[Memoir]の記事一覧 | ドラゴン山田の研究室

ABAYO、私のスーツケース

26年前の1985（昭和60）年、大学１年の私が初めて海外（英国）に行く際に、買ってもらったサムソナイトのスーツケース。明るいパールブルーで、当時としてはお洒落だったのではないか。国際ロータリーのステッカーや、『超時空騎団サザンクロス』（1984年）のプラモデルのおまけだったエンブレムのシールなどが、ちょこちょこと貼られていた。エディンバラ、およびシェフィールドまでは使っていたが、その後まったく出番がなくなっていた…。それを今日、三島市の清掃センターへ持っていく。さようなら、ABAYO、である。

2011.10.21

あれから20年・Woldring 本

1991（平成３）年の今日、オランダの友人 Felicia から、オランダの出版社から出されていた H. E. S. Woldring, Karl Mannheim (1986) が届いた。彼女はこの年の春学期にエディンバラに来ていて、同じクラスではなかったもののいろいろな話をした。そしてその年の今頃、私は修士論文執筆体制に切り替わっていたのだった。この Woldring 本は、かつて故・秋元律郎先生にコピーの一部をいただいた後、1990（平成２）年２月にロンドンの LSE 図書館を訪れた際にひたすらコピーしまくっていたのだったな。

2011.10.19

リーマン・ショックから３年

2008（平成20）年９月15日だったのだな。私の「シェフィールド殺し」の直後ということではないか。しかし、すでに当時の８月の時点で、シェフィールドは景気が悪化していたはずだ。ヨーロッパ（特にギリシャ等ユーロ圏）の信用不安は、いずこへ向かうか…？今や BRICS 諸国が、ヨーロッパ支援を打ち出す時代である。

2011.09.15

忘れかけていた、旧ソ連のクーデター

19日で、1991（平成３）年の旧ソ連でのクーデター未遂から20年だったのだな。年末にかけて、旧ソ連崩壊20周年記念の特集番組が多く出てくるやも知れん。

2011.08.20

祖母の命日

今日は、1992（平成４）年に亡くなった祖母の命日であった。そう言えば、３年前、2008（平成20）年のこの日、シェフィールドで泊まっていた宿に、クジャクが現れたのだったな。まるで祖母の化身のようだったが…。

2011.08.18

初の Military Tattoo から20年

記録によれば、エディンバラの Military Tattoo を初めて見に行ったのが、20年前の今日。土曜日だったらしい。今ごろも、エディンバラはフェスティバルの真っ最中なのだろうな。

2011.08.17

日航機墜落事故より26年

1985（昭和60）年８月12日。

2011.08.12

「あの日」から20年

1991（平成３）年７月23日、ベルリンから日帰りでワイマールを訪れた「あの日」から、今日で20周年となる。果たして私はその後、成長したのか、それとも何も変わっていないのか…。

2011.07.23

英国ロイヤルウェディング

日本時間の19:00、現地時間は11:00か、ウェストミンスター寺院で、ウィリアム王子とキャサリン（ケイト）・ミドルトンさんの結婚式。その後、バッキンガム宮殿までパレード。ダイアナさんの結婚式は、30年前の1981（昭和56）年だったのだな。英国は、遠くになりにけり…。

2011.04.29

今日で四半世紀

チェルノブイリ原発事故（1986年４月26日）より。ゴルバチョフがペレストロイカに本腰を入れる大きな転機となったのだな。25年経って、この事故がこれほど身近なものに差し迫って感じられる事態になるとは…。

2011.04.26

今日で６年

2005（平成17）年の今日か、JR西日本・福知山線の脱線事故。

2011.04.25

田中好子さん逝去

「元キャンディーズの…」と言ってはいけないのかも知れないが、「スー」こと田中好子さんが逝去。享年55歳という。合掌。

2011.04.21

16年目の地下鉄サリン事件

そぉか、今日は16年目のその日だったのだな。

2011.03.20

三陸沖で地震

11:45頃、三陸沖で大きな地震が。昼のニュースは津波警戒一色となった。こういう報道に接すると嫌でも、昨年２月末日の、チリ沖地震による津波の日を思い出す。そう、義父と義母を車に乗せ、沼津経由で河津・下田へ向かった日である。その日は延々と津波が騒がれ、私たちの車も松崎を避けて中伊豆を走った。そしてその晩、義父が宿で亡くなったのであった。それにしても、今日の地震はかなり広範囲だったのだが。この三島も震度２だったというが、まるで感じなかった私。

