地震で出逢った少女との再会
こんな夢をみた。A町だった。雨の降りそうな暗い天気だった。俺は久しぶりにカツとマサオとシゲルと4人でぶらぶら町を歩いていた。 テスト会場に入った。古い校舎のような部屋だった。俺らは結構近くの席に座らされた。マサオだけが別の教室でいなかった。 テストは簡単で、ちょうど自動車免許試験のような雰囲気だった。教官のような人がプリントを配っていた。俺は最初に手渡されるとプリントに黒い文字で100点と2箇所に書かれていた。 シゲルに「おい!シゲル!俺100点だぞ!」と、言うとシゲルもプリントをもらうと、シゲルも100点だった。な~んだみんな100点なんだ~とシゲルとしゃべっていたら。カツが「俺、98点・・・」と言って何気ない感じでヘラヘラ笑っていた。と、カツの後方にいた少女が俺を見て明るく微笑んだのだ。夢が複雑になる、かつ不思議になるはここからなのだ・・・・・。 実はその少女(美人=顔は松島奈々子風で明るさはいくよくるよのいくよ風)と逢うのは2度目だった。 逢ったのは田舎のガソリンスタンドだった。実はそこで大きな地震があったんだ。その時、大声で怯えている彼女を俺は抱きしめるようにして、いつまでも続く大きな振動から守っていたんだ。地震がおさまると、俺も怖かったからその場を去った。そのままその女のことは忘れていた。夢がこんなに複雑に時間をスライドしてみるか?普通・・・見ないよ・・・で、その女がテスト会場で俺に明るく微笑み軽く頭をさげるのだ。その美しい瞳はもうすでに俺のことに好意を寄せていることはまわりの誰にもわかるような表情なのだ! シゲルが「誰や?」と俺に聞く。 そのまま彼女とは言葉も交わさずに別れたが、マサオも近づいてきて「誰や?お前のほうばっかり見よったぞ」と言う。それは誰よりも俺がわかっていたさ。 心の中で、運命的な出逢いだ!と確信している俺だった・・・・・・おしまい。 ああ、今夜続きの夢を見ないのかな・・・・