我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

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• 儚くも 枯れ葉一葉 空に舞い

  あぁ、今日も… 昨日の目玉焼きへの思いを引きずって、今日のランチはチャオタイでガパオ。 ご飯の上に載った目玉焼きはＯＫなのだが、挽き肉の炒めものといい、スープといい、やたらと味が濃く感じられる。 ちょっと辛いほどだ。 タイの政情が影響しているのか、私の味覚の問題か？ 夜になって、知り合いの訃報に接した。 さほど親しい間柄ではなく、もう１年以上も会っていなかったが、一時期は毎週顔を見ていたし、時々は酒を酌み交わした。 １年と少し前に会った時は、息子さんを連れていて、「たまには家の外の親父の姿を見せようと思ってね」と言ってはにかんだ笑顔を覚えている。 ６０を僅かに過ぎただけの若過ぎる最期だ。 仕事は一区切りついたかもしれないが、人生の楽しみはこれからだっただろうに。 心よりご冥福をお祈りいたします。 黙とう。

  2008年11月26日

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• 熱々の コロッケあれば 寒さなぞ

  あぁ、今日も…朝、銀座駅から会社に向かう道すがら、突然、目玉焼きが食べたいと思いついた。目玉焼きか…どこで食べられるかな？A.O.I.のハンバーグにも付いてくるが、ちょっとイメージが違う。タイ料理の鶏挽肉のバジル炒めご飯に付いてくるのが、近いかな？今日のランチはチャオタイに決まりだな。と、朝一番で思っていたのに、昼休みになるとついつい忘れて正反対の方角に歩き出してしまった。これといって目当てがあったわけでもないのだが。結局、築地の越後家に入ってしまった。あこう鯛の定食も美味しそうだったが、これにはコロッケが付いていない。鯖はいくぶん飽きた。で、北海定食にしてみた。これは、鮭の粕漬とコロッケの組み合わせだ。しかし、考えてみれば（というか、考えるまでもなく）、粕漬の焼魚はあまり好きではない。滅多に食べることはないので、食べてみたら案外と美味しいかもしれないと自分に言い聞かせてみたが、やっぱり好みの味ではなかった。ま、コロッケがあるから良しとしよう。ところで、この店の定食のネーミングは、あこう鯛定食、鯖焼き定食、鯖味噌煮定食、A～C定食、丸得定食、丸得コロ定食などなのに、なぜこれだけ北海定食なのか？鮭＝北海？私の故郷・北海道では、鮭を粕漬にして食べる風習はないように思う。夜、自宅でボジョレ･ヌーボーを飲んでみた。数年前までのお祭騒ぎがなんだったのかと思うほど、今年の解禁日は地味だった。去年もかなりトーンダウンしていたものの、それでも今年の無関心さはどうだろう。味自体は、特別に出来がいい感じもしないが、こんなものじゃなかろうか。新酒なんだから、熟成していないフルーティな若さを楽しめばよい。満腹、満腹

  2008年11月25日

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• 弁当の 塩鮭美味き 季節かな

  あぁ、今日も… 今日は、居合の関東甲信越大会。 まったく良いところがなく、またしても初戦敗退。 がっくり。 帰りの電車で見た某私学の広告に、“進化する○○大学…法学部／アメリカで「国際弁護士」の資格取得！”と書いてあった。 大丈夫か？ 進化しすぎて存在しない資格を創り出したのだろうか。 タレント弁護士の中にも「国際弁護士」と名乗っているのがいるが、国際弁護士などという資格も、分野も有りはしない。 ２０年ほど前は、国際的な案件を扱う弁護士は少なく、専門家は「渉外弁護士」と呼ばれていた。 しかし、今や企業法務を扱う多くの弁護士が海外留学しニューヨーク州などの弁護士資格を取得していているし、日本企業の活動がよりいっそう国際的になって弁護士への相談もボーダーレス化し、渉外弁護士業務は珍しくなくなった。 だから、最近は渉外弁護士を名乗る人もほとんどいないし、増してや国際弁護士と名乗る人も某タレント弁護士以外に聞いたことがない。 それなのに、世間知らずの高校生に向けて、“国際弁護士の資格取得！”などと広告に大書きするなんて。 ３流以下のコピーライターが、イメージだけで適当に言葉を置いたに違いない。 最近は、プロとしてのプライドをもって仕事をする人が急激に減っている。 コピーライターならば、言葉のプロである。 美辞麗句を紡ぎ出すだけが言葉のプロではない。 言葉に嘘がないかなど、背景や事実関係まで確認して世に送り出してこそ、言葉の職人の筈だ。 大学の教授会もなにをやっているのか？ 日々赤っ恥をかいていることに気付いていないのか。 情けない。 社内を見渡しても、プロ意識を目にすることは少ない。 普通に与えられた仕事だけをして年数を経れば、出世できると思っている連中が多過ぎるし、逆に責任が増えるのがいやだから昇進したくないと言う奴までいる。 なんだかな。 …試合に負けた悔しさなど感じもせずに、電車の中吊り広告に心のうちで悪態をつくようになったら危ないな。 気を付けなくては。 夕食は、自宅でブリ照り焼き、カボチャ、卵と野菜（大根、長ねぎ、レタス）の中華スープなど。 満腹？