2011.03.09

『世界の車窓から　スイス鉄道の旅』

15日（火）に三島市立図書館より借りだしていた DVD『世界の車窓から　スイス鉄道の旅』。今日の夕刻にやっと観る。レマン湖畔のモントレー駅、およびツェルマット～ゴルナーグラート間の登山電車の映像が、懐かしかった。スイスという国を初めて訪問して、今年で20年となるが…。

2011.02.27

16年目の「１・17」

もう16年なのか…阪神淡路。

2011.01.17

グラスゴー～フォート・ウィリアム

医者から戻ると、妻もあまり具合が良くない様子。市立図書館から借りてある DVD 『世界の車窓から　イギリス鉄道の旅』を観れば、少しは気が紛れるだろうか。――で、特典映像とかいうものに気づいて観る。テレビ番組『世界の車窓から』の最初期は、英国の紹介から始まったらしいのだが、収録されていた映像は、1987（昭和62）年５月の、雪が残る早春のグラスゴー～フォート・ウィリアムの路線のもの。私が初めてエディンバラを訪れる３か月前の映像ではないか。また、1991（平成３）年９月、スカイ島を訪れた私は、バスで延々とフォート・ウィリアム～グラスゴーと抜けたものだった。あの長時間のバスでの移動中、スコットランドの山々に抱かれながら物思いに沈んでいた私。頭の中を流れていた音楽は「戦え！ミラーマン」のインストルメンタルだったものだが、折しもDVD で『ミラーマン』の最終巻を借りているなぁ。

2011.01.11

Edinburgh より電子グリーティングカード

かつてホームステイをさせてもらったホストファミリーより、嬉しい電子グリーティングカードが届いた。来年は、このホームステイより20年なのだな…。

2010.12.30

Sarah さんからの e-mail

シェフィールド大学の大恩人 Sarah からメールが届く。あれ、英国もクリスマス・イブじゃないのかなぁ。よもや出勤しているとは…。私が郵送したグリーティングカードが届いたらしいが、ヨーロッパはこの冬は寒気・大雪らしいから、まさか１カ月もかかったのではないだろうな。メールによれば、Anthony Arblaster 氏はこの夏で完全に教壇から降りたらしい。学部生にとって非常によき教師だった、とは Sarah さんの言。

2010.12.24

悪夢の世界？

明け方、久々に悪夢を見た。内容はほとんど覚えていないが、ひどく疲労し、寝巻も汗をかいていた。おいおい。

2010.11.27

新婚旅行より52年

早朝、実家の母より電話あり。今日・明日と、52年前に新婚旅行で行った大洗に行ってくるのだそうな。私たちが贈った旅行券が使われるらしい。

2010.11.12

ABAYO! エディンバラ時代の教科書たち

マンション改修工事のための足場組み立てが、今日で終わる。明日からは、ベランダに洗濯物を干すのにも何かと制限がかかるようになる。それに向けて、ここのところ一気にベランダのものを整理してきたのだが、長年風雪に耐えた段ボールの中から出てきた、エディンバラ大学留学時代の語学テキストを処分。『Headway』というものを主に使っていたのだな。ABAYO!

2010.09.17

シェフィールドで買ったザックよ、さらば

シェフィールド留学時代に購入し、今日まで手元に置いてあったザック。この夏、尾瀬と霧ヶ峰で久々に使用した折、すでに底が薄くなり、水が浸みてしまうことが分った。今朝のゴミ出しの時、一緒に処分した。約16年の付き合いだったが、さらば、である。

2010.09.16

６年半ぶりの市場介入なのかっ

15年ぶりの円高ドル安水準だということは、ここんとこずっと言われてきていたが、民主党代表選の翌日である今日、一時１ドル82円台まで円高が更新し、ついに政府・日銀による市場介入が行われた。６年半ぶりの介入だというと、2003（平成15）～04（平成16）年の間になされていたことになる。記憶にないわけだよな。この頃は、Ph. D. を終えて「死んで」いた頃だから…。（９月16日記す）

