矢倉岳から観る五島魚目の美しい海岸線と山々
標高382mの矢倉岳山頂から見る展望は素晴らしいものがあり、手前真下に有川湾の七目郷、目の前に浦桑郷、長い突堤で仕切られている榎津郷、此処は九州商船の最終寄港地でしたが、今では有川港が最終寄港地となり、ターミナルは閉鎖となりました。海岸に突き出ている標高124mの門松山の向こうには丸尾郷、その次の似首郷は半分隠れていて、その北に位置する小串郷、立串郷は連なる山々に隠れて見えませんが、ずっとその北まで続く美しいリアス式海岸の眺望を楽しめます。潜伏キリシタン世界遺産の構成要素となった野首教会のある野崎島は実質無人島で、中通島の新上五島町でなく、小値賀町に属していることもあり山の陰で全く見えません!PM2.5煤煙が無い時は、素晴らしい眺望が楽しめますが、今年はPM2.5襲来する日が多く、上記画像は5年前のものです!矢倉岳の直ぐ北には、標高220mの榎津城山があって頂上にはコンクリート製ですが榎津城が復元されていて、直下まで車道が整備されています。その向こうには標高364mの似首番岳が控えていますが、中腹から上には車道が無く、イノシシも出没しますので、今では頂上まで登る人も無くなりました。又その奥には、遠く上五島最高峰の北番岳と呼ばれる小串番岳443mも望むことが出来、此処は頂上直下まで車道が設けられていて、頂上には東屋と遠見番所が設営されています。この美しい自然を満喫するのが、家内が育った実家の空き家を夏の別荘として管理する序での楽しみとなり、毎年1ヶ月滞在することになりました。