基本に忠実に本質を伝える

[理科] カテゴリの記事

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• 実験教室9　光の三原色　メモ

  光の三原色の学習まず、定格（流しても部品が耐えられる限界の電圧）を超えた電圧を流すと電球が切れることを学習する。直列につないだ豆電球に、1.5V、3V、9Vの電圧の電流を流す。電源は乾電池を使う。9Vの電圧では直列につないだ豆電球は明るく輝いた直後に焼ききれる。この学習をした後で、発光ダイオードに抵抗をつけないといけないことを説明する。電源は1.5Vを直列につないで3Vにしたもので、発光ダイオードと100Ωの抵抗を使う。発光ダイオードはできれば赤から使ってほしいけど、青を使う子がいるんだろうな。オーロラダイオードは後で使うので、赤、緑、青のダイオードに抵抗をつけて光の三原色の実験を行う。ダイオードと抵抗ははんだでつける。はんだをつける前にヤケド注意をアナウンスする。このときは汎用基盤は使わない。適度に色を混ぜた状態で何色になるかを色鉛筆などでスケッチする。電池をはずしてからはんだをつけるように指示を出す。また、実験後は電池をはずす。オーロラダイオードを使った工作を行う。電池ボックスは先の実験に用いたものをはずして転用する。汎用基盤に適当にダイオードと抵抗をつける。はんだが終わった後で確認し、大人がニッパで余分な線をカットする。電池を入れて点灯を確認した後でかごに入れてカットしたテグスをホットボンドでつける。テグスは15-20ｃｍ程度の長さに切り、40本程度をストローに挿す。ホットボンドは大人が使う。手芸綿をいれて、飾りにビーズなどをてきとうに本人のセンスでつける。発展ができる場合には、光は直進するが、テグスのような光ファイバーを使うと光を曲げることもできることを追加の実験として行う。

  2008.12.31

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  高校受験の理科　

  理科は実験をするのが一番いいのですが、どうしても実験ができない場合には図を描くのがいいのです。図でわかる中学理科（1分野（物理・化学））図でわかる中学理科（2分野（生物・地学））はシンプルで要点を押さえた図が70あります。一日2～3つの図をスケッチブックに書き、例題を解く。例題で書けなかった答えをスケッチブックの図に書き足す、という方法をとれば二ヶ月程度で中学理科のおさらいができます。図を描くのはノートよりもスケッチブックがいいようです。大きめのA4かB4くらいのものだと分からなかったところをどんどん書き足せるのでとても使いよいです。色は楽しむためならカラフルにやってもいいでしょうが、実用的にやるのなら３色に抑えるのがおすすめです。スケッチブックを使う以外にもアイディア満載なのがこちらです。図解カリスマ家庭教師榎本勝仁の文房具フル活用術もちろん、楽しくやる方が実用を重視するよりいいに決まってます！実際にやってみると、書き写すように指示があるページ以外にも書いた方がいい実験などもあり、なかなか70に絞り込めません。でも最低限「書き写す」指示が出ているところを書き写すことで、理科が伸び悩んでいる人には効果があるでしょう。例題はやや易しめなので、物足りない人は中学入試最高水準問題集理科（生物・地球・宇宙）中学入試最高水準問題集理科（物質とエネルギー）があるといいかもしれません。上位校を目指す、あるいは理科が好きでたまらない、という方にはお勧めできますが、公立高校ならば、そこまでは必要ありません。では頑張ってください。

  2008.09.08

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• 実験教室8　真空（メモ）

  真空を題材とする。我々の頭上には空気があり、地面や体を押していることを伝える。最初の質問として１平方センチメートルあたり、どのくらいの力がかかっているかを尋ねる。単位はニュートンではなく、kg重とする。アルミ缶の中に少量の水を入れて沸騰させる。コンロで加熱する。軍手をして水を入れたバケツに逆さまに入れて、どうなるかを見る。個別実験。沸騰したときの中の様子を水分子を粒として描く。簡易真空ポンプとシール容器（のちほど写真をあげるつもり）を魚を飼うコンプレッサー用のチューブでつなぐ。耐圧性のホースでないとチューブがつぶれて実験はうまくいかない。簡易真空容器は樹脂製とする。ガラスをやむを得ず使う場合には小さめのものとし、まわりにフィルムを貼って保護する。中に小さめの風船を入れて空気を抜く。演示実験。せんべい、マシュマロ、カステラを入れて空気を抜く。演じ実験。タイマーを入れて音を聞く。空気を抜いてもう一度聞く。演じ実験。ろうそくに火をつけて真空容器に入れ、空気を抜く。演じ実験。空気の役割を思いつくだけ挙げる。KJ法。簡易真空ポンプに漏斗をつけ、腕にあてて空気を抜く。もう一度１平方センチメートルあたりどの程度の大気圧があると思うか聞き、実際は１ｋｇ重であることを伝える。

  2008.09.05

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• 実験教室7　からだのひみつ　酵素反応　の結果

  デンプンとブドウ糖の反応を試薬＆試験紙で確認するまでは問題なし。二人一組の実験で組み分けに意外と時間がかかったのが難点。デンプンはろ紙を通り抜けず、ブドウ糖はろ紙を通り抜けることから、デンプンのほうが大きいということの理解は全員が到達した。ここまでで40分！デンプンのりの調製は全員が鍋を覗き込んで観察。一瞬で糊化するので、その瞬間を見逃した生徒が一部あり。デンプンのりを配布して、パレットの6ヶ所に入れ、最初の三箇所で１、何もいれない２、ヨウ素液を入れる３、糖の試験紙を入れる次の三箇所にはそれぞれタカジアスターゼを振りいれ、5分後に１、何もいれない２、ヨウ素液を入れる３、糖の試験紙を入れるを観察した。タカヂアスターゼは強力なので2-3分で糊化したデンプンがさらさらになり、ブドウ糖が検出される。またヨウ素液に反応しなくなる。一部、タカヂアスターゼが足りず、ヨウ素液にも反応した生徒が出たので、追加でタカヂアスターゼを投入し、ヨウ素デンプン反応がなくなったことを確認した。試験紙で糖の存在を確認するのは全員が成功した。ここまでで25分。試験管を見せて、「これで皆のだ液が元気かどうか確かめるのよ」というと気の早い生徒は既に片方の試験管に直接つばを入れ始め、全員が追随した。だ液の提供は意外に順調に進んだ。オブラートは1/4程度にカットして利用した。オブラートを予め入れてあった試験管にだ液を2ml以上入れたところで、水を2-3ml、totalで5mlとした。対照実験として同量の水とオブラートを入れた試験管を用意し、手で握って5分待った。そのまま５分後にそれぞれの試験管にヨウ素液を入れ、また一滴とって糖試験紙をつけ、糖の存在を確認した。一人だけだ液が入ったほうにもわずかにヨウ素デンプン反応が出たが、残りは全員だ液が入ったほうはヨウ素デンプン反応がなくなった。また全員だ液が入ったほうからは糖が検出された。ここで時間切れ。無念。だ液がデンプンを小さくして糖にする、というところまでは到達できなかった。これで25分。時間オーバー。一番最初のヨウ素デンプン反応は既に知っていて、あっさり進むと予想していたが、ここで次々にヨウ素液を入れ始めるという行動がでたため、時間不足となってしまった。反省。次回は真空です。

  2008.08.22

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  実験教室7　からだのひみつ　酵素反応

  学校ではデンプン＝ヨウ素デンプン反応、だ液、または酵素と混ぜることでヨウ素デンプン反応が消えるというところまでやると思うのですが、一歩進めてみます。デンプンと糖の性質の違いを確認する。デンプンを水に懸濁し、ヨウ素デンプン反応を見る。個別実験。ブドウ糖（果糖、ブドウ糖、液糖の表示がある市販のジュース）で、同じくヨウ素デンプン反応を見る。個別実験。新ウリエースGa《10枚》尿糖検出用の試験紙をデンプン懸濁液とブドウ糖溶液にそれぞれつけてみる。個別実験。ロウトにろ紙を差込み、デンプン懸濁液を流し込んでろ過する。ろ液とろ紙のそれぞれヨウ素デンプン反応を見て、デンプンはろ紙を通過しないことを確認する。同様にブドウ糖液でもろ過を行い、ろ液に尿糖検出用試験紙をつけてみる。一応個別実験のつもり。ビーカーが足りないので二人一組の予定。ろ紙はすごく目の細かい網であるという示唆を与え、デンプンとブドウ糖はどちらが大きいかを考える。まず、馬鈴薯デンプンからデンプンのりを作る。適当な量（大さじ2程度）をなべに入れ、水道水を150ccくらい入れて火にかける。かき混ぜながら沸騰させ、透明になったら火から降ろす。全員にパレットを配り、少量づつデンプンのりを配る。片方にはデンプンのりのまま、もう片方にはタカヂアスターゼを耳かきいっぱい程度入れ、それぞれ10分後にヨウ素デンプン反応と糖試験紙の反応を見る。糖試験紙は2-3分、少し長めに入れておくのがコツ。タカヂアスターゼは「消化酵素」であることを示す。デンプンの反応が消え、糖の反応が出ることから、何が何になったかを質問する。試験管に水を10ccづつ入れ、それぞれにオブラートを一枚入れる。生徒さんの口をゆすいだ後で、コットン球を口に含んでもらい、片方の試験管に入れる。もう片方には何もつけないコットン球を入れる。10分間40℃のお湯につけた後で、ヨウ素デンプン反応を見る。到達目標大きい分子（分子という言葉は出しても出さなくてもいい）のデンプンが消化酵素によって小さいブドウ糖になる、ということの理解。時間が余ったら、水道水と微温湯のどちらが早くヨウ素デンプン反応がなくなるかを比較して、酵素の至適温度を調べる。この実験にはタカヂアスターゼを使う。