2010.09.15

19年目の Land's End Tシャツ

プールに行き、銀行経由で「毎度！」でラーメンをすすったら、汗だくだく。帰宅して着替えに引っ張り出したのは、先日のベランダ大掃除で「発掘」した、英国ブリテン島最西端 Land's End の Tシャツ。買ったのは1991（平成３）年９月のはずだから、19年目に日の目を見たわけだ。サイズはほぼピッタリ。着心地も悪くはない。

2010.09.13

The British Journal

一昨日の、ベランダの段ボール箱３つの解体作業の延長で、今日も少しだけ部屋の片づけが必要だった。そんな中で、姿をくらましていた1991（平成３）年のエディンバラ留学の記録 The British Journal が出てきた。今さらのようにざっと目を通して見たが、自分が考える以上に重い内容だったぞ。いや、あれから19年を経て、改めてその意味が深化してきたということか…。

2010.09.09

約20年ぶり（？）の大整理・ベランダの段ボール３つ

マンションの改修工事が、この秋から我々の住む B 棟に移ってくる。来週までにベランダを片づけておかなければならない。ついに観念し、長年積み重ねられたままベランダで風雪に耐えてきた段ボール３つに、手をつけた。それも、ある程度日が陰って涼しくなった頃を見計らってだ。台風９号の風さまさまである。で…出てきたのはディープなものばかり。1991（平成３）年のエディンバラ留学時代のものを中心に、その前後の自分の苦闘時代の残滓が、出るわ出るわ。捨ててよいものは処分したものの、捨てるわけにいかないもの、「あぁ、こんなところにあったのか」と再発見したもの、等々については、改めて別の場所に整理しなおさなければならない。それにしても、こんな日の夕空は、スコットランド北部を旅行した時の秋空にも似て、青空の低いところに浮かぶ雲がグングン速いスピードで進んで行くのであった。

2010.09.07

幻の KK さん

８月16日付けで書簡をしたためた、小学校時代のクラスメート KK さん。しかし、果たせるかな、あて先不明で戻ってきてしまった。実家もろとも引っ越したというのは、大いにある話。私の実家自身がそうではないか。故郷、自分のルーツ。そうしたことを７月下旬から改めて考えてきた私だが、しかしそれが「新たな執着」となるところだったのかも知れない…。（９月10日記す）

2010.08.23

発掘

第六文明人の遺跡…ではない。そうではなく、過去の写真のネガである。そもそも夕べ、以前に買いながらインストールに失敗していたソフトウェアを、改めて PC にインストールしていたのだが、あろうことか６時間ほどもかかってしまった。その間、やるともなしに手をつけてしまったのが、昔の写真のネガ整理。恐ろしいことに、留学生活時代のネガの整理が満足になされていないし、ものによっては捨ててしまったのかどうか、失われているものも少なくない。1994（平成６）年からの、まだデジカメを使っていない時代のネガであるから、確かに忙しさにまぎれて整理もおぼつかなかったのだろう。また、以前「整理」したつもりの時も、何を基準にして捨ててしまったのか怪しいものである。ともあれ、それらのネガの中には、CD 化してしかるべきものが多々あることが分った。古いネガであり、保存状態が良かったという自信もないのだが、このまま朽ち果てさせてしまうよりはデジタル化して使えるようにした方がはるかに価値的である。学生時代にヨーロッパを旅した1985（昭和60）年、1987（昭和62）年、1990（平成２）年、およびエディンバラ留学時の1991（平成３）年のものは、すでにかなり以前に CD 化していたのだが、それ以降のものが未整理の状態でお蔵入りしていたとは。すべて CD 化するにはお金がかかり過ぎるから（何せ自宅のスキャナは、ネガを読み取れるものではない）、特に「これは」というものだけ選択して、今日、近所のフジカラーに持ちこんだわけだ。こんな作業を、初めての英国より四半世紀の今になってやっているとはね。当時の記録によれば、1985年の８月21日は水曜日。あと２日でブライトンの英語学校が終わるという日だったようだ。クラスメートだった日本人の（今では音信不通の）SK さんと YY さんが最終日だ、と日記にはある。ちなみに、当時こだわっていたのは『イデオン』ではなく、放映より２年が経過した『ダンバイン』だったらしい…。なお、お店の方の話によれば、ネガを失くして写真だけあるものを CD 化することも可能だが、少々高くつくらしい。古くなっているネガを CD 化しても、さすがに変色は避けえないのだから、ネガなしで CD 化できるだけでも有難いと思わねばならんのだろうな。そもそも、こんな作業に手をつける気力がやっと湧いてきたことに、もっと自分で驚くべきだろう。

