に対抗することがデモクラシーなのか…。現代のアメリカのことも、少しは知らなきゃなぁ。（11月４日記す）

2010.11.03

名古屋で COP 10 開幕

だから最近のテレビ番組（特に NHK）は、エコ関係のものが多いのだな。

2010.10.11

民主党代表選

「総裁選」…じゃなかったのだな。ともあれ、それが自民党であれ民主党であれ、まるで党内での総裁選・代表選によって首相が決まるかのような様相には、違和感を覚える。「現在の議院内閣制では、当然のことじゃないか」と言われればそれまでかも知れないが、総選挙を経てないではないかという論法は、自民党のみならず民主党の場合にも当てはまろう。「自民の場合はダメだが、民主ならいい」というのは、筋が通らない。政党のトップが、選挙という形でオープンに決められていくこと自体には、一定の重要性があると思う。だが、今回の民主党代表選が、あたかも「国民に開かれた、『民意』を反映した選挙になった」かのように語られると、「その場合の国民とは誰か？」と聞きたくなってしまう。民主党支持者でない人は「国民」じゃないのか、と。「民意」とは、誰の意思なのか、と。民主党を支持していない人が、今回の代表選をめぐって、地元の民主党議員などに積極的に何らかの働きかけをしたとは、ちっくと考えにくい。ま、私がナイーブなだけなのかも知れないがな、うん。ところで、首相公選制の是非をめぐる議論は、最近はど～なった？

2010.09.14

「９・11」事件より９年

付近に建設予定のモスクをめぐって、またアメリカ社会が二分されているようだな。

2010.09.11

65年目の「８・15」

終戦記念日、いや「敗戦の日」だろうなぁ。朝から NHK『週刊こどもニュース』でも、戦争体験の特集だったぞ。夕べはやはり NHK で、日韓をめぐる討論番組だったし…。いかなる国際政治上の論理があるにせよ、また、歴史をいかように理解・解釈するにせよ、やはり戦争は「悲惨」だ。戦争をすることで幸せになる人間が、果たしているのだろうか？

2010.08.15

65年目の「ナガサキ」の日

今度はルース駐日大使は参列しなかったらしい。

2010.08.09

65年目の「ヒロシマ」の日

広島の原爆投下より65年。今年の平和式典には、パン・ギムン国連事務総長、アメリカのルース駐日大使、英仏の政府代表らが初出席。「遅すぎる」という地元の方々の声はまったくその通りだと思うが、それだけ「核廃絶」という声が世界的な世論になるのに半世紀あまりの時を要したということか。「核抑止力は必要」という首相の発言には、いささか首をかしげたくなるが。夜、吉永小百合さんの原爆詩の朗読の番組を観た。峠三吉氏の原爆詩集は、学生時代に買っただけで満足に読んでいない。栗原貞子さんの「生ましめんかな」は、日高六郎『戦後思想を考える』（岩波新書、1980年）の35-37頁に掲載されていて、学生時代に読んだ。核廃絶という大きな課題に、一人ひとりの個人・市民ができることは何か…。初めて広島を訪れたのは、もう22年前（1988年）のことになってしまったなぁ。（８月８日記す）

2010.08.06