コックン ちがう朝
ちがう朝 試聴はここでもう会わないことにしようそれがふたりのためだからありふれたふたりの別れ でも二度ともどれないふたりのあの日電話のむこうであなたが云う電話のこちらでうなづく私もう会わないことにしよう残る心が揺れるからそう 愛していたのよあなたひとりを今日まで私そう 信じていたのよいつか あなたのかえることでも時が私を変えていった新しい季節 見送るようにもうすべてが終わったのふたり ちがう朝むかえるの(1976)解説:友達の恋愛を傍観しながら作った。こういう場合は自分が歌の外にいるから完全にソングライター的な感覚だ。歌のために歌詞を書いて曲をつけてる一連の工作をやってるよう感じがする。自分自身が作らずにはおれないという「せつなさ」や「未練」を吐き出す歌とはまた何か違った感じで・・・・歌えるけど、ただ歌なんだ。下手でも、歌として下品でも魂のはいった歌ってまた別のところにあるような気がする。