新型コロナウイルス変異株とWHOの今
新たなオミクロン変異株が南アで発見され、強力なインド初のデルタ株を押しのけて蔓延が広がっています。南アでは、12月2日の新規感染者は1万1535人、死者は44人、既にオミクロン株が74%とデルタ株に替わって主流になって感染拡大に繋がっているとの報告です。世界的には、12月3日迄にアフリカと米欧12ヶ国で市中感染を確認、感染確認は39ヶ国となったと言う。中国武漢初の新型コロナウイルスの原型は既に視られず、次々と変異株に変異する忍者の如き生命力の強いウイルスですので、自然発生したものではなく武漢市の微生物研究所で培養中の強力な人工ウイルスが漏れたのではないかと疑ってしまいます。しかし、近頃は各国政府が蔓延防止対策を施行中で、指導的役割を果たすべきWHOが沈黙していますので、その動向を懸念せざるを得ませんが、WHOは既に中国政府の傀儡となって、発生場所の武漢まで遡って、その生態を解明しようとする動きは封じられている様に感じられて仕方がありません。オーストラリアが中国での発生状況を調査依頼しますと、中国は何とオーストラリアへの貿易輸出入禁止と言う制裁対抗措置に打って出たのですから・・WHOの最高意思決定機関は、194の全加盟国・地域の代表で構成される「世界保健総会(WHA)」です。総会の下部機関としての「WHO執行理事会」は、WHO総会での政策を促進し、WHO総会へ助言や提案を行う役割を担っている。事務局は、事務局長(2017年からはテドロス・アダノム氏、日本人では、1988年から98年まで中嶋宏氏が事務局長)をトップとし、6つの地域事務局(米州、アフリカ、南東アジア、欧州、東地中海、西太平洋)があり、世界各地に約150か所のWHO事務所があります。職員数は7,000人を超え、2018-2019年度(2年間)の事業計画予算額は約44億ドルでした。加盟国の分担金(通常予算)の他に、任意拠出金があり、ビル&メリンダ・ゲイツ財団などが大口の出資者となっています。