我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

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• 春を告げる

  今夜はピザを焼こうと思っていた。久しぶりに粉をこねるところから始めるつもりだった。 ところが、買い物に出かけたら、青森からやってきためんこい赤メバルが、澄んだ瞳でウインクしてきたのだ。しかも、お手頃価格である。 さすがに、メバルピザってわけにはいかないよな。 メバルちゃんの魅力には勝てなかった。予定変更で、今夜はメバルの煮付けだ。 身がプリプリして美味かった。吟醸酒か白ワインがあれば良かったな。      

  2013年02月09日

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• 入口の狭さは天の岩戸？

  今日は寒かった。 寒い日には温かい汁がうれしい。 やっぱり豚汁だな。 ネットで「豚汁＋銀座」で検索してみると、一丁目の岩戸がほとんどで、あとは銀座ライスが少しばかりヒットする。 岩戸には、何年か前に一度だけ行った。 その時はあら煮定食を食べたように記憶している。 味がいくぶん濃かったけど、そんなに悪くなかったと思う。 ただ、会社から遠いのが難点だ。 わざわざ遠出するほどの店ではない。 などと思いつつ、岩戸へ。 温かい汁にありつく前に、すっかり体が冷えてしまった。 店の入口で豚汁定食を注文して、カウンターに腰を下ろすと、隣の先客にマグロ重が運ばれてきた。 そうだった。前に来た時にマグロ重が美味そうだと思ったのだ。 ちょっとばかり後悔していたところに、豚汁定食がやってきた。 おっ、マグロ重の上に載っているマグロの漬けの小鉢が付いている。 しかも、しみったれた量じゃない。 なんだか得した気分だ。 そして、味はと言えば、普通に旨い。 いいんじゃないの。 ひとつだけ余計なことを言うと、豚汁を食べながら、たまらなく大手町にある鞍手茶屋のけんちんうどんが食べたい気分になっていた。

  2013年02月08日

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• タイトルが浮かばない

  今日のランチは、新橋の京急地下街にある青森料理の「わのみせ」に行ってみた。 青森は我が故郷から近く、味に馴染みがある。 とはいえ、今日食べたのはせんべい汁だ。 これは初めて食べる。 澄まし汁に、キノコや野菜、そして汁を吸ってトロリとしたせんべいが入っていた。 せんべいの食感は、フニャ、だけどモチッて感じで未体験感覚である。 味はいい。 もう少し具沢山だともっといいのに。 ちなみに、せんべい汁を単品で食べたのではなく、八戸定食と名付けられ、イカソーメン、とろろ芋、きんぴら、ごはんの組み合わせだ。 イカソーメンは期待ハズレだった。 やはり、故郷のイカに勝るものはない。 蛇足 国会同意人事の事前報道ルールが、どのような経緯でできたか知らないが、候補者名が事前に報道されたら拒絶するなんて、どう考えても筋が通らない。 「俺は聞いてない」とヘソを曲げてみせている以外に、どんな意味があるのか。 ガキのやることだ。 さすがに見直しの話が出ていたのに、参院民主党が反対して流れたらしい。 今朝から公正取引委員会の委員長人事が報道され始めたら、案の定、参院民主党のドンがヘソを曲げた。 自分たちのメンツのために、有能な人材の登用機会が損なわれ、ひいては行政の停滞を招いていることに気付いてもらいたい。 あれだけ選挙で大敗してもなにも変われないのでは、夏の参院選はさらに惨憺たる結果が待っているだろう。 それと、報道すれば同意人事が暗礁に乗り上げることがわかっていながら報道する連中や、その報道機関に情報を漏らす政府与党関係者も、同じ穴の狢だ。 情けない。

  2013年02月07日

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• 粉屋のそば屋

  銀座のはずれ、新橋や汐留がすぐそこといった辺りを歩いていて、新しい店を見つけた。この一帯はよく通っている割に、ランチ未開拓地域だな。 全蕎という店だ。店名から想像がつく通りそば屋である。間口が狭くて入ってすぐに券売機がある、一見立ち喰いそば屋風だが、案外と奥行がある。薄暗い店内にはジャズが流れ、「こだわり」の貼紙がいくつも貼られている。 まあそういう店だ。 「こだわり」によれば、蕎麦粉屋の経営で、そばは内モンゴルの自家農場で作っているのだという。 肉汁せいろを食べてみた。うん、いいんじゃないの。もっと美味いそば屋はいくらでもあるが、この価格帯でこの味、ボリュームなら十分に合格点だろう。 また、食べに来よう。    

  2013年02月01日

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• 事件

  銀座の資産家夫妻の失踪事件が、言葉は悪いが世の中の予想通りに殺人事件に発展したようだ。その夫妻が住んでいたという銀座のマンションがテレビ画面に映った。あ、あそこだ、とすぐにわかった。会社からほど近い場所で、よく前を通る場所だ。なんだかな、こんな近くで悲劇が起こっていたなんて。 700円のほろ酔いセット（串５本＋飲み物１杯）で満足しているサラリーマンには、縁のない悲劇ではある。とはいえ、近所のことだ。ご夫妻の冥福を祈る。南無阿弥陀仏。合掌。    

  2013年01月30日

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• 迷信

   今日の午後の社外の会議の時間を間違えて、30分も前に最寄り駅に着いてしまった。仕方ないので、Macでコーヒーを飲んで時間を潰すことにした。コーヒー１杯100円で、さらに次回のコーヒー無料券までくれる。そのうえサービスなのか、暖房がやたらと効いていて店内が暑い。コーヒーを飲みながら、ひっきりなしに額の汗を拭いていた。コートもマフラーも脱いだのに。そう言えば、最近どこかで読んだのだけど、ファミレスなどの安いコーヒーは添加材で通常の10倍の量を抽出しているから飲んじゃいけないと書いていた。この手の、食べちゃいけない、飲んじゃいけないという話は、添加物があるからダメというばかりなんだよな。その添加物が健康を害するならばなるほどと思うが、そんな話はあまり耳にすることがない。前に聞いたのは、コンビニのおにぎりは、お米が乾かないように油を混ぜているから食べてはいけないということだったが、その油が健康にどう影響するか一言も書いていなかった。添加物がダメなら、肥料はどうなのだ？肥料を田や畑に施すことによって収穫量が増加するのは、いけないことなのか？コーヒーだって、味も香りも遜色なく、健康に害もなしに10倍のコーヒーが抽出できるなら、それは歓迎すべきことだろう。添加物はなにもかも否定するなんて遥か昔からナンセンスなのに、いまだに添加物に拒否反応を示す輩がいるし、それに感化される若い世代もいたりする。味の素は化学調味料だから絶対に使わないと自慢気に話す、迷信信者も少なくない。だから、カルトはなくならないんだよな。クワバラ、クワバラ。(ちなみに、クワバラ、クワバラは雷避けだ。道真公が雷封じをした荘園の地名が、桑原だったと思う。)