2010.08.21

えっ、あったの？去年のシェフィールド大学同窓会 in Tokyo

一昨年2008（平成20）年10月24日、東京の英国大使館を会場に、日本国内でシェフィールド大学同窓会が初めて開かれた。私にも通知がきて、出席した。その時、翌09年にもやる予定だと聞かされていたが、去年はとうとう連絡がないままだった。やったのかやらなかったのか、分らないまま今年を迎えた。ところが、約２カ月ぶりに職場の郵便物をチェックすると、中にシェフィールド大学同窓会の会報があり、何と去年の10月にやはり大使館で同窓会があったというではないかっ！通知はもらわなかったぞっ！まぁもっとも、去年の10月だったのであれば、通知があったとしても行けたかどうかは怪しいもんだよな。何せ、あの時点ですでに極限状態だったから…。ちなみに、今年はやるのだろうか？（８月19日記す）

2010.08.18

あれから四半世紀・運命のアムステルダム

これぞ、その後の「自分いじめ」の癖を決定づけた出来事だった（ことさら「忌まわしい過去」だとは思わないが…）。

2010.08.17

あれから四半世紀・短時間のブリュッセル

25年前の「８・15」は、パリから鉄道でアムステルダムに向かった日なのだな。その途中、ブリュッセルに立ち寄った。後にも先にも、ブリュッセルを訪問したのはこの１回（それもわずか数時間）だけである。

2010.08.15

あれから四半世紀・日航機墜落事故

1985（昭和60）年のこの日、日航機墜落事故が起きた。つい先月、『沈まぬ太陽』の映画を DVD で観ていたところだが…。ちなみに25年前のこの日は、ブライトンにホームステイ中の私が、船でフランスに渡った日だと記録にある。その後の私の抜きがたい「心の傾向性」を形成してしまった、あの「大陸編」の開幕の日が、日航機墜落の日だったとはね。今日の御巣鷹山に、台風４号の影響は？

2010.08.12

15年ぶりの円高ドル安水準なのかっ

１ドル85円台に。これは15年ぶりの円高水準なのだとか。15年前。1995（平成７）年。私のシェフィールド時代のことだ。あの頃、円高のおかげでどれだけ留学生活が助けられたことか（にもかかわらず、想定外の出費が続き、どれだけ苦しんだことか）。（８月15日記す）

