『こだま』
地元紙にはオピニオン欄があって、下の方に『イイミミ』コーナー。その左側に記者さんたちが述べる『こだま』欄が。8日付(9日は休刊?)分をそのまま引用させていただきます。 『都道府県別の小中学生の体力で、私のふるさとの県が上位を占めました。昨年の学力調査も同様で、地元は「文武両道」と鼻高々とか。「早起きで朝食を食べる」「携帯電話を持たない」。理由はあれこれ挙がっていますが、18年間過ごした身として、ひそかに確信しているのが、誘惑や刺激の少なさ。ターミナルの駅前は早々とシャッターが下り、10代後半が遊べる場所がなかったのがつらかった。誘惑が少ない→勉強やスポーツに頑張る→いつのまにか学力や体力がつく。この仮設、だれか立証してくれないかなあ。』 “遊ぶところがない”田舎では当り前のことのように思っていたけれど、ここ数年で24時間営業のコンビニが登場する、○クドナルドも24時間営業になる。で塾帰りの学生には絶好のたまり場に。 携帯電話は当り前になっているし、“刺激”からは程遠いと思っていたこの田舎が、めまぐるしく変わってしまった。 中学、高校ではクラブへの参加は当り前だと思っていたのが、それは自由参加へと様変わり。クラブで培うことは、例えば続けるということの大切さなど沢山あったと思う。中学の卓球部は、嫌々ながらの参加だったので、とても自慢できたものではないけど。 勉強をするにしても、社会の荒波に耐え抜くにしても、やはり体力が勝負だと思う。勉強さえできれば。と簡単に言うけれど、受験に打ち勝つためにも、日々頑張れる体力が必要だし。 原点に返って、早寝、早起き。“一年の計は。。。”とあるように、一日の始まりである朝がその一日の全てを決めてしまう気がする。早朝の爽快感。朝でなければ味わえないあの爽快感。寒風吹きすさむ中では難しいものがあるけど、起きられた!と思うと頑張る気持ちにつながりそうな。一年は、その積み重ねなのだから。