  2013年01月29日

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• ほろ酔いで無駄口を叩いてみる

  先週は丸ノ内の東京會舘で立食パーティーだったが、今夜は浜松町の世界貿易センタービルの東京會舘で、またしても立食パーティーだ。 場所の格や規模、金の掛け方も違うから、酒も料理も先週には及ばないが、39階のロケーションから眺める東京の夕景色は抜群だった。 先週といい今夜といい、ローストビーフを食べ逃したのが心残りだ。 立食パーティーの良いところは、好きな料理や酒を好きなだけ楽しめるところだが、もうひとつ挙げると、終わりが早いことである。 せいぜい１時間半から長くても２時間だ。 たいてい始まりも早い。 もちろん二次会に繰り出すこともあるけど、今夜のようなさほど親しい人がいない会だと、さっと会場をあとにする。 ほどよく腹を満たしほろ酔い加減で帰っても、まだ宵の口だ。 ビブリア堂古書店事件帖だったかな？ 余裕で最初から見ることができた。 剛力彩芽がカワイイ。 ただ、週刊文春新年恒例の顔面相似形でうしろの百太郎の後一太郎と並べられていたのを見て以来、彼女を見るたびに「百太郎」とつぶやいてしまう。 確かに似ている。 とか言いながら、記憶の中では、うしろの百太郎と恐怖新聞がごちゃごちゃになっているのだが。 それから、今夜のゲスト出演の佐藤江梨子。 昔は、首から下だけなら日本一の美女なんてからかわれていたが、今となってはなかなか愛嬌がある顔に思える。 ま、今でも美人と思わないけど、美形が必ずしもいいわけじゃない。 いいキャラだ。

  2013年01月28日

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• 一物二価

   今日も散歩日和だった。午前も午後も歩いたのに１万６千歩に届かない。ま、それでも平日の目標歩数の倍ほどだから、良しとしよう。某所で飲み物を買おうと自販機を見たら、同じ物が並んでいたのに、片方は120円で他方は140円だった。何度見ても同じものだ。値付けを間違ったのかな？それとも、先着何個までは割引セールとか、そういうことかもしれない。しかし、どこにもそんな説明はない。その昔、たのきんトリオ全盛の頃に、トシちゃん、マッチのグッズより、ヨッチャングッズが安かったという話を聞いたが、これは需給により価格が決まるという資本主義の原則にかなっている。ところが、私の目の前で起こっているのは、まったく同じ商品が並んでいるのに値差が生じているのだ。経済学的に説明がつかない。写真は、今日の散歩の途中で撮ったもの。どこか当てたら、大したものだ。

  2013年01月27日

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• 疲労回復には

  今日は、寝ているか歩いているかのどちらかだった。 いや、ほとんど寝ていて、起きているときは歩いていた感じだ。 体調が悪かったわけではないのだけど、家にいると睡魔がやってきて、ベッドに横になると眠りに落ちていた。 相変わらず忙しい日々が続いているから、気付かぬ間に疲れているのかな。 閑話休題。 スーパーで買い物をしていて、今更ながら気付いたのだが、野菜が高い！ ブロッコリーが１つ400～500円だなんて。 茄子も生育不良気味の小さなのが３本で250円だ。 そんな中にあって、新じゃがが10個ほどで100円だった。 長崎産でもイイじゃないか。 反射的に買い物かごに入れていた。 土を洗い落としてシリコンスチーマーで５分レンジにかけてみた。 まだちょっと硬い。 さらに３分。 今度はちょっと長かったな。 それでも、新物らしいイモの若々しい香りがして、味付けや調味料なしでとても美味しかった。 ジャガイモって、すばらしい食材だなとつくづく思う。

  2013年01月26日

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• 紅白対抗

  昔好きだった漫画家のさべあのまのツイッターをたまたま見つけてフォローしてみたけど、たいして面白くない。きゃりーぱみゅぱみゅのつぶやきもつまんないけど、時折アップされる写真が楽しみだったりする。今晩食べた極上霜降りのすき焼きは文句無しに美味しかったけど、個人的には赤白の比率はもっと赤が多い方が好きだな。おやすみなさい。

  2013年01月24日

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• 雑感あれこれ

  その１ 報道機関がアルジェリアのテロの被害者の氏名公表を求めているらしい。 被害者の身元を明らかにすることが、報道の使命なのか？ 氏名が判明したら遺族や親戚、関係者に殺到して、感動秘話やさらなる悲劇を、遺族感情など無視してこれでもかとお涙頂戴物語を謳いあげるだけだろ。 報道機関のそういうえげつなさを見てきたから、遺族も会社も氏名公表を拒んでいると思う。 報道機関に、その反省はあるか？ その２ 教師の退職金が２月に減額されることになり、卒業シーズンを前に駆け込み退職が続出しているという。 卒業直前に無責任だと批判が多いらしいが、150万円違うと言われれば無理もない。 そもそも、教師の仕事は4月から3月末までが原則なのに、3月まで働いたら損になる制度を作るのがどう考えてもおかしい。 辞める先生を責めるより、こんな不自然な制度を作った人間に問題があるだろう。 その３ 体罰による自殺を発端に、大阪市長がその高校の当該学科の入試中止を事実上強制し、学校側もそれに従うことになったようだ。 その学校のことはまるで知らないし、行き過ぎた体罰が非難されるべきは理解するが、ひとりの首長の思い付きで行政が動くことには、強い危機感を感じずにはいられない。 日本って法治国家じゃなかったのか。 菅内閣による浜岡原発停止要請もそうだ。 結果がどうこういう問題ではない。 デュープロセスの話だ。 ルールなく原則の例外が乱発されはじめたら、かなり危ない。 これは政府や行政だけのことではない。 どんな組織でも同じだ。 あなたの職場はどうだろう？

