[洋食屋（牡蠣フライを除く）]の記事一覧 | 我食べる、故に我あり～中国の故事（嘘）

鬼は外福は内

あぁ、今日も食った飲んだ。昨晩１２時近くに晩飯を食べたせいか、目覚めたら幾分胃がもたれている。このため、朝食は軽めに、冷蔵庫に残っていたスパニッシュオムレツを１切れ、ミルクティ。相変わらず風邪気味。しかし、いつまで経っても「気味」のまま、本格的な風邪の症状にも移行しない。ただ、節々は相変わらず痛む。昨日の疲れもあるのかもしれない。たいした運動量ではないけど、慣れない動きだったから。会社に出たものの、先月の慌しさから一変して、今日も退屈な一日。かといって、ポツリポツリと私がいなければならない仕事もあって休む訳にも行かない。昼食は、前に見つけて気になっていた「あづま」という洋食屋。間口は狭いが、中に入ってみると結構奥行きもあるようだし、地下もある。人気Ｎｏ．１というオムライスにしてみた。オムライスに加えて、クリームコロッケ、エビフライ、ハンバーグ、サイコロステーキの中から１品選べる。ハンバーグをチョイス。味はまぁ普通かな。ハンバーグに掛かったドミグラスソースはそれほど濃厚ではなく、食べ易い。ハンバーグは可もなく不可もなく。卵はちょっと味がくどいし、ケチャップライスもややべチャッとしているが、添えられた千切りキャベツが口直しになる。銀座という場所を考えると値段も高くないし、洋食系ランチの店として手頃な存在と言えよう。だがしかし、客層が悪い（たまたま私に運がなかっただけかもしれないが）。斜め後ろには、店内中に響き渡る大声でしゃべり続けている女。右隣の男がひじを付いて猫背でモソモソと食べているかと思えば、左隣はライスの皿を口元まで持ち上げ、そこにおかずを載せてご飯共々口に掻き込むように食べている。こういう連中が回りにいると、せっかくの食事が不味くなる。私だって決して行儀がいいわけじゃないだろうが、少なくとも人に不快感を与えるような食べ方だけはしていないつもりだ。午後は、何をしていたのかもう忘れたが、何かの仕事をしていた。忙しいときもあれば暇なときもある。暇なときに忙しい振りをしても仕方ない。敢えて仕事を探し回らなくても、そのうちまた忙しいときが回ってくるから、今のうちにのんびりしておこう。まぁ、サラリーマンだからこんなことが言えるのだろう。自分で商売をしていたら、仕事が来なくなったら食べてはいけない。今日は節分。去年の節分は仕事とはいえ飲んで帰って娘に泣かれたから、今日は何も予定をいれずにまっすぐに帰宅。夕食は、太巻き、スモークサーモンとスライスオニオン、じゃこ天、豚肉と白菜・水菜の煮物、ナメコ汁。太巻きは恵方巻ではなく切ってあったが、妻が言うには「山積みして大安売りだった」そうである。ここ数年、関西の風習であった筈の、その年の恵方を向いて太巻きを１本まんま丸呑みするという風習が、東京近辺でも（全国的に？）すっかりと定着してきたようだ。今やコンビにでも恵方巻を売っているほど。でも、未だに恵方を向いて太巻きの丸呑みをしている人を見たことはない。ナメコ汁は、妻が作った味噌汁にしては実に上出来。食後に、豆撒き。今年は大豆ではなく落花生が用意されていた。ＺＡＺＩＥが異様に興奮して豆に飛びつこうとするので、サークルに軟禁。それでも、クーン、クーゥンと甘えた声を出すので、ピーナツを１個やってみたらうれしそうに食べて、もっともっととねだる。犬にピーナツの味なんて分かるのかな。さて、ウィスキーでも舐めながら、袴をはく練習でもしよう。満腹、満腹