  2008年11月24日

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• 小春日や 日曜大工の 真似事し

  あぁ、今日も… 朝から棚をいくつも組み立てた。 昨日、またもやＩＫＥＡで買ってきたのだ。 書庫（屋根裏部屋）に入れる書棚や寝室に置くＣＤラックなど、他人の目に触れず、また座ったり寝たり使い心地が問題となるものでなければ、ＩＫＥＡで十分。 それにひとつ作るとまた作りたくなる。 子どもの頃のプラモデル作りや工作の楽しみを思い出した。 が、問題発生。 不良品が混じっていた。 早速店に電話してみたら… 延々と宣伝や関係ない説明を聞かされ、オペレーターにたどり着くまでやたらと時間がかかる。 私は腹を立てていたわけではなかったが、それでもイライラしてきた。 苦情電話をかけてきた人ならオペレーターにつながった途端に、怒りを爆発させるに違いない。 その上、オペレーターのレスポンスがあまり良くない。 「えっ、あ…、はい？」て感じ。 しかも、配達なら２、３日かかるという。 不良品を見つけたということは、開封したということであり、今まさに組み立てようとしているのだ。 ２、３日も待てるか。 それに２日後に届いても、平日は組み立てる暇などない。 結局は来週末までお預けだ。 店の返品カウンターに持ち込めば、その場で交換すると言うので、じゃあこれからと思ったら、大混雑で入場制限中だそうだ。 夕方まで別な用を片付け、そろそろいいだろうと店に行ってみた。 店は昨日よりも一段と混み合っていたが、返品カウンターへはすんなり到着。 ところが、交換品の用意に２０分待つように言われた。 妻が、前もって電話したのだからもう少しスマートなやり方があっていいのではないかということを店員に伝えたが、またしても店員の反応は悪い。 なにを言われたのかピンときていないし、かといって、こちらの真意を確認しようとする様子も見えない。 やはり外資系だからなのか？ 国内資本の小売業なら、こんなカスタマーサービスは今どき考え難い。 日本人向けの接客態度を考えなければ、いずれ行き詰まることになりそうだ。 もやもやしたまま帰宅。 既に夕飯時になり、娘が「お腹が空いてもう我慢できない」と騒ぐので、近所のステーキ屋で食事。 この店、１度来店するとメンバーズカードをくれ、２度目からは３０～５０％引きになる。 味は特別に美味でもないが、割引後の価格を考えると満足できる内容だ。 満腹？

  2008年11月23日

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• 鍋なのに 酒が似合わぬ ニューフェイス

  あぁ、今日も… 昨年だったか一昨年からか流行っているカレー鍋を初めて食べてみた。 敬遠していたわけでもなく、意地を張っていたわけでもなく、偶々縁がなかったのだ。 寄せ鍋風カレー鍋スープを選んだので具材はあれこれあった方が良かろうと、大根、白菜、キャベツ、モヤシ、ニラ、長ねぎ、豆腐、鶏肉、豚肉、そしてイイダコ。 イイダコを自分で買うのは、これまた初めてのことである。 なぜイイダコか？ 単に安かったからだ。 で、食後の感想はと言うと、なかなかグー。 カレー味の染みた豆腐や和物野菜が案外イケる。 妻は「今度から普通のカレーを作る時も大根を入れてみようかしら」と言っていた。 〆はやはりうどんだろうが、中華麺も良さそう。 しかし、今回はどちらも買い忘れたので、ご飯に汁を掛けて食べたら、普通に美味しい。 なるほど、流行っているのも納得。 満腹、満腹