  2013年01月23日

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• 早食い競争

  今日の昼は経団連会館で弁当を食べた。 ２、３００人がほぼ無言で弁当を食べるのは、ある意味荘厳だ。 家では妻や娘から「もっとゆっくり食べなさい」と厳しく指導されている私が、気付けばビリ争いをしている。 早い人は、私が半分しか食べていない時点で完食だ。 そう言えば、私が就職活動をしていた時に聴いた講演で、「飯を食うのが早くて声が大きい奴を採用すれば、間違いない」という話があった。 やはり、ビジネスマンたるもの早飯は大切かもな。 私も衰えてきたのかもしれない。 食後の会議の司会進行は米爺だ。 財界トップと同じ場で同じ弁当を食べたのだな。 そう考えると、まだまだ衰えるには早い。 頑張ろう。

  2013年01月22日

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• 無事帰還

  話は前後する。 今日の目的地は、昨晩泊まった地方中核都市から北へ20キロほどの場所だ。 最終目的地から直線距離で約１キロのところにJRの駅がある。 会社の規程に従えば、最寄り駅からタクシーか徒歩で行かなければならない。 しかし、駅前にタクシーが待っているような駅とは思えない。 Google earthで見ると、畑の真ん中にある駅だ。 歩くと言っても、初めての土地で雪の降る真冬日に１キロ歩くのは無謀だよな。 靴だって普通のビジネスシューズだし。 どうしたものかと思いつつ、列車の時間を調べたら、思わぬ救いの手が差しのべられていた。 次の列車は１時間後で、これでは予定の時間に間に合わない。 そして、その前の便は２時間前に出発していた。 日に数本しか走らないローカル線だったのだ。 数分ごとに電車がやってくる都会の生活に慣れてしまった身には、想定外の事態である。 これで堂々とホテルの前から目的地までタクシーに乗れる。 とは言うものの、帰りはどうしよう？ タクシー運転手に相談したら、「１時間か１時間半で用事が済むなら、待ってるよ」と快く言ってくれた。 ま、そりゃそうだな。 20キロの道程を片道分だけもらうか、往復分稼げるかの問題だ。 １時間半無駄にしたとしても、後者が明らかに得だろう。 市内に戻ったのが、ちょうど昼時だった。 運転手にどこか美味い店はないかと訪ねたら、ラーメン屋ばかり薦める。 味噌、塩、醤油、トンコツにコッテリ、あっさり、好みを言ってくれたらどこへでも案内すると言う。 ラーメン以外になにかないかと聞くと、それなら豚カツでどうかと返ってきた。 仕方ない、ラーメンで手を打つことにした。 なんて言いながらも、ややあっさり系の味噌ラーメンは、スタンダードな味で結構美味しかったよ。 流行りのぎとぎとコッテリ系やオリジナルを追求するラーメンが苦手な私には、こういう普通のラーメンがありがたい。 というわけで、なんとか羽田まで帰ってきた。 タクシーで往復していなかったら、今ごろ出張先で遭難していたと思う。

  2013年01月19日

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• 非人道的扱い

  空港行きのバスが、定刻から20分遅れてやってきた。 定刻10分前にはバス停にいたから、30分も待っていたことになる。 雪が降る氷点下10度ほどの路上でだ。 事故による遅れらしいが、それならそれでバス会社の人間が来て、その旨を説明すべきじゃないのか。 いつ来るかわからないバスを待って凍える客の身になってくれ。 そもそも極寒の地なんだから、待合室を備えるべきだよ。

  2013年01月19日

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• タイムリミット

  今週は何を食べたのだったかな。 火曜日の昼は長崎チャンポン。ま、普通だ。 夜はそば飲み会だった。 次の日の昼は忘れたい過去。 昨日は魚久でサワラを食べたのだったな。 魚久も以前に比べると質が落ちてきているが、それでもまだ十分に安くて美味い(サワラに限る)。 夜はフレンチ。 今日のランチは人形町今半の弁当を会議室で。 そして、夜は、氷点下10度をはるかに下回る北の街に腹を空かせてたどり着いた。 空港からのバスは、幸か不幸かホテルの真ん前に停車した。 寒い。 ホテルに駆け込んだら、もう外に出る気が起こらない。 ホテルのレストランに入ると、９時だというのにラストオーダー２分前だ。 とにかく空腹だったので、ビールと唐揚げとピザで腹を満たすことにした。 普通に美味しかったが、15分後に閉店だと宣告されて食べる食事は嫌なものだ。

  2013年01月18日

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• たまには不味いメシを食べる

  昼に新橋駅近くにいた。午後一に来客があるので、のんびりランチをしている時間がない。𠮷野家があったが、待ち客が溢れている。といっても、𠮷野家だからそんなに待たないだろう。そう思ったが、隣にあった富士そばに目がいってしまった。富士そばはあちこちで見かけるが、食べたことがない。それで、ついつい入ってしまったのだ。近頃の外食チェーン店は、驚くほど安い価格でそこそこの質感のあるまずまずの味がする料理を出す。ところが、この富士そばときたら、安かろう不味かろうの典型みたいだった。ヒドイな、これ。口直しに別な店に入って食べ直そうかと思ったほどである。店の造りも無理がある。食事をする場じゃないよ。イマドキこんなので、よくもまあ店を増やし続けられるものだな。不思議。二度と来ない。ここまでヒドイと怒りすら湧かない。ただただ呆れるばかりだよ。

  2013年01月16日

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• コーヒーの日

  今日は午後だけで３杯もコーヒーを飲んだ。 そう言えば、朝は缶コーヒーだったな。 私にしてはこんなにコーヒー漬けは珍しい。 これから、そばの会へ。

  2013年01月15日

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• 今週の外食

  市ヶ谷でパッタイ(べちゃべちゃして不味)、立食パーティーでいろいろ(寿司、サンドイッチ、茶そば、刺身など)、汐留で海南鶏飯(蒸し鶏大好き)、六丁目のひょうたん屋で鰻丼(鰻が高騰する前と変わらぬ良心的価格)、八重洲で沖縄料理、かけうどんにウドの天ぷらをトッピング、またしても立食パーティーでタイ料理各種、親子丼とたぬきそばのセット。 今週は風邪で胃がやや弱っていたけど、振り返ってみるとまずまず食べたな。

  2013年01月11日

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• Don't trust over 40 !