タンポポ

あぁ、今日も食った飲んだ。今日は人間ドック。子どもの頃からイベントのある日は眠れないか早起きしてしまう。昨晩はすんなりと眠りについたけど、案の定、３時半には目が醒めた。尿検査の説明書には朝起きて最初のものを採取するように書いてあったのだけど、３時半に目覚めた場合はどうすればよいのだろう？朝食は当然抜き。予約してあった横浜駅近くの人間ドック専門のクリニックに出かける。横浜駅は最近良く乗り換えに利用するけど、駅周辺を歩いたことはない。地図で確認しながら地下鉄の出口を出ると、行列ができている。なにごとかと思うとパチンコ屋。朝の９時から若者やら働き盛りの男たちがパチンコ屋に行列を作ってるとはね。平和と言うべきなのか。検査の方は、会社内で受診できないものと言えば、肺活量の測定と肝臓や腎臓などの超音波検査ぐらいである。それでも、超音波検査は今まで経験のないことであるし、いつもの検査であっても専門機関が行うのは頼もしい（たぶん）。検査はどれもすぐに終わり、拘束時間の殆どが待ち時間である。つらいことはたいしてなかったけど、胃のレントゲン前に胃の動きを止めるために打った筋肉注射。これが痛い。打って半日経つ今に至っても痛む。午前中に検査が終わり、病院でもらった食事券を持って、駅ビルの上のニュートーキョーで昼食。メニューが指定されているわけではなく、好きなものを選べる。オムライスを選んでみたが、失敗。まず、卵がやたらと多い。しかも生クリームたっぷりでくどい。空腹にはこの濃厚さはつらい。オムライスは、チキンライスとそれを包む卵とどちらが主役だろうか？私は前者を応援したい。約２０年前の伊丹十三監督の映画タンポポ以降、卵重視のオムライスが幅を利かせている。あれはいかにも映画向きで視覚に訴えるものがあるし、必ずしも料理として否定するつもりもないが、卵の量はほどほどにして欲しい。ちなみに、今日のはタンポポオムライスでもなかった。とにかく大量の生クリーム入りのスクランブルエッグ風卵が大量に載っていた。それから、ソースはドミグラスソース。これも、濃厚。それらに囲まれ、チキンライスが陰に隠れてしまって、付け合せのよう。それにしても、昨晩１０時から何も食べていないのに、あまり空腹を感じていないのはなぜだろうと思っていたら、お腹がギュルギュルし始めた。そうだ、大量のバリウムを飲んだからである。早速トイレへ。下剤ももらっていたけど、そんなものの力を借りるまでもなく、白いものが流れ出た。結果を聞くために４時前にもう一度クリニックを訪れることになっている。映画でも見て時間を潰そうかと思って、本屋でぴあを立ち読みしてみたが、これといって見たい映画もない。それにどれも時間が合わない。なんだか最近の映画はどれも２時間超。私がよく映画を見ていた頃は２時間といえば「長編」と銘打たれたように思うのだけど。どれもこれも２時間超では、時間潰しに映画館にという感覚ではない。もっと気軽に見れるものを多く上映すれば、映画館にも客足が戻るのじゃないだろうか。いつもいつも長編大作ばかりじゃ、食傷してしまう。仕方なく、一旦帰宅してから出直した。結果は、多少の基準値オーバーはあったものの、医師からは「気にするほどじゃありません。異常無しと言えます」とお墨付きをもらった。夕食はこれから。心置きなく妻の料理を堪能するとしよう。満腹、満腹