  2008年11月22日

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• 寒風が 吹き荒れている この世かな

  あぁ、今日も… 昨日の朝刊を読んでいて驚いた。 酒酔い運転と当て逃げで逮捕された警視庁の警視が釈放されたという。 逮捕から僅か２、３日だ。 「容疑を認めており、逃亡・証拠隠滅のおそれがないため」であり、「通常の措置」と茨城県警はコメントしたようだ。 いつの間に警察は飲酒運転にそれほど寛大になったのか。 最近、会社関係者Ａ氏が酒気帯びで原付を運転中に歩行者を引っかけて骨折させ、自ら通報し、やってきた警官にその場で逮捕された。 それから２日間は接見禁止、容疑を認めているのに１０日間拘留の上、屁理屈としか思えない理由でさらに１０日間の拘留延長となったという。 どう考えても逃亡・証拠隠滅のおそれなどあり得ないケースにも拘わらず、だ。 普通の会社員が、自分に非があるとはいえ、突如として２０日間も拘置所に入れられたら、どれほど精神的にきついことか想像に難くない。 警察・検察に詳しい弁護士の話では、昨今、飲酒運転の容疑者に対しては懲罰的意味合いでこのような長期拘留が一般的に行われているのだそうだ。 確かに、人身事故と物損の違いは大きいかもしれないが、Ａ氏は酒気帯びの基準の最低レベルのアルコール濃度であった（もちろん、だからといって罪が軽いわけではない）のに対し、警視は酒酔い運転、つまりは完全に酔っ払っていたのだ（飲酒運転、酒気帯び運転、酒酔い運転のそれぞれの意味は、wikiで飲酒運転の項を参照）。 それに、自ら通報したのと当て逃げしたのも大きく違う。 そしてなによりも、茨城のケースは、交通警察のプロである筈の人間が起こした犯罪なのだ。 懲罰的意味合いで拘留を引き延ばすなら、正にこの警視こそ可能な限りブタ箱にぶち込んでおくべきである。 警察はあまりにも身内に甘過ぎやしないか。 警察の言い分をそのまま無批判に載せる新聞各紙も実に情けない。 ま、しかし、この警視もシャバに戻ったらそれはそれで地獄の日々が待っているのだろう。 自業自得だから同情の余地はまったくないが。 満腹？

  2008年11月21日

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• 冬になり 蟹喰い猿に なりにけり

  あぁ、今日も… 夜は役員を交えて接待。 コーディネーターは私だ。 ラッキー！ 福臨門で上海蟹をチョイス。 今シーズン、最初で最後の（たぶん）上海蟹だ。 役得。 二次会でお気に入りのバーに顔を出したのに、目当てのママは風邪でお休み。 なにもかも思い通りにいかないところで、人生のバランスが上手くとれているのかなと、ちょっと納得。 満腹、満腹

  2008年11月20日

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• 初雪や 遠き故郷に 想い馳せ

  あぁ、今日も… 寒くなった。 日本海側や山あいでは初雪が舞ったらしい。 冷え込みが厳しくなってくると、鍋物や煮込み料理が恋しくなる。 でも、独り鍋のランチなんてあっただろうか？ しゃぶしゃぶならあるが、昨日も牛肉を食べたからなぁ。 ＳＨＩＺＵの肉豆腐でも良いかな、と思いかけた時にひらめいた。 豆腐の鍋、豆腐チゲだ。 ニューメルサの妻家房に行ってみたら、ズンドゥブチゲ定食があった。 高いけど、今さら気持ちは止まらない。 確か、ズンドゥブを漢字で書くと、「純豆腐」だと聞いた気がする。 何が「純」なのかは忘れた。 食べた印象で言えば、日本でおぼろ豆腐とか汲み上げ豆腐と呼ばれているものに近い。 豚と海鮮の２つから選べると言われて、豚を選んだが、豚らしきものには最後まで出会うことはなかった。 それでも、十分に満足いく味だ。 もう少し安ければな。 椎茸と海老のジョンは美味しかったが、なければないで良い。 韓国海苔も必須ではない。 これで２、３百円は下げられそうだ。 水キムチはあって欲しい。 白菜キムチは、韓国料理屋にとってはライフラインだ。 …が、この店の白菜キムチは、どうにもおざなりな印象を拭えない。 インフラがしっかりしていないといずれ行き詰まる。 妻家房も支店をいくつも抱えているようだが、少し手を広げ過ぎちゃいないか？ 満腹、満腹

  2008年11月19日

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• くしゃみして 布団かぶって 丸くなり

  あぁ、今日も… 眠い１日だった。 眠いなどという生半可なものではない。 朝から退社するまで朦朧としていたと言って過言でないほどだ。 昨晩の睡眠時間が足りなかったわけではないが、酔っ払っていたので眠りが浅かったのかもしれない。 それでも、昼になるとしっかり空腹を感じる。 すき焼きが食べたい、と思ったが、どこですき焼きが食べられるだろうか？ コリドー街のスエヒロに入ってみたら、すき焼き重はあったが、すき焼きはなかった。 しゃぶしゃぶも美味しそうだったけど、すき焼き重で手を打つことに。 でもなぁ、やっぱ、すき焼き重ではすき焼きの代わりにはならない。 それに味がいくぶん濃過ぎる。 すき焼きなら多少濃い味付けに仕上げて、それを溶き卵で和らげちょうどよくなる。 それが、そのままご飯の上に載れば、そりゃあ濃いよな。 会社帰りにスポーツクラブに寄り、プールに浸かってようやく目が覚めた気がした。 満腹、満腹

