先物市場の価格-原油高止まり
中国の経済減速が明らかなので、原油の需給市場は供給過多と思われるに何故高止まりしているのでしょうか?11月2日には、WTI原油は84ドル/BBLだったのですが、其処から下がり基調で現在79ドル/BBLとなっています。OPECとロシアなどの主な産油国は、来月の生産量について協議し、日量で40万バレルずつ月毎に増やすとする生産計画を変更せず、追加の増産を見送りました。原油価格は世界的需要の高まりから一時、7年ぶりの水準まで上昇し、国内のガソリン価格の値上がりにも繋がる等暮らしや経済活動への影響が懸念されていて、日本や米国が産油国に対し供給を増やすよう求めていました。これについてサウジアラビアのエネルギー相は「徐々に生産を増やしており、もし需要が落ち込めば、来年始めには大量に余る」と述べ、増産は難しいとした。何処かの株投機筋が仕掛けた思惑株価操作ですから、株価は次第に落ち着くものと観ていますし、産油国会議に入っていない米国、シェールオイルで世界一の産油国ですが、採掘コストが50ドル/BBLとされますので、この状況を生かし巨額の利益を享受しそうな気配で、金満資本主義とはえげつないシステムです!WTI原油 79.19 ▲0.48%Brent原油 80.61 ▲0.09%ヒーティングオイル 2.4054 ▼0.44%天然ガス 5.559 ▼1.75%RBOBガソリン 2.3005 ▲0.34%金先物 1,799.0 ▲0.31%銀 23.948 ▲0.15%銅 4.3308 ▲0.23%プラチナ 1,034.7 ▲0.67%パラジウム 2,028.0 ▲1.36 %コーン 560.38 ▲0.23%大豆 1,220.0 ▼0.31% 小麦 778.6 ▲0.54%コーヒー 208.28 ▼0.49%粗糖 19.63 ▲1.29%