中国鉄道大紀行(秋編)前半総集編
秋の旅、BSiでちょこちょこ観てたんだけど、昨日プレミア10の前半総集編を観ました。秋編は、西安から約19000キロ、中国最西端のシルクロードの町 カシュガルまで二ヵ月半かけて旅するとの事。西安から出発してしばらくすると、車窓からはまず、黄土高原やヤオトンが見えた。トウモロコシ畑や綿畑が広がり、下車した所の農家は、綿作り親子三代というお宅で、糸車で綿をつむぎながら説明してくれるおばあちゃん。そこの家族に夕食を誘われ、うどんみたいな自家製麺をよばれて、関口さん、「これぞ中国~!」と言っていた。田舎を歩いて話をすると、すぐ家に招きいれてくれて、なんか振舞ってくれるお国柄?春編もそうだったもんね。秋編もみんな笑顔で人懐っこいワ~ そして、黄土高原の切り立った荒々しい山々が広がり、黄河を渡り、同じような広大な風景。フヨウ駅近くの市場風のとこは、珍しい食べ物のオンパレード。枕みたいな硬そうな大きな白パン、オバチャンがおみやげに2個くれて、汽車で、言われたとおり枕にして、かじってた。昔はこのパンを兵隊さんが持ってて、お腹がすいたらかじっていたんだって。下車駅近くの桑畑の傍、養蚕場に案内され、そこには、うじゃうじゃの蚕。だんだん人が集まってきて、小さい男の子のズボンお尻がぱっかり開いていて、そのまましゃがんでオシッコしてた。後ろから見るとおしりが丸見えのズボン、中国ではよく穿いてるんだって。泰山(世界遺産)の山の上の、赤い壁の寺をめざしてに途中までロープウェーで上がったんだけど、絶景~ ロープウェーを使わないで石の階段を上ってきた男性に聞いたら、まだ途中だけど、5時間半かかったそう。だって、7000段もあるんだとーー!スケールが違う・・・ 大道駅 ウンコウ石窟追跡(世界遺産)有名な如来坐像。 石窟寺院の中は、数え切れない仏像で埋め尽くされていた。もーびっくりーーでも、近くにある世界的な石炭の採掘場の石炭の粉塵で薄汚れていた。開発と酸性雨で劣化してて修復中だとのこと。思わず「諸行無常だなぁ・・・・」とつぶやいたのが印象的でした。 それから、最初に方に車窓で見た、ヤオトン(崖に横穴を掘った住居)に行くと、玄関前の広場では女性たちがマージャンに勤しんでいて、中に入れと誘ってた。夏は涼しく、冬は薪を焚く暖炉みたいなのがあって暖かいとのこと。犬とねこが一緒にまどろみ、時の流れがゆーったりってカンジ~。 車中で、関口さん、同席のキレイな中国女性に、「日本人にしては背が高くてカッコイイけど、安全っぽくない」 と言われてたし(笑)、小さい女の子に「おうまのおやこ」を中国語で歌ってあげたり、 年配のイギリス人観光客4人に日本酒を振舞うって盛り上がったり、高校生や中学生と喋って、中秋の名月だったのでそれぞれ、月餅を貰ったり、鼻歌を歌っていた男性にリクエストして、モンゴルの歌を歌ってもらったり、今回も汽車の中のふれあいも微笑ましい。やはり編み物をする女性が多かったなぁ。 万里の長城 全長6000キロ 世界最長の建造物を、車窓から見て、 少しずつ色づく山々の風景。いよいよシルクロードに近づいて行きます。テーマ曲の「光あるもの」メロディーがキレイで、春編のときから頭に残っているんだけど、この歌詞がこの旅にピッタリマッチしているのを今更発見。今回も関口知宏さんの絵日記をのぞいて見ました。すっごくいいですよー。