我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

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• 冬の夜は 寂しさばかり 募りけり

  あぁ、今日も…昼に、比内やで極上親子丼ハーフとうどんのセットを食べた。この店は２回目だったが、案外と親子丼が美味しいじゃないかと感心しつつ、ちょっと違うなと思っていた。上品過ぎるのだ。親子丼やかつ丼は、そば屋のそばつゆをベースとした醤油と出汁が利いた煮汁でダクダクになっているものがいい。それでも、今日のランチにはまずまず満足。食後、会社に戻ったら、以前同じ職場で働いた若者が久々に顔を見せ、もしやと思ったら案の定、「近々結婚します」という報告だ。実は、年明け早々にもプライベートの知人の婚約報告も聞いている。まだ、新年になって１月と経たないうちに寿話がふたつも聞けるとは、「こいつあ春から縁起がいいや」、めでたし。と思ったのもつかの間、ひょんなことから仕事関係者の訃報に接した。詳細は分からないが、いわゆる一人暮らしの孤独死だったようだ。まだ５０を少し過ぎたぐらい。親しかったわけではないが、なんともやりきれない気分である。年をとったせいだろうか。最近は家にいても孤独を感じることがある。こうして人はウツになるのかな。気をつけよう。ご冥福を祈り、黙とう

  2009年01月19日

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• 春を待つ 猫の額の 庭眺め

  あぁ、今日も…知り合いがお店をオープンするので、開店祝いを贈ろうと花屋に出かけた。こういうときはやはり洋ランだ。洋ランは花持ちが良い。花弁が開いたら長く閉じない。商売人には縁起が良い花だ。洋ランの中でもなんといっても華があるのは胡蝶蘭であるが、胡蝶蘭は寒さに弱い。寒さでせっかくの花が落ちてしまっては困るので、シンビジウムにした。末長い繁盛を祈る。我が家のパフィオもつぼみが膨らんできた。デンドロビウムはまだつぼみが見えない。そういえば、今年は春蘭が咲かなかったな。毎年、ほったらかしにしておいても花を見せてくれていたのに。前の住人が庭（と呼ぶのが恥ずかしいほど狭いが）に植えていたバラが２、３輪咲き始めた。手入れをしなくてはと思いつつ、これまた放っておいたものだ。植物の生命力は強い。とはいえ、これからも長く付き合おうと思えば、そろそろまじめに世話をした方が良さそうだ。さて、どうしたものか？昼食は、菜の花とロースハムのサワークリーム・スパゲッティ。夕食は、豚肉生姜焼、茹でモヤシ、蒸しナス、揚げとセリとネギの味噌汁、納豆、ご飯。満腹、満腹

  2009年01月18日

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• 寒いけど ちょっと緩んだ 気もしたり

  あぁ、今日も… 娘も妻もそれぞれにどこかへ出掛け、独りのんびりの休日。 昼食は、チャンコダイニング若の鴨出汁しょう油うどんを買ってきて、家で食べた。 当然に鴨肉がついているものと思っていたら、麺と濃縮出汁しか入っていなかった。 おにいちゃん、そりゃないんじゃない？ エビ天を買っておいて良かった。 味は悪くない。 ちょっと高いけど味は悪くない（味は悪くないけどちょっと高い）、という店の評判どおりだ。 満腹、満腹

  2009年01月17日

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• 新年も 半月過ぎて もう疲れ

  あぁ、今日も… 今日の昼は何を食べたのだったかな？ そうだ、お客さんと銀座アスターに行ったのだった。 お客さんとランチというと、部下がいつもこの店を予約する。 ランチなら同じぐらいの価格帯でもっと味も雰囲気もサービスも良い店が、近所に何店もあるのに。 ただ単に社交辞令で食事に誘うのではなく、相手をもてなそう、喜んでもらおうと思えば、店選びは大いに悩むものだ。 そういう苦悩の様子が、店選びから見えてこないんだよなぁ。 でも、それを言っても、「あの人、自分が美味いものを食べたいだけなんだよ。食い意地張ってるから」と陰で笑われるのだろう。 ま、自分が美味いものを食べたいのは事実だ。 しかし、相手を食事でもてなし喜ばそうと思えば、自分が美味しいと思うものを供するのは当たり前のことだろう。 イマドキは、もてなしなんていうこと自体が流行らないのかもな。 満腹？

  2009年01月16日

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• 鴨南蛮 ちょっと贅沢 ほほ弛む

  あぁ、今日も… 酷い目に遭った。 朝の電車だ。 乗った時に既に数分の遅れが生じていたが、時間が経つにつれ遅れは拡大していった。 そして、車内混雑も半端じゃない。 無理な姿勢で吊革にしがみつき、腕、肩、腰、膝にかなりの負担を強いた状態が長時間続いた挙げ句に、ついには電車が止まってしまった。 後続電車で急病人が発生し、救護のためすべての上り電車が停車しているとアナウンスがあった。 急病人が乗った電車とその後続電車が待たされるのは分かるが、先を走る電車までなぜ止められるのか？ しかも、駅に着いてドアが開いているならまだしも、駅と駅の間で止められては、逃げ場がない。 これでは第二、第三の急病人が現れる。 それによって、さらに電車は遅れ、混雑に拍車がかかって、またまた具合が悪くなる乗客が出る。 悪循環だ。 そんなことを考えているうちに、なんだか気分が悪くなってきた。 足腰や腕も限界が近い。 一休みしようと、三軒茶屋で電車を降りた。 ホームには人が溢れ、休める状況ではなかったし、ノドも渇いたので、一旦改札を出たのだが… なんと、入場制限がされ、改札の中に戻れなくなってしまった。 やむなく地上に出ると、電車に乗れず途方に暮れた人たちがバス停に長い列を作っていたので、私も並んだ。 やれやれ。 バスも相当に混んでいたけど、電車みたいに無茶に乗客を押し込まないので、かなり楽だ。 渋谷までバスに乗り、渋谷から銀座線。 渋谷の銀座線乗り場はどうしてこんなに不便なのだろう？ 今どきこれほどバリアフルな駅を、私は他に知らない。 今朝の田園都市線の遅れの発端は、乗客同士の車内トラブルで非常ボタンが押されたことだったようだ。 たったそれだけのことで、これほどの大混乱になってしまうのは、鉄道会社としての危機管理ができていないと言わざるを得ないのじゃなかろうか？ 大丈夫か？東急さん。 夜になった今も体のあちこちが痛い。 満腹？

  2009年01月14日

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• 新年会 まだまだ大人に なりきれず

  あぁ、今日も… 昼は、鮨竹若の別館で握りを食べた。 中トロが１個オマケ。 ちょっと得した。 食後に、築地本願寺に今年初めて参拝。 そういえば、正月に、初詣とは元日に寺社にお詣りすることをいうのか、その年の最初にお詣りすることをいうのか、義弟夫婦が言い争っていた。 義弟は元日説を主張していたが、私は嫁を支持したい。 ま、どっちでも良いことだが。 夜は、新しく配属された部下を誘って飲みに出た。 軽く切り上げようと思っていたのだけど… 満腹、満腹

  2009年01月13日

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• 新年会 毎年同じ 挨拶し

  あぁ、今日も… 電車に乗ったら、目の前に３人の老婦人が並んで座っていた。 ７０前後かな。 で、この３人のうち、両端の二人が瓜二つとまでは言わないが、よく似ている。 そして、向かって右側と真ん中も結構近い顔立ちだ。 右の御婦人がややしおれてしぼむと、真ん中の御婦人になりそう。 そうして見ると、左と真ん中も目や口の辺りがおんなじだ。 左と真ん中では、少しばかり年齢の開きがありそうに見えるのと、体の大きさに差があるのとで、幾分違って見えるのかもしれない。 明らかに３姉妹だ。 おばあさんになっても３人揃って電車で出かけるとは、仲睦まじい姉妹だなあ。 どこに行くのだろう？ いや、時間的には帰り道かな。 墓参りにしては、格好が地味過ぎる。 と思ったときに気付いたのだが、３人がお揃いのズボンを履いていた。 と、これだけ読めば、微笑ましい光景に思われるかもしれないが、ちっともそうじゃない。 皆むずかしい表情で目を硬く閉じ、一言も言葉を交わさない。 疲れているのかな？ せっかくのおばちゃん３姉妹、もうちょっと可愛らしげにしていればいいのに、なんてのは傍目の勝手な考えなのだろう。 手持ち無沙汰な電車の中で、あれこれ想像を膨らませ、楽しませてもらったことに礼を言わなくては。 夕方から居合の新年会。 毎年同じ店で、同じ料理をつつきながら、同じ顔ぶれ（なぜか毎年、新人は新年会にやって来ない）で大騒ぎするのだが、だんだんとこれがなけりゃ新年が始まらない気がして来る。 こうして、私も年をとっていくのだな。 と言いつつ、７０を過ぎてピンピンしている大先輩たちに、「何やってんだよ。若造のくせに」なんて言われると、ピンと背筋が伸びて若返る気がしてくるから楽しい。 なんとか次こそは昇段して、師匠はじめ皆さんに恩返ししなくては。 満腹、満腹