ツンドラとインディアンサマー

あぁ、今日も食った飲んだ。朝食はホテルのバイキング。といっても、おかずの選択肢は余りない。卵焼き、ベーコン、梅干、タクアン、納豆、ご飯、味噌汁、ほうじ茶。味も大したことはない。それにしても、九州の小都市のホテルでも普通に納豆が出る時代になった。納豆も一昔前までは東日本・北日本の食べ物というイメージがあったものだ。ここのホテルは３回目。この街には他にまともなホテルがないから競争もなく、今ひとつ企業努力が見られない。部屋やベッドの広さはまぁいいだろう。設備はインターネット対応無し、ウォシュレット無し。廊下の音がやたらと響く。昨晩、盛んに部屋を行ったりきたりして、連れ（？）の部屋の前で何度も大声でしゃべっているオヤジがいて、本当に迷惑。寝られやしない。風呂の栓のチェーンが短くて届かない。引っ張ったら抜けた。風呂から上がってまた、差し込んでおいたけどね。同じ金額を払えば、福岡なら遥かによい空間を占有できる。仕事は午前中で終わり。再び特急に乗って博多に向かう。同行の上役が「昼飯食っていこう」と言い出さないかとドキドキしながら、なんとか博多到着。特急を降りてすぐに「私は適当に遊んで帰ります」と言って上役を振り切った。地下鉄に乗って赤坂で下車。天神よりに少し戻って、目指すは大名小学校の向かい。ロシヤ料理ツンドラだ。半年前に発見して、訪れる機会を窺っていたのだけど、その後福岡の仕事が一段落して、しばらく縁がなかった。今日みたいなチャンスを逃すわけには行かない。昼の時間を少々過ぎていたけど、そこそこ客は入っている。しかも私以外はすべて女性客。ボルシチランチじゃちょっと物足りなそうだったので、つぼ焼きランチにしてみた。注文してすぐにサラダとピロシキが運ばれる。出てくるのが早過ぎるので、ピロシキは作り置きかと訝ったが、きちんと湯気を上げていた。一口かぶりつくとサクッとした気持ち良い食感。付け合せの酢漬けキャベツは予想以上に酸っぱい。サラダは普通のレタスサラダだが、しっかりとシャキシャキしていて十分に合格点。ドレッシングにちょっと特徴がある？ボルシチは、良い意味でサプライズは何もない、教科書通りの味。少し時間が掛かってつぼ焼き。あれは新宿西口の～いや、小田急の上のロシア料理屋はなんといったかな、マトリョーシカ？あそこのランチで時々つぼ焼きを食べた。あの店では確かパイ生地で蓋をしていたと思う（もう何年も行っていないから自信はない）のだけど、ツンドラは厚手のパン生地。熱々をふうふういいながら食べる。食後のコーヒーを待つ間、ふと横を見ると装飾されたサモワールが置いてあった。あっシマッタ。ここはやっぱりロシアンティーにすべきだった。ツンドラ。良い店だった。ただ、ちょっとボリュームが少な目かな。もう１個、ピロシキを追加しても良かったかも。いずれにせよ、ごまきてぃさん、ご推薦ありがとう。ごちそうさまでした。それからどこか遊びに行くには時間が余りないし、かといって空港に向かうには早過ぎる。天気も良いしブラブラと大濠公園まで散歩。大濠公園は初めてだったが、いや驚いた。とんでもなく広い池が広がっている。海かと思ったが鯉が泳いでいた。大陸に近いせいか、スケールが実に大陸的。今日は１２月とは思えないほど暖かい。池の周りを半周すると汗ばんできた。缶ビールでも飲んで…という陽気だけど、今週はもう十分に飲んだ。これ以上飲んだら、ただの飲んだくれだ。帰京して夕食前に一汗かきにスポーツクラブへ。ちょっと疲れ気味なのでヨガはパスして、久々にアクアエクササイズ。さすがに１２月の金曜日の晩だ。人が少ない。晩飯は、ポークソティ、ポテトサラダ、妻の手作りイクラ醤油漬け、わさび茎、ご飯。食後にあざみ野駅に新しくできたお菓子屋のシュークリーム？見た目は昼に食べたつぼ焼きのよう。ブリオッシュにクリームを詰めたようなお菓子だった。満腹、満腹

