文京区役所ビルでの会食-25F椿山荘
地下鉄後楽園駅は、丸の内線、大江戸線、南北線が交叉していて、とても便利な駅で、駅前には家光の乳母として権勢を誇った春日局を記念した春日公園があります。そして、通路の反対側には、文京区役所の入っている文京シビックセンタービルと言う高いビルがあって見上げる程の高層ビル、文京区は文教地区でもあるので、財政がとても豊かな自治体の様です。其処の25階に、椿山荘が店舗を展開していますので、会社時代の営業OB2人、設計OB2人で会食することになりました。設計OBは、1931年と1942年生まれ、営業は1932年と1948年生まれ、の各2人でしたが、1948年生まれの方が3月に心筋梗塞で入院したこともあって、大事を執って早めに帰宅して貰うことにして、3人の会食となりました。設計OB1931年生まれの方の奥さんは膝関節に加え大腿骨骨折を起こして、数年前から居住区指定の介護施設をたらい回し、現在は家宅を息子さんに譲り、2週間毎の奥さん面会を除いて実質独り住まい、夕食配達を利用しているとのことでした。あれほど頭脳明晰で記憶力抜群だったのですが、世事が煩雑になったのか、部下の名前を思い出すのに苦労する状態でした。しかし、突然記憶スイッチが入りますと、Fort CollinsのWoodwardに行った際、部下の一人が「コロラドの月」を歌ったこと等を思い出すのです。営業OB1932生まれの方は、4人の中では一番元気で、協議離婚と言う難局を乗り越えて、NHKフィルのコンサートA,B,C、歌舞伎、文楽、英語学習と未だに八面六臂の活躍、加えて同居してくれそうな伴侶募集中、人生の楽しさを謳歌していました。