  2009年01月12日

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• 初稽古 床の冷たさ 気合い負け

  あぁ、今日も… 今日は初稽古。 足の裏がとにかく冷たくて、つらい。 筋肉も縮こまって、思うように体が動かない。 ま、気候が良いときでも、思い通りに体が動いてくれたことなどないのだが。 しかし、思い通りにいかないからこそ稽古に励み、少しでも理想に近付けた時の喜びが大きくなるものだ。 さて、稽古の中身はというと… 年末からしばらくブランクがあった割には、案外悪くなかった気がする。 まだまだ、直さなければならないポイントは数多あるが、流れはすっかり体に染み付いてきたようだ。 昇段に向けて、後は稽古量だな。 審査まではなんとか週２回は稽古に参加したいものである。 夕食は、回鍋肉。 満腹、満腹

  2009年01月11日

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• 北風や 犬もコタツで 丸くなり

  あぁ、今日も…寒いなぁ。寒いのは苦手なんだ。暑いのも苦手だけど。相変わらず、散歩とスポーツクラブ。午後遅くにちょっと出たついでに、珍しく東急ストアの江田店に寄ってみた。いつも行くあざみ野店とはまるで雰囲気が違って、夕食の買い物客で賑わっていておかしくない時間だというのに、お客も多くないし活気もない。帰宅して娘にこの話をしたら、「そうだよ。だから、○○ちゃんちのお母さんも、江田の方が近いのに、わざわざあざみ野店に買い物に来るんだよ。江田店はしょぼいもん」。うーん、中学生の女の子にまでこんな風に言われているようでは、相当な重症だ。立地の問題なのかな？滅多に行くこともないのでどうでもいいのだけど、１駅違うだけで同じチェーンのスーパーがこんなにも違うのは興味深い。で、夕食は、鶏五目御飯、豚しゃぶ。夜になって一段と冷え込んできたように思う。１階のリビングにいると、階段を伝って２階の寒気が流れ込んでくる。妻が、階段の途中にカーテンを付けようかしらと、つぶやいた。満腹、満腹

  2009年01月10日

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• 寒いのに 雪はお預け いつ降るの

  あぁ、今日も… 今夜は取引先の新年会だ。 ホスト側には何人も見知った、と言うか会う回数は少なくとも濃密な関係を共有した人たちがいて、話し込んでしまう。 若い頃は立食パーティーといえば誰と話していいか戸惑いつつ、いつも手持ち無沙汰で壁の花だったのに、四十路も半ばになると話し相手に事欠かなくなっていたりする自分に気付き驚いてしまう。 適当に辞して、同輩たちともう一杯。 目に入った居酒屋の座敷に腰をおろしたら、店のおばちゃんが私を見て「オシャレ～。ファッション関係の方？シャツといい、腕時計とか普通の勤め人じゃないでしょう」と。 前の会社も今の会社も世の中的にはかなりお堅い会社で、その中で２０数年こんな格好で過ごしてきたんだけどなぁ。 確かに、柄シャツ、カラーシャツが多いし、男性にしてはちょっとしたゴールド系のアクセサリーをいつも身につけているかもしれないけど、自分じゃそんな派手なつもりはないのだけど。 そういえば、かつての職場の後輩が私と同じような格好をしてくるようになったので、「真似するなよ」と言ったら、「妻が、食田さんのファッションを真似しなさいと言うんです。若作りに見えるからって」 喜んで良いのやら？ 落語の「子誉め」じやないが、世辞を言われて悪い気はしない。 久しぶりに外で飲んで、良い気分。 満腹、満腹 by the way パフューム、ＴＯＫＩＯ（雨傘）、ＫＲＥＶＡにはまっている。

  2009年01月09日

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• 明日は雪 天気予報に 身震いし

  あぁ、今日も…先日、目を離したすきに鍋を焦がして火災報知機を作動させてしまった。幸いに警備会社から確認の電話がなったぐらいで事なきを得たが、この冬は毎日のように火災による犠牲者がニュースになっているので、大いに反省した。それにしても、これだけ科学技術が進歩し、耐火素材が普及し、煙や熱の感知器の感度は上がり、さらにはそれをしかるべき先に通知する通信技術も発達したのに、どうして火災の犠牲者はなくならないのだろう？特にこの冬は火災が多いような気がする。そして、幼い子がおおぜい犠牲になっていて、痛ましいことこの上ない。昨日も留守番をしていた３人の幼子が犠牲になったニュースが流れていた。母親の名前しか出てこないので、母子家庭だったのだろう。そして、その若い母親は、「火災発生時に病院に行っていたと証言していたが、実は男友達とパチンコに行っていた」と、複数のメディアが伝えていた。それが火災と何の関係があるのだろう？ワイドショーなら視聴者の感情を煽る絶好の話題としていかにも取り上げそうなネタであるが、報道系メディアまで報じているのは気になる。２３歳で３人の子持ち、旦那もいないとなれば、たまには子供を置いて男友達と遊びに行きたくなるのは仕方ないことだ。その間に、火災が発生したのは不幸なことだが、炎天下の密閉した車内に子供を置き去りにしてパチンコに興じていたというのとは罪の度合いはかなり違うように思う。単に、パチンコに夢中になっていた間に子供が死亡＝親失格という紋切り型の報道なのだろうか？ならば、男友達と買い物に行っていたのならどうだろう？それとも、嘘をついたのが悪いのか。そうであるなら、最初からパチンコに行っていたと証言していたら、違った報道がされていたのだろうか？どうにも、今回の報道には違和感を感じずにいられない。満腹？

  2009年01月08日

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• 初笑い 笑う門には 福来たる

  あぁ、今日も…１月も６日となれば、関東では明日には松飾りも取れ、だんだんと日常の中に埋もれていく…はずなんだがなぁ。ま、いろいろあるさ。悪い兆しがあるわけじゃなし。新聞を読んでいて、広告に目が釘付けになった。小学館から「落語 昭和の名人 決定版」というシリーズが創刊されたという広告だ。よくあるワンテーマで、週刊や隔週刊で半年や１年続く雑誌というかムックというか、そういうたぐいのもので、これは隔週刊。創刊号は、古今亭志ん朝、ＣＤ付が創刊特別価格４９０円。２号からは１１９０円になるが、志ん生、小さん、圓生、文楽、正蔵らの名が並ぶ。さらには、まだまだ先だが、雷門助六の名前まである。最近でこそ落語を聞く機会も減ったが、何を隠そう子供の頃からの落語好き。祖父が持っていた圓生の全集（カセットテープ）を繰り返し聞くうちに、はまった。上京して何がうれしかったかと言って、寄席とライブハウスがあることがとにかくうれしかった。仙台に暮らしていた時に聴きに行った米朝・枝雀親子会と同じぐらいの料金を払えば、朝から晩まで落語だけでなく漫談や紙切りなどの演芸が楽しめるし、テレビでしか見たことがなかった真打ちが目の前で演じているのだからたまらない。しかも、ほとんど毎日やっているのだ。職場が新宿だったこともあって末広亭にはよく足を運んだ。上野の鈴本も何度か行った。浅草演芸ホールはいつ行っても満員で結局入れずじまい。生で八代目助六を拝むことができなかったのが悔やまれる。隔週で全２６巻。どうしようかな？定期購読しようか迷うところ。「昭和の名人」というから仕方ないが、私が物心つく前に亡くなっている名人たちが何人か含まれる一方で、存命の名人が入っていないのが玉に瑕だな。とにもかくにも創刊号は、買い！夕食に、鶏の香草焼き、トマト、白菜と大根とベーコンのスープ、納豆、ご飯。その後、刺身が現れて、ホウボウとマグロ（すごいトロだ）。今日のスープは大根が入っていたが、大根を除けば、私の学生時代からの定番メニューの一つである。作り方はいたって簡単、鍋にお湯を沸かしたらキューブか顆粒のコンソメの素を入れ、そこにベーコンと白菜を投入。最後に、味を見て、必要に応じて塩、胡椒で味を調えるだけ。これが結構おいしかったりする。満腹、満腹

  2009年01月06日

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• 初日の出 母の故郷の 海染めて （娘の宿題用に詠んだ が却下された句）

  あぁ、今日も… 世の中は今日から仕事始め。 私は今日も広島で目覚めた。 が、さすがに今日までだ。 妻と娘はもみじ饅頭を、私は阿藻珍味のじゃこ天と福利のちりめんふりかけを土産に買った。 昼食は空港で買った穴子飯弁当。 これが大はずれ。 娘が食べた他の店の穴子飯の方が格段に旨い。 ま、それとて宮島口のうえのには到底及ばないのだが。 満腹？