  2008年11月18日

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• パリパリと 枯れ葉踏みつけ 子に返り

  あぁ、今日も… 銀座のはずれ、汐留の手前の中銀カプセルマンション（まだあるんだっけ？）の裏手の辺り。 銀座らしからぬ古ぼけた一軒家が残っている一方で、再開発を目論んだ更地が虫食い状に点在する。 再開発も今の経済状況では、当面は店晒しだろう。 そんな一角にレトロなというか、掘立て小屋風に演出された博多モツ鍋屋の「ほんじん」という店がある。 かつて、長崎チャンポンの店、面影橋？があった場所だと思う。 店の前には何人もが待っていた。 並んでみようかとも思ったが、ふと見ると隣に「となり店」があって、昼はラーメンをだしているようだ。 入ってみた。 博多モツ鍋屋のラーメンであるからして、コテコテの豚骨に決まっていると誰もが思う筈だが、予想は木っ端微塵に粉砕された。 なんと、澄んだ塩スープなのである。 縮れ麺の上には、モツとニラ、糸唐辛子にたっぷりの摺り胡麻。 唯一のラーメンらしいトッピングは茹で卵だけだ。 あ、お好みでモヤシも追加できる（無料）。 食べてみると、ややインパクトに欠けるものの、私好みの味かも。 そして、さすがはモツ鍋屋、モツが美味い。 けど、そのモツとラーメンのコンビネーションが見事なハーモニーを奏でているかといえば… 不協和音は聞こえないが、この組み合わせである理由もなさそうだ。 このモツは、やはり鍋で食べるか、ホルモン焼きで食べてみたい。 次回は並んでみるか。 満腹、満腹

  2008年11月17日

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• サンタへの 転居届は どうすれば

  あぁ、今日も… 引っ越してからというもの、パソコンの調子がおかしい。 いや、引っ越した当初は普通だったのに、windows XP3を入れてからだ。 パソコンを立ち上げると、「プロシージャーエントリ….dllが見つかりません」とエラーがでて、ネットに繋がらなくなった。 娘のパソコンを借りて調べてみたら、SP3を導入したユーザーで同じエラーが多数発生していることが分かった。 確かに、マイクロソフト以外の会社のソフトに影響が出るリスクがあり得ることを承諾した上で、自分の判断でアップデートしたのは事実だが、リスクがあるから止めますといったら、脆弱性のあるOSを使い続けるリスクを負うことになる。 それで被害が発生しても、マイクロソフトは推奨したのにアップデートしなかったあなたの責任だと言い放つのだろう。 どちらに転んでも責任を転換できる、そんな都合の良い理屈は通らない。 それに、Googleすれば山ほど同じエラーの悩みが見つかるのだから、欠陥ソフトを撒き散らしたと批判されるべきだ。 そんなわけで、いくつかのアプリケーションを削除したり再インストールしたりするうちに、昨晩は夕食後から１時過ぎまでパソコンに向かうことになり、ようやく復旧。 と、思ったら、今度は娘のパソコンが繋がらなくなった。 しかも、私のパソコンもまだまだ不安定。 やれやれ。 なぜか、妻のパソコンだけはなんともない。 何が原因なのやら？ 満腹？

  2008年11月16日

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• 吾ひとり 肉焼き食らう 小春かな

  あぁ、今日も… 家の中はだいぶ落ち着いてきたが、まだまだやるべきことが山積している。 クリーニング屋が遠くなり、往復するだけで一仕事終えた気になったが、休む暇はない。 本格的に動き出す前に、ＺＡＺＩＥと散歩。 馴染みの薄い住宅街をキョロキョロしながら歩く姿は、犬を連れていなければ、相当怪しい。 戻って買い物へ。 なんといっても、まずは物干し台である。 乾燥機があるので下着などは困らないが、伸ばして干さなければならない衣類が洗えずに溜まっている。 特に、私の稽古着、袴だ。 涼しくなってあまり汗をかかない季節で良かった。 で、車で５分ほどのホームセンターに出かけたのだが、サイズがどれも微妙だ。 幅ばかり気にしていたが、高さも考えなければならなかったことに気付き、小物を何点か買っただけで、物干し台は先送りして一旦撤退した。 そうこうしているうちに、早くも１時になっている。 腹が減った。 最近、すごくお腹がすくのだ。 考えてみれば、引っ越してからというもの、確実に運動量が増えている。 前は、徒歩３分圏内で生活がほぼ完結できたが、今やちょっとした買い物でも５分は歩かなければならないし、その道のりは常に急坂だ。 家の中でも頻繁に階段を昇り降りする。 腹が減るわけだ。 運転中に目についた焼肉店にハンドルを切った。 ボリューム定食を選ぶ。 ボリューム定食といっても量で勝負ではなく、種類の多さが売りのようだ。 カルビ、ハラミにホルモン、豚三枚肉、豚トロ、地鶏など皿に並んでいた。 土曜の昼過ぎ、中年男の独り焼肉って、どうよ？ 本人はいたって満足なのだが。 満腹、満腹