  数年前から、「○○ガール」なるものが流行っている。 最初はなんだっただろう？ 仏像ガールだったかな。 ガールというには、ずいぶん歳をとった人たちもいるけど、まぁ今の時代はなんでもありだ。 Over 40の女性が集まっても女子会と言って憚らないから。 ごめんなさい。 今日の夕刊各紙になぜか足並みを揃えて、「虫ガール」の記事が出ていた。 ほぼ同じ内容で、紹介されているガールもコメントも同じだから、ネタ元は一緒なのだろう。 よほどニュースがなかったのかな。 虫ガール？ニュース価値はほぼゼロじゃないか。 と言いつつ、記事で紹介されていた「虫判定器」アプリを早速インストールした私だったりする。 虫ガールは昆虫好き女子の話だったが、昆虫食も昨今注目されているらしい。 元々日本でも、蜂の子やイナゴを食べる地域はあったし、栄養学的にも意味がありそうだ。 子供の頃、変わり者の兄に付き合って、蝉の炭焼きをかじったことがあったが、あれはどう考えても栄養はないと思う。 珍味ですらなかった。 酔狂だな。 大人になった今なら、ビール片手にしゃりしゃりするのも一興かもしれないと思ったりする。 私にも変わり者の血が流れているのかな。

  2013年01月07日

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• 起動準備

  年末に、歩数計アプリがスマホにあるのを見つけて、使いはじめた。昨日は車で往復150kmの道程を渋滞にはまって５時間も要したため、3000歩しか歩かなかった。その反動というつもりはないのだが、今日は歩いた。都心の神社を４社とお寺をひとつ。22500歩で、スマホの計算によれば16km強である。さすがに足腰に疲れを感じたが、以外と空腹感はない。朝にうどんを少し食べ、10時前から２時過ぎまで歩いたのに、お腹が空かないなんて。12月の初めから忘年会続きで、年末年始も家で食べ過ぎたせいだろう。昼食を抜いて、帰宅後に念のため干し柿をひとつ食べた。これで私の年末年始休暇は終わり。明日からいつも通りの日々が待っている。今年も忙しくなりそうだ。１月、２月は既にびっしりと予定が詰まっている。それどころか、今年の年末の忘年会がもう２件も日程・場所ともに決まっている。これって、普通？それとも、異常？少し早めの夕食は、海苔餅とおでん、ビールにカナディアンクラブのソーダ割りだ。まだ８時だけどほろ酔い加減。今夜は早く寝て、明日は早く出社しよう。

  2013年01月03日

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• 初詣

  喪中につき新年のご挨拶は失礼申し上げます。 とはいえ、正月である。 近所の驚神社へ初詣に出掛けた。 昨年は年が明けてすぐの深夜に詣でたら、大行列が出来ていて、神殿にたどり着くのに２時間を要した。 その反省から今年は昼を過ぎてから出掛けたのに、これまた行列で１時間ほど。 普段は無人のお社なのに、正月ばかりは大人気だ。 近所に大きな神社がないからかもしれない。 で、行列に並んでいる間、後ろのオヤジのつぶやきを聞かされた。 缶ビール(正確には第三のビール)片手にほろ酔い加減で、一人で来ていた。 「１時１０分に到着して既に今は１時１３分だよ」「もう１時１５分だ」と、やたらと時間を気にしていた。 時折ゲップをして臭い息を吐くから、時間が気になるなら諦めて帰れよ、と内心で悪態をついていたのだが、こういう奴に限って帰らない。 鳥居の辺りまで来たときは、「早く３月にならないかなぁ。３月が待ち遠しいよ。桜が見たいよ」とつぶやいた。 驚神社は桜がきれいだからな。 酔っ払いのくせにリリカルなオヤジだ。 「今年も桜を見れるかな、オレ。今のオレには３月が遠すぎるよ。嗚呼」 えっ？もしかして、余命３ヶ月を宣告されたのか？ 「でも、そうこうしているうちに、すぐに５月とか６月になるんだよ」 ３月ですら遠すぎるんじゃなかったのか。 鳥居を過ぎると、また時間を気にしはじめた。 「１時１０分に着いて、今は１時４０分だ。２時まで掛かるな。いや２時半になるかな」 そんな調子で、参拝終了時刻を気にし続けた酔っ払いオヤジだったが、神殿の手前まで来たときに大きなゲップの後にこうつぶやいたのだ。 「お詣りが済んだら、次はどこに行こうかな。時間はたっぷりあるぞ。なにをすりゃいいんだ？」 家で酒飲んで寝てろ！

  2013年01月01日

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• 大晦日

  いよいよ今年が終わる。 早い一年だった。 今年一年を振り返ってみると、かつてなく葬式の多い年だった。 大正生まれに始まって、最後は小学生。 若者の死は悲しいものだ。 産まれた頃に一度だけ会った知人の子であっても、涙を止められなかった。 良いことと言えば、昇段したことだな。 これは文句なしに嬉しかった。 仕事は華々しい結果を出すことはなかったが、とにかく飛び回っていたし、例年になく多くの人々と出会った。 忙しい年だったな。 辛くもあったけど、実りも少なくなかったと思う。 とにかく、前に進まなくっちゃ。 2013年が皆様にとって良い年であるよう祈念いたします。

  2012年12月31日

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• 誰かがやっちまった

  仕事納めの翌朝、都心は閑散としている。 なぜか新橋にいる私は、立ち食いうどんのつるまるうどんで朝飯を食べた。 ここのうどんはふんわりもっちりして、好みの食感だ。 伊勢うどんの麺を思い出すが、思い出すだけであって別物だ。 話変わって、私の社用携帯が会社のメールサーバーに直結された。 ありがたいことに、年中無休24時間どこにいても仕事ができる(泣)。 で、チェックしてみると昨晩から今朝にかけて60通余ものメールが届いていた。 仕事納めの翌朝としては異常な通数と言って良い。 ほとんどが同じ差出人だ。 文面もほぼ同じだが、微妙な違いがあるから、システムがなにかの間違いで再送を繰り返しているわけじゃなさそう。 普通に考えればスパムメールだ。 でも、差出人が東証なんだよな。 上場会社の担当者向けの連絡経路で来ている。 大納会が終わって気が緩んだか酔っぱらった担当者が、変な設定をして帰ってしまったのかな。 今年はまだまだ終わらない。