  2009年01月05日

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• 寂しさと 安堵の祖父母 四日かな

  あぁ、今日も… Ｕターンラッシュがピークを迎え、私もそろそろ我が家が恋しくなってきた。 お腹もそろそろ限界だ。 ベルトの穴ひとつ緩めなければならなくなってきた。 と言いつつ、今朝も出されるままに、大盛りの朝食を完食。 腹ごなしにＺＡＺＩＥを引っ張って裏山の神社まで散歩に出かけたが、散歩ぐらいではどうにもならないほどお腹に食べ物が詰まっている。 そうこうしているうちに、すぐに昼になった。 たこ焼きとサンドイッチを少々。 そして、今日２回目の散歩へ。 今度は港まで足を伸ばしてみた。 港といっても、沖合の島との間を結ぶ小さなフェリーが発着するのと、漁船、レジャーボートが少々停泊している小さく静かな港だ。 釣り人が数名。 今の時期はなにが釣れるのだろう？ ＺＡＺＩＥも興味津々、でも恐る恐る海面を覗き込んでいた。 夜は、錦帯橋のそばのホテルで四川料理。 満腹、満腹

  2009年01月04日

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• 厳島 鹿も疲れる 三日かな

  あぁ、今日も… 昼前から宮島に出かけた。 ウソかホントか昨日は入島制限があったという噂が流れるほど人が押し寄せていたらしい。 いわんや元日は… 今日も人が多い。 フェリーには人がこぼれ落ちそうなぐらい乗客が溢れている。 ところでこのフェリー、ＪＲともう１社が並んで全く同じ路線を同じような船で行き来しているのに、切符の共通化もされず、張り合うように船を運航している。 共同運航にすれば、利用者にもメリットがあるし、コストも削減できるだろうに。 ま、コスト削減なんて考えなくて良いのかもしれないな。 ドル箱路線なのだろう。 痛みは分かち合え、利益は独り占め。 これが商売の基本だ…ということなのだろう。 閑話休題。 厳島神社、厳島弁財天、大聖院に詣でて、さて、腹ごしらえ。 名の知れた店や小ぎれいな店はどこも行列ができていたので、やむなく、いかにも観光地の食堂然とした店で、カキフライカレー。 いかにもそれらしいねっとりしたカレーだが、案外辛くてさほど悪くもない。 カキフライもさすがは産地のものだ。 特別に誉めもしないが、少しの臭みもなく、それでいてきちんとカキの味がする。 宮島口に戻って「うえの」を覗いたが、弁当ですら１時間以上かかるというので、諦めた。 もみじ饅頭のおきな堂も大混雑。 そういえば、宮島の商店街で、揚げもみじ饅頭を食べたのだった。 食べた時は美味しいと思ったけど、時間が経つにつれ胃にもたれる。 揚げ油がよくないのじゃなかろうか。 またまた話は逸れるが、独りで旧家である妻の実家の座敷にいると、いろんな音が聞こえてくる。 座敷わらしだろうか？ 満腹、満腹。 追伸 案山子の屁さん、ぺぺるさん 明けましておめでとうございます。 コメントいただいているのに、失礼しています。 しばらくＰＣがない環境なので、コメントできませんこと、ご容赦願います。 あしあとのezwebは、私の可能性あり、です。 なお、写真に写っている人々は、私とは縁もゆかりもない人たちです。

  2009年01月03日

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• 灯籠に 白蛇群れる 初社

  あぁ、今日も… 昨日、広島空港に降り立ったら、雪景色だった。 年の瀬に広島に来るたびに雪を見ているように思う。 最近は目覚ましをセットしていなくても、朝７時には目が覚める。 部屋に時計がないので、目覚まし代わりに使っている古い携帯を手にして時間を見ると、数秒後にアラームが鳴り始める。 それがここしばらくの私の朝だ。 が、今朝は久々に寝坊した。 体も痛い。 遅い朝食は、今日も雑煮。 昨日とは違って、ブリもアナゴも入っている。 食後に岩国の白蛇神社へ。 １５年ほど前にも一度訪れているのだが、まるで見覚えがない風景だ。 白蛇の皮の御守りを買ったら、入れてくれた袋は間違いなく昔買った時のままだ。 帰りに立ち寄った店で昼食。 岩国寿司とうどんのセット。 岩国寿司を食べるのも１５年ぶりぐらい。 義母は「あんまり美味しゅうなかった」と言ったが、これが美味しい岩国寿司なのか、美味しくないのか、基準が分からないのでなんとも言えない。 夜はすき焼き。 岩国で買って帰った獺祭の発泡濁り酒を少々。 正月とはいえ、食べ過ぎ飲み過ぎだな。 満腹、満腹

  2009年01月02日

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• 晴天の 元日迎え 気分良し

  あぁ、今日も… 新年明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 今日もまばゆいばかりの快晴だ。 今年は今日の天気のような１年になることを祈る。 今年最初の食事は、お雑煮だ。 どんな雑煮だったかは、我が家の名誉のために内緒にしておく。 雑煮に入れようと用意してあった芹を入れ忘れたのに気付いたのは、夕方になってから。 昼に家を出発し、いつものパーキングに車を預け羽田へ。 空港でのいくぶん遅い昼食は、ポルチーニクリームのスパゲティ。 食べ終わったのが、出発時刻まで３０分。 搭乗口に向かおうと言う私に、「ホントにもう、せっかちなんだから。ひとりでお先にどうぞ。まだ時間があるから買い物して行くわ」と女ふたり。 手荷物検査場が混み合っていたのと、搭乗口が遠かったのとで、私が搭乗口に到達した時には殆どの乗客が乗り込んだ後だった。 妻と娘の携帯に連絡してみたが、繋がらない。 ま、一度乗り遅れて反省してみた方が、良いかもしれない。 人間、痛い目に遭わないとなかなか分からないものだ。 到着後に、３人分の荷物とＺＡＺＩＥを抱えて歩かなければならないのが、少しばかり憂うつだ。 そんなことを考えつつ機内に入ると、なぜか妻と娘は既に座っていて、「どこに行ってたの？スチュワーデスに主人がまだなんですって言おうと思ってたところだったのよ」と… 狐につままれた感じというのは、こういうシチュエーションを言うのだろう。 我が妻はこういうのが、実に得意なのだ。 満腹？

  2009年01月01日

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• 大晦日 贅沢しても 一人酒

  あぁ、今年も食った飲んだ。いよいよ大晦日。明日になったから何が変わるわけでもないが、大晦日、そして元日を迎えると、なにやら改まった気持ちになる。今日は快晴。雲ひとつない青空、穏やかな気候の中、いつもよりも人影の少ない街を散歩するのは気持ちの良いものだ。振り返ってみると、今年１年、わりと良い年だったなぁ。忙しかったけど良い仕事ができたように思うし、引越しもした。旅行も夏の滋賀・京都・奈良も楽しかったし（暑かったが）、先日の沖縄も大満足。昇段試験に落ちたのが残念だが、今の社会状況の中でこれだけの１年を過ごせたことには手放しで感謝しなければならないだろう。読者の皆様が良い年を迎えられることを祈念しつつ、今年はこれにて…満腹、満腹

  2008年12月31日

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• 鴨下がる 神田の店に 誰と行こ

  あぁ、今日も… 今年もあと２日。 新年を迎える準備に忙しい。 マンションなら自室のドアの前に小さな注連飾りをぶら下げるだけで終わったが、戸建てに引っ越したら門扉がある。 初めて松飾りを飾ってみようと駅前の出店に行ってみたのだが、財布を忘れた。 ポケットに８百円ほどの小銭があり松は買えたが、「輪飾りは？」と尋ねられても、お金が足りない。 ま、松だけでいいだろうと家に向かったが、途中の家々に飾られた松飾りには確かに輪飾りが掛けられている。 郷に入っては郷に従えだよなぁ。 昼食は、お好み焼き。 ちょっと少な目だったかなぁと思っていたら、妻と娘が１時間も経たないうちに「お腹空いたぁ」と言うのには驚いた。 私は、スポーツクラブへ。 ガラガラを期待していたのに、いつもより混んでいるぐらい。 だいぶ汗はかいたが、膝や腰に痛みを感じた。 帰りに、輪飾りを購入。 玄関に鏡餅も飾った。 悪くないな。 こういう年の瀬も。 夕食は、兄からの、というか兄嫁が送ってくれた鴨鍋を食べた。 合い鴨で冷凍だけど、十分に美味しい。 たまプラ東急の酒屋が「安うまイチ押し」というブルゴーニュＡＯＣは案外軽い飲み口で、鴨鍋に良く合っている。 食後に沖縄で買ったコルコルの封を切ってみた。 香りはすごく良い。 が、味は… 複雑だなぁ。 黒糖を思わせる甘味も感じるのだけど、なんだろうなぁ…臭みもあるし、鼻腔に残る中途半端な甘いビニール系のような香りが気になる。 でも、ガンバレ! 国産ラム酒を食田飲太は応援するぞ～ と言いつつ、奄美の黒糖焼酎に傾倒する私だったりする。 今は高倉がお気に入り。 あ、そうだ。 鴨鍋の後の雑炊が実に美味かった。 満腹、満腹

