百草園の梅祭り初日は2分咲きでした
2月4日より、梅祭り開催と言うことで、モノレールと京王線を利用して「百草園」駅に着きました。前に来ましたのは2003年のことでしたから、14年ぶりとなりますが、駅前を通る川崎街道も広くなり、開放的になって印象が違っていましたが、案内板に従って左に折れ、坂道を登って行きます。段々と坂がきつくなり、最後の急登は舗装道路にも拘わらず、道端には手摺が付いていて、坂登りの助けになる程です。漸く到着して、入り口で300円の入園料を払おうとしましたら、「京王パスポートカードをお持ちですか?」と提示しましたら、20%割引の240円となりました。石の階段を上がって、庭園の中心となる松連庵に着きましたが、肝心の寿昌梅と言う銘梅木は殆ど咲いていませんし、他の梅も精々2分咲き、高台で寒さが募るのでしょう!今年の梅祭りのコンサートは売店広場で次の様に行われる様で、2月4日(土)11:30~,14:00~ ・バイオリンとピアノコンサート3月12日(日)11:30~,14:00~ ・和太鼓の演奏となっていて、丁度バイオリンと電子ピアノで親しみやすい、シューベルトの「野バラ」やベートーヴェンの「スプリングソナタ」等が演奏されていました。広場の端には展望所があって、多摩川から府中方面の見事な眺望が望めます。白い塔は、東芝のエレベーター試験塔で、煙突では無いのだそうです。多摩丘陵の一角にたたずむ百草園は、江戸時代の享保年間(1716~1736)、小田原城主大久保候の室、寿昌院殿慈覚元長尼が徳川家康の長男・岡崎三郎信康追悼のために松連寺を再建し、それに伴って造られた庭園。百草園の広さ6万6千m2の庭園には、800本以上の梅の木が植えられていて、梅の名所として有名です。百草園の売店、松連庵は茅葺き屋根の趣のある建物、一服の絵を観るような美しさで、この松連庵の前には樹齢300年を越すと言われる寿昌梅という銘木があります。