  2008年11月15日

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• 枯れ葉舞う 坂道上り 老いを知り

  あぁ、今日も… 住み替え記、第６回。 父からの借金で資金繰りの目処がついた次の晩のことだ。 不動産屋から電話があり、昼間に見学にやってきた夫婦が値引きしてくれたら買いたいと言ってきたという。 決まりだ。 ２ヶ月の苦悩の日々は終わった。 この２ヶ月というもの、住み慣れた我が家にいながら仮住まいの生活を続けているようで、自分のベッドに潜ってもちっとも寝た気がしない毎日だった。 その上、よりによって仕事は急に忙しくなるし、居合の昇段審査もあった。 重なる時は、重なるんだよな。 思い起こせば、娘が産まれるときも過去一番忙しい職場にいて、仕事を終えて帰宅したら朝刊が届いていたこともあったし、担当していた大きな案件の認可申請と娘が産まれるのとどちらが早いかハラハラドキドキしたものだ（結果的に、認可申請の数日後に娘は産まれた。順番が逆だったら休めなかっただろう）。 「二兎を追う者、一兎をも得ず」というが、今回の私は「三兎を追って、二兎を得た」、いや、住み替えは買いと売りの裏表があるから、４打数３安打だな。 昇段では涙を飲んだが、トータルでは好成績だ。 …と思っていたら、新居の駐車場で、初日にいきなりお尻を擦ってしまった。 前の家主は、我が愛車ロバ君より一回り大きな車を停めていたので、単に私の運転が下手なのだろう。 ロバ君が私の身代わりに不運を引き受けてくれたのだと思うことにした。 夜も更けてきたので、ここまでにしとうございます。 今日の昼食は、ふじむらで焼魚定食。 今日の魚は、アコウダイの一夜干し。 美味しかった。 ごちそうさま。 満腹、満腹

  2008年11月14日

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• 冬枯れの 手触りのよな 言葉聞く

  あぁ、今日も… 出社したら職場が閑散としていた。 普段から早い方だが、今朝はいつもより一段と人が少ない。 そこに電話が鳴った。 隣の隣のさらに隣の島であるが、鳴っている電話から最短距離にいたのは私だった。 やむなく小走りで電話に飛びつくと、通用口の警備員からで、荷物が届き配達員がこちらに向かっているという連絡。 ところが、それから５分ほど経っても荷物は届かない。 そこへ電話が鳴っていた島の小僧がやってきた。 小僧に事情を告げると、奴は「そうっすか。そのうち来ますよ」と他人ごとの如く言って、どこかに行ってしまった。 前置きが長くなったが、本題はここからだ。 この小僧は、以前から軽口を叩く傾向はあったが、素直で良い奴だったのに、最近は何を勘違いしたのか態度がデカい。 今回の件で言えば、他のグループの管理職（私）に結果的に電話番をさせた格好なのだから、まずは私に頭を下げて礼を言うべきである。 次に、荷物が来るのが分かっているのに彼がいなくなったら、私に荷物を受け取らせることになる。 用があって席を外さなければならないのなら、その旨を伝え丁重にお願いすべきである。 管理職に雑用を押し付けてなんとも思わないような平社員に、明るい未来はない。 とはいえ、私も悪い。 その場で呼び止めて怒鳴りつけるべきだった。 おかげで、１日中すっきりしないまま過ごすことになった。 昼食は、ぱいかじでソーキ丼とハーフサイズの沖縄そばのセット。 腹は膨れたが、心はもやもやしたまま。 満腹？

