25度 あっても冬の 沖縄よ
今朝は5時起きで羽田へ。
5時半過ぎの電車に案外多くの乗客が乗っていて驚いた。
お疲れさま。
いつもなら家で顔を洗っている頃に、羽田に到着した。
搭乗まではまだ少し時間があるので、朝食を食べようとラウンジへ。
席に座って顔を上げると、斜め前に見知った顔があった。
といっても、知り合いではない。
テレビでよく見る顔だ。
誰だったかな?
2時間ドラマで、主役になることはないのだけど、主要な脇役でよく出てくる俳優なんだけどなあ。
「暗い過去を秘めた準主役の夫で、社長や医師や大学教授」といった役柄のイメージがある。
今日も役柄そのままのイメージで、そこに座っていた。
派手さはないが品の良いスーツにネクタイを締め、ブランドは分からないがいかにも高そうな腕時計をして本を読む姿は、ドラマの一場面のようで、どこかから撮影しているのじゃないかとカメラを探したほどだ。
それにしても、連れもなくひとり、ビジネスマン風の出で立ちで、どこに何しにいくのだろう。
ま、余計なお世話だろうけれど。
で、私は沖縄へ飛んだ。
飛行機を降りて上の方と合流し、さらに現地のトップの出迎えを受け、リゾートホテルへと連れていかれた。
現地企業のお偉いさんと会食である。
私の仕事とは関係がなく、私にとっては棚からぼた餅状態だ。
中華だったが、その中にも、ゴーヤやヘチマやモズクなどの沖縄の食材が使われていて、さりげなく沖縄を味わえた。
美味しかった。
ご馳走さま。
会社の事務所へ向かう途中で嘉手納の道の駅に立ち寄り、展望台から嘉手納基地を眺めた。
感想を述べるのはやめておこう。
沖縄の歴史を知識としてしか知らないよそ者が口出しすべき問題ではないように思う。
さて、午後から現地事務所で今回の出張の本来の目的を果たし、夜は宴会。
といっても、主役の上役があまり飲まない方なので、ほどほどに飲み、2次会もなし。
出張といえば土地の酒を堪能し尽くすようなことばかりしてきた私であるが、最近は少々疲れを感じていたのも事実だ。
偶にはこういう健康的な旅の夜も良い。
満腹、満腹