橘花
橘花をヤフオクで落としました。2千円くらいになりました。大した人気です。手に取ってみると唸ってしまいました。桜花と同じ段付きピトー管はよいのですが、主翼の折りたたみ蝶番がむき出しなのはタマげました。改造のしようがない。アンテナ線は太くてヨタっています。銅線のように見えるけど材質はビニール系か。垂直尾翼前縁に埋め込まれています。コクピットを空けると座席がずいぶん前についています。これじゃパイロット窮屈だろうな。裏返すと主脚が可動する。しかし、折りたたんでも脚収納庫がないので空気抵抗は減らない・・・。けなしているわけではありません。おもちゃとしてのギミックに感心しているのです。前輪もカバーがある。ひょっとしてと思ってカバーを空けると前輪が収納されているではないですか。ちゃんと出てきます。着地姿勢で置いてみると前のめりになる。前輪の脚柱が短い・・・。これじゃ離陸できない。主輪は回転するので前輪も回転するよう改造すれば、ころがして遊べます。胴体下に抱えているのは爆弾かと思えば噴射口があるので補助ロケットですね。なんとこれは金属製!!!スゴイ、遊び心に満ちあふれている。塗装もウェザリングのつもりですね。主翼の折りたたみ部分と機体は違う色合いです。エナメルの黒を薄めて濃度を変えて塗った感じです。統一した色にしてほしかったけど、これも味になっていますね。よくぞここまでギミック満載にしてくれました。これは究極のおもちゃです。もはや改造しようとは思いません。このままの状態で遊ばせてもらおう。