  2008.08.21

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  ロウソクの実験

  実施して分かったことを追記します。まず、ロウソクは初心者でも安心「手作りキャンドルキット3点セット」パウダー500g入りここが一番安いと思います。500gもあれば十分楽しめます。今回はペレット1kg入りを1/4程度使いました。色付け用のロウは少なめに入れたほうがちょっとパステルカラーっぽくてむしろきれいです。型は100円ショップで売っているシリコン型を使いました。他の入れ物に入れるよりも断然型離れがいいです。実験の時間が限られているので、型は小さいもの（2-3cm）を使いました。型離れがいい代わりに、底に穴を開けて芯を通し、練りけしを詰めて固まるのを待つと言う手が使えません。練りけしとシリコン型が馴染まないのです。型をつくったあと、ゆっくりと穴をあけて芯を通すという方法をとることになります。芯はタコ糸を2-4本撚って使う方法もありますが、やはり専用の芯を使ったほうがずっときれいです。ロウソクの燃焼も安定します。座金は安いものですが、ケチって飲料缶のタブで代用しました。十分使えます。見えない場所のものですし。使わなくてもろうそくとしての性能はほぼ問題ありません。実際には１、湯せんか電熱器でロウを溶かし、２、着色用のロウを削って入れ、３、融けたら温度が65℃になるまで少し冷ましてから４、シリコン型に入れる５、氷水にシリコン型を浮かべて30分以上待つ。という工程をとりました。一人二つ作るのに50分！固まるまで本当は60分！時間的に非常に厳しいことになりました。子供たちは楽しんだようですが。１、ロウは融けると体積が増えること２、ロウは固まると体積が減ること３、ロウの融点は65-70℃くらいであることの観察は不十分でした。その後、実験も見たいとのことなので、30分で駆け足の実験。実験を台本通り見せ、ロウソクを人数分用意したので個別実験もやりましたが、演示実験中は他のロウソクを消しておかないと、夢中になって火の上から覗き込みます。ガラス容器の中にオキシドールを入れて（30-50ccくらい）親指の先くらいの鶏レバーを潰して入れ、素早くラップをゆるく凹まして酸素が発生して膨らむまで待つ。十分酸素が発生したら、火を点けたスチールウールを入れて燃焼するのを見る。という実験は一人づつやりましたが、半分くらいの生徒さんはばっちり花火のような燃焼をみることができました。残りの半分の生徒さんは燃焼したものの、おびえて落としてしまい、ちょっとしょぼく終わりました。ちょっとどきどきしてもらえたかな。この実験は結構危険で、もしビーカーでこの実験をやるときには、ビーカーをダメにする覚悟が必要です。今回は一個融けた鉄のしずくがはねてビーカーに丸く欠けた跡が残りました。スチールウールも小指の先程度の大きさよりも大きくすると危険です。消火用のバケツと濡れ雑巾を用意してからやりました。他の可燃物も近くに置いてはいけません。私はロウソクを片付けて、別のテーブルでやりました。ちょっと時間オーバーして会場管理者に怒られました。次は魚の解剖にしようか、迷っているところです。

  2008.08.09

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• 走りがきの　ロウソクの実験

  既にロウソクの燃焼についてはかじりかけ。今度は更に気体に焦点をあてる。ロウソクを作る。市販のパラフィンを使う。パラフィンを溶かすと体積が増え、固まるときに体積が減ることを確認する。あわよくばこれで夏の工作にしてくれ、っていう感じ。芯を変えるなどの応用は今回はなし。＃蝋が固まるまでに氷冷で1.5時間かかるため、最初に作ってお土産にするので精一杯。熱いものを触るときの危険予知訓練を行う。市販のロウソクで燃焼実験を行う。透明な筒（PETボトルの底を抜いたもの）で燃えているロウソクにふたをする。そのまま上が開いていると燃え続けるが、ふたをするとすぐに火が消える。原因の仮説を立てる。PETボトルの下側から線香の煙を入れる。煙の動きで対流を観察する。PETの筒の上から煙が出ることを観察。絵を描く。何が燃えているか、仮説を立てる。ロウソクを作るときに作った蝋の液には火がつかないが、芯をつけたら火がつくことを観察。演示実験。芯のそばにアルミ箔の筒をよせて蝋の蒸気を横に移動させ、火をつけてみる。個別実験。ただし、時間差で確認しながら。ふたをしたPETの筒をしたら、火がつかないことを確認。ドライアイスを満たした水槽の中だとロウソクに火が付かないことも確認。ロウ+空気+火→炎という結論に至るまでヒントを出す。応用空気の中の酸素が助燃剤であることを示す。ガラスコップに鶏レバー（豚は反応が激しすぎて制御できない）にオキシドールをいれ、ラップでゆるくふたをする。ぱんぱんに膨らんだら、火の付いた線香をラップを焼き貫通させながら酸素中の燃焼を観察。個別実験。全員課題に到達したら、スチールウールで同様の実験をする。今回はスチールウールの燃焼は重量が重くなることを確認しない。

  2008.08.08

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• 雲の実験の台本

  まず、風船に空気をたくさん入れてわざと割る実験を行う。加圧状態で起こることのイメージをし、危険予知訓練を行う。減圧実験。個別にジュースを配り、1.5mのストローで飲む。15cmのストローで飲むときと感覚を比較する。ペットボトルに霧吹きの水と線香の煙をいれてフットポンプで加圧状態にし、栓を抜いて雲を作る。中に液晶温度計を入れておく。演示実験。みるだけ。空気中に霧を吹き、ピンホールをあけた懐中電灯で照らす。共同実験。様子を絵に書く。炭酸飲料のふたをあけ、ピンホールをあけた懐中電灯で照らす。後ろに黒い画用紙を貼った水槽に煙を充満させ、ピンホールをあけた懐中電灯で照らす。照らす役を子供が担当し、交代で様子をみる。様子を絵に描く。チンダル現象の確認。ペットボトルに空気を少しいれた小さい風船を入れ、加圧状態にして大きさの変化をみる。絵に描く。中に液晶温度計を入れておく。個別にペットボトルを配り、雲の発生実験をやってみる。個別実験。ポンプは共用し、必ず大人がつく。またペットボトルのフィルムをはがすときに傷がつくと破裂するので、そこは大人が行う。中に液晶温度計を入れておく。凝結核として線香を用い、微小な水滴を作る実験。加圧状態では空気は縮み、減圧状態で膨らむ。加圧状態では温度があがり、減圧すると下がることを観察する。応用としてはペットボトルロケットなどが考えられる。

  2008.07.25

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  メモ　雲の実験

  雲の作り方。１、500mLの強めの炭酸飲料が入っていたPETボトルをよく洗う。２、ふたにドリルで穴をあける３、ふたと、　フットポンプ　5インチをグルーガンで接着する。必ず両方向からくっつけること４、水をPETボトルに入れた後、よく振って水を切る。５、ボトルの中にひとかぎ程度線香の煙を入れる。６、ふたをして、フットポンプを二ふみ程度踏む７、白い部分を「ぱっ」とはずす注意！！必ず強炭酸飲料のボトルを使う。三ツ矢サイダーが良い。ガラス瓶は絶対に使わない。ボトルには傷をつけない。フットポンプは二ふみで十分。踏みすぎない。意外と危険な実験。ボトルが加圧状態であることを十分承知して、ボトルの周りに飛散防止フィルムをはり、圧がかかりすぎたら簡単に外れる安全装置を用意しておくこと。フットボトルは先に白いノズルがついているものを使う。直にくっつけるのは危険。白いノズルならば、加圧状態になると外れる。但し過信しない。組み合わせる実験空き缶をつぶす実験。高いところから長いチューブでジュースを飲む実験。黒い箱に煙を充満させて細い懐中電灯で照らす実験。できれば透明な容器の中で減圧し、中に膨れるものを入れておく。減圧実験。加圧・減圧ともに液晶温度計を容器に入れておく。期待したほどには変わらないが・・・。危険性は　加圧実験＞＞減圧実験で、どちらも爆発する恐れがある。十分な危険予知を行う。

  2008.07.23

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• ドライアイスの実験　台本

  ドライアイスの実験の台本まず、ドライアイスの危険予知訓練を再度行う。凍傷予防の手袋装着を確認。ドライアイスの入手先はyahoo電話帳で「ドライアイス」と入力して検索できたドライアイス専業会社にて購入。1kg/525円。2kg購入予定。一人ひとかけらづつドライアイスを配り、まずは触ってみる。机の上を滑らせて、よく滑ることを確認。個別実験。引っつかんでコップに水を入れた中に入れてみる。水を扱う時点で手袋をはずさせる。湿ったものの場合、手袋をしていた方が凍傷になりやすい。ドライアイス単品をコップに入れて、温度計を入れてみる。-25℃くらいにはなるはず。個別実験。SUSの容器にドライアイスと無水エタノールを入れて温度計を入れてみる。-40℃くらいまでは下がる。本当はメタノール+ドライアイスの方が-78℃まで下がるので面白いが、メタノールは安全性が担保できないので、使わない。ドライアイス+無水エタノールを入れた中に生花やパセリなどを入れてみる。冷凍脆性の実験になる。集団実験。無水エタノール溶液の中に手を漬けると確実に凍傷になるので、SUS容器は一つだけで、指導者の目の届く範囲だけで行う。実験後、無水エタノール溶液は回収し、再利用する。回収した容器は常温に戻るまでふたをしない。PET容器可。ここで、低温脆性で「見たこと」を記録させる。ドライアイスをビニール袋に入れて、口の近くをゴムできちんと縛る。氷、常温、お湯の三つに袋を漬け、破裂するまでの時間を計る。袋に入れるドライアイスは重さを量って同量入れる。気体は温まると体積が増えることの確認。ドライアイスは二酸化炭素を固めたものであることを説明する。火の危険予知訓練を復習する。キャンドルホルダーに入れたキャンドルにドライアイスを入れたコップから見えない液体を注ぐかのように二酸化炭素を注ぎ、火を消す。個別実験。水槽にキャンドルを高さを変えて並べ、点灯し、一番下にドライアイスをコップに入れ、水をコップにゆっくりと注ぐ。集団実験。火が消える順番を観察。最後にクイズ。水槽にキャンドルを高さを変えて並べ、点灯。そのままアルミ箔でぴったりふたをして、火が消える順番を当てる。集団実験。できれば次回は気体の実験をやりたいが、熱の実験に興味を持つ可能性もあると考える。