  2008年11月13日

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• 床暖房 並んで伸びる 母娘

  あぁ、今日も… 住み替え記も第５回。 いつまで続くやら。 ８月は辛かった。 元々８月は商売が落ち込む時期である上に、サブプライム問題がじりじりと不動産市場を蝕み始めていた。 ぽつりぽつりと新興デベロッパーや中堅ゼネコンが倒れていったし、「今秋マンション大暴落」とか「新築マンションが２割引でも売れない」などの見出しが雑誌に並ぶようになった。 週末になっても一組の見学者が来ないこともあった。 それでも、急にやってくるかもしれないので、家を空けることはできないし、常に部屋をきれいに保たなければならない。 これは精神的にかなり堪える。 料理すら存分にできない。 油が散るもの、匂いの出るものは控えることになると、店で売っている惣菜やレトルト、あとはパックされた刺身が頻繁に食卓に上るようになる。 そうこうするうちに９月になり、新居の引渡日が近付いてくる。 引渡＝代金決済である。 仲介業者が示した必要額を見たら、ローンとつなぎ融資を合わせても○百万円ほど足りないことが判明した。 マンションの売却契約が結ばれていれば、頭金で賄える筈の額だ。 こうなってくると、さすがに焦る。 二つ返事で５００万円の値引きに応じてくれた新居の売り主の気持ちが良く分かってきた。 今すぐこの苦境から救ってくれるなら、ちょっとやそっとの値引きなど屁でもない。 そんな気持ちになる。 人間、追い詰められた時に平常心を保てるか否かで勝負が決まるものだと悟った。 手持ちの金融商品を叩き売ればなんとかかき集められそうだったが、その頃の金融市場は既に右肩下がりの状況で売るタイミングではなかった（それでも、その後の展開を考えれば、売りの最後のチャンスだったかも）。 父親に短期借入を申し込んだのだが、耳の遠い父には「貸してくれ」ではなく「出してくれ」と聞こえたらしく、「甘ったれたことを言うな」と叱られた。 ま、タイミングも悪かった。 敬老の日だったのだ。 老親を気遣って電話してきたと思ったら金の無心では… 兄が父を宥めてくれたらしく、翌日、父は「貸してやるけど、年末には返せ」と言ってきた。 これでなんとか支払いの目処が立った。 この後、話は急展開する。 続く。 今日の昼食は、きっどで小鉢定食。 肉じゃが、かぼちゃ、卯の花をチョイス。 かぼちゃが美味い。 夜はひと月ぶりに稽古に出かけた。 少し上手くなった気がしていたが、サボっているうちに、元の木阿弥。 満腹、満腹

  2008年11月12日

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• 腹が出て ボタン締まらず 風邪をひき

  あぁ、今日も… 住み替え記、第４回。 昨日は片付けやら工事立ち会いやらで１日会社を休んだので、今日が新居からの初出社である。 引っ越して、家から駅までの所要時間が４倍になったのが痛い。 といっても、徒歩１分が４分になっただけ。 数字のトリックだ。 ９月末のトリプル７と呼ばれるＮＹ株式市場の大暴落を、報道はこぞって「史上最大の下げ幅」と喚き散らしたが、下げ率でみるとまだいくつか上があるのと一緒だ。 こういう数字のトリックは、いくらでもある。 例えば、半年前と比較して株価が２０％上昇した企業も、１年前を基準にしたら１０％下落しているかもしれない。 どういう種類の数字をどこを基準に算出するかによって、嘘をつかなくても数字はある程度お化粧することができる。 話がかなり脱線した。 閑話休題。 一戸建は寒いと思い込んでいたが、家の外も寒いし、オフィスはもっと寒かった。 前の会社は、低層階に機械が詰まっていたのと、窓がはめ殺しで密閉されていたためＯＡ機器と人の体温で冬でも暑く、年中冷房をかけていた。 それに対して、今の会社は冬に冷房をオフにしているのに、外より寒いとはどういうことなのか？ 寒くなると、鍋焼きうどんが恋しくなる。 が、銀座で鍋焼きうどんの美味しい店が浮かばない。 鍋焼きではないが、土鍋煮込みうどんでは葱屋平吉だろうと行ってみたのだが、たくさんの人が待っていた。 迷った末に、東芝ビルの地下の善光寺そばを選んだ。 何の変哲もない町のそば屋である。 だからこそ、良い。 極めて平均的な鍋焼きうどんだ。 エビ天、かまぼこ、しいたけ、タケノコ、玉子焼き、長ねぎ、半熟卵。 可もなく不可もない無個性な出し汁。 これで良い。 が、麺がぶちぶち切れるのは困りもの。 煮込んでもコシを残してくれなくちゃ。 さて、時計の針を７月に戻そう。 夏の旅行から戻った私たち夫婦は、意気込んでマンション売却に挑んだ。 若い不動産屋の担当者と価格設定の相談だ。 彼が言うには、査定額よりも強気で大丈夫だと言う。 「思い切ってこのぐらいでいかがですか？」と示された金額を見て驚いた。 「そんな高くて売れる？」 「高い気もしますが、行けそうな自信も少しあるんです」 というわけで、発射台はかなり高めに設定した。 その金額で売れればいいが、売れずに値を下げざるを得ないことを想定して、最初は広告を出さずに不動産業界のネットと営業マンの口コミだけで営業を開始した。 それでも、休日には何組かの見学者がやってきた。 他を見たついでに来たらしいあまり乗り気でない人もいたが、すごく積極的で「良いわぁ」を連発して帰る人も少なくなかった。 しかし、その後、色良い返事はとんと聞こえてこない。 不動産屋は「やっぱり少し値下げした方が良いみたいですね。この価格だと、新築やもう一部屋多い広さと競合してしまって不利です」 おいおい、自信はどこに行っちまったんだ？ というわけで、値下げして、新聞の折り込み広告にも掲載してもらった。 よし、と再び気合いを入れ直したのに、不動産屋は盆休みに入ってしまったのである。 休み前に広告を入れるか？ 不動産屋選びを間違ったかもしれないと疑心暗鬼になった私なのであった（というか、「あそこに任せておいて大丈夫なの？もっとしっかり働くように言わなきゃダメじゃない」と妻に責められて、閉口してしまった私である）。 続く