2010.08.11

あれから四半世紀・ロンドンの地下鉄での惨劇

「あの日」は８月３日だったのか…。

2010.08.03

「発酵」が始まったのか

ここしばらくの間、特に３日連続でプールで水中運動をした先週、わけのわからない夢を一晩にいくつも見るという日々が続いている。カオスとしか言いようがない。ことに不思議なのは、何十年も忘れ去っていた昔のクラスメートが、突如夢の中に現れるということが増えた点だ。いつぞや見たのは、中学３年間同じクラスだったが親しい関係では全くなかった OM さん。自分とは住む世界が違うと思っていた人だ。また今日の未明にも、久しく記憶から遠ざかっていた KK さんが夢に出てきた。小学１～２年の時のクラスメートだが、中学校が違ってしまったので、小学校卒業（1979年３月）以来まさに31年会っていない。私のことなど、忘れられているのではないか。夢の中では、KK さんは小学校卒業後に、川崎だか横浜だかに引っ越したとかいう話になっていたが、イマイチよく覚えていない。とにかく、最近の夢は、目覚めた直後にそのストーリィを忘れてしまうことばかりなのだ。来月、義父の新盆で帰省する妻が、中学卒業以来の旧友と再会するというので、それに刺激を受けているという面もあるのかも知れない。だが…ふと考える。これまで何百回と、自分いじめにつながるような自己分析をしてきた私だが、実は記憶をたどる際の起点はほぼ決まっていた。大体は、大学に入って以降、あるいは２度の留学、27歳で大病を患って以降、等々だった。しかし、すっかり忘れていて音信不通のかつてのクラスメートが、記憶の底から蘇って夢に出てくることが続くと、もっと根源的な自分の根っこにまで自分を引き戻さざるを得ない。つまり、「いわき市時代の自分」である。痩せても枯れても、18歳で大学に入るまで、生まれ育った故郷である。考えてみれば奇妙なことだ。しつこいくらいに見なおす DVD も、いいかげん聴き飽きているはずの音楽も、その大半はいわき市時代にハマったものだ。なのに、それらへの執着はあっても、その時代の「人」および彼ら・彼女らと自分の関係については、これまでほとんど省みることがなかった…。もちろん、今の仕事を続ける限り、私が故郷に戻ることはほぼあり得ない。にもかかわらず、単なる過去への郷愁ではない形で、自分の「ルーツ」たるいわき市時代を、改めて自分の内面に取り戻す欲求が湧いてきた気がする。それは、２年前（2008年）８月の「シェフィールド殺し」さえも相対化するラディカルなものになるだろうし、25年前のヨーロッパで初めてやった自己分析など偏頗なものに思えてさえ来るかもしれない（折しも今日は、英国初上陸より四半世紀の日だ）。すべて、過不足ない自分の過去と現在を、「未来」へと開くためだ。形式上「故障者リスト」入りして４カ月弱、実質的な休養生活に入って３カ月弱にして、ようやく自分の内面の「発酵」が始まりつつあるか…。ただし、新たな「執着」を生まないように気をつける必要はありそうだ。いずれにせよ、カオスの中からこそ新たな価値は生まれる。そして、カオスの中に身を置き続ける一種の「サナギ状態」には、実はエネルギーが要るのだ。（７月28日記す）

2010.07.25

あれから四半世紀・英国初上陸

今では考えられない、アンカレッジ経由。サベナ・ベルギー航空でブリュッセル乗り換えのロンドン・ヒースロー着。ガトウィック空港までバスで行き、そこからさらにコーチでブライトンに向かった。英国初上陸、そして初めてのホームステイ…。これが、25年前の今日７月25日。当時の記録によれば、木曜日だったことになる。（７月26日記す）

2010.07.25

あれから四半世紀

大学１年の夏、初めて海外というところに行き、初めて英国の地を踏んだわけだが、その出発の日が25年前の今日の夕刻であった。いろんな「ボタンの掛け違え」続きで、その後しなくてもよい「遠回り」をした人生だった気がするが、あの経験があったればこそ、実は一番の「近道」を来ているのかも知れん。過去を振り返ってばかりでも成長はないが、しかし自分の一種の「原点」はやはり忘れないようにしよう。

2010.07.24

男鹿半島

ゲゲゲの後の、NHK『あさイチ』で、男鹿半島の特集をしていた。男鹿半島に私が行ったのは、このブログを開設する２年余り前、2003（平成15）年の早春ではなかったか。イラク戦争が始まったのも、その頃だったはず。八郎潟に、きれいな夕陽に…しかし遠い。