  2008.07.10

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• メモ　実験教室3　シャボン玉の反省

  ＞それぞれのコップにシャボン液を入れ、立方体のシャボン玉を作る。個別に生徒が作成。最初にシャボン液の危険予知トレーニングのために個人にコップに入れたシャボン液を配布した。これが大失敗。たちまち各自シャボン玉の虜になり、吹きまくる。5分は収拾がつかなくなった。時間を2分と短めに設定し、シャボン液の危険予知トレーニングを行った。二回目なので、だんだんコツがつかめてきた様子。シャボン液にモールで作った立方体を漬けて、不思議な形を見せ、モールを配布して「丸くないシャボン玉を作る」課題を与える。課題を達成後、自分の作ったシャボン角とメンバーの中で面白いと思ったシャボンを一つづつデッサンした。人気は三角錐に集中した。表面張力については敢えて触れず。（触れたほうが良かったか）ヘリウムガスを注入したシャボン玉を作る。演示実験ののち、生徒参加実験。交代でヘリウムを使う。子供たちは景気良く吹きまくるので、用意した吹き口のヘリウムがすぐになくなり、予備のヘリウムを投入。予備のものと吹き口が少し合わなくて苦戦。予備のものもストローをグルーガンでふたにつけておくべきだった。5人中1人だけヘリウムシャボン玉に成功。ドライアイスを皿にいれ、深い水槽に入れて、上をなぞるようにシャボン玉を飛ばさせる。演示実験の後、生徒参加。5人が一斉に水槽に向かってシャボン玉をふきまくるので、中の二酸化炭素が吹き飛ばされてうまくいかず。制止して、一人づつ順番に吹かせる。また用意したふたをして40秒ほどアホになりながら数え、二酸化炭素が溜まるのを待った。ふたをして、水槽中のシャボン玉をスケッチ。フラスコの中にドライアイスと少量の水を入れ、口にシャボン液を塗って重いシャボン玉を作る。形をスケッチさせる。垂れ乳という表現をされる。水槽と重いシャボン玉の両方に共通して存在するものを赤く塗らせる。ペットボトルの底を切ったものにシャボン液をつけて色の移り変わりを観察し、色を記入する。色の観察だけでなく、蛍光灯の光を反射していること、色が変わることを確認。次回のテーマは「ドライアイス」

  2008.06.30

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• メモ　実験教室3　シャボン玉

  はじめに表面張力から入る。コップに水を入れたものと、シャボン液を入れたもの、水とシャボン液を半々に入れたものにワッシャーを入れて、どれが一番たくさん入るか比較する。生徒参加実験。次にそれぞれのコップにシャボン液を入れ、立方体のシャボン玉を作る。個別に生徒が作成。ここでシャボン玉のパワーをノートに記入。話を転換して、シャボン玉の利用に入る。ヘリウムガスを注入したシャボン玉を作る。演示実験ののち、生徒参加実験。交代でヘリウムを使う。ドライアイスを皿にいれ、深い水槽に入れて、上をなぞるようにシャボン玉を飛ばさせる。演示実験の後、生徒参加。実験が成功するコツから、二酸化炭素の性質を考える。ドライアイスをフラスコに入れ、シャボン液を口につけて「重いシャボン玉」を作る。演示実験。気体の重さを考えさせる。シャボン玉の利用についてマインドマップに記入。ペットボトルの底を切ったものにシャボン液をつけて色の移り変わりを観察し、色を記入する。興味の方向が気体に向かった場合には次回の実験テーマを「気体」とする。興味の方向が色に向かった場合には、次回のテーマは「光」とする。

  2008.06.26

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• でんじろう先生を尊敬していますが、そうはできません

  雨が降る中、次回の「シャボン玉ホリデー」に向けて予備実験を行いました。巨大シャボン玉は失敗しました。理科の実験にも色々流派があって、サイセンスショーが華々しい「でんじろう派」、ものづくりの精度が高い「ガリレオ工房派」、理論と科学リテラシーを重んじる「左巻派」があると私は思っています。もちろん、それぞれにいいところがあります。どうやら私には「でんじろう派」のような楽しいサイエンスショーを期待されているようなのですが、実際のところ私は「左巻派」の考えに共鳴することが多いです。ガリレオ工房には感嘆することが多いですが、私自身がそこまで器用でないので、指導するところまでなかなか行かないのが現状です。なぜ、でんじろう先生を尊敬しつつ、その方面に展開しないのか。でんじろう先生のご本も買い、読んでいるのですが、一つには熟練を要するものが多くて簡単にまねできないというのがあります。熟練だけでなく、物理方面が強い先生で、生物系の私にはついていけないというのもあります。もう一つはでんじろう先生の実験は意外とネタの種類が少なくて、ぱっと驚いたらそれで終わってしまうものが多く、残らないのです。長い間家庭教師をやっていて、「小学生のときにドキドキを感じて深く考えることをしていたら、この子はもっと伸びる素養がある」と思うことはしばしばあります。その足りないと思うことを今やろうとしています。20回、一回1.5時間、年間30時間も、考えながら、実際に手を動かして、実験をやれば、見る力も、考える力もつくのではないか。しかし、現状で年間10万円以上の持ち出しが確定しているので、続ける体力・気力・財力との勝負です。こういう地味な教室なので、おそらく魅力を感じてやってくる生徒さんは少ないでしょうね。一回800円は高いらしいし。

  2008.06.22

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  シャボン玉　予備実験の結果

  １、巨大シャボン玉　市販のトイザラスで売っているシャボン液を使ったが、そのままでは粘度不足で難しい＆入れる容器をぴかぴかに洗わないと汚れているとダメ。　たらいの内側に裏返した洗面器をグルーガンでつけた。ちょうど良いシャボン液が満たせるので良い。枠の代わりに綿ロープを使うときにはたらいの内側を枠代わりになぞるようにすると良い。3人必要。２、立方体でシャボン四角　細いモールで枠を作り、全体をつけて斜めにゆっくり引き上げると成功する。太いモールはダメ。３、浮かぶシャボン玉　ヘリウムを注入するのには、ふたに細いストローをグルーガンでつけるとガスが漏れない。ペットボトルの底を抜いて、ふたをつけて、底にシャボン液をつけ、天井に向いてゆっくり吹くと成功する。所要時間巨大シャボン玉　2時間立方体シャボン四角　30分浮かぶシャボン玉　30分更に検討すること１、巨大シャボン玉　難しいことは分かったが、できればインパクトは大きい。たらいを洗って再度挑戦。２、沈むシャボン玉　ドライアイスと気体発生装置を使って再度挑戦３、沈まないシャボン玉　二酸化炭素を充満させた水槽の上にシャボン玉を吹く４、表面張力の比較　一円玉を多量に用意する。購入するもの　風船のえさ風船のえさ（8.6L ヘリウムガス缶）　ドライアイス　シャボン液　グルースティックグルースティック　クリアー（接着用）12本入　グルーガン用火曜日に台本を書く。水・木曜日に支度。木曜日には資材を車に積んでおく。当日は入念なリハーサルが必要と思われる。

  2008.06.22

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  シャボン玉で語ることができること　表面張力？干渉？

  シャボン玉が次のテーマになっています。やっぱりでんじろう先生のサイエンスショーみたいなシャボン玉芸を期待されているのでしょう。しかし、あれは極めた人にだけ許される芸であって、簡単にできるものではありません。相手は小学生。シャボン玉→表面張力へ展開させるか、光の干渉に展開させるか。それとも数種類の気体を詰めてシャボン玉をつくり、気体の性質につなげるか。放っておくと授業が発散しますね。それだけ奥の深いテーマでもありますが。シャボン玉自体が環境に左右されやすい失敗しやすい実験でもあるので、明日は色々実験をしてみます。週間天気予報によると当日は雨、お教室の外で思う存分吹きまくるという技は使えそうにありません。最初にKYT　危険予知トレーニングを毎回入れます。今回は転倒・誤嚥注意ですね。☆ストローだけでなく、ペットボトルで吹いてみる。　→吹き口次第で大きさが変わることを確認する。☆コップにシャボン液と水を注いでコインを沈める。　→表面張力の比較☆巨大シャボン玉への挑戦　→メスシリンダーの使い方☆立方体にシャボンの幕を張る　→表面張力で最短距離を見る☆きれいな色のシャボン玉を作って色の観察をする　→プリズムやフィルムを使って光の分解や干渉を観察する。Fine　ケミカルシリンダー　100mLシャボン液の粘度をあげるハチミツか合成のりを計る時に使おうと思います。今回の実験スキルは「液体の計量」これは一人ひとりにやってもらいましょう。PP製のメスシリンダーの方が安いですが、ケミカルシリンダーはある程度耐薬品性があるので汎用的です。やっぱり表面張力かなあ。

  2008.06.21

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• 今後の反省　顛末について

  私では判断に困ることもあり、主催者に相談しました。キャンセルの日限を決め、キャンセル料の取り扱いを考えるそうです。また、他の生徒さんの受講料をキャンセルの埋め合わせに使うことはもちろん、講師がキャンセル料をかぶることも望ましくないそうです。教材を要求されましたが、他の受講者との公平性を欠くので、その要求にはお応えできないことを確認しました。キャンセルを出した受講者は名簿から削除し、今後の対応は主催者に一任することになりました。主催者からは「嫌な思いをして大変でしたね。でも今の生徒さんを見て、今の生徒さんを大事に、面白い授業を考えてください。」とのことでした。ブログで吠えて申し訳ありませんでした。