  2008年12月30日

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• 

  ちらほらと 門松が立つ 散歩道

  あぁ、今日も…大掃除というわけでもないのだけど、家の周りを掃除してみた。一軒家というのは案外と家の周りや敷地内に枯葉やらゴミやらの吹き溜まりができていて、見栄えが悪い。マンションなら清掃員がすべてやってくれるのに。昨日までの旅の暴飲暴食を反省し、食事は質素に済ませることにした。昼は、サンドウィッチ。はさんだのは、トマト、レタス、クリームチーズ、ハム。夕食は、ブリかまの塩焼き大根おろし添え、ごぼうとこんにゃくの炒め煮、具だくさん味噌汁（ジャガイモ、ダイコン、ニンジン、ハクサイ、長ネギ、青ネギ、玉ネギ）、おろし納豆、ご飯。ちょっと食べ過ぎたかも。満腹、満腹オマケ沖縄旅行の写真の整理今帰仁城跡のネコ１号今帰仁城跡のネコ２号今帰仁城跡のネコ３号壺屋やちむん通りのネコ１号壺屋やちむん通りのネコ２号 with シーサーやちむん通りではほかに２匹の猫に出会ったが、携帯のカメラを起動しようとしているうちに逃げられた。代わりに、やちむん通りの風景を１枚。帰ってきたばかりなのに、また行きたくなってきた。

  2008年12月29日

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• 沖縄も 寒いわねぇと 言う妻の 横にＴシャツ 姿 吾おり

  あぁ、今日も… 沖縄３日目。 まずは、那覇市内の壷屋やちむん通りを散策する。 「やちむん」とは「焼き物」のことで、つまりは沖縄の焼き物の里だ。 駐車場の下の、感じの良い爽やかな若者が店番をしていた店は、見慣れない壷が並んでいると思ったら、骨壷専門店だった。 通りを行って帰ってきながら、あちこちの店を覗いて歩き、結局は最初に見た店で、カラカラと猪口を買った。 次の目的地は、斎場御嶽。 今回の旅で５ヶ所目の世界遺産だ。 沖縄に９ヶ所ある世界遺産のうち、今回は５ヶ所で打ち止め。 残りは次回以降の楽しみにとっておこう。 昼食は、山の茶屋楽水というスローライフ系のカフェで、沖縄家庭料理の盛り合わせ定食。 ゆし豆腐、ジーマミー豆腐、春菊の白和え、クーブイリチー、もずく、天ぷら、赤米、漬け物。 偶然行き着いた店だったが、なかなか美味しかった。 午後は、平和祈念公園とひめゆりの塔。 世界中のひとりでも多くの人に訪れてもらいたい場所だ。 で、今回の沖縄旅行はおしまい。 いや、空港でもうひとつ買い物が残っている。 カラカラを買ったからには、中に入れるものも必要だ。 といっても、泡盛を買うつもりはない。 沖縄料理屋や沖縄の現地で飲む泡盛は美味しいのだが、家で飲むと今ひとつなんだよなぁ。 探していたのは、ＣｏｒＣｏｒ（コルコル）だ。 沖縄電力の若い女性社員が、社内ベンチャー制度を活用して始めたという、南大東島のサトウキビから作るラムだ。 那覇の国際通りで尋ね歩いたが、泡盛を数十種も置いてある店でもコルコルは置いていない。 で、ようやく空港の売店を探し歩いて、わしたショップで見つけた。 もしかしたら、銀座のわしたショップで買えたかも。 赤ラベルと緑ラベルの２種があり、緑は赤の倍ほどの値段。 違いを店員に聞いたら、「原料の違い。緑はサトウキビの絞り汁、赤は（製糖の副産物の）糖蜜。味は飲み比べたら自明」なのだそうだ。 せっかくだから、緑ラベルを買った（でも３００ミリリットルの小さい瓶）。 満足。 そして、満腹。 追伸 沖縄は冬でも蝶が舞っているし、空にはウロコ雲、気温は２０度となれば、冬の季語がまるで合わず、冬の句が詠めない。 で、今回はむりやり三十一文字。

  2008年12月28日

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• グスク跡 冬を知らなき 王国や

  あぁ、今日も食った飲んだ。 沖縄２日目。 ぶぅぶぅ言いながらもついてきた妻と娘にも楽しんでもらおうと、今日は観光コースをひた走る。 レンタカーを借りて、まずは万座毛へ。２時間サスペンスのラストシーンで何度も見た絶壁に、それなりに満足した。 そこでもう昼。 その辺で買ったサーターアンダギーでお腹をごまかしつつ、なんとか本部のきしもと食堂に辿り着いた。 沖縄そばとジューシー。 首里そばより鰹出汁がめちゃくちゃ効いていて、豚の三枚肉までが鰹の風味に染まっていたが、これはこれで美味いと思う。 スープは首里そば、麺と三枚肉はきしもと食堂の組み合わせで食べてみたい。 次は定番、美ら海水族館。 ジンベイザメやイトマキエイも圧巻だったが、度肝を抜かれたのは、駐車場にある車が見た限り全てレンタカーだったことだ。 しかも、半分ぐらいは私と同じマツダのデミオだ。 残りの半分ぐらいはトヨタのヴィッツ。 なんだかすごい光景だ。 海洋博公園を後にしたのが既に３時半ころ。 関東感覚なら日暮れまでカウントダウンが始まる時間帯だ。 是非とも見たいと思っていた今帰仁城跡へ急いだ。 ここは必見。 来た甲斐がある（と私は思うが、あくまでも私見）。 スケールは月とスッポンだが、琉球版の万里の長城といった感じ。 昨日の首里城もそうだったが、琉球文化は日本文化よりも中国の影響の方が強いように思う。 と言っても、中国とも別な文化であることは間違いない。 あと１ヶ所行けるだろうか？ 目指すは古宇利島。 関東なら完全にタイムアップだが、さすがに沖縄は日没が遅い。 古宇利大橋を渡り、ビーチに立って間もなく陽が落ちた。 今日、見ようと予定したコースを完クリ。 帰りに妻がコザを見たいと言うので寄ってみたが、ナビの案内がイマイチで（設定の問題？）、迷走してしまった。 那覇に戻ったのが、８時半過ぎ。 今の沖縄の食のトレンドである石垣牛とアグー豚を食べるべく、八重山という焼肉店に入った。 メニューを開いて驚いた。 東京圏の高級焼肉店並みの値段だ。 それでも、石垣牛盛り合わせを注文してみたら、量が東京圏の倍ほどもある。 その上、味は確かに美味い。 牛の味がしっかりして、それでいて上品。 アグー豚は、沖縄アグーと紅豚アグーの２種があるが、値段は倍半分。 まずは、高い沖縄アグーを食べてみたら、これもソフィストケートされた味だ。 が、石垣牛ほどのボリューム感はない。 これならグラム単価は沖縄アグーが勝るかも。 次に紅豚アグーを食べてみたら、なるほどなぁ、美味しいけど洗練さはかなり劣る。 沖縄的には高い価格帯なのだろうが、東京圏からの観光客にとってはかなり納得の価格だろう。 あ、それと、石垣牛のホルモンなら安くて、味は折り紙つき。 オススメだ。 満腹、満腹

  2008年12月27日

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• 沖縄も 冬があります 肌寒し

  あぁ、今日も… 世の中一般では今日が仕事納めである。 つまりは、今日まで働いているということだ。 で、私は… 昼には那覇空港に降り立っていた。 衝動を抑え切れなかった。 妻や娘に文句を言われながらも、もう我慢できなかったのだから仕方ない。 ホテルに荷物を置いたら、タクシーで首里そばに直行だ。 あれこれ食べようと思っていたのに、そば以外は売り切れ。 後ろの客が過去５回来て３回しか食べられなかったと言っていたので、まあラッキーだったと思おう。 麺の硬さは好き嫌いが分かれるところだろうが、スープの美味さは意見の一致を見るに違いない。 食後に、首里城公園、園比屋武御嶽石門、玉陵の世界遺産３連チャン。 それから、首里金城町石畳道をぶらぶら下り、一旦ホテルへ。 一眠りしたら国際通りや市場中央通りを散策。 そして、ライブハウス島唄へ。 ネーネーズのライブだ。 ステージが始まる前に、ゆし豆腐、ナーベーラー（へちま）味噌炒め、グルクン唐揚げ、てびち（豚足煮）などを腹に納めつつ、オリオンビール、古酒、さんぴん茶ハイなど。 味は普通、値段は銀座と変わらない。 が、ネーネーズの歌は文句無しに良かった。 一曲目は、静かな曲調で沖縄の言葉で歌われていたため、ただただ聴き入るだけだったが、２曲目からはノリノリ。 ちょっと時間は短いけど、入れ替えなしなのでその気になれば３ステージ全クリも可。 迷ったけど、ネーネーズのメンバーと記念写真を撮って、ＣＤも買って店を後にした。 まだホテルに戻るには早いので、さとなお氏オススメのあんつくへ。 国際通りから少し入っただけなのに、道を間違えたのではないかと思うほど寂しく暗い場所に、知らなければドアに手を掛けるのも躊躇するような店構えだ。 人気店だと聞いていたのに、店内にはうちなんちゅらしき一組だけ。 腹をくくって腰を下ろし、ラフテー、ボロボロジューシー（おじや）、ススル（きびなご）刺身と古酒を注文した。 刺身はいまいちだったが、後はなかなか良い味だ。 今夜の〆にラフテーはいくぶんヘビーだったが、フーチバー（よもぎ）の苦味が利いたボロボロジューシーは正に〆にふさわしい。 古酒は先ほどの店の３分の２の値段で３倍の量だ。 これが本来の沖縄の水準なのだろうと思う。 来て良かった。 満腹、満腹