  2012年12月29日

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• 中毒

  何日か前にきゃりーぱみゅぱみゅのアルバムの完成度が低いと書いたが、全面的に前言撤回する。 ごめんなさい。 すごいよ。 イヤホンを外しても、ずっときゃりーの歌声が流れてる。 ぎりぎりセーフとかdrinkerとか好きすぎてキレそうのフレーズが仕事中もリピートしている。 もう病気だよ。 なんだこれ。 危ないよ。 中毒性あり。 要注意だ。

  2012年12月21日

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• 惨劇の館

  朝から絶句だ。 我が家は寝室が２階にある。 そして、朝一番早いのはパン屋ではなく(我が家にパン屋はいないから)私である。 階段を下りてリビングに入って、我が目を疑った。 床一面が血の海なのだ。 刺殺による殺人現場がこんな風じゃないかという光景だった。 鮮血の血溜まりが、あちこちにできていた。 預かり犬のソランが吐いたのは直ぐにわかった。 だって、見ている間にもゼイゼイ言って血へどを吐くのだから。 やれやれ。 緊急対応で今日からもう１匹来るというその日に、どうしたことやら。 なんかな、ソランはこのまま我が家にいるのかもしれない。 病院は妻に任せたけど、床を拭くのに時間を要して、会社にはちょっと遅刻した。 ま、私が遅刻したからといって、誰が何を言うこともない。 普段は早く出社するから、途中で事故にあったかと心配してくれる部下はいるかもな。 ソラン、どうしたかな？ ただいま緊急入院中。

  2012年12月20日

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• 選挙

  ９時半現在、比例でみんなの党が予想外に議席を獲得している。 党首が嫌な奴じゃなければもう少し票を取れるのだろうに。 維新も議席を確実に積み上げている。 しかし、いつまで続くかな。 民主党の惨敗は予想通りだが、あの幹事長で総選挙に突入したのが、自殺行為と言うほかない。 自民党、勝ち過ぎだよ。 公明党は議席を伸ばしても、存在感は明らかに薄れる。 後は十把一絡げ。 一言だけ付言すれば、岩手３区の黄川田さん、当確おめでとう。

  2012年12月16日

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• 総選挙前夜

  駅前で衆院選候補者の幟を立てて、子分の県会議員だか市会議員が演説していた。 「我が党は将来的な原発ゼロを目指します。電力市場の自由化を進め、消費者が安い電気を選べる社会を実現します」 無茶苦茶な話だ。 原発が止まり、電気料金の大幅値上げは避けられない状況にあるのが、わかっていないようだ。 また、消費者が安い電気を選ぶようになったら、風力や太陽光発電などはあっという間に破綻する。 政策による手厚い保護があって、自然エネルギーがなんとか成り立っている事実を知らないのか。 それから、発電コストは電源種別により大きく異なる。 市場原理を貫けば、コストの安い特定の電源に偏ることになる。 例えば、それが天然ガス火力だったとしよう。 天然ガスはほとんどが輸入である。 かつてのオイルショックを、忘れてはいないだろう。 天然ガスでなくても、特定電源に偏れば同じリスクに晒される。 だから、オイルショックの二の舞にならないよう、様々な電源種別を組み合わせて、価格や供給の安定化を図ってきたのだ。 エネルギーセキュリティの視点である。 市場原理に基づく電力供給体制なんてことになったら、日本社会はぼろぼろになる。 もう少し勉強してから演説した方がいい。 そもそもさ、いまだに自由競争社会になれば世の中が良くなるなんて、いつまで寝ぼけたことを言っているのだ。 競争の結果、多くの企業は雇用と賃金を削り、社員たちは職を失うか、残っても疲弊してしまった。 リストラによって息を吹き返した企業もあるが、雇用も賃金も戻らない。 明日の選挙を経て、どんな政権ができるやら。

  2012年12月15日

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• 組織票？

  組織票だって？ 馬鹿言うなよ。 あんたらのやってることだって、間違いなく組織票だよ。 リベラルの連中ときたら、まったく融通が利かないんだよな。 頭が固くてどうしようもない。 はっきり言って馬鹿だ。 常識だ、当たり前だと言って思考停止だ。 そしたら、そこからなにも生まれないだろ。 議論しなくちゃ前に進まない。 正論が社会の常識じゃないんだから。

  2012年12月14日

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• 師走三景

  その１ 歌舞伎を観た。 文楽は若い頃に何度か国立劇場に通って観たが、歌舞伎はまったく初めてだ。 最初のうちは誰が誰やら分からないし、ストーリーもちんぷんかんぷんだったが、幕間にパンフレット(筋書というらしい)を買ってその辺をいったん頭に入れたら、俄然面白くなった。 またチケットくれないかな。 芝居見物の後は、ラデュレでマカロンを食べた。 美味也。 その２ 某社での午前の会議の後、そこの社長に誘われてフレンチをご馳走になった。 と言っても、ランチのお手軽コースだ。 しかし、侮ることなかれ。 スープは、オニオングラタンスープである。 今日のような寒い日には、うれしい一品だ。 メインも味わい深かったし、デザートも手抜きなし。 ご馳走さまでした。 多謝 その３ 仕事の行き帰りの電車で、きゃりーぱみゅぱみゅのぱみゅぱみゅレボリューションを繰り返し聴いていた。 うーん、つけまつけるとPONPONPON以外は今一つインパクトに欠ける。 映像を見ていないせいかな。 同じプロデューサーによるPerfumeのJPNの完成度に遠く及ばない。 声の違いが大きな要因だと思う。 上の３つの話は、必ずしも今日の出来事とは限らない。

  2012年12月11日

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• 日本の未来

  しかしな、日本未来の党とは能天気な名前をつけたものだ。 財政再建、雇用問題、景気回復、地球温暖化対策、エネルギーの安定供給、そして震災からの復興と新たな大地震への備え。 今すぐやらなければならないことが山積している。 未来どころじゃない。 今日、明日をどうするかが問題だ。 今日がなければ明日はない。明日がなければ、未来はない。 具体策もなく卒原発なんて、理想を語られてもなぁ。 未来を語っていれば、現実の課題を先送りしても許されると思っているのかな。 いずれにせよ、この党の未来はなさそうだ。 ま、期日前投票を済ませてしまったから、後は結果を待つばかり。 明日はミサイルが飛んでくるのだろうか。