  2008.06.19

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• 今後の反省

  なるべく前向きに考えたいので編集する予定です。理科の実験教室ですが、お教室の30分前にキャンセルがありました。実験ということで危険を伴うので、私が保険料を立て替えて予めスポーツ保険に加入してありました。また少人数のお教室ということで、個別に教材を準備してありました。結論から言って、キャンセルした方は保険料も受講料も実費もお支払いしたくないということで、生徒さんから広く徴収してカバーすると公平性にかけるので、私が負担するのが適当なようです。結局、実費その他は私が負担することにして、保険料だけその方が払いたいときに払うことになりました。反省点キャンセルの日限について決めていなかった。キャンセルのルールについて決めていなかった。（受講料・保険料の支払いの方法など）保険料の支払い期限を明言していなかった。以上のことを口頭でしか伝えておらず、書類にされていなかった。相手の言い分を聞きすぎて整理されなかった。なるべく主催者に対応してもらうべきだった。今後とも生徒さんの公平を期すように運営したいと思います。

  2008.06.18

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• 実験教室2　水の三態

  水の三態です。フラスコでお湯を沸かして実験の内容。まず、火を使うので、火について危険予知訓練を行いました。企業風に。化学器具の名称を確認しつつ、沸点の確認。沸騰の実験では蒸気圧を抜く経路を確保することが安全上重要です。実測値は101.5℃でした。これは温度計の液とびが原因で、実際には99.5℃前後と思われます。塩と氷を混ぜた上にアルミカップを載せて水が凍る実験。痛恨の忘れ物。容器を忘れてできませんでした。唯一の個別実験だったのに。沸騰したフラスコを密栓して水をかけ、再沸騰させる実験です。最後の平衡移動の実験は発展です。沸騰した後、一息置いてから三方コックをひねって密栓し、ゆっくりと丸底フラスコの丸いところに水をかけますと、ぶくぶくと再沸騰します。最初にアルミ缶の中に少量の水を入れて沸騰させ、バケツに突っ込んでアルミ缶をつぶす実験をやるのですが、その理屈が最後の実験に隠されています。今回は前回の反省のもと、☆見たことを書く☆見たことを共有するというステップを踏みました。理科は見たことを忠実に記録する学問ですので、いかに詳しく見るか、詳しく記録するか、という態度を育てることにしました。三度目の実験あたりから見たことをたくさん記録するようになってきて、かなり成長が見られたと思います。反省点はやはり水の三態なのに、融点の実験ができなかったことです。息子に「沸点とセットでやれば良かったね」と言われて、バケツがあったのだから、バケツに水を入れて温度計を突っ込めばよかったなあと今更思いました。今回は演示実験といって、見せる実験しかやらなかったので、次はなるべく子供に手を出してもらいつつ記録もしようと思います。そうすると時間が足りないので、やはり全部一から書くのではなく、雛形は用意する必要があると思いました。ちょっと手ごたえがあって、嬉しい。

  2008.06.16

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• memo 実験器具描画のソフト

  実験器具を書きたいので、テンプレート集を探していて見つけました。Flask Paint使い勝手はこれから調べてみるところです。Scinece Word 3.5の体験版もダウンロードしてみました。こちらも使い勝手を調べてみます。本体はアカデミックで28,350円らしく、とても個人の趣味で手が出る値段ではありません・・・・。

  2008.06.10

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• 実験教室1　太陽と地球の大きさ比べ

  第一回の実験教室は「太陽と地球の大きさくらべ」です。太陽系の図をマインドマップの中心に据え、お教室に直径1ｍのジャイアントバルーンを持ち込みました。他に転がしてあるのはバスケットボール、テニスボール、ピンポン玉、パチンコ玉などです。まずはジャイアントバルーンをみんなに触ってもらって、大きさを実感してもらいました。かなり大きいのですが、小学校高学年ともなると、無条件に喜ぶという反応はないようです。「今日は太陽の大きさを実感してもらいます。もし太陽がこの風船くらいの大きさだったら、地球はどのくらいでしょう？このボールや玉から選んでみてね。」みな思い思いに選んでいます。バスケットボールは「きっとこれは木星だな」といわれて外されました。ぬぬぬ、できるな。最初から目をキラキラキラキラさせている男の子は迷わずパチンコ玉を選びました。んー、と迷った感じの子達は散々迷った結果、テニスボールとピンポン玉を選びました。そこで答えを発表。じゃじゃーん。答えはパチンコ玉です。「えー、じゃあ太陽は地球の何倍なの？」ふふ。108倍だよ。さあ、今見たことをスケッチブックに書いてみよう。そして思ったことを書いてごらん。どんなことでもいいんだよ。ところが、ここが大いに引っかかるところでした。この実験教室には「理科や実験が大好きな子」と「理科や実験が大の苦手で補習塾代わりに来た子」がいたのです。割合にして半々。一回の授業料+実費が800円ということで、安い塾と思われたようでした。まあ、賢い方法だな。ぽんぽんと思ったことの発表をして次々と進める予定がガタガタになりました。通常のクラスだと関心が高い子が引っ張り、普通くらいの子が普通くらいに大勢についていき、関心の薄い子が何とかついていく感じなのですが、ここまで小さい集団で、両極端しかいないとかなり厳しい。好きな子にあわせるともう片方の子はあっさりとついていくのを諦めて宇宙ではなく宙をみている。もう片方の子のフォローを厚くすると、好きな子が苛立つ。最初に宇宙を持ってきたのも、好きな子には苦にならずともそうでない子には遠すぎて関心が持ちにくい。背中にだらだらと汗を流しながら、月の見え方をスポットライトと蛍光塗料を塗ったテニスボールで示し、月役と地球役と太陽役を交代しながら、どの位置から見ると満月になるか。半月か。三日月かを確認しました。本当はここから金星の見え方にもっていく予定だったのですが、クラスの様子を見ていて、無理だと判断し、諦めました。そこから地球に話題を転換し、（かなり無理やり）　biosphareにあるものをどんどん挙げてもらって、一番興味があるものを次の実験テーマに決めることにしました。水、生物、人間など次々に出てきて、「一番大切なものは？それをテーマにしよう」というと、三つに割れました。水が大事だという子。生物が大事だという子。そして意見を言わない子です。おうおう、黙っていると次のテーマは蛙の解剖になっちゃうよ。たった6人しかいなくても。いやそんな小さな集団だからこそ、意見を言うことができないらしい。初対面だしね。結局強引に水をテーマに推す子が引っ張って、次のテーマは「水」に決まりました。初回は様子見だったので、あまり危険な実験をせずに反応をみてみました。その判断は正解だったと思いますが、授業としてはグダグダで、めちゃめちゃ凹みました。反省会☆つまんなかった。もっと実験をやるべき☆驚きがないと、続かない☆いきなり宇宙とか身近でない☆マインドマップにこだわりすぎ。☆書くことは見たことを最初にしないと、思ったことを書くのは難しい。これを踏まえて、次回は「水の三態」です。

  2008.06.01

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• ロボカップ　ジャパンオープンの見学

  色々なチームがあって目移りしたのですが、中型の自律ロボットによるサッカーをみてきました。圧巻はHibikino-MusashiとEIGEN Keio Univ.による決勝戦でした。自律型ロボットなので、ロボットに搭載したカメラでボールとゴールを認識し、蹴り、あるいはディフェンスし、あるいはチームプレーをして点数を競います。準決勝までだと「ああ、目の前にオレンジのボールがあるのに誰も動かない～」というもどかしさもありましたが、決勝は違う。くいくいとスラロームで相手ディフェンスを抜いていく見事なドリブル。こぼれ玉をすばやく認識し、フォローするチームメート。シュートの軌跡を推測してブロックするキーパー。足回りも軽い、軽い。転倒しても軽やかに起き上がります。結局フットワークとスピードとチームプレーのEIGEN Keio Univ.に対して、強力なキックとスピード、鉄壁のディフェンスのHibikino-Musashiが守り勝ちました。それぞれ大学生のチームで、EIGENは慶応大学理工学部、Hibikino-Musashiは九州工業大学と北九州市立大学の混成チームです。来年のロボカップもできれば見に行けるところだといいなあ。

  2008.05.08

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• ロボカップ　ジャパンオープンが沼津であります。

  息子はロボットが好きなので、ロボカップジャパン　沼津に行きます。明日、5/5は決勝戦です。東京からだと、新幹線の三島駅で降りて、JR東海道線で名古屋方面に一駅、沼津駅で降ります。会場は二箇所ですが、キラメッセ沼津なら駅の北口から徒歩1-2分でつきます。ロボットサッカーは、お台場学園の「未来研究部/ロボットアドベンチャー～君もロボットを操縦してみないか～」で見て夢中になったようです。イベントが色々ある中でも特に集中して見ていました。ロボット、欲しかったけど、98000円は手がでない。今度はジャパンカップということなので、本格的に楽しめそうです。

  2008.05.04

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• 実験教室開催決定

  市役所に行って確認したところ、申し込み人数が最低開講人数ぴったりだったので、今年度の実験教室は開講されることになりました。ニーズはあったな。ギリギリだけど。初回の指導はあまり時間がかけられないということで、天体をやります。風船で太陽の模型と地球の模型を比べたり、発展的な課題が取り扱えるようなら、惑星の運行と見え方の確認をします。以前の指導時間だと太陽と地球だけだと15分程度なのですが、惑星の運行まで加えるとたっぷり1時間かかります。その際、太陽系の図を中心にすえたマインドマップを作成し、biosphere、生物圏をイメージさせる言葉を列挙して水か空気を次回のテーマにするように誘導する予定です。天体のうんちくや天体ショーなどは調べていきますが、残念ながら、初回の授業の時にめぼしい天体ショーがないのです。余程の星好きがいない限り、物理か化学の方向に流れていくと思われます。核融合の方向に話が進んだらどうしよう・・・。