  2008年12月26日

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• 一夜明け クリスマスなど 忘れ去り

  あぁ、今日も… いろいろあるようなないような年の暮れ。 とりあえず、夕食だけ記す。 鯖味噌煮、高野豆腐、茹で白菜の摺り胡麻・鰹節乗せの馬路村ポン酢掛け、ご飯。 白菜は手抜きだという娘の非難を覚悟していたが、案外パクパク食べていた。 食後に、昨日の残りのポルトガルワイン。 一日経って、味がまろやかになっていた。 さらに、奄美の黒糖焼酎「高倉」。 これはオススメ。 ちなみに、娘には今年もサンタクロースが来たようだ。 お願いしていたものとは違ったようだが、図書券のプレゼント。 いったいいくつまで貰えるのだろう？ 娘が言うには、信じていれば、結婚するまでサンタクロースは来てくれるらしい。 早く嫁にいってくれ。 …二世帯住宅を建ててやるから。 満腹、満腹

  2008年12月25日

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• サンタクロース セコム鳴らさず 入りくる

  あぁ、今日も… クリスマスイブ。 例年通りに鶏を焼いた。 と言っても、いつもは鶏のお腹にレバーやハツや椎茸を混ぜたおこわを詰めるのだけど、妻と娘が内臓系はもういいと言うので仕方ない。 その上、もち米は年１回この時に半合しか使わないので、買うのはもったいない。 そんなわけで、今年はうるち米に枝豆とゴボウの醤油炒めを詰め込んだ。 新しい家のオーブンは前より一回り小さいが、そのぶん火の回りが早いのか、少々焦げ目が早くつく。 それでもまずまずの出来だろう。 他に、ベークドポテト、大根とホタテのサラダ・ミディトマト添え、チーズ２種、ピスタチオ。 酒は、ゼクト（ドイツのスパークリングワイン）、ポルトガルのドゥロＡＯＣの赤ワイン。 食後に、娘が作ったレアチーズケーキを食べた。 ゼラチンを入れたのに固まりが足りなかったが、味は十分に美味い。 上に散らした、自家製レモン皮のシロップ煮が絶品だ。 横で作るのを見ていたが、水煮で２、３回ふきこぼして、最後にグラニュー糖を入れただけでこんなに美味しくなるとは、驚きだ。 鶏を焼きながら合間に、１９９６年の芥川賞受賞作、又吉栄喜作「豚の報い」を読む。 北海道で生まれ育った私なのに、歳を取るほどに沖縄への思いが募るばかりだ。 御嶽（うたき）で御願（うがん）すれば、何かから解放されるのかな。 とりあえず、今は満腹。

  2008年12月24日

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• 湯豆腐で 満腹になる オヤジかな

  あぁ、今日も… 一夜明けて、昨晩の忘年会について書き足りない思いが募ってきた。 ハタハタの味噌汁が美味かった。 ハタハタの卵のプリプリした食感、そして噛むと広がる旨味。 一時は激減して何年か禁漁も経験したが、今年は困るぐらいに豊漁のようだ。 それと、鱈の白子の揚げ出しが絶品だった。 出汁を吸った衣の中のねっとりとした濃縮クリームは少しの生臭さもなく、震えがくるほど美味かった。 ミシュラン一つ星の店で食べたフグの焼き白子に、優るとも劣らない。 昨日の店に限らず、秋田料理の店にはここ数年で何店も行ったが、はずれがない。 ブームにもならないが、案外あちこちにあるのも秋田料理の特徴だ。 今日は一日ひきこもり。 昼食は、和風オムレツ、ネギトロ巻、出来合いの筑前煮。 夕食は、湯豆腐（鱈、白菜、長葱入り）、アボカドとトマトとレタスのサラダ、納豆ご飯。 満腹、満腹

  2008年12月23日

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• 忘年会 思わぬ人の 訃報聞く

  あぁ、今日も… 全国各地の郷土料理には、有名、無名いろいろある。 北海道料理は良く耳にするが、北海道で生まれ育った私がこれぞ故郷の味と思えるものは少ない。 全国的に知られているものではジンギスカンぐらいか？ 三平汁はまるっきり別物だし、鮭のチャンチャン焼きなど故郷にいた頃は見たことも聞いたこともなかった。 鮭の飯寿司（いずし）は冬の北海道の味だと思うが、道外ではほとんど知られていないようだ。 氷頭（ひず）なますは、たまーに見かけることがある。 故郷以外では、沖縄料理は好きだなぁ。 でも、実は地味ながら秋田料理が郷土料理ナンバーワンではないかと密かに思っている。 今夜は、昔の職場のメンバー有志で、秋田料理の店で忘年会。 私がまだ２０代の頃の職場で、今日集まった人たちは、私を除けば、当時の部長から課長代理まで。 当然、私はヒラだった。 今やリタイアしたり早期退職したりで、元の会社にまだいる人はひとりもいない。 かろうじて関連会社にひとり。 ま、私も進んで会社を飛び出したのだから、とやかく言う資格はない。 閑話休題。 昔話に花を咲かせて、きりたんぽ鍋に舌鼓を打った。 美味。 満腹、満腹

  2008年12月22日

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• なにもせぬ うちに日暮れる 冬至かな

  あぁ、今日も… 散歩、自転車、買い物。 ヤマダ電機に行ったら、プリンターのインクを手にした人たちがレジに列をなしていた。 かくいう私もそのひとり。 年賀状だ。 家庭用プリンターが大活躍する唯一の季節が今である。 味気ないと嘆く人もいるだろうが、手書きの才がない私にはありがたい時代になった。 それに、パソコンで年賀状を作るのも凝るとなかなか大変で、図案をあれこれ考えているうちに、あっという間に時間が過ぎていく。 という割に、今回は手抜きだなぁ。 昼食は、久しぶりにスパゲッティを作った。 パフリカをフィーチャリングしたミートソース。 仕上げにスライスしたハードタイプのチーズを散らしたのが、アクセントになった。 夕食は、サンマの干物、大根とツナの胡麻ドレッシングサラダ、豆腐と葱と揚げ玉の味噌汁、白菜浅漬け、ご飯。 満腹、満腹

  2008年12月21日

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• 子とふたり 自転車漕いで 冬の街

  あぁ、今日も…朝、新聞を取ろうと玄関を開けたら、前の道路を30代と思しき女性がすたすたと歩きながら、愛想も何もないがはっきりとした声で、「おはようございます」と私に声をかけた。見知らぬ人だったが近所の人だろうと笑顔で挨拶を返したのだが、何のことはない電気の検針員だった。しかも、引越し前より桁違いに電気代が増えている。笑顔なんて振りまくんじゃなかった。…じゃなくて、節電に努めなければ。でも、前と比べて何にそれほど電気を使っているのだろう？うーん、照明は増えたけど、それでこんなに消費電力が増えるとは思えない。娘が毎朝エアコンを使っているせいだろうか？それだって、朝起きて着替えるまでの数十分の間。なんだろう？夕食は、サーモンムニエル、ポテトサラダ、味噌汁（豆腐、白菜、長葱、揚げ玉）、ご飯。味噌汁に揚げ玉を入れると美味しい。ポテトサラダは、芋の種類のせいだろうか？パサパサポロポロに仕上がった。味は問題なし。満腹、満腹

