風来坊 ふきのとう
その日なにが起きるかわからないいいことにせよわるいことにせよいいとかわるいこととかないのかもしれないただそこに事象が生じるその事象は自分がまいた種によって生じるカルマとか宿業と呼ぶ人もいれば否定する人もいるだろうまぼくはマルタイカップラーメンを昼食べて夜は浜勝でキャベツを3回おかわりをした浜勝はトンカツよりもお新香とキャベツ千切りと味噌汁と麦御飯が美味しいこの空 どこまで高いのか 青い空 お前と見上げたかった 飛行機雲のかかる空 風来坊 サヨナラがよく似合う 歩き疲れて立ち止まり 振り向き振り向き来たけれど 雲がちぎれ消えるだけ 空は高く 高く この風どこまで強いのか 北の風 お前と防ぎたかった ピューピュー体を刺す風 風来坊 うつむきがよく似合う 歩き疲れて立ち止まり 振り向き振り向き来たけれど 背中丸め直すだけ 風は強く 強く この道どこまで遠いのか 恋の道 お前と暮らしたかった 振られ捨てられ気づく道 風来坊 強がりがよく似合う歩き疲れて立ち止まり 振り向き振り向き来たけれど 瞳熱くうるむだけ 道は遠く 遠く この坂どこまで続くのか 上り坂 お前と歩きたかった 誰でも一度は昇る坂 風来坊 独りがよく似合う 歩き疲れて立ち止まり 振り向き振り向き来たけれど 影が長く伸びるだけ 坂は続く 続く...坂は続く 続く...