  2008.04.25

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  実験指導にマインドマップを使ってみる？

  以前、うぇいくさんがご紹介くださった、勉強が楽しくなるノート術というご本がありました。その当時は特に思うところもなく、本も積読の仲間入りしてしまったのですが、週刊ダイヤモンド　2008年4月5日号に紹介されたトニー・ブザンのマインドマップブザン協会というところのマインドマップを見ていてピンとくるものがありました。このマインドマップは指向性は異なるものの、普段私が仕事で使う特性要因図と呼ばれるQCツールに良く似ています。特性要因図は問題解決に使うものです。柔らかくアイディアを出すのによく使うツールでとても便利です。また、ドラゴン桜ドラゴン桜　（7）で阿院先生がメモリーツリーとして紹介しているのもこのマインドマップです。特に理科のように複数の要因が絡むものには向いている手法なのです。（思考が飛躍しがちなADHDのお子さんのノートにも向いていると思います。）ここのところ小学生から中学生までまとめてしまった実験教室で、どのように全員の力を引き出したら良いか、悩んでいたのですが、マインドマップで解決できるのではないかと思い始めました。すると頭の中に複数のマインドマップが広がって、一気に指導プランが走り出した感じです。最初は水のイラストをマインドマップの中心に据えて、全員にスケッチブックを配布して、マインドマップを書いてもらう。マインドマップの枝を質疑応答で伸ばしながら、枝に対応する実験を行う。これなら、枝が伸びた実験を次の回に用意することで子供の興味にも答えられるし、そこまでの思考経過も記録に残る。一人ひとりが枝を伸ばすことで複数学年をまとめて指導する困難もクリアできそうです。早速スケッチブックを買いに行ってみよう

  2008.04.07

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  実験教室のお手本　キュリー夫人の理科教室

  実験教室のコンセプトに合う教案を考えていて、キュリー夫人の理科教室に出会いました。キュリー夫人の理科教室もう、読んでいて「これだー！」と叫んでしまいました。そして速攻でアスピレーターとゴム栓と三方コックをネットで注文しました。丸底フラスコは既に持っていたので買わなくて済みましたが。真空の実験に必要なものはアスピレーター（水流ポンプ） ゴムソケット（アスピレーター用ジョイント） 丸底フラスコ　容量500ml 黒ゴム栓 No.8 (1個) 活栓付きガラス管（3方活栓）外径6mm シリコンチューブ1M　内径6mm です。えへへ。買っちゃった。本当はシリコンチューブよりも耐圧チューブがいいですが、なかなかそこまでは手に入りにくいですね。フラスコも500mLよりでかいほうがスケールのでかい実験ができますが、残念ながら危険も増します。これだけあればキュリー夫人の理科教室の実験の一番最初はできます。水銀は使えないので、水と油とアルコールあたりに差し替えます。ちょっと残念。キュリー夫人のコンセプトは*教授項目は当時の教科書からとる（奇はてらわない）*実験重視*演示実験ではなく子供自身に操作させる*比較して原理を習得*驚きと発見の喜びと思われます。このお教室からノーベル賞をとったお子さんもでるのですからすんごいことです。それだけ科学に夢を抱き努力を重ねる原動力になったということですね。私が非常に苦手とする基礎物理の分野のネタは多量に仕入れられたので、後は化学分野と生物分野で理論を整理しつつ案を練ります。図を描く元気がないのが残念・・・

  2008.03.30

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• memo ふしぎふしぎ科学実験教室のコンセプト

  メモです。実験教室のコンセプト基本は公立中学の理科程度の実験とする。（小学生が多い場合には四谷大塚のテキストと日能研ブックスの理科実験資料集を参考にする）実験後に簡単なテストを行う。5分程度。知識の定着が目的ではなく、定着度を私が把握するため。知識の習得は奨励する。受験に対応はしない。意識するのは中学受験や高校受験でなく、大学院での実験計画を適切に立てられるようにすること、かな？1.5時間完結で一単元を済ませる。基本的には実験を重ねて「なぜ」「どうして」を考える。時には実験手法そのものを考えることをテーマとする。５回に一回はプレゼンテーションを前提とした実験を組む。これは実験手法を考える実験と対にする。ラフな計画をたてるものの、生徒さんの成長具合で考える。教育と科学ショーでは教育にやや重きをおく。保護者に原理原則を解説したプリントを配る。（ショー中心にすると、利用する原理が偏るため）子どもには記録を取らせる。記録用紙には名前、実験の様子、実験の結果、考察を書く欄を設ける。工作はしない。実験のお持ち帰りもしない。（安全が担保できないため）実験は各自が行うこととする。後で整理して、優先順位をつけ、可能なもの、不可能なものに分ける。予備実験を子どもにして、教案を作成する。三月中に少なくとも5本、来週中に少なくとも3本。今月しか暇がないもんね。頑張るぞ、おー！

  2008.03.16

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• 市民講座に申し込む

  講師としてです。受講料300円（全講座共通）、実費500円/回、一クラス5人、年間18回で申し込んだのですが、ちょっと市からものいいがつきました。実費500円は高すぎる、というのです。そうか・・・。安く上げれば安くもできるけど、コピーは市の講座ではできないし、テキストは四谷大塚の予習シリーズを使う予定だったけど、私だけが購入して、生徒には使わせない、ということになるのかなあ。多分化学実験が主だから、どうしても試薬代がかかるんだけど、そこは想像がつかないものらしい。備品の類も私が私財で購入しているし、実費は私の収入になるわけではない。安くあげるとなると、実験そのものに制約が強くかかる。一回一人300円の講師料が入るのだから、実費が高いのはいかがなものか、という市側の質問でした。上記の事情を説明して、実験の質を維持するために500円は認めてもらいました。さらに、講座数が多いので整理をしたい、一クラス5人では少なすぎるとのことでした。市の立場としてはなるべく多くの市民に還元したいので最低開講人数は5人にしたいとのこと、少ないらしいのです。一人で教えるのだから、人数が多すぎると安全性が担保できないと主張して、何とか認めてもらいました。最後にそうっと聞いてみました。この講座って人が集まる可能性があるのでしょうか？？？と。市側としては、時々市で行う科学実験には10人以上の小学生が集まるし、でんじろうサイエンスショーは盛況だったし、市民講座としては初めての試みなので、開講はできるでしょう、とのことでした。ここで迷うこと。実験を前面に出して、教育を控えるか。教育（一部先取りも含む）を主体にして実験を織り込むか。教育を主体にしたほうが市場性はあるけれど、効果は実験を前面に出したほうが高い。ぼつぼつ、カリキュラムの作成と予備実験にかかります。さて、どうしようかな・・・。（どなたか自分の市だったらどっちがいいとかコメントをつけていただけるとうれしんですけど・・・）

  2008.01.27

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• 『ガリレオ』　第６話　水に浮かぶ文字

  インチキ占い師の水槽にゆらりと浮かぶ文字が見える。「分かった！」すぐにオブラートに油性ペンで文字をかいてどんぶりの水の上に浮かべてみました。ところが番組が終わる頃になってもガリレオの水槽にならない。オブラートがなかなか溶けないんです。そのうちオブラートがふやけてきて、文字がびろびろと広がってしまいます。＊使用するオブラートは丸型で薄手のもの＊油性ペンは番組でやっていたような太いカラーのもので、微温湯にのせるとより速く文字だけ残り、オブラートが溶けるようです。「実験は専門家によるものです、って書いてあるじゃん。お母さんがやってもいいの！？」苔「いいんだよ！一回も使ったことないけど高校理科の免許があるんだから！」「そんなのペーパードライバーじゃん！」苔「湯川先生がネタを教えてくれる前にやったんだから、私の実力！」「博士じゃないくせに！」苔「博士じゃなくても実験を20年近くやってるんだからシロウトじゃないの！」ぜーはー、ぜーはー。いいじゃん。レーザーでもなし、弓（ボウ）の弦を切るわけでもなし、たかだかオブラートをお湯に浮かべるくらい・・・。

  2007.11.19

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• ワクチンのリスク-保存料チメロサール

  ワクチンにはチメロサールという保存料が含まれています。ワクチンというものは目的とする細菌・ウイルス以外の微生物がごく僅かでも入っていてはいけないものです。それは単なる副反応ではなく事故につながります。そこで、事故のリスクを最小にするためにチメロサールという保存料が入っているのです。もちろん、チメロサールが入っていようといまいとワクチンに目的の微生物以外の微生物は一切含まれていないということを厳密に検定し、国家検定をパスしたワクチンのみが使われます。　残念ながらチメロサールは水銀化合物ですので、チメロサール自体にも毒性があります。短期的には皮膚の炎症、長期的には水銀の体内での蓄積が心配されます。もちろん毒性は含有量に比例し、ワクチンに含まれているチメロサールはごく微量ですので、ほぼ無視できる程度です。体が水銀を排出する速度が十分であれば心配はないでしょう。　チメロサールは経済的にワクチンを安全に作るのには必須ですが、やや高価な無菌包装システムを使えば、チメロサールを含まないワクチンも製造・販売することができます。　ではチメロサールを含むワクチンでもよしとするか、チメロサールを含まないワクチンを使うかの基準はどうしたらよいでしょう。　まず、体ができている中学生以上の人が年に一回か二回程度ワクチンを接種するのならば、チメロサールにこだわる必要はない、と言えます。日本人がこれまでに農薬などから取り込んでいる水銀に比べればチメロサールの量はごく僅か。蓄積することはなく、排出されることでしょう。　保育園までの幼児はワクチンの接種回数が成人よりも格段に多い。それに神経系も発達途上です。そういう子供たちへの接種ならば、なるべくチメロサールを含まないものを選んで受けさせるかもしれません。しかし、チメロサールを怖がってワクチン接種をためらう、というのはあまり賢明な判断とはいえないでしょう。現段階ではワクチンを接種しないことで病気が重くなるリスクのほうが、ワクチンそのものの副反応やチメロサールの毒性をはるかに上回ります。　我が家には卵アレルギーの人間はいません。インフルエンザワクチンの副反応はそれほど問題になりません。一方、熱性けいれんと喘息の既往があるので、インフルエンザはハイリスクです。先日子供と一緒にチメロサール入りのワクチンの接種を済ませてきました。　娘にはチメロサールなしのワクチンを探しているところですが、もう少し探して見つからなければ気にせず接種する予定です。　チメロサールの毒性がハイリスクになりうるのは、重度の神経系の疾患がある、チメロサールアレルギーがある、透析をうけているなど重金属の排出が困難な場合、などです。　ところで、私はワクチンの分析をしていたただの派遣さんでして、やはり詳しいことは患者さんのことをよくご存知のかかりつけ医とおもわれますので、心配なことは接種前にお医者様に尋ねてください。　今年はインフルエンザの大流行が危惧されるそうです。急いで接種しに行きましょうか。