  2008年12月20日

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• 冬休み 煙突掃除に 余念なく

  あぁ、今日も… 月曜から飲むと１週間が長い。 ようやく金曜日だ。 そして、私にとっては今日が今年最後の銀座である。 さて、何を食べよう？ Ａ．Ｏ．Ｉ．のコーヒー・サービス券の有効期間が今月末までなのに気付き、「今日はダブル・ハンバーグに挑戦してみるか」と勇んで会社を出たのに、歩いているうちに気が変わった。 一丁目の煉瓦亭へ。 今日のＡランチは、ハヤシライスにカニクリームコロッケ、白身魚フライ。 この店でハヤシライスを食べるのは初めてだけど、ドミグラスソースは何度となく味わっているので想像がつく。 少し苦味のある大人の味だ。 この店は何を食べても、そこそこに美味い。 何を食べてもで思い出したが、いつも次はナポリタンを食べようと思いながら、店に入ると日替わりかドライカレーか、はたまたオムライスを注文してしまう。 来年こそはナポリタンを食べよう。 話はガラリと変わる。 「部下に電話を取り次ぐ時、どんなふうに相手を呼びますか？呼び捨て、君付け、それとも、さん付け？」 先日、他社の地方支社長と話をしていたら、こんな質問を受け、答えに窮した。 実は、電話を取り次がれることはあっても、私が取り次ぐことはめったにない。 私が部下宛ての電話を取るのは、皆が出払って誰もいない時であって、つまりは取り次ぐ相手がいないのだ。 電話はともかく、ふだん部下を呼ぶときは君付けが多いかな。 付き合いが長い相手なら親しみを込めて呼び捨てもあるし、年齢によっては部下でもさん付けもある。 閑話休題。 彼の質問の趣旨はこういうことだ。 彼の職場では、特に年配社員が電話を取り次ぐ時に、怒鳴りつけるように大声を上げるのだという。 例えば、「スズキっ!電話だっ（怒）」 特定の社員だけがそうではないし、本社や他の支社はそんなではなかったので、土地柄なのだろう、と彼は言う。 「でもね、営業もいるんですよ。放っておいてはいけないと思ったんです」 想像はつく。 そういう取り次ぎをする人は、保留もせずに受話器を持ったまま大声を張り上げるに違いない。 「それで、課長クラスを集めて言ったんです。部下だろうが電話を取り次ぐ時は、穏やかに相手をさん付けで呼んでくださいと。 ところが、古参の課長が絶対にイヤだと言うんですよ。目下の者をさん付けするのはおかしいと言い張って…」 いやはや。 …まだ書きたいことは沢山あるが、夜も更けてきたので、ここらでやめておこう。 満腹？

  2008年12月19日

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• 救世軍　今この時ぞ　出番なり

  あぁ、今日も…昼休みに晴海通りを歩いていたら、ジュエリーショップの前に開店祝いの花輪が並んでいるのが目に入った。この店、開店して結構経つように思うのだけど。送り主はおそらく取引先などが多いのだろう。ところがひとつだけ…「○○さんへ　　ユリ・ゲラーより」花の多くが逆さの「J」の字に首を曲げて下を向いていたのは、てっきりしおれているのかと思ったら、ユリ・ゲラーのハンドパワーのせいだったのだな。恐るべし、ユリ・ゲラー。昼食は、ユリ・ゲラーとは何の関係もないギンダラ煮付けをＳＨＩＺＵで食べた。それにしても、最近どの店に行ってもめっきりと客が減っている。銀座にも不景気の波が押し寄せてきた。満腹？

  2008年12月16日

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• 曾祖父の 生まれし土地の 鴨いまだ

  あぁ、今日も… 取りあえず予定が詰まった１日。 とはいえ、充実感はない。 いや、午後には意味ある対話もあった。 でも、やっぱり闘っていないと満足しない。 おかしいな。 自称、草食系農耕民族だったのだが。 昼食は、羽前で合い鴨せいろそば。 寒くなるとやはり鴨だな。 といっても、ここのは合い鴨だから季節はあまり関係なさそうだ。 それでも、冬には鴨の脂が恋しくなる。 特筆すべきものなどなにもない味なのだけど、冬になったら食べたくなる。 満足。 帰りの電車で久々にピチカートを聴く。 オリジナルラブの田島貴男の頃のだ。 ピチカートを聴き始めた佐々木麻美子時代がいまだにマイフェバリットだが、トゥイギー野宮真貴もオシャレさではピカイチだと思っていた。 しかし、こうして田島貴男のボーカルを聴いてみると、今の自分にはこれが一番しっくりくるように思えてくる。 小西康陽のサウンドプロダクションの旨さは一貫しているのだが、田島貴男の声のセクシーさに惚れた感じ。 いや、別にその気があるわけじゃなく、男として男の色気を認めるというか… 全然弁解になっていないか。 ま、とにかく、かっこいいじゃん。 ということ。 話は前後するが、今夜は屋根裏部屋のような一室で密談？ 否、どちらかと言えば、放談会かな。 サクッと飲んで、サッと解散。 今夜は大人飲み。 満腹、満腹

  2008年12月15日

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• 円高と　不況でサンタ　苦しかろ

  あぁ、今日も…パソコンを買い換えた。横浜歴史博物館の横にできたヤマダ電機のオープニングセールでだいぶ安くなっていたので思い切って買ったのだが、ポイントが付かないことを考えると、すごく安かったというほどでもないかもしれない。それでも、お得な買い物であったのは間違いないだろう。とても快適だ。それにしても、オープニングセールにしては幾分客の入りが少ないように思えた。やはり、景気の悪化の影響なのだろう。そういえば、銀座のランチも以前に比べ空いているように思う。１００年に一度と言われる未曾有の金融危機、実体経済にも翳りが見え、つい数か月前まで勝ち組の象徴だったトヨタですら苦境にある。日々日本を代表する企業の大量解雇のニュースが流れているのだから、クリスマス商戦に隙間風が吹くのも当たり前だ。昼食は、麻婆豆腐を作った。といっても、娘が辛いのは食べられないというので、丸美屋の甘口を使用。挽肉とネギを追加したぐらいの手抜きである。豆腐が柔らかい。妻も以前から指摘するのだが、関東の豆腐は柔らかすぎる。午後、娘に自転車を買ってやろうと、歩いて１０分ほどのところにある自転車屋に出かけたのだが、そこはほとんどスクーター屋で自転車は２，３台しかなかった。これでは話にならない。この辺は丘陵地帯だから、自転車に乗る人は少ないのだろう。帰りに、近くの「もあ四季彩館」というパン屋でデーニッシュを購入。ここは何年か前にテレビチャンピオンのパン職人選手権で優勝した人が働いていた店で、いつもお客が絶えない。が、徳太朗のようなこだわりのパン屋の雰囲気はなく、ポピュラーな感じのする店だ。どっちが良い、悪いということはないのだが。味は…、ま、普通だな。結局、車でホームセンターへ出かけ、自転車を購入。夕食は、肉野菜炒め、ナメコの味噌汁、ご飯。世の中の影響を受け、我が家の食卓も昼夜共、やや質素に一汁一菜今年もあとわずか。もうひと働きするか。満腹、満腹

  2008年12月14日

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• 気分だけ 師走に浸る ニュータウン

  あぁ、今日も… 今日はひとりの休日。 のんびり過ごそう…と言いたいが、そう楽はさせてもらえない。 朝早くから出掛ける娘に朝食の支度。 娘を送り出した後に二度寝すればよかったのに、ついつい新聞を読み始めたら、寝るタイミングを逸した。 クリーニング屋に、ＺＡＺＩＥの散歩、カメの水換え、パンダマウスの様子見…これは覗いただけだな。 そうこうしているうちに、もう昼だ。 ラーメンを食べようと、たまプラへ向かった。 たまプラには美味しい塩ラーメンの店「汐のや」もあるが、今日は味噌気分。 美しが丘公園に向かって東急ＳＣの横を過ぎてまもなく、「北海道ラーメン」の幟が何本も立っていた。 店名は「初代」というようだ。 「しょだい」なのか「はつよ」なのか、はたまた「はつだい」かは分からない。 店名はともかく、ラーメンは、私が食べたいとイメージした味噌ラーメンにほぼあっている。 驚きはないが、また食べに来ようと思える味だ。 但し、この店がいつまであるかは、保証の限りでない。 この場所・建物は入れ替わりが激しく、長続きしないのだ。 ロケーションはそんなに悪く思えないのだが。 土曜の昼飯時だというのにこの程度の客の入りでは、経営的には厳しいな。 店を出るとき暖簾に目をやると、大きく書かれた「初代」の文字の下に、小さく「きむら」と書かれてあるのを発見した。 とすると、「きむらはつよ」さんの店だろうか？ 満腹、満腹

  2008年12月13日

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• 無力なり なすすべもなし 十二月

  ニイサンイチナナ、デンエントシセンゼンセン、ウンテンサイカイ。 コレニテサイシュウレンラク。

  2008年12月12日

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• 決断の 時が近付く 年の暮れ

  ２３時。 溝の口の駅のペデストリアンデッキに佇んでいる。 周りには同じように行き先を見いだせない人々が溢れかえっている。 やはり南武線に乗るべきか？ 今夜はまだ暖かくて助かる。 不思議とお腹は空かない。 さて…

  2008年12月12日

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• 寒空や 行き先見えぬ 人の群

  ２２時２３分、ようやく冷房が効きはじめた。 最初に人身事故のアナウンスがあってから４０分ほど過ぎた。 電車は溝の口を目指しているが、一駅の間に何度も停車し、２２時２９分にやっと二子玉川駅にたどり着いた。 思ったほど車内が混み合っていないのが、せめてもの救い。 あと何分で溝の口に到着するのだろう？ といっても、溝の口に着いたところで、そこからすぐに展望が広がるわけでもない。 焦っても仕方ない。 続く（たぶん）

