ひっそりとする東京都立大
京王線「南大沢」駅から広いコンコースの行き止まりの階段を上りますと東京都立大正門となっています。11月は学園祭の季節で、例年種々のプラカードが並べられるのですが、今年は何も見えずにひっそりとしています。多分、新型コロナウイルス蔓延の影響でオンライン授業が多く、対面授業も減り、学生が集まって準備する余裕が無かったのでしょう。東京都立大は、1991年に東横線「都立大前」駅から、京王線「南大沢」駅に、「首都大学東京」と名称変更して移転したのです。当初はキャンパスが緑溢れる多摩丘陵でしたので、林も多く残り、叢では「マムシ注意!」の看板も複数掲げられる程で、キャンパス内で自然を満喫出来ました。昔、筑波大教授となっていた航空学科同期生の小林氏も客演講師となっていた様で、京王線社内でお会いして挨拶をしたこともありました。しかしながら、昨年4月に「東京都立大」と言う名称に復帰した今現在は相当に変化しているのだろうかと想像するばかりです。