眠る男

あぁ、今日も食った飲んだ。今朝も早くから目が覚めながら、ベッドでゴロゴロ。朝食は、卸し芥子納豆、味噌汁、ご飯、昆布と木の芽の佃煮。納豆は大根卸しを用意しながら、ついついいつもの癖で納豆に芥子を入れて混ぜてしまった。さて、卸しと混ぜるべきかと考えたが、まぁ何事もチャレンジである。混ぜてみたら、辛い！芥子の辛さではない。大根の辛さが強調されている。最近の大根卸しは、辛味大根でもなければちっとも辛くないが、これは昔の辛い大根卸しを髣髴とさせる。芥子を混ぜると昔の大根卸しの辛さが楽しめる。これは良いかもしれない。一人で妻の実家に行っている娘から電話が架かってきた。随分と遊び歩いているみたいだ。チチヤスのプールにも行ったし、今夜は宮島の花火。昨晩は、山賊に行って、山賊焼き、山賊むすびを堪能したらしい。ただ、店に着いてから２時間待ち。そりゃそうだろう、お盆で帰省した連中が皆、山賊砦に向かったに違いない。なんて書いても、広島・山口周辺の人じゃなきゃなんのことやらわからないだろう。山口・広島県境の山の中に忽然と現れる山賊の砦。まるでテーマパークのような店なのだ。民芸風と言ってしまえば簡単だが、これが正に砦と呼ぶにふさわしい建物である。料理自体は素朴な鳥の足を竹串に差して焼いたものや、１合飯を使って昆布や鮭など数種を中に入れたおにぎりなど。それがまた野趣溢れて楽しいのだ。特別美味いわけでもないけど、ひとつのイベントとして楽しめる、何度でも行きたくなる店だ。しばらく行ってないな。娘もいないし妻とどこかへ出掛けようかといったが、妻は「お教室」の課題が既に締め切りを過ぎているとかで、ひたすら難しい顔をしてパソコンに向かっている。仕方ないので、ＺＡＺＩＥを連れて散歩。暑い。７月中旬からの蒸し暑さとは違い、今日は日差しの強さがつらい。家に帰ってネットサーフィン。なんだか料理をする気にもならない。昼は、東急ストアで買って来たミニ麻婆豆腐丼とミニ冷やし中華。昼を食べた後、ソファに寝っ転がって「孤独か、それに等しいもの」を読んでいるうちに眠くなった。ベッドに移ってゴロゴロしているうちに本格的に寝てしまい、気付いたらもう夕方。なんでこんなに眠れるのだろう。目覚めたらまだ妻が課題に取り組んでいる。それでももうすぐ何とかなるし、できたら渋谷に届けたいという。じゃぁ、一緒に渋谷に出てご飯を食べようということになった。が、妻は「いいけどさ、きちんと店を決めてよ。歩き回ってその辺の居酒屋なんてイヤよ」と贅沢を言う。渋谷で知っている店なんて、友人に先日連れて行ってもらったところぐらいしか知らない。という訳で、リストランテ寺崎を予約する。今夜からアテネオリンピック。しかも、柔道じゃ野村、谷にメダルがかかるし、予選とはいえ水泳の北島も出るというのに、またもや出掛けてしまう我が夫婦。世間の動きなどお構いなしだ。いずれ困ったことにならなければ良いのだが。さて、寺崎。アペリティフに私はスプマンテ。妻もシャンパンベースのなにやら。前回の教訓を生かして今日はアンティパストは１品だけのコース。私は、フォアグラのテリーヌ、妻はプロシュートを選択。プリモピアットは私も妻も海の幸のパスタが生ウニのパスタだというので一旦はそれを選んだが、すぐにギャルソンがやってきて「申し訳ありません。生ウニが終わってしまい、スルメイカになります」という。私はそのまま海の幸。妻は山の幸のボロネーゼ。前にも書いたかもしれないが、手打ちのパスタがコシがあって実に良い歯応え。「生パスタは最初は良いけど、すぐに伸びちゃって」という妻もこの店のパスタには満足。セコンドピアットは、私は鴨の胸肉、妻は伊達鶏のローストとフォアグラ。伊達鶏も少しもらって食べたが、やはり鴨肉のほうが良い。酒は途中から、サンジョベーゼの赤ワイン、食後酒にグラッパ。いつもながらにグラッパの美味さよ。ドルチェはマンゴーのジェラートとチョコレートケーキとソルダム。コーヒー。腹がクチイ。そういいながら、家に帰ってかりんとうを齧り、麦茶を飲みながらこの日記を書いている。それにしても寺崎、良い店を知った。満腹、満腹