  2008年12月12日

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• 冬の夜 蒸し風呂缶詰め 帰り道

  あぁ、今日も… 暇だ。 朝にちょこちょこっと仕事を片付けると、もうやることがない。 雑用ならないでもないが、私がそれに手を出したら部下の立つ瀬がなくなる。 溜め込んでいた仕事関係の専門誌を広げてみたが、難しい言葉ばかり並んでいるし、むやみやたらと脚注が付いていて、テンポよく読み進むのは至難の業だ。 たちまち眠気が私を襲った。 トラブルシューティングの仕事が多い私が退屈な毎日を送っているのは会社にとっては喜ばしいことなのだが、個人的には血湧き肉踊る事件を密かに待ち望んでいたりする。 正直言って、アドレナリンがどんどん出ている時の方が仕事は楽しい。 …と、ここまで稽古帰りの電車の中で書いたところで、運転見合わせのアナウンスだ。 九段下で急行に乗り込み、うまい具合に座れたというのに。 三軒茶屋で足止めをくって、「振替輸送をご利用ください」と言われても、いったいどうすればいいのか？ バスでニコタマまで進むか、渋谷に戻るか？ 世田谷線で小田急の選択肢は、あまり得策とは思えない。 そうこうしているうちに、駒沢大学駅での待機が指示されたといって、一駅だけ進んだ。 さらに１５分後、溝の口まで進むことになったが、どうも溝の口止まりで折り返し運転になる様子。 その先の運転再開の見通しは立っていない。 考えどころだ。 溝の口で運転再開を待つべきか、南武線でぐるっと迂回すべきか？ 明日は休みだし、気長に待つか？ 次のアナウンスによれば、鷺沼から先も動いているらしい。 となると、溝の口と鷺沼の間をどう繋ぐかの問題だ。 バス路線はあっただろうか？ 溝の口の次の梶ヶ谷からは鷺沼行きがあるのは知っている。 とにもかくにも、まずは溝の口へ。 車内は蒸してきて、不快指数がぐんぐん上がり出している。 忘年会帰りの酔い客の体調が心配だ。 続く

  2008年12月12日

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• 大根を 干す母の背を 懐かしむ

  あぁ、今日も… 今日は少し暖かい。 昼は築地へ行き、ふじむらで刺身定食。 ホタテ、ツブ貝、カンパチ（？）、中トロ、鯛（たぶん）の５種盛り。 就中、ホタテの旨さ、甘さはちょっとうれしくなるほど。 他の４種も高いレベルにある。 満足。 ところで、私の観察によれば、ここのように夫婦ふたりや家族だけで営んでいると思われる店は２つのタイプに分けられる。 すなわち、夫婦漫才かベタベタのホームドラマのような雰囲気のタイプと、よそよそしいぐらいに主と店員の関係を崩さないタイプ。 家の近所の西洋料理ル・ポティロンは、典型的な後者だ。 夫婦でやっていても、マダムが主人を呼ぶときは必ず「シェフ」だし、厨房に注文を伝える時もかしこまった声で「ですます調」を崩さない。 そして、ふじむらも注文は「ですます調」で、若干のよそよそしさが漂う。 若い夫婦にこの傾向が多いのは、まだ夫婦としての歴史が足りないからだろうか？ と書いておきながらなんだが、ふじむらのふたりが夫婦なのか私は知らない。 たぶんそうだと思うのだけど。 とはいえ、こういう微妙な距離感を感じさせる店も、私は嫌いじゃない。 かえって、居心地の良さを感じるときもある。 食後に築地本願寺へ参拝。 神社に詣でた時は、家内安全、無病息災、立身出世や昇段などを祈るのに、寺だとなぜか「南無阿弥陀仏」を繰り返すのみ。 神頼みというぐらいだから、願い事は神社なのかもしれない。 南無阿弥陀仏と唱えているうちに、亡き母の誕生日が近いことを思い出した。 満腹、満腹

  2008年12月11日

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• 不況でも 師走の街に 人溢れ

  あぁ、今日も… なにやら瞼の内側でゴロゴロしている。 鏡を覗いてみても、ゴミなどが入っている様子はなく、澄んだ瞳がそこにあるだけだ。 で、結局一日中ゴロゴロしたままで、なんとも落ち着かない。 ストレスか？ 昼は、社外の方と銀座アスターで。 ここの店は会社の人間が時々使うが、私の評価は今ひとつだ。 料理はオーソドックスでこれといった特徴がないし、なによりもゆっくりゆったり食事を楽しむ雰囲気に欠ける。 なにがそう感じさせるかというと、料理が出てくるテンポだ。 前菜が出てきて、箸をつけたと思ったら、すぐさまメインが運ばれてきて、あっという間にテーブルに皿が溢れた。 前にきた時もこんな感じだった印象がある。 本場中国風のサービス？ そこまで愛想がないわけじゃないが、一応は高級中華店の端くれのはずなんだから、もう少し客に食事を楽しんでもらうサービスを心掛けて欲しいものだ。 夜になっても、目はゴロゴロしている。 満腹？

  2008年12月10日

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• 忘年会 明日が来なけりゃ しあわせよ

  あぁ、今日も… いきなりびろうな話で申し訳ないが… 今日、会社のトイレの個室にいたときのことだ。 誰かがトイレに入ってきて、放水をはじめた。 ジョボジョボとかなり大きな音がしている。 しかし、音の大きさの割には勢いはない。 ジョーではなく、ジョボジョボなのだ。 勢いはないが、やたらと時間が長い。 いつまで続くのかと思いはじめた頃に、ようやく終わった。 そして、声が聞こえてきた。 「はぁ～、スッキリしたぁ」 他に人の気配はなかったから、ひとりごとだ。 あれだけの量を全部出し切り、思わず腹の底から言葉が出てしまったに違いない。 他方、昨晩飲み過ぎて腹のユルい私は、スッキリすることなく、個室に長居したのであった。 そんなわけで、昼もコンビニのサンドイッチで簡単に済ませた。 満腹？

  2008年12月09日

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• 忘年会 羽目を外して 痛い目に

  あぁ、今日も… 食べられる量が年々減ってきている。 単に年齢のせいだと思うが、内臓脂肪が増えて胃腸が圧迫されているのかもしれない。 それと、食べるスピードも落ちている。 元々は早食いだったのに、最近は何人かで食事をすると最後まで食べている二人のうちのひとりには入ってしまう。 以前は、昼休みに食事をした後、本屋などを覗いたりしていたのに、この頃は食べてまっすぐ職場に戻っても昼休みが終わる直前ということが多い。 これも、食べるのに時間がかかるからなのだろう。 今日も一点でチャンポン１杯を食べるのに、随分と時間をくってしまった。 夜は、お世話になった社外の方と忘年会。 満腹、満腹

  2008年12月08日

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• 冷え込みの 厳しき朝の 稽古燃ゆ

  あぁ、今日も…稽古、散歩、買い物という休日標準３点セットの１日。これで、スポーツクラブ通いが戻ってくれば元の生活だ。１００メートルも離れていない距離に、私が会員となっているのとは違うスポーツクラブがある。２駅電車に乗って通い慣れたクラブに通うか、それとも思い切って近所へ移籍するか、迷うところ。昼食は稽古から帰るのが遅くなったので、ありあわせのもので簡単に済ませた。夕食は、娘のリクエストで、ナスとジャガイモと挽肉のグラタン。ほかにはトマトとアボカドのサラダ、ご飯、納豆。今日の買い物の収穫は、チェロの値段を知ったことかな。といっても、買ったわけではなく、Just Looking！もちろん、高級品は天井知らずなのだろうけれど、初心者向けはこんなものなのだな。高いのか安いのかよく分からない。ま、ウクレレに比べるとお買い得かも。満腹、満腹

  2008年12月07日

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• 風邪気味の からだ引きずり 坂上る

  あぁ、今日も…昼過ぎまであれこれ忙しく働き、２時近くなってニコタマで昼食を食べようと店を探した。高島屋の裏手の商店街を行ったり来たりしたのだが、こんな時間だというのにどこの店も何人も待っている。道には老若男女がそぞろ歩いている。ニコタマ散歩が流行っているのだろうか？ようやく炭太朗という店に腰を落ち着けた。他の店と違ってここはガラガラなので少々不安になったが、どうにも腹が減ってもう我慢できない。何の店なのか良く分からないが、昼は牛カツがメインのようなので、牛カツ定食を注文。カツとはいえ、衣は薄い。肉は限りなくレアである。ソース、わさび醤油、ポン酢が付いてきたが、わさび醤油が一番合うように思う。特に美味くもないが、悪くもない。銀座にあれば時々は食べるかも、という感じだ。ただ、米の炊き方が下手くそ。満腹？

