真夜中の東北地震-マグネチュード7.3
昨夜午後11時過ぎ、緊急地震警報がTVに出され、直ぐに揺れが来ました。結構な揺れで30秒間も続いたので不安になりましたが、食器棚のガラス戸も開くことが無く、食器類の損傷はありませんでした。それでも、TVを観ていますと、2011年3月11日の東日本大震災の余震だと言うことで、10年経過しても余震と言うのが驚きです。「災害は忘れた頃にやって来る」と言うのは寺田寅彦の言葉ですが、「災害はずっと続いている」と感覚を変えなければならないと思われました。幸い、今回は太平洋プレートが大陸プレートに沈み込んで行く、その深部で起きましたので、海中でのプレート跳ね返りが無く、大きな津波が起きなかったので、被害はそれ程多く無かった様です。地震は13日午後11時7分に発生。震源地は福島県沖で震源の深さは約55キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7・3と推定される。福島県、宮城県で最大震度6強を観測するなど、北海道から中国地方の広い範囲で震度1以上の揺れを観測した。気象庁によると、東北沖を震源とする最大震度6強の地震は、2011年4月7日以来約10年ぶり。14日午前1時過ぎからの記者会見で、同庁の鎌谷紀子・地震情報企画官は「(東日本大震災の)発生以前に比べて地震回数の多い状態が継続している」と指摘。今回の地震は震源が比較的深かったため、若干の海面変動は予想されるものの、大きな津波の心配はないとした。広範囲に揺れがあった原因などについては「詳しいことは今後解析していく」とした。日本は地震、火山、台風、大雨など数多くの災害大国であることを改めて認識、ポリエチレン袋に入ったままの非常持出袋を改めて見てみました。