運は個人の運から、国の運、民族の運、地球の運まであります。
朝まだき、 寒い~! と外に飛び出して、 夜明けの冷気を肌に当て、朝日を浴びながら川べりを歩きます。 一陽来復、仕事までの、ほっとするしあわせな生活のひと時です。 その合間に、最近は自家製味噌の甕への仕込みをしています。 いわゆる手前味噌で、今年から我が家の一年分を作ろうという決心です。ちょっと汗をかきながら、気分転換にちょうどいいです。 なぜ、こうする気になったかは、GMOに関するnatyururu33さん のブログの次ぎの記事です。以下、今日の記事は、GMOと戦う私の奮闘記です。(笑い)『国内産大豆使用』と表示されていた豆腐製品の検査から、17商品中、6商品から『GM大豆』が検出されました・・・ 『国内産大豆使用』と表示されていても、アメリカなどの大豆が50%未満使われていても良いという基準の為、このような結果が出た・・・ 『国内産大豆使用』という表示ではなく、 『国内産大豆100%使用』と表示されていた豆腐製品の検査でも、10商品中、約30%の3商品から『GM大豆』が検出された・・・ やっぱり、そんなものでしょ。日本の食品行政の甘さにぞ~っとします。 GMOを世界中で一番多く食べているのは日本だそうですよ。 日本が、アメリカからの輸入したGMOを市場化して8年が経っています。8歳の子は、赤ちゃんの時から食べ続けていることになりますね。 急性毒性がないからといって、慢性毒性は?経世代毒性の可能性は? チョコレートや洋菓子の乳化剤レシチン(大豆由来)はGMOの大豆から? 菓子類のでんぷんは、GMOのジャガイモから? あらゆる物に入っている砂糖は、GMOのテンサイから? スナックやお惣菜の油は、GMOナタネの油? お米だって中国が国策でGMOイネを栽培していますから、 事故米のように、どんなことが起こるのか不安です。 今まで、我家では主食のお米から、パンを焼く小麦粉からその他食料品を、GMOの除去対策済みのものを買ってきました。 スーパーの大メーカーの製品は買うことをやめています。 運には、個人の運、家族の運、一族の運があり、国や地球の運があります。 個人の努力が何になるの?というよりも、やれるところまでやってやろう、と重い腰を上げたのが始まりです。 個人で出来るGMO抵抗運動、不買運動です。 次に、GM食品の生態系への影響が深刻であるという報道は、ほとんどが外国の媒体からです。日本のマスコミに大きく扱われる事はありません。 イギリスの『エコロジスト』という雑誌に:● アルゼンチンではGM大豆の作付けが進み、収穫量が5~6%減少し、農薬の使用量が2~3倍に増えたため農家の経営が圧迫され、環境への影響が深刻化している。 ● 殺虫性GM作物では、遺伝子が作り出す、殺虫たんぱく質が、根から分泌され、土壌微生物や昆虫に影響する事が報告されている。 ● 米国コーネル大学のジョン・E・ロゼイ助教授のチームは、英国科学誌ネイチャー5月号にGM作物の殺虫性トウモロコシの花粉を振りかけた植物の葉を、蝶の幼虫に食べさせたところ、4日間で幼虫の44%が死亡し、生き残った幼虫も発育不全になった。と発表 した。 ● 健康食品として販売されていた必須アミノ酸の一つである「L-トリプトファン」を食べた人が、「好酸球増加筋肉痛症候群」という症状を起こした。*「L-トリプトファン」 製剤は、日本のある企業が遺伝子組み換えをした細菌に作らせて製品化したものです。1988~89年にかけて判っているだけでも米国を中心にして約1,600人の被害者を出し、そのうち38人が死亡するという食品公害がありました。この予期しないで生成されたタンパク質が、ある体質の人に作用した結果のことでした。 ●1998年8月、英国のロウェット研究所のアーパド・パズタイ博士は、英国のテレビ番組で、『遺伝子組み換えされたジャガイモにより、ラットに発育不全や免疫低下などがみられた』と公表。 ●マツユキソウ中のレクチンという殺虫成分を産生する遺伝子を挿入したジャガイモを、ラットに与えたときの影響を比較しています。結果、組み換えジャガイモの餌によりラットの一部の臓器や免疫系への影響が出た。 食の安全監視委員会ニュースレター 次は、(安田節子公式ウェブサイト )『 現在南アフリア6カ国の1300万人もの人々が旱魃(かんばつ)による激しい飢餓に見舞われています。これに対し、合衆国国際開発局(USAid)は食料援助として組換えトウモロコシ3万6千トンを送りました。 しかし、ジンバブエのムガベ大統領は「先進国の消費者が望まない、そして安全性も確認されていないものを国民に食べさせるくらいなら餓死の道を選ぶ」と言って敢然と拒否しました。モザンビーク、ザンビア、ケニアも同様に拒否しました。 遺伝子組換えトウモロコシはインドのサイクロン被害者に食料援助として同様に送られ、現地からあがったクレームに対し、アメリカのAid高官は「こじきに選択権はない」と傲慢で恥ずべき発言をしています。 』どうして、日本政府は、ジンバブエのムガベ大統領のように、モザンビーク、ザンビア、ケニアのように毅然とGMOを断れないのでしょう? 日本はお金を払って、GMOをアメリカから買っているのですよ! 為政者の運が国の運や民族の運命を悪い方へ巻き込んでいく事を、私たちは63年前に体験しています。地球温暖化のように、今は一国を滅ぼすどころか、地球の運まで巻き込む事だってあるでしょう。 確固たる民族の支柱のようなもの、何にも譲れない守るべきもの、 それがない国や民族は最後は滅びるしかないのでしょうか? この国が滅びるのを、本当にくい止めなければいけない。 そう思います。