  2008年11月11日

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• いつまでも 続く夜長の 与太話

  あぁ、今日も… 住み替え記 第３回 家を買うのは、資金調達の見通しさえつけば、簡単だ。 あとは自分が腹を決めれば良い。 しかし、家を売るのはそう簡単ではない。 自分がいくら売る気になっても、買う人がいなければ話にならない。 とは言うものの、郵便受けには毎日のように、何社もの不動産屋からこのマンションを売って欲しいとチラシやダイレクトメールが届くし、不動産広告を見れば我が家より条件の悪い物件が驚くほどの高値で売りに出ている。 楽勝だろうと余裕しゃくしゃくで、不動産屋に仲介を依頼した翌週には夏休みの家族旅行に出掛けたのであった。 続く

  2008年11月10日

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• 寒さなど 何するものぞ 道産子だ

  あぁ、今日も… 住み替え記、第２回。 出張から帰って、妻に言われるままに売り出し中の家を見に行った次の日の晩のことだ。 不動産屋の担当営業マンから電話がきた。 「先に交渉していた方との話が流れそうなんです。明日までに決めてくれたら、あの家は食田さんのものです。」 「うーん、良い物件なんだけど、ちょっと高いんだよね」 「いくらなら買いますか？」 「あと５百万安けりゃなぁ」 「頑張ってみます」 で、５百万安くなった。 言ってみるものだ。 しかし、言った以上は、向こうが譲歩してくれたのだから、今さら断るわけにはない。 私が現物を見てから４日目に契約完了。 またもや、大根を買うみたいに家を買ってしまった。 でも、今回は確信があった。 ローンが払えなくなったら、売ればいい。 建物は二束三文だろうが、土地はとんでもない不動産不況がやってこない限り、ある程度の予測はつく。 それなりの価値のあるロケーションだ。 …と、７月半ばの段階では高をくくっていた。 アメリカのサブプライムがこれほどの破壊力を持っているなど、思いもせずに。 まだまだ続く（たぶん）？ それにしても、マンションに比べて一戸建のなんと寒いことか！ 北海道の一戸建で生まれ育った私であるが、故郷を離れて四半世紀。 もうすっかり軟弱になってしまったようだ。 満腹？

  2008年11月09日

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• 冬の朝 戻ることなき 旅に出で

  あぁ、今日は… ついにノルマンディー上陸の日である。 いざ、７年半の日々を過ごしたマンションを引き払い、背水の陣を敷き、進軍だ。 しばらく前から漂泊の思い止みがたく、旅立ちを決意した。 というのは嘘で、衝動的に中古の一戸建を買ってしまったのである。 思い返せば、マンションを買った時も、妻と「そろそろ家を買うことを考えてみるか」と話した次の週末にモデルルームに出掛け、その翌週にはよく分からないままに仮契約していたのだった。 後日、同僚の女性からマンション購入体験談を聞かせて欲しいと言われ、カクカクシカジカと話たら、「スーパーで大根を買うのと同じようにマンションを買った話を聞かされても、何の参考にもなりません」と呆れられた。 そして、今回もまた大根を買うごとく、家を買ってしまった。 まるで成長がない。 いや、そうでもない。 前回は、自分の収入でいったいどの位の金額を支払えるのか、いくらまでお金を借りられるのか、ローンの返済が日常生活にどの程度の影響を与えるのか？何も分からず不安だったが、今は「ま、なんとかなるな」と腹が据わった。 さて、今回の住み替え計画で行動力を発揮したのは妻であった。 当初は同じマンションか３軒隣のマンションで、広い部屋が出ないかなと考えていたのだが、そんなものは広告を眺めていてもダメだ。 近所の不動産屋に話をつけておいて、出物があったら真っ先に連絡をくれるよう因果を含めておかなければならない。 妻にそう言ったら、翌朝、妻はひとりで不動産屋に出掛けたのだ。 その場で薦められたのが今回の物件だ。 「今、不動産屋に来て、一戸建ですごくお買い得な物件を薦められたんだけど、どう？私は良いと思うのだけど」と妻がメールを送ってきたのは、私が出張のため羽田から千歳へ飛び立とうとしていた時のことだ。 ２００８年７月の洞爺湖サミット（そういえばそんなものがあった）開催前日のことである。 以下、続く