卵料理に始まり卵料理に終わる

あぁ、今日も食った飲んだ。朝食は、パン、ハチミツ、アイスカフェオレ。ここのところこればっかり。電車はガラガラ。私も座れたし、次の駅まで隣は空いたまま。こんなことはかつてない。まぁ、お盆の金曜日、ついでに１３日の金曜日。地獄の釜の蓋も開く。高峰秀子さんの「台所のオーケストラ」を読んでいて冷や汗が出た。この本は、見開き毎にひとつの食材を取り上げ、それにまつわるちょっとした文章と、俳句や川柳、格言を間に挟んで、レシピが書かれている。そのアンディーヴのページにこんなことが書いてあった。「いったいこの世の中で、本当に喜びを与えてくれるものは幾つあるだろうかと指折り数えてみると、きまって最初に指を折らねばならぬものは、食べ物であることに気がつく。それだから、家でいつも何を食べているかを見ることは、人の賢愚を知る確実なテストである。林語堂（中国の文学者）」やれやれ、私は恥ずかしげもなく、毎日皆に私の愚かさを知らしめていたのである。昼食は、今日も「築地でも行ってみようか」と会社を出たのだけど、足は何故か築地に向かわない。なぜだろう？銀座のはずれの洋食屋・大山。メニューを見てあれこれ目移りしたが、結局は前にも食べたオムライス。ケチャップライスを包む薄焼き卵が、その名の通り薄いのだけど、それがなぜかふんわり。中のケチャップライスがまた香ばしい。ここのオムライスは実に美味い。ただ、店員のお婆さんたち（悪く言うのでなく実際に皆年寄りだ）、レジの奥で座っているシェフらしい爺さんの愛想がない。まぁ、それを差し引いても十分満足できるだけの味を提供してくれる。次こそは別のメニューを食べてみよう。午後は、何してたかな？仕事の相談のような愚痴のようなメールを友人のＫ教授に送ったら、夕方に教授から電話があった。最後はどっちが愚痴を言ってるのか分からないような会話だったけど、まぁ、今どきの若者相手に学問を教えなければならないという立場も、確かに大変な仕事なのだろう。あの学校ですらそうなのなら、世の中のほとんどの大学の先生たちはいったいどうやって精神状態を保っているのだろうと思う。今日もアクアエクササイズと思って早めに帰宅（というか、職場もさすがに閑散としている）。ところが、今夜のおかずは、サンマの刺身。酒があった方が良いに決まっている。今週は既に２回ジムに行っているのでもう良いだろう。他には、厚揚げの中に納豆を詰めて焼いたもの、卯の花、枝豆、ご飯。酒は、ビール、田苑ゴールド。そのまま晩酌に突入し、ビーフジャーキー。満腹、満腹

さぁ、どうする？

あぁ、今日も食った飲んだ。朝食、昼食は簡単に記す。朝食：レーズントースト、アンズジャム、アイスカフェオレ。昼食：社食で天ザルソバ、テンプラはインゲンと舞茸。インゲンは１本まんまで筋も取っていない。舞茸は大きい塊のまま。食べる人の身になってみたらこんなものを出せない筈。夜は、大学院時代の友人から２年ぶりぐらいに誘いがあって渋谷へ。話したいことがあるという。道玄坂を上ったリストランテ・テラサキという店に案内される。前菜に、ホワイトアスパラのグリル、沖縄の寿豚のテリーヌ。これは相方が頼んだフォアグラのテリーヌと半分ずつ交換。なんだか恋人たちのデートのようだ。豚よりもフォアグラの濃厚な味が圧倒。パスタはボロネーゼ。ちょっと硬すぎるぐらいのアルデンテの食感が心地良い。メインは赤メバルのソテー。メインに到達する前に随分と腹が膨れて、残念ながらカリカリの皮までは完食できなかった。衰えたものである。ドルチェにチョコレートケーキとジェラートなど。締めにコーヒー。酒は、ビールに始まり、イタリアワインを２人で２本。彼の話は、実に嬉しくもあり悩ましくもあるプロポーザル。２，３日は眠れそうにないが、そんなに迷っている時間もない。満腹、満腹