  2008年12月06日

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• 時雨降る そば湯の湯気の 向こう側

  あぁ、今日も… 昨日の朝、田園都市線は事故で大幅に遅れていた。 風邪で弱っていた私は、迷わず迂回することを選択した。 市営地下鉄の改札を抜け階段を下りると、停車中の電車は予想に反してガラガラだった。 シートに腰を下ろしホッと一息ついたのだが、なにやら周りの女性の視線を感じる。 ん？ やけに女性ばかりの車両だなと思ったが、少し離れたところには詰め襟姿の少年が座っている。 と思ったら、車掌が小走りでやってきて、ここは女性専用車だと言う。 そして、車掌は少年に向かって駆けて行った。 普段は乗らない路線でホームに下りた目の前にある車両がガラガラで座れるなら、誰だって座るだろう。 それに、振替で混雑している時は、東急なら女性専用車の扱いを取り止める。 現に隣の車両は混み合っていた。 市営地下鉄ももう少し考えて欲しいものだ。 恥ずかしい思いをした。 今日はなんだか生暖かい。 昼から雨が降るというのは、暖かい空気が入り込んだためなのだろう。 昼食は、雨を警戒しながら、木挽町砂場でミニかつ丼ともりそばのセット。 気分的には、フルサイズのかつ丼とミニそばだったが、そういう組み合わせは食券売り場には見当たらなかった。 ミニ丼とミニそばの組み合わせがあるから、言えばそうしてくれたに違いないが、なんだか面倒。 まだ、本調子じゃなさそうだ。 満腹、満腹

  2008年12月05日

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• 右左 マスクだらけで 吾もまた

  あぁ、今日も… 相変わらず、風邪気味のまま。 悪くもならないが、良くもならない。 それでも、今夜は稽古に行くつもりで道具を持って出社した。 昼食も稽古に備えてしっかり食べようと、ＳＨＩＺＵで生姜焼き定食。 私が見た限りでは、今日のＳＨＩＺＵの客の８割は生姜焼きか銀鱈の煮魚を注文していた。 鱈は冬が旬だから、さもありなん（ところで、銀鱈は鱈なのだろうか？真鱈やスケソウ鱈とは違うのか？）。 では、生姜焼きはどうだろう。 生姜は元々体を温める効果があると言われるし、最近はどこに行くにもおろし生姜のチューブを持参し何にでも付けて食べるジンジャラーなる人種も増えているというぐらい生姜が流行っているらしい。 実際、生姜味の食品が次々と市場に投入されているとも聞く。 生姜焼き定食を食べ、午後には体が温まってきたと思っていたら、そうではなくて熱っぽい。 夕方に、頭が痛い問題を聞かされたら、頭がクラクラしてきた。 いよいよ本格的に風邪をひいたようだ。 とても、稽古などできそうにない。 やむなく会社からまっすぐに帰宅。 早く寝よう。 満腹？

  2008年12月03日

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• マフラーが 手放せない朝 猫背なり

  あぁ、今日も… パソコンの調子が悪い。 昨日も今日もパソコンを起動しておきながら、ケータイでメール更新している。 モバイル重視の非力マシンの上に、もう５、６年は使っているからやむなしか。 なんとか動いているから買い換えるのはもったいない気がするのだが、コメントに返事を書くだけで３０分もかかるようでは他に何もできなくなってしまう。 そろそろ限度かな。 今日のランチは、歌舞伎座の横のチョウベトナムで、生春巻、フォー、ベトナムカレーのセット。 ベトナム料理は草を食べているようで、結構好きだ。 といっても、上に掲げた以外にどんな料理があるのかと聞かれても、答えられない。 敢えて言えば、フランスパンか。 彼の国はかつて仏領だったから、フランス系の食べ物が美味しいらしい。 いつだったかベトナム料理屋で食べた時に思ったのだが、ベトナム料理は単品だといいのだが、何品も組み合わせて食べようと思うと、組み立てが難しい。 もう１０年以上も前に、日本では草分け的なベトナム料理屋でコースを食べた時は、半分ぐらいは中華風で最後には肉まんまで出て来たように記憶している。 今や仲間と一緒にベトナム料理のコースを食べにいくことなど、すっかりなくなった。 満腹、満腹 蛇足 山口県に建設予定の原発に反対する市民団体が起こした裁判の原告に、カンムリウミスズメやスナメリや海藻まで名を連ねているという。 こういうことをするから、この手の連中は一般市民から相手にされないのだ。 原発に反対することは人それぞれの価値観だから、良いも悪いもない。 しかし、連中の、推進派は悪で自分たちが絶対的正義であるかの如き言動には、辟易とする。 自分たちの考えしか認めないからこそ、意思表示のできない野生動物や海藻まで勝手に自分たちの仲間にしてしまうのだ。 ウミスズメ一羽ずつに意思を確認したのか？ 海藻はなんと言って原告団に参加したのだ？ 野生生物を裁判の原告に加えるのは今に始まったことではないが、いい加減に愚かさに気付いた方が良い。 悪乗りのジョークのつもりならまだ救いようもあるが、そんなジョークで笑う人間などいはしない。 ま、こうやってまともに反応してしまう私みたいな人間がいるから、連中は図に乗るのかもな。

  2008年12月02日

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• 枯れ葉散る 坂道無駄に 下り上り

  あぁ、今日も… やってしまった。 朝、家を出ようとした時に、上着のボタンが取れかかっているのに気付いて、慌てて着替えたのが失敗だった。 家から駅までの急坂を下り改札の前まで来て、定期を持っていないことに気付いた。 先に着ていた上着のポケットの中に入れたままだ。 最近は定期券を他のカード類とは別に単独で持ち歩いているので、取りに戻らなくても損害は往復の電車賃だけ。 他に不便はない。 しかし、往復の電車賃は、贅沢しなければランチが食べられる金額だ。 時間はある。 下りてきたばかりの急坂を今度は上って、定期を手にしたらまた下る。 結構しんどい。 その上、電車が遅れた。 やれやれ。 会社に着いたら、なにやら体調が優れない。 ノドがヒリヒリするし、少しポーッとしている。 風邪のひき始めの症状だ。 風邪に打ち勝つ食事を採ろうと思ったが、何を食べたら風邪に勝てるのやら？ 肉かな？ 風邪に勝つより、脂肪が勝ちそう。 やっぱ、ビタミンだな。 ビタミンたっぷりの食事と言えば、ゴーヤだ。 というわけで、久しぶりに、沖縄食堂じまんやに出かけた。 家で食べるような料理で、特に美味しいとも思わないのだが、時々来てしまう。 期待通りの山盛りのゴーヤに満足していたら、タバコの煙りが漂ってきた。 見ると、厨房の中の料理人が、手が空いて一服つけていたのである。 せめて客から見えないところで、できれば換気扇の下で吸うぐらいの配慮が欲しい。 自分で作った料理を食べる客の近くでタバコを吸う料理人を、私は好きにはなれない。 ランチタイムの間ぐらい我慢できないのか。 残念だが、この店に当分来ないだろう。 満腹？

  2008年12月01日

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• 飴色の 大根とろける 舌の上

  あぁ、今日も… 住み替え記、番外編。 振り返ってみると、前のマンションに住んでいた頃は毎日のように「売ってください」というチラシやＤＭが郵便受けに何枚も入っていた。 中には、「お子様が独立し、ご夫婦お二人で便利な駅前のマンションでの生活を希望されています」とか、「若夫婦がお子様の誕生を機にご実家に近いあざみ野への引っ越しを希望され、このマンションをご覧になり『ここしかない！』とおっしゃっています」なんてもっともらしい話が添えられていたりするものも多くあった。 マンションを売り出すに当たって、この話を仲介してくれた不動産屋の営業マンに言ったら、彼は冷めた表情で「そのもっともらしい話が書かれているチラシって、Ｓ不動産じゃないですか？あそこはいつもメーク・ストーリーなんですよ」。 「じゃあ、あれは嘘なんだ？」 「ふふふ」 答えは風の中だが、事実２ヶ月も売れなかった。 ま、新築マンションですら売れ残る時代に、ほぼ期待通りの額で売れたのだから、御の字だ。 今日でほぼ片付いた。 新しい家にも慣れてきた。 坂がきついのには、未だに息が切れるけど。 夕食はおでん。 寒くなってくると、おでんが恋しくなる。 満腹、満腹

  2008年11月30日

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• 河豚喰らい 腹の底から 出世欲

  あぁ、今日も… 昼は、新橋演舞場近くの泡盛で、軽く沖縄そばセットを食べて、夜に備えた。 そして、夜は… またしても、役員の鞄持ち。 今回は、役員秘書が店を予約した。 自分の好きな店を選ぶのも楽しいが、役員が使う店を知っておくのも勉強だ。 とかなんとかごたくを並べて、訪れたのはミシュラン一つ星のフグの有名店である。 和風モダンな店内は、私が使う店とはまるで重みが違うが、そんなことで気圧されないのが私の長所であり短所でもあったりする。 いやぁ、それにしてもだ。 これまで高級料亭でフグなど食べたことがなかったので（高級風ならあるが）、なにを食べても美味しい。 最初の煮凝りからして味わい深くて、前菜で既に満足。 てっさも噛むほどに旨味が広がり、至福の時を過ごした。 焼き白子のねっとり濃厚な味わいに、今夜も接待であることを忘れて陶酔してしまった。 ひれ酒がまたえもいわれぬ旨さで… 役員になればこういう店で食事ができるのかと思ったら、ふつふつと出世欲が沸いてきた。 満腹、満腹

  2008年11月27日

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