夜間外出禁止令
県労働局主催の求職支援就業セミナーというのがあって、その演習コースは二日間に亘って行われ、今日は午前中のみ。なもので、お昼には昨夜食べ残したおでんを何とか片付けたいと思っていたところへ、淡路OHPの会の方からメール。で、急遽ランチタイムを一緒に。と相成り、た~っぷり1時間かけてお喋りに花を咲かせることに。 昨日が命日だった亡父のことが気がかりで、その足で実家へと車を移動させた。仏壇にお供えする花と、お墓用、そして父が好きだった甘い物♪(結局は母と私の口に入ることになるんだけど)実家ではまるでドロボーに入られたかと思うほどの散らかりよう。母は何か片付けをしていたらしい。 そして、お仏壇へお供えをして、ふと母の顔に目をやると。。。 「どうしたん、その顔?」と私。 「ちょっとこけてん」と母。 「どこで?」「手も足もどうも無いの?」と私。 昨夜は近くのコミュニティーセンターで会合があったらしい。圃場整備のことについての話なのだから、何も母が参加しなくても。と思うけど、起きてしまったことは仕方が無い。 「電池が暗いねん」と母。 「それやったら明るいのに換えたらええやん」と私。 車で来ていらっしゃった人が、ライトで照らしてくださったのは、母が溝へ落下して体勢を整えてから。よくもまぁ、顔の擦り傷だけで済んだもの。と、改めて現場へ立ってみて驚いた。圃場整備で広く、深くなった溝にシルバーカーごと落下してしまったらしい。シルバーカーが身を守ってくれた。というわけで、顔の擦り傷と、メガネは勿論アウト。母は私よりお洒落だから、外出用の高級品だったらしいけど、「そんなんゆうてる場合ちゃうやん。怪我して入院なんてことを思ったら、ラッキーやったんやん。」母は「えらいことになってしもた。。。」やはり、メガネが壊れたことがとても気にかかるらしい。幸い予備のメガネは持っていたので、今直ぐに眼科医院へ。という必要は無さそうだけど、それも「顔の傷が恥ずかしいから眼科へも行けない。」なんて言う。それもそうだろうけど、よくまぁ、そんな程度の怪我で済んだものだと思う。 現場はコミュニティーセンターの出口から真っ直ぐに出たところ。歩行者は右側通行だからと、道路の右側を歩こうとしたからかなぁ。そんなこと、この田舎で誰が言う?と思うけど、歩くのに慣れたルートの方が良いと思ったのか。。。田舎の道は本当に暗いから、危険も伴う。もう、母の夜の一人歩きはさせられない。出なければならない会議でもなかっただろうに。。。痛い目をしても言って行くところがないし、近所のご夫妻にまで迷惑をかけてしまうことに。顔の消毒やら、病院へ行く必要が無いのかどうかまで尋ねてくださったと聞いて、ひとことご挨拶に。。。 気をつけよう!暗い夜道と一人歩き。。。これは母のためにあるんだと思った。大したことが無くてヤレヤレ。暫くは夜道の外出禁止令を。