  2012年12月09日

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• 役得

  今日は午後後半から、某団体の勉強会に初参加した。 夕方に終了して、中核メンバーで近くの寿司屋に入った。 私が中核メンバーなのではないが、会社がそういう位置付けになっているらしい。 事務局の人とは面識があるが、他のメンバーは初対面である。 事務局から「お好きなものをご注文ください」と言われても、皆が互いの出方を探って遠慮する。 とにもかくにも、黙って出てきた鮪に箸を伸ばした。 美味いよ！ 赤身とトロだった。 赤身はもう少し熟成してもいいようにも思ったが、特級品であることは間違いない。 トロの脂のノリは抜群だ。 今の時期だから、やはり大間か戸井、いずれにせよ津軽海峡の鮪だろう。 故郷の汐の香りを感じた気がする。 次の赤貝も見事だった。 まるで臭みがなく、旨味が際立っていた。 閖上はまだ津波から復興できていないだろう。 とすれば、この赤貝はどこ産であろうか。 赤貝がこのレベルなら、と注文したホッキ貝も極上だ。 一月前に故郷で寿司を食べ、東京の寿司とは別格だと思ったのだけど、東京の寿司も捨てたものじゃない。 こんな楽しい会と知っていたなら、もっと前から参加すべきだった。 満腹、満腹

  2012年12月05日

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• Small Wonder Land

  今日の昼は、木挽町砂場で鴨せいろを食べた。 この店は、普通の街の蕎麦屋の風情だけど、砂場の看板に恥じない蕎麦をだす。 鴨も噛めば噛むほど旨味が染み出してくる。 さすがだ。 夜は砂場近くのスモールワンダーランドへ。 ここのシェフは別の店にいた時に知ったのだが、若いけどセンスと腕は抜群だ。 以前の高級店とは方向性が違うけど、気楽なビストロとしてこれはこれで正解だと思う。 なによりも、シェフが一番楽しそうなのがいい。

  2012年12月04日

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• 今年は当たり年？

  寒い。 寒くなったら美味しいものが、いくつもある。 例えば、鴨だ。 昨日は鴨つくね鍋を食べた。 美濃吉の鴨つくね鍋だ。 ま、店に食べに行ったのではなくて、デパ地下で買ってきたんだけどね。 昨日、鴨を食べたら、今日は牡蠣だな。 今シーズン、既にかつ銀と梅園ではカキフライを食べている。 そういえば、意外なところで和み竹若でも食べた。 竹若のカキフライ定食は梅園の半値だったが、そう悪くなかった。 とはいえ、梅園のカキフライは高いだけあって美味かったな。 銀座でカキフライと言ったら、もう一店忘れちゃいけない。 にし邑だ。 前置きが長くなったが、今日のランチはにし邑でカキフライを食べた。 ここはやや小粒の牡蠣が５個並んでいる(あれ？６個だったかもしれない)。 サラリーマンのランチとして真っ当な価格設定も、美味さの隠し味かもな。 かつ銀は少し高いし、梅園はかなり高い。 それにしても、今年の牡蠣、例年になく美味いように思う。 臭みはまるでなく、クリーミィーで上品な香りがする。 今シーズン食べた４店すべてがそうだ。 そう気付いたら、ちょっと幸せな気分になった。 満腹、満腹

  2012年12月03日

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• ラーメン＋鯛飯のシナジーは？

  今日から１２月だ。 昼は、中銀カプセルタワーの裏手にある笹銀というラーメン屋に行ってみた。 かつて、長崎チャンポンの思案橋があった辺りだ。 平日の昼はいつも行列が出来ている。 土曜日だから空いていることを期待しつつも、開店時間の１１時半を少し過ぎた頃に来店したのだが、それでもほぼ満席でギリギリ席に着けた。 ５分遅ければ、行列に並ばなければならなかっただろう。 食べたのは、塩ラーメンと半鯛飯だ。 鯛飯は昨晩も食べたが、この店の鯛飯も旨い。 ラーメンを食べ終わったら鯛飯にスープを掛けてたべるのが、この店の流儀のようだ。 ラーメン丼が片口になっていて、スープを注ぎ易くなっている。 ただ、鯛飯はそのまま食べた方が美味しいように思う。 そして、ラーメンはラーメンだけで十分に旨い。 最後の一滴までスープを飲み干した。 満腹、満腹

  2012年12月01日

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• 三つ子の魂百まで

  西本願寺で見事に黄色く色付いた公孫樹を見て思い出したことがある。娘が中学受験の時のことだ。模試を受けて帰ってきた娘と答え合わせをした。国語の例文に以下のようなものがあった。「ある床屋の前にイチョウの老木がありました。秋になりイチョウの葉がすっかり黄色くなった或る日、床屋に美しい金髪の老紳士がやってきました。その金髪の紳士は、床屋の主人に『いつもあなたの仕事を見ていて、一度あなたに髪を切ってもらいたいと思っていました』と言ったのです。床屋の主人は『初めてみる人なのに、どこで私の仕事を見ていたのだろう？』と不思議に思いながら、髪を切りました。次の日の朝、イチョウの老木からはすっかり葉が落ちていました。」問題：金髪の紳士は誰だったのでしょう？娘の答えは、「謎の人」！やれやれ未だに国語の成績は悪い。

  2012年11月29日

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• 小さな旅

  昨日の午後に京都へやってきて、一泊した。 仕事は昨日のうちに片付いたので、今日は会社に戻るだけだ。 と言っても、のんびり観光している暇はない。 午後には会議が予定されている。 それでも、昨晩タクシーの運転手から「今年の京都は例年になく紅葉が見事」と聞かされては、ホテルから駅に直行するのはあまりに惜しい。 というわけで、少し早起きをして、西本願寺に参拝した。 紅葉の名所ではないけれど、父が急逝してひと月余でもあり、素通りはできない。 タクシーを使わず、京都の狭い道を散歩がてらお西さんに向かい、参拝後も京都駅まで歩いた。 それだけのことではあるけれど、それなりに京都の街を楽しんだ。 昼前には東京にいた。