  2007.11.18

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• 夢を壊すのか、叩き壊して再構築か　笑

  息子が学校の図書館から借りてきました。空想科学読本〈1〉 (空想科学文庫) (文庫) 柳田 理科雄 (著) 出版社: メディアファクトリー (2003/07) ISBN-10: 4840108161 とにかく息子が本を借りてくるのはとても珍しいことなのですが、借りてきて、私に見せてくれました。内容はなかなか面白かったです。夢を壊す、逆に科学的に矛盾がある、という批判もあるかもしれませんが、しゃちほこばって教科書で覚えるより、物理への食いつきがいいかもしれません。それから、温度の概略について桁でイメージをつかんでおくことはエネルギーの理解には重要です。笑いのツボが私と違うのは世代の違いかナ・・・

  2007.10.22

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• 一晩で押し花を作る裏技

  小ぶりの押し花しかできませんが、一晩でできます。材料；A４の紙が入る程度の大きさの蓋付きタッパー。新聞一部。押し花にしたい植物。シリカゲル（多め）。重し（辞書など）。＋電子レンジ手順１、タッパーにシリカゲルをしきつめる２、シリカゲルの上に新聞紙をたたんでおく。両面一枚で良い。３、植物を葉を広げて形良く新聞紙の上におく。４、植物の上に新聞紙をやはり一枚たたんでおく。５、急ぐときはその上にもシリカゲルをしく。６、上から重しをのせて、ぴっちりと蓋をする。７、電子レンジで強めに1分間加熱する。８、レンジから出して一晩放置。朝顔のような花弁が柔らかいものには試していませんが、普通の葉などはきちんと一晩で押し花になりました。お急ぎの方はお試しください。シリカゲル以外の乾燥剤を使うときには目に入ると失明するので、取り扱いに自信がない方はやめてください。シリカゲルが安全でお勧めです。・・・ってこの記事を書くのは遅かったか。

  2007.09.02

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• 28日の宵、東の空を見よ。

  ひさしぶりに見られる皆既月食が明日28日夕刻です！18時52分から20時27分までの天文ショー。これを見逃すと次は2010年12月21日。寒いし、お天気もどうなるか分からないので、ぜひ身のがさないで。　色鉛筆をもって皆既月食を見よう！　

  2007.08.27

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• 巨人の肩の上にたつ　データベース検索

  データベース検索の講習会に行ってまいりました。とはいっても有料のデータベースはものすごく高いので（一時間接続したら2万円とかすぐ行っちゃいます）こちらでは無料のデータベースのご紹介を致します。グーグルスカラー引用が多い文献が上位にくるので、インパクトファクターそのものではありませんが、重要度が高い順にみることができます。著者、掲載しているジャーナル、年度などで絞ることもでき、軽く調べるのにはとてもいいと思います。運がよければ全文を入手できる可能性があるのもとてもいいです。　日本語版のサービスも始まってはいますが、日本語の論文の電子化が遅れていることや、日本語文献の良いデータベースが公開されていないために使い物にならないそうです。検索は英語でどうぞ。　英語に自信がある場合にはPubMedというMEDLINEをベースにした無料の科学文献データベースがあります。これは素晴らしく優れものです。米国国立医学図書館が作っているデータベースですが、医学薬学関係で英語なら、これ一本でもほとんどの用事が済むのではないでしょうか。　日本語で検索をしたい方にはJDream IIというデータベースがあります。こちらは使い勝手も良く、優れたデータベースです。今回はこのデータベースの講習会に行ってまいりました。研修会研修会は入門編ならタダですし、実機を使って教えてくれるのでとても分かりやすくお勧めです。ちょこっと自分でも調べられるので、時間がある方なら、研修会に申し込んでデータベースを使うのも一手かも。　ただ、JDream IIはちょっと高めです。個人で申し込むと企業で入るより少し安いらしいのですが、かなり考えます・・・。酒・タバコ代だと思って入っちゃおうかな・・・。科学技術振興機構はちょっとけちですねえ。まあ、シソーラスを付与したり、手間がかかるのは間違いないですけど。　化学屋さんとしてはchemical abstractと呼ばれるデータベースもぜひ使いたい。そうすると今度はSTN internationalの出番です。こちらはもう個人で申し込むのは高くて不可能です。その代わりかなり高度な検索ができます。Dialogという会社でも似たようなデータベースを供給していますが、私はSTNしか使ったことがありません。こちらは化学情報協会というところでサービスを提供しています。ここも無料の講習会をやっているので、それも習ってきました。　で、データベースを使うとかなり詳しく面白いことが分かりますが、有料のデータベースを使うとそれなりにお金がかかります。まとまった検索をすると１万円くらい、もれなく検索しようとすると10万円単位。でも「ちょっと教えて」という感じで気軽に使われるので、お金を稼いでいる正社員の頃は個人で入っていましたけど、いまみたいに派遣さんになると使いにくいのでした。やっぱりgoogle scholarかなあ。英語頑張れ、かあ。

  2007.08.23

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• 青少年のための科学の祭典

  青少年のための科学の祭典に行ってまいりました。そこで私の目を釘付けにしたのは分子模型爪楊枝と発砲スチロール球を使うところまでは私もやってみたことがありますが、なんといっても斬新なのはポインターと呼ばれる角度と距離を測る教具です。爪楊枝と発泡スチロールは結合角の感覚を正確に表すのが難しく、初めて分子模型に触れた人ではお手上げです。ところが、ポインターを使うと難しいsp3混成軌道なども正確に作ることができます。sp3混成軌道とは、いわゆるメタンやエタンの炭素が水素と109度の角度で結合するために必要な軌道のことです。小学生が易々とエタノールやグルコースを発泡スチロール球と爪楊枝で作っているのには驚きました。しげしげと眺めていたら、だんだん机に近くなってきちゃった。ごめんねぇ。

  2007.07.27

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• 青少年のための科学の祭典

  いよいよ、青少年のための科学の祭典が7/27から始まります。今は昨年の冊子をつらつら眺めながら、この夏にはどの実験をやろうかわくわくしているところです。東京は遠いな、という方でも、No problem！地方大会も催されています。私は頑張って東京と当地と両方いくつもりです。こそ。本来の使い方ではないかもしれませんが、夏休みの自由研究ネタが満載の本です。実際に見るのはもっといい。一見の価値アリです。

  2007.07.25

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• 子供に薦める文庫5　鎮守の森

  お友達の植林体験に触発されて書棚の文庫を手にしました。「鎮守の森」著者： 宮脇昭 出版社： 新潮社 サイズ： 文庫 ページ数： 183p 発行年月： 2007年05月 新幹線の待ち時間のわずか30分間にパラパラと見て買ったものの、肥やしになっていたものです。ぎらぎらとねめつけるような迫力に、ちょっと及び腰でした。でも、無駄に抗わず、宮脇先生の使命感と熱意にあてられながら読むのも良いですね。破壊に対して、生態学者の全知能、全精力をかけて「鎮守の森」=「その土地固有の植生」を見出だし、ドングリから育て上げる。最高条件ではなく、多少我慢し、水も控えめで、多種多様な競争をさせる「最適条件」こそ根を深く下ろすもの。簡単に書いてありますが、真の植生を見抜くのも、最適条件を見出だすのも、生態学に深い造詣がなくてはできません。そして、理論に実践を、核になる知識を基に国内外に活動を拡げる。真の学者、かく在るべし。そんな感慨を覚えます。P32からの「植物社会の厳しい掟」は筆者のセントラルドグマともいうべき部分です。この章をお子さんと読んで、P35の図を書くと空間的な把握が進むでしょう。P35の図でも詳し過ぎるくらいで、子供達に書かせると時間がかかります。○に棒くらいの簡単な図を見せて誘導すると良いと思います。セントラルドグマゆえ、何度も書き込まれ、文章にも無駄がありません。木を植えたくなりました。

  2007.06.10

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• 「もやしもん」でかもす

  別名「農大物語」という、ファンタジーです。1巻から4巻まで大人買いして家族ではまっています。ことに「醸す（かもす）」という言葉が気に入って何でもかんでも「かもす？」と言ってはケラケラ笑っています。実はうちのダンナも私も「かもす」のに縁が深い職業なので、登場菌物は大体分かる。いかにもそれらしい菌の顔をみて嬉しくなってしまいニヤニヤしています。私は最近「かもして、ころすぞ」系の菌が多いのでちょっとやばい大学を舞台にした漫画では「動物のお医者さん」という名作もありまして、私はこれで妹を獣医にしましたので、娘にも近々読ませる予定です。　急にあわててこういうものに広げたのは、息子の将来像が「真っ白」なことに気がついたからです。学校を選ぶときにも私の意向が強く出すぎたようで、何となく勉強して、何となく進学して、その先はどうするかというのを何度聞いても答えが「白紙」なんです。職業とまでいかなくても、その手前の情報をちょこちょこと与える必要を強く感じています。　そのうち母校のお祭りにでも連れて行くかな。でも私の母校って皆さん愛校心がないんで・・・。高専のお教室にもまた連れて行ってみます。

  2007.03.03

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• memo　東京理科大学坊っちゃん選書

  という入門書があるらしいと聞き、ここを見てみました。内容はいかにも東京理科大学の十八番のテーマがずらりと並び、なかなかいい感じです。早速注文したので、読んだらまた改めて書評をupします。ちなみに私が注文したのはいのちのキーワード 免疫です。理科大出身ではありませんが、生命科学研究所でしばらく勉強していました。そういう意味でも懐かしく思っています。

