夜光の階段
「夜光の階段」松本清張生誕100年記念なんて全然知らなくて小説を読んだわけね。正直な感想を言うと出だしはぐいぐいとひきつけられるものがあったのね。個人的な興味関心によるものだったかもしれないけど伊万里大宰府天拝山と関係ある場所ばかりが登場したこともあって読み始めはすごくおもしろかったわけさ。ところが中だるみというか主人公が次々に女性を殺していく話だからか気分が落ち込んでいくわけね。で、最後はあっけなく山中湖なわけね。ドッと疲れた感じがして「松本清張は二度と読まない」気分で終わってたんだ。 ところがさふと気まぐれで入ったGEOで。「夜光の階段」のDVDを見つけてしまったわけさ。5枚だから500円だろ?借りちゃったわけね。借りたら見るわけさ・・・。松本清張生誕100年スペシャル 夜光の階段 DVD-BOX価格:17,955円(税込、送料別)「おもしろくない」と言いながらも清張魔力にかかっていたのかな?通俗的だが主人公佐山道夫は誰が演じるの?清張には白豚女のように描かれていた波多野雅子は誰が?(これが一番興味あった)そして淫乱枝村幸子は誰が?最後に惨め惨めな女 福地フジ子は誰が?結果は上の写真でわかると思うんだけど原作(小説)とテレビはもうめちゃくちゃというほどアレンジじゃないくてアドリブでもデフォルメでもなくてなんていうの?もう全然別物なわけさ。共通していることは後味がわるいということだけだった。(この僕の感想文を読んで「夜光の階段」の原作を読む人っているのかな?) 出演している女優はみんな好きな人だった。木村さん(枝村)夏川さん(福地)室井さん(波多野)余さん(検事)でもストーリーがね・・・藤木くんもがんばっていたんだよ!それは認める。『夜光の階段』(やこうのかいだん)は松本清張の長編小説。『週刊新潮』1969年5月10日号から1970年9月26日号に連載され、1981年12月に新潮社から刊行された。連載時のタイトルは『ガラスの鍵』。過去4度テレビドラマ化されている。過去4度の佐山道夫を演じた俳優は・・・風間杜夫古谷一行東山紀之そして今回の藤木くん夜光の階段ま、ぼくの感想がどうなのか?確かめたい人は小説を読んでみてください。読むのは苦手な人はDVDレンタルへGO!