  2012年11月29日

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• 政権交代。

  朝、テレビを点けたら、総選挙の特集で10余もの政党の有力者がスタジオ狭しと並んでいた。 やれやれ。 すぐに消えていく泡沫政党なんて、話を引っ掻きまわすだけなんだから、出さなければ良いのに。 テレビ的には視聴率が取れるということか。 今の我が国には安定政権が必要だと思うが、期待は薄い。 選挙後の第一党は自民党でほぼ決まりのようだが、調子に乗って国防軍の創設とか言い出していると、自民党に投票する気になっていた人々が少なからず離れていくだろう。 タカ派の姿勢が受けている言っても、戦争したい国民なんてほとんどいないはずだ。 それから、雨後の筍みたいな新党たち。 反原発、反増税、反TPP... それでどうするの？ なんでも反対。 反対することでしか存在を示すことができない、昔ながらの野党そのままだ。 病人が投薬、注射、手術を嫌がっているからといって、「それじゃあ、やめましょう。代わりの治療法を見つけられるよう頑張りましょう」と言っているようなものだ。 夢物語を語っても、病気治んないよ。 手遅れになるかもしれない。 それに、選挙互助会が政権に就いた途端に仲間割れして崩壊する様は、この三年の間に日々見てきた。 即席政党の明日は想像に難くない。 ころころ所属政党を変える候補者も節操がない。 話題になればなんでもいい。 恥も外聞もないよな。 それでも議席にしがみつきたいということなのだろう。 哀れなものだ。 棄権したくはないけど、投票先が見つからない。 どうしたものだろう？

  2012年11月28日

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• 今夜もパーティー

  スマホを修理に出して、代替機を借りてる。 １週間ぐらいだというから、アプリを入れるのもなんだよな。 そんなわけで、朝の電車の日経を、いつもはスマホなんだけど、今日はiPadで読んでみた。 つらいな、これ。 重いよ。 腕が痺れる。 iPad mini が欲しいよ。 閑話休題。 今夜は、ここ１週間で３度目のパーティーだ。 どこもかしこも、料理も酒も美味いのだけど、なんだか疲れるんだよな。 歳のせいかな。

  2012年11月19日

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• 姉妹、従姉妹、それとも赤の他人？

  かなり以前から気になっていた「串揚げアンジュ」に、ついに入ってみた。 気になっていた理由は、かつて五丁目のエルメスの近くにあった中華屋のアンジュの姉妹店だという噂を耳にしたからだ。 あの店は、中華をメインにしつつも、フライ定食や刺身定食もある不思議な店だった。 そして美味かった。 四丁目にある串揚げアンジュも、串揚げと名乗りながら中華麺も各種ラインアップしている。 やはり、姉妹店なのだろうか。 しかし、店内の雰囲気はかなり異なる。 五丁目は厨房に中国人がいて、フロアは無礼ではないが変に慇懃なオヤジが仕切っていたが、こちらは年配の夫婦？＋中年女性でやっている家族経営的な雰囲気だ。 カキフライを食べるつもりだったのに、土壇場でアジフライに変更した。 すると、女性店員が料理人に「アジフライ、ありますか？」と確認するのが聞こえた。 この時に思い直せばよかった。 繁盛しているようには見えない。 したがって、アジフライの売り切れを心配して確認したのではないだろう。 とすれば、ここしばらく注文がなかったと推測される。 少なくとも人気メニューではないということだ。 出てきたアジフライは、水っぽくて妙にやわらかい。 おそらく冷凍してあったのだろう。 ホカ弁屋の白身魚フライよりましだが、イメージは近い。 学生時代や独身の頃に通った定食屋を思い出した。 美味くはないのだけど、なぜかまた来てしまいそうな予感がする。 ま、手頃な定食屋だと思えば、そう悪くない。 でも、中華のアンジュとはかなり違う気がするなぁ。

  2012年11月14日

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• ニューヨーク炭鉱の悲劇

  今夜は一緒に働いていた方の御通夜に参列した。 この一年の間に、父、親戚、会社関係で５人の通夜、葬儀に出ている。 こんなに礼服が活躍した年は、かつてない。 若い頃に高い礼服を買ったのに、結婚後に太って切れなくなった。 その後急に親戚の葬式があり、紳士服チェーンで安いのを買ってから、もう20年近くなる。 父の葬儀の後、妻に「そろそろきちんとした礼服を誂えた方がいいかもしれない」なんて言っていたところだった。 でも、礼服を新調したら、しばらく袖を通す機会がなくなる、そんな気がする。 もちろん、その方がいい。 なんにしろ、気が滅入るな。 南無阿弥陀仏 合掌 礼拝

  2012年11月13日

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• 蟹尽くし

  2004年1月から先月下旬まで毎日書き続けてきたこの日記だが、父の死をきっかけに今後は気が向いた時に書こうと思う。 閑話休題。 今日から今週２度目の北海道だ。 と言っても、今回は道東である。 道南と道東、港町と農業地帯、気候も違う。 同じ北海道とはいえ、まるで違う土地だ。 それでも北海道だというだけで、気持ちは落ち着く。 なんだったかな？なにか書くことがあったのだけど、忘れてしまった。 というか、カニ三昧に日本酒を堪能して、酔っぱらっているのかな。 増毛で酒を造っているなんてね。 典型的な過疎地だったはずだ。 三國シェフの出身地だったんじゃないかな。

  2012年11月07日

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• 故郷にて

  映画「田舎の日曜日」みたいだ。 息子や娘が家族を連れて一時(いちどき)に父がひとりで暮らす家に集った。 孫たちが大騒ぎしてひさしぶりに華やいだ家も、潮が引くようにひと家族ずつそれぞれの家に帰っていき、今は静寂のなかにある。 映画と違うのは、父が遺影となり仏壇に収まり、ひとり残ったのは息子の私だということだ。 そして私ももうすぐここを去り、明日からは日常に戻っていく。 父が遺したマンションのリビングルームからは、故郷の山と海峡が絵画のごとく見渡せる。 この風景を次に見るのは、いつのことだろう。 今回の帰郷は突然だったが、寿司を堪能できた。 なかでもウニに関しては、他所で食べるのとはまったく別物と言っていいほど美味である。 アワビ、ボタンエビ、ホッキガイなども香高く絶品だ。 昨晩はジンギスカンを腹一杯食べ、昼のフレンチも地元の素材を上手に仕立てていた。 惜しむらくは、イカが食べられなかったことだ。 今年は秋になっても水温が高く、漸く気温が下がったら今度は時化続きで漁に出られないらしい。 寿司屋の大将が、「この街で寿司屋やってて、冷凍のイカ使うわけにいかないっしょ。たまにイカが揚がって市場に出ても一杯千円だよ。うちみたいな小さな店は手が出せない」と嘆いていた。 そろそろ黄昏てきた。 海峡に漁火が二つだけ見える。 昨日ほどに波風はないようだけど、今夜もイカは難しいのかな。 いずれにせよ、そろそろ引き上げる時間だ。 イカが揚がる頃には、私はこの街にいない。