2010.07.15

3rd Anniversary

のこの日は、妻の誕生日でもあった。私たちはひと頃「アラフォー」と呼ばれた世代に入るのだろうが、しかしすでに40代半ばに差し掛かっている。（７月４日記す）

2010.07.03

まだある、がらがらどんどん君の風船

妻の田舎にいる、３歳の甥っ子。「キィ君」とか「うっきゃぁさん」とか、いろいろな呼び名を持っているが、この春からは「がらがらどんどん君」とも呼ばれている。新幹線とアンパンマンとシャボン玉と、何より広い公園でタッタカタ～と走り回るのが大好きな少年だ。さて、私の家の和室に転がっている、相当しぼんでしまった風船がある。突然の義父の死去のため、妻の実家から兄妹たちが葬儀のため三島に来た時に、「がらがらどんどん君」も一緒に来たのだが、彼は自分のおじいちゃんが亡くなったということが分ってない。どこに行っても来ても、普段通り「うっきゃぁ～！」と叫びながらタッタカタ～と走り回っている。３月１日にウチに１泊した時も、窓から見える新幹線に狂喜し、夜中まで絶叫していた。その彼が、３月２日の告別式などでおとなしくしているはずがない。みしま聖苑で荼毘にふしている間、係員の人が彼に風船をくれ、彼はおかあさんにふくらませてもらってキャッキャッと遊んでいたのであった。一切の葬儀を終え、いったん自宅に戻りそこから高松に向かった私たちだが、その時にその風船も自宅に持ちこまれたのだ。それ以来、４カ月。かなりしぼんだとはいえ、今でも和室の隅に転がっている。（７月８日記す）

2010.07.02

3rd Anniversary Eve

妻と、沼津下香貫にあるイタリアンレストラン VENTO でランチ。３周年の前日である。

2010.07.02

16 years (3)

University of Glasgow の Bute Hall を訪れて、16年である。去年の５月２日、妻を連れて行ったが。（６月26日記す）

2010.06.15

16 years (2)

Glasgow Botanic Garden より16年である。去年の５月２日は、妻と共に訪れたが。（６月26日記す）

2010.06.14

「原点」

午前中から夏日の三島。ふとしたことから、16年前の1994（平成６）年６月のグラスゴーの写真を再発見した。あの当時も今も、顔が変わっておらんなぁ。心身の不調という点でも、16年前と今は同じかもなぁ（違いも大いにあるが）。ともあれ、自分の「原点」さえ忘れなければ、何があってもなくても、今・ここから再び立ち上がって行けるかもしれない。そう言えば今日は、裁判員制度が導入されて１年の５月21日か…この記事とは関係ないが。

2010.05.21

まるで Edinburgh ？

天気予報が外れて、晴天が続く三島。本当は曇りから雨になるはずだったのに…。で、懲りずに妻と上岩崎公園へ。ふと、Edinburgh の Waverley 駅がある谷間に広がる Princes Street Gardens にいるような感覚に襲われる。Edinburgh 城につながる The Royal Mile の丘と、Princes Street との間に挟まれた、この細長い公園と、この日私たちが木漏れ日を浴びながら読書をした上岩崎公園とが、重なって見えるとは…。（６月８日記す）

2010.05.06

「チョリチョリ」

大型連休最終日。世間一般では「子どもの日」なのだろう。そう言えば、私が25年前に学生として三島に来るまで、実家では親父に散髪してもらっていた。床屋に行くなど、18歳になるまで経験したことがなかった。そして、確か実家では、親父に散髪してもらうことを「チョリチョリ」と呼んでいたなぁ――。などという子ども時代のことを想起していた。なぜか。今年は節約モードのため、おととい HAC で買った散髪用のはさみで、妻に髪を切ってもらったからだ。月々3,500円かかる散髪も、このはさみセットでもう元が取れてしまった。（５月６日記す）

2010.05.05

早くも１年経ったか

妻をスコットランド・グラスゴー大学に連れて行って、１年が経ってしまった。（５月３日記す）

2010.05.02

山形新幹線つばさ400系、引退か

たまっていた新聞を見て知ったのだが…去る18日、山形新幹線つばさの400系車両が引退したのだな。最後に山形新幹線に乗ったのは、確か2003年の夏ごろだった気がするなぁ。（４月25日記す）

2010.04.20

火山の噴火でヨーロッパの空港が閉鎖

昨日から報じられていたことだが…14日にアイスランドの火山が噴火。航空機のエンジンに悪影響を及ぼすかも知れないということで、ヨーロッパ北部の各地の空港が閉鎖へ。英国では全国のすべての空港が閉鎖されたらしい。2005（平成17）年夏、ヒースロー空港のストで悲惨な目に遭ったことがあったが、あれも５年前の話になろうというのか。成田発のヨーロッパ便が途中で引き返して来たという朝のニュースを見ながら、そんな記憶が脳裏をよぎった。

2010.04.16