  2006.12.22

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• memo　小学生版　ファイヤー　な実験

  久しぶりに他のお子さんを交えて実験教室です。必要なもの薄手で小ぶりのポリ袋、またはポリラップ輪ゴム透明なコップ　ガラスが望ましいが、ビール用の透明プラコップも可鶏レバー、豚レバー　各親指の先程度。薄切り。オキシドール　コップの底1.5cmくらい。スチールウール　小指の先くらい。やや固めに丸める。ピンセット濡れ雑巾消火用　水入り、オキシドール入り、オキシドール入りの三つのコップを用意します。まず、鶏レバーを少量、水入りのコップに落としてみる。→変化を確認次に鶏レバーを少量、オキシドール入りのコップに落としてみる　→変化を確認　鶏レバーがお勧めなのは、豚レバーよりもやや反応が緩やかなので観察する余裕があるからです。図を入れたいけれど元気がない予定次にポリ袋の隅に豚レバーを入れ、液面ぎりぎりで止めておいて周囲をワゴムで止めます。そして、レバーをオキシドールに袋の外側をつまんで入れる。豚レバーは反応が激しいので入れてから袋でふたをするのは間に合いません。先に袋の中に入れておくのがコツです。すぐに袋の隅をつまんで持ち上げないとあっという間に膨れてしまいます。さて、そこで内部に満ち満ちているガスの同定です。ここで火を使うのですが、結構おっかなびっくりです。絶対に割り箸でなく金属のピンセットを使ってください。燃えます。ピンセットでつまんでスチールウールに火をつけます。おきのように芯が赤く燃えてきたら良いタイミングです。袋を熱で突き破って一気に中に入れます。花火のように燃え盛り、溶けた鉄の塊が転がり出たりして、なかなか派手です。原理オキシドールは過酸化水素水を薄めたもので、水に酸素が一つ余分にくっついています。自然に放っておいても少しづつ余分な酸素は離れていくのですが、とっても時間がかかります。ところがパーオキシデース（ペルオキダーゼ）という酵素があるととっても時間がかかるところをちゃっちゃと済ませてくれます。酵素パワーです。専門的に言うと化学反応が起きるときに必要な閾値を下げるので、反応自体の方向は変わりませんが速度が速くなるのです。　ちゃっちゃと済ませてくれた結果、酸素がいっぱい出てきます。酸素は助燃剤といって燃えるのをすごい勢いで助けます。だから、空気中のたかだか21%程度の酸素ではぼそぼそとしょぼくしか燃えないスチールウールが、多量の酸素の中では花火のごとく派手に燃えます。注意当然ですが、これは危ない実験です。消火用の水と濡れ雑巾をおいておいてやらなければなりませんし、火のついたスチールウールを入れるのは大人の役目です。今回は小学校６年生以上の生徒さんしかいなかったのでやりましたが、それ以下の生徒さんがいるときにはやらなかったと思います。応用パーオキシデース（ペルオキシダーゼ）はレバーにたくさん含まれていますが、毒消しの酵素なのでありとあらゆる生き物に含まれています。大根、たまねぎ、ジャガイモの皮などでも実験できます。ただ、レバーよりは時間がかかりますので、ふくらむのにかかる時間をそれぞれの野菜でくらべてみるのもいいでしょう。また野菜でやるときには千切りにしたり薄切りにしたりして表面積を広げないと待てど暮らせどしょぼい泡しかでません。色々な野菜で試してみて、パーオキシデースの含有量ランキングなどやるのもよいでしょう。危ないんだよ。だから面白いけど封印してたんだよ。くれぐれも消火の用意をしてから！　お願いしますね。・・・実は指先に軽くやけどをしたσ^-^;;;

  2006.08.14

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• 行きたい、行けない・・・野辺山の特別公開

  国立天文台野辺山で特別公開が6日土曜日にあります。国立天文台野辺山　特別公開すごく行きたい・・・。しかし、あまりにもハードスケジュールなので、今年は断念です。来年は万難を排して行きたい。とにかくへとへとで、皆様へのコメントも遅くなりました。ごめんなさい。かしこ

  2006.08.01

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  てこ、てこ、てこ探し

  　クールボーイのマイブームはてこです。支点、力点、作用点の三つセットを日常生活で探しまくっています。　「ねね、お母さん。爪きりっててこだよね。どこが支点かな？」つめきりは少し支点の位置が違います。こんなてこもあるのね。支点が作用点と力点との間にあるてこもよくありますね。シーソータイプです。梨の皮をむいていると「これもてこ？」そうねぇ。確かに、包丁の柄は力点、刃を押さえている親指は支点、刃は作用点かもしれない。　他にもありますか？　うちは当面なにもかもがてこに見えるクールボーイに真面目に付き合います。かしこ

  2005.11.17

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• 科学技術と倫理-ノブリス・オブリージュという理想

  　より優れた科学技術であればあるほど、社会への影響も大きく、技術そのものに公益性が付与されます。日本技術士会は優れた技術者を「技術士」として認定し、ライセンス供与する団体ですが、科学技術には公益性が伴うことを早くから指摘しております。またその方面での出版も行っております。　優れた科学技術はしばしば知的財産として囲い込まれる傾向がありますが、独占と進歩の共有という相反する社会の要請を整理するのが特許制度の目的であります。　でも、制度だけでは不十分であるということです。優れた技術者には説明責任と高い倫理性が求められ、技術士の試験でもそこを問われます。　たまたま科学技術を例としてあげましたが、私は基本的には「ノブリス・オブリージュ」（高貴な人の崇高な義務）という思想に敬意をもっています。私はノーブルではありませんが、ノブリス・オブリージュの事例はそこここにあるのではないでしょうか。小さなことでいいのです。　例えば少しお金持ちならば、少し寄付をする。　例えば少し頭が良ければ、そうでない人に勉強を教えてあげる。　仕切るのが上手なら、仕切ってあげる。　社交的なら、寂しい人にも声をかけてあげる。　自分の持っている何がしかの物を見返りを期待せずに、少し公に供与する。なれないうちは偽善的に見えるかもしれませんが、何度もやっているうちに身についてくるのではないかと思っています。　ノブリス・オブリージュの精神は相互扶助的ですので、してもらったことには敬意を返すのがgive&takeの均等な関係のために必要だと思います。　決してたかったり、タダで使えてラッキーということはしてはいけない。また、嫉妬から出る杭を打つという行動に出れば、本来社会全体の利益になる行動を取るであろう人が、ひっそりと身を潜めてしまいます。　だから・・・私は今の嫉妬社会、過適応社会、神様よりも隣近所の評判が優先する社会が息苦しくてたまりません。たぶん、私の適応力が少ないのでしょう。かしこ

  2005.11.06

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• 毒に魅入られる人たち

  　まず、大前提として、かの事件の高校生は現在否認しており、有罪の仮定ではなく、無罪を前提とされていることを言明しておきます。　・・・それにしても・・・。あの高校でなければ薬局の方も薬を売りはしなかったでしょう。****　人を傷つけるあらゆる手段の中で、毒というのはかなり特殊な手段になります。ある種の猛毒を除くと、皮膚につくだけで殺傷能力があるものは少なく、経口摂取が前提となります。即ち、手ずから飲食物を受け取るような近しい関係でなければ、相手に毒を盛ることはできないからです。そして、大抵の場合は入手経路から足がついてしまいますので、犯罪手段としては包丁に劣ります。毒薬の手帖 河出文庫 し 1-6 澁澤龍彦コレクション澁澤 龍彦 (著)河出書房新社 ; ISBN: 4309400639 ; (1984/02)　古い本ですが、毒を盛る人の心理を考える上で参考になるかもしれません。　毒物自体に人を魅入る力があるのです。そして、大部分の人は魅入られません。毒物に魅入られた人のうちほとんどの人が医療の分野に進んで、専門知識を駆使して治療にあたります。この人たちは毒物（薬物との境は極めてあいまいです）を手段として使う人です。　毒物に魅入られ、それを目的にしてしまうわずかな人がいます。深く深く魅入られてしまうので、しばしば毒のことを熟知しています。そしてさらにもっと知りたいと考えて「使って」しまいます・・・。この場合、被害者はごく身近にいる場合がほとんどのようです。自分自身に使うことも稀ではありません。しばしば近くにいるペットや小動物が犠牲になります。　毒物に魅入られる可能性がある全ての人に、なるべく早い時期から倫理を教える必要があるのです。研ぎ澄まされた感覚と優れた倫理感を持った人は素晴らしい医師や薬剤師になれるでしょう。　強い力を持つものには、それを扱う心得が必要です。毒薬も上手に使えば優れた力を発揮しうる。少しづつ大きな力を使えるようになるたびに、常に目的と結果を考える習慣が必要かもしれません。　そして、いつでも殺すことよりも生かすことのほうがずっと難しく、魅力的であることを伝える必要があるのかもしれません。　私はどうしたらいいのでしょう？　取り敢えずハムちゃんの死を悼み、ハムちゃんを可愛がるくらいしか思いつきません。なぜハムちゃんを可愛がる義務があるか。飼っている以上、彼らは衣食住の全てを私たちに依存しているから。　衣食住を私に依存しているのは子ども達。だから子ども達も可愛がる。なぜなら、私は大人だから。少しづつ自由度が大きくなったら、目的と結果も考えてもらいましょう。　そして、私もどうしたらいいか考えます。まだ分かりません。幾つか大失敗もしていますが、それでも考えます。かしこ

  2005.11.04

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  比重　ニンジンは水に沈むでしょうか、浮かぶでしょうか

  まだ編集します。　用意するものピーマン、ニンジン、ジャガイモ氷、水、エタノール、大きい透明なビン　です。　比重の実験です。比重という言葉を使うかどうかは生徒さんの発達段階によります。　冷蔵庫にある野菜を適当に拾い集めて実験をやりにいきました。今日はミューズだけ、かぶりつきのお買い得マンツーマンです。　さて、ピーマン、ニンジン、ジャガイモはどれが水に浮かんで、どれが沈むでしょう。　手早くさささっと軽い順に並べてくれます。軽い　ピーマン＜ニンジン＜ジャガイモ　重い　そして、ピーマンは水に浮かび、ニンジンとジャガイモは沈むそうです。ビンゴ！　目の前で水に入れてみて確認します。ミューズは生活力があるので、お料理も自分でできるそうです。お料理していると分かるかも。流石。「あら、すごいじゃない。私はニンジンは沈むかもと思っていたわ。」「先生は料理をしないんじゃない。」ズキューン。的を射ています。やられた。　今度は透明なビンに水を汲んで、氷を浮かべます。そしてその上にエタノールを重層します。そうっとエタノールを注ぐとね、　こんな感じの三層構造になります。　なぜなら、それぞれ重さが違うからです。