  2012年11月05日

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• 都合により

  しばらくお休みします。

  2012年10月25日

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• そして僕は途方に暮れる

  とてもショックだ。 なんと、洋食の大山が閉店してしまった。 店の入口にはシャッターが下り、風雨にさらされた貼り紙には「８月末で閉店」と書いてあった。 １ヶ月半以上も気付かなかったなんて、間抜けにもほどがある。 もう１０日もすれば大山のカキフライを食べられると、心待ちにしていたのに。 あのオムライスも二度と口にできないのだな。 なんてこった。 ま、ホール係は婆さんばっかりだったし、たまに厨房から顔を出す料理人も爺さんだったから、近い将来この日がやってくるのは想定していた。 それでも、いざ現実になると途方に暮れるしかない。

  2012年10月24日

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• ラムちゃん

  今夜、仲間たちと年末のイベントの打ち合わせの後にふらりと入った居酒屋の、大画面ディスプレイに映し出される映像に見いってしまった。 20年、いや30年前のアイドルたちが画面の中で歌っていた。 ピンクレディーや桜田淳子や小柳ルミ子なんかはどうでもいい。 キャンディーズ、いいね。 やっぱり美樹ちゃんが一番美人だ。 ジュリーも全盛期でカッコいい。 今で言えばGacktみたい妖しさがある。 でも、最も目が釘付けになったのは、アグネス・ラムだ。 歌を出してたのだな。 そんなことより、他のアイドルたちがなんだかんだ言って時代を感じさせるルックスなのに、アグネスだけは今でも何の違和感もなく抜群にかわいい。 顔といいスタイルといい、現代でもそのまま通用しそうだ。 ちょっと、いや、かなり感動した。

  2012年10月23日

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• 坂の名前って良いよね

  今夜はポルトガル料理の宴会が予定されている。 生粋のポルトガル料理は初めてだけど、マカオ流のポルトガル料理ならマカオで食べた。 バカリャウを使った料理やアフリカンチキンとか、どれを食べても美味しかった思い出しかない。 また、マカオに行きたい。 もっと言えば、しばらくマカオで暮らしたいぐらい、マカオが気に入っている。 それはさておき、夜に備えて昼はあっさりいこう。 船見坂で塩ラーメン玉子入りを食べた。 故郷のラーメンの味…と言いたいところだが、ちょっと違う。 自分の頭の中のイメージでは、故郷から遥か離れた鳥取の牛骨ラーメン・香味徳の味のほうが近い。 とはいえ、故郷のラーメンを売り物にする船見坂が繁盛しているのを見るのは、うれしくもあり誇らしくもある。 船見坂も香味徳も頑張れ！

  2012年10月22日

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• Trick or treat

  犬と散歩に出掛けたら、近所の公園でハロウィンのイベントをやっていた。 イベントと言っても、溢れるほど人が集まっていたわけじゃない。 オートキャンプに使うようなテントがいくつか張られ、仮装した子供たちとその親がいるだけで、なにをしているのかよくわからなかった。 故郷の七夕のように、家々を訪ねお菓子をもらい歩いたりはしないのだろう。

  2012年10月21日

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• 埋め草

  寒くなったので、今夜は水炊きにした。水炊きにはぽん酢醤油である。ぽん酢醤油といったら、馬路村のゆずの村である。水炊きに限らず、ゆずの村は万能の調味料だ。一家に一本ゆずの村。馬路村には何の借りもないけど、宣伝してしまう。ごっくん馬路村もオススメだ。今日はさっぱり書くことが浮かばない。

  2012年10月20日

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• 興をそぐ

  今日は東京近郊の温泉街で、全国規模の参加者が集う会議に出席した。 この会議は東京、大阪、名古屋の組織が毎年持回りで幹事を務め、今年は東京の担当ということで私も運営スタッフの一員である。 と言っても、会場となるホテルの通路に立って、来場者に会場の方向を指し示すだけの役目だ。 スーツにネクタイ姿で通路に立っていると、ホテルスタッフと間違えて声を掛ける一般客が数人いた。 レストランはこっちでいいの？とか、土産物売場はないのか？とか。 一人のジジイが「トイレはどこだ？」と聞いてきた時は、あまりにも横柄な聞き方だったので、トイレの目の前だったけど、「さぁ？知らない」とこちらも横柄に答えてやった。 すると、ジジイが怯んで動揺している様子を見せた。 少し反省。 「私もついさっきここに来たばかりだから」と素っ気なく言い訳すると、ジジイは「あぁ…。そ、そう」と口ごもりながら去っていった。 ちょっと意地悪だったかな。 だけどね、せっかくの旅行を楽しみたいなら、たとえホテルの従業員に対してでも高圧的な物言いは良くない。 ま、観光地に来たのに、ダークスーツの大集団がホテルを占拠していたら、そりゃ興醒めだよな。 申し訳ない。

  2012年10月19日

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• 禁断の実

  しばらく前に妻が美味しいものを見つけたと言って買ってきたのが、山わさびの醤油漬けだ。以前のケンミンショーで北海道民の食卓に欠かせないものだと紹介されていたが、生粋の道産子（祖父の代から三代目）の私は聞いたこともなかった。山わさびって何かと思えば、なんのことはないホースラディッシュのことだという。ホースラディッシュなら知っている。しかし、醤油漬けとなると、やはり知らない。ケンミンショーが謎を解いてくれた。20年ぐらい前に道内のある食品メーカーが開発して、大ヒット商品になったらしい。故郷を離れて早30年である。知らないことだらけだ。それはさておき、山わさびの醤油漬け。美味いよ。普段はご飯を一膳しか食べない私だが（おかず重視派である）、山わさびがあればおかず無しでご飯3杯はあっという間にいける。こりゃ、禁断のご飯の供だ。

  2012年10月18日

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