  2005.10.26

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• memo　パチンコ玉で万有引力

  　編集予定。丸いお菓子の缶のふたとパチンコ玉で万有引力を考えてみました。

  2005.10.18

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• 神話編　イケメンの太陽をそっと見守る美女、金星

  　どうしても日没後の金星は西の空、日の出前の金星は東の空というのがぴんと来ない姫のために、神話をお話しました。　アポロンと言う名前のとってもかっこいいイケメンのお兄ちゃんに恋する乙女ビーナス＝金星は、太陽神が大好き。だけど、恥ずかしくて輝いているときには側に寄れない。アポロンが隠れた後でそっと側に寄り添うの。　だ・か・ら、恋する乙女はアポロンの側。日没後の金星が東の空にいることはないし、日の出前の金星が西の空にいることもないの。だって好きで好きでたまらないんだから、すすすーっと側にいたいでしょ？　神話は非科学的かもしれませんが、古人は実によく星を観察し、その動きを詳細につかんでいます。そこにラブロマンスがあるのなら、それを楽しむくらいの遊びがあってもいいではないか。　で、日没後の金星は東と西のどっちに見えるでしょう？「東？」ずきゅーん・・・。哀れ、失恋。かしこ

  2005.10.10

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• memo　実験教室　葉っぱ編

  今回もメモだけ。ごめんなさい。

  2005.10.09

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• ぶしゅぶしゅの二酸化炭素

  　この実験には炭酸飲料を人数分+αと酢と炭酸水素ナトリウムを使います。　紙の上に炭酸水素ナトリウムを大さじ一さじ程度載せて塊を潰しておきます。そして、一気に炭酸飲料の中に放り込む。　一瞬の静寂の後・・・ぶしゅぶしゅぶしゅと噴出します。「わぁわぁわぁぁぁ。」　へっへっへ。ちょっとびっくりしたでしょう？　今度は簡易コンロを出して、同じ炭酸飲料を鍋に入れて火にかけます。　温めた炭酸飲料と冷えたままのものとを同じくらいコップに入れます。さて、同時に炭酸水素ナトリウムを一さじ程度放り込んでみましょうか。どっちが泡泡になると思います？「えー。冷たいほう？」そうね・・・。やってみよう。さあ、どうぞ。　やはり、冷たいほうはぶしゅぶしゅと泡がでますが、温めた方は不発です。ぶしゅくらいです。　最後に酢を入れたコップと水をいれたコップを用意します。これにもせーので炭酸水素ナトリウムを一さじ程度放り込みましょうか。ぶしゅぶしゅぶしゅぶしゅぶしゅぶしゅ「わー、あふれた。すんごい臭い！　けほっけほっ！」・・・ごめんね。　実験１；炭酸飲料に炭酸水素ナトリウムを入れると泡を吹く　実験２；温めた炭酸飲料の泡は不発になる。冷たいほうは盛大に吹く。　実験３；炭酸飲料でなく、酢でも同じように泡を吹く。　さて、質問です。泡泡って何が出ているんだと思う？「うーん。酸素？」　いい線言ってるね。「じゃあ、空気？」　気体っていうところはあってるな。　そうだねぇ。元々なかったものは化学反応ではでないのね。どこかに隠れているものしか出てこない。じゃないと錬金術になっちゃう。「えっと・・・炭酸ガス？」ビンゴ！　その通り。炭酸ガス、または二酸化炭素です。じゃあ、今度は実験１と実験３を比べてみようか。酢には炭酸ガスは入っていないねぇ。でも炭酸飲料と同じようにガスが発生したね。酢と炭酸飲料の共通点はなんだろう？「？？？」　よし、じゃあ、実験１の炭酸水素ナトリウムを入れる前のジュースと入れた後のジュースを飲んで比べてみよう。「なんで先生は少ししか入れないの？」　だってまずいんだもん。でも飲んでみないと分からないことがあるんだよ。私も一緒に飲むから飲んでみよう。嫌そうにちょっと飲んでみて、さらにビミョーな表情になる皆さん。「まずい・・・　甘い・・・　ただの砂糖水飲んでるみたい。」「刺激が何にもない。」じゃあ、ここで後ろに書いてある原材料をみてみようか。どれが酢と同じなんだと思う？　酢とそっくりの味がするものってなんだろう？「保存料？」　うーん、もう一声。保存料はちょっぴりしか入っていないんだよ。「酸味料？」　ピンポーン。酸っぱい味の元ね。酢にも入っているよ。じゃあ、ここに二本の炭酸飲料があります。他の炭酸飲料でも同じように爆発するか試してみよう。「じゃあ、私の好きな方を残して嫌いな方でやろうよ。」ふっふっふ。私もその方がいいと思うよ。何しろ実験に使ってしまうと”ビミョー”な味になっちゃうから。怖いもの見たさで飲んでみます？　ビミョーです。かしこ

  2005.10.05

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• 実験教室-暑いときは「あっという間に凍る」

  今回は・あっという間に凍る　ドライアイス+エタノール・あっという間に冷たい　濃い塩水+氷　vs　水+氷・あっという間に凍る　台所版　砕いた氷100g+塩30g・あっという間に凍る　ドライアイス+エタノール　何と言ってもドライアイスっていうやつは面白い性質が沢山あります。　食い気の多い小学生相手に「あっという間にシャーベット」のつもりで、ドライアイスを冷凍庫に入れたエタノールにゴロゴロ入れました。さらに、上にステンレスのボウルを載せてうすぅくオレンジジュースを少しづつ入れます。するとボウルの表面にくっついているオレンジジュースがあっという間に凍ります。　シャーベットを作るんでしたら、ちょっと酸っぱくなるけど、直にオレンジジュースにドライアイスを入れてガシガシ泡だて器で混ぜるのがいいんです。でも、かっちんかっちんに凍るのを見るのにはドライアイス+エタノール+ボウル式ね。　凍ったオレンジジュースをはずすのはボウルの周りを水につければOKです。　「食べてもいいよ。」といって人数分のフォークを渡すとガシガシつついてくれます。　本当は寒剤にするのにはドライアイス+メタノールなんですが、メタノールは有毒なので、エタノールに差し替えます。　理科は比較が肝心！　ドライアイス+エタノールとドライアイス+水も比べてみましょうね。何が違うかな？　ドライアイスを水に放り込んだときに多量に出てくる白い煙の正体が分かるよ。　ボウルの外側を比べてみるのもとてもいい。・あっという間に冷たい　濃い塩水+氷　vs　水+氷　ドライアイスの実験をやる前に濃い塩水を作ります。目安としては30％くらい。塩はなかなか溶けないのでドライアイスの実験の指導をしながらがしがし混ぜております。　ボウルを二つ用意して、片方に塩水を、片方にタダの水をいれます。そして両方に氷を多めに浮かべます。　さあ、手をつけて比べてみよう！　どちらが冷たいですか？？　塩水が冷たいのは、塩というのは溶けるのにエネルギーが必要なので、周りからエネルギーをとるからです。周りからエネルギーをとると、温度が下がります。　高い温度＝エネルギーがたくさん　低い温度＝エネルギーが少し　ということです。氷の融け方も比べてみて下さい。・あっという間に凍る　台所版　砕いた氷100g+塩30g　いよいよ、あっという間に凍る、お台所版です。冷凍庫で普通に作っている氷をフードカッターで粉々にします。買ってきた氷は硬いので上手く行きません。　わっさと砕いた氷の上に食塩を混ぜます。「どのくらい入れたらいいと思う？」太鼓名人「一袋全部。」「一袋全部・・・。半分でもいいかい？」太鼓名人「いいよ。」この実験で失敗するときは、氷の砕き方が足りないか、塩が少ないかのどちらかです。食塩は見た目で氷の半分くらいの量は入れてやってください。そして、入れたら混ぜます。混ぜている途中で凍ってくるので、折れないように丈夫なもので混ぜるのがいいでしょう。　食塩と氷を混ぜたものの上にアルミカップを載せて、ストローで一、ニ滴水を垂らします。そのままストローでしばらく水を軽くつついているとふいっと水が凍ります。　ひとつひとつの実験ごとに「なんでだろう　思うことに間違いはない」「なるほどと思ったこと」を書いてもらいました。高学年って何でだろうって素直に思うのが難しくなるお年頃なんですね。　なんでだろう。。。「そんなのわかんねぇよ。」　ちょっと難しかったかな？　解説は翌日の日記。

  2005.09.03

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• 星に願いを　-　天体儀ペーパークラフト

  夏休みだから工作でもしようか、とクールボーイを誘いました。無料でダウンロードできるペーパークラフトのサイトは沢山ありますが、天体儀ですと月探査情報ステーションギャラリー(The Moon Station)様でダウンロードできます。　お使いになったときには、出典を明示してくださいね。　こちらの方が小さなお子さんには楽かもしれません。Planetary Icosahedrons 様　球に近いものですとやはりサッカーボール型ですね。私達は火星儀を一昨年に作ったので、今年はプラネタリウムに挑戦してみることにしました。　本当は星座早見表から起こせばいいのですが、ちょっと大変なので、「星の手帖社」さんの組み立て式プラネタリウムを使いました。ここからいけます。ホッチキスでカチカチと止めるだけで30分もかからずに簡単にできます。　あ・・・、しまっておいたのに、見つかっちまった。そして作られちまった。なんてこったい。君は直径40cmのそいつを担いで新幹線に乗るつもりなのか。。。　タダでダウンロードできる方を作ってこっちはしまっておくつもりだったのに・・・。かしこ

  2005.08.07

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