  2008年11月08日

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• 木枯らしが 吹きて旅立つ 根無し草

  あぁ、今日も… 夜、外に出たら強い風が吹いていた。しかも、冷たい風だ。 ブルッと身震いしながらも、ちょっと嬉しくなった。 私は春に生まれたから季節の中では春が一番好きだと思い込んでいたが、今夜冷たい風に吹かれた瞬間に長年の誤解に気付いてしまったようだ。 実は寒い季節が好きだったのだ。 ギュッと身が引き締まるような寒さや、何もかもが凍てつく痛い寒さが、辛いけど心地良い。 頭が冴えてくるし、五感が研ぎ澄まされる。 こんな感覚は夏には期待し得ないよなぁ。 新しい時が流れ始めようとしている予感。 満腹、満腹

  2008年11月07日

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• あぁ今日も 津軽海峡 冬景色 （手抜きだなぁ）

  あぁ、今日も… 昨晩から海産物てんこ盛りが続く。 刺身だけでも、ホタテ、ボタンエビ、大間マグロの赤身、白身はなんだろう？コリコリして美味、烏賊、そして鮑。 鮑なんて何年ぶりだろう？ ちょっと感動モノ。 刺身の他には、陶板焼きだったり、貝焼きだったり。 それから、ずわい蟹もあったし、朝食の何気ない鮭の塩焼きがオッと声を漏らすほど美味しかったり、さらには朝から烏賊刺がついたりと、魚介好きには堪らない。 もちろん、新鮮だということもあるだろうけど、故郷が近いことも美味しく感じる理由なのだと思う。 夕方、帰京し会社に戻って１０時まで残業したが、青森での魚介三昧を思えば、これでバランスが取れているのだろうと不満なく納得した。 満腹、満腹

  2008年11月06日

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• 鰯雲 芭蕉見つけに 道の奥

  あぁ、今日も… 久しぶりの出張。 社外の方を案内するだけ、しかも幹事役が別にいるので私はついて行くだけの息抜き旅である。 普段マジメに働いていれば、偶にはこういう役得も巡ってくる。 行き先は青森である。 昨年も１１月に青森を訪れた。 今回よりは２週間ほど後だったが、地吹雪で、帰りの青森空港で飛行機が飛ぶかどうかヒヤヒヤしながらなんとか帰京した。 次の日から家族旅行だったので、随分と気を揉んだ覚えがある。 昨年と打って変わって、今日は良い天気だ。 往きの新幹線で、仙台辺りの空を見上げたら、きれいな鰯雲が広がっていた。 昼食は駅弁。 牛肉弁当である。 すき焼き丼と呼んだ方がふさわしい。 ま、器は丼ではないのだが。 買ったのは東京駅。 朝から青森に向かう時によく利用する「はやて９号」は９時ちょっと前に東京を出て、正午過ぎに八戸に着く。 実に微妙だ。 駅弁の種類が豊富な仙台駅で弁当が積み込まれ、すぐに売りに来てくれれば良いが、そう上手く行かない。 現に今日だって仙台駅を過ぎてから、弁当売りが回って来ただろうか？ ここで買い逃すと、盛岡駅で、はやてとこまちの切り離しの４分間でホームに出て弁当屋を探すことになる。 しかも、発車して３０分ほどで終点、八戸だ。 ３０分あれば十分に食べられるけど、気持ちの上では慌ただしい。 それで、やむなく朝から東京駅で昼の弁当を買い込んで乗車することになる。 仙台駅で弁当停車を５分でいいので設けてくれないだろうか。 これだけ速くなった新幹線なのだから、５分ぐらい休憩があっても誰も文句は言わないだろう。 満腹、満腹

  2008年11月05日

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• 銀杏や さとはどこかと ひとりごち

  あぁ、今日も…今日のランチは築地のさかな竹若。何ヶ月ぶりだろう。相変わらずコストパフォーマンスは高いが、以前よりは寂しくなったかな。ま、今のご時世では頑張っていると言っていいだろう。メインはイナダの塩焼きだったのだが、正直言ってイナダはそれほど美味い魚に思えない。刺身ならまだしも、焼いたのは今ひとつ。自分で選んだのだけど。竹若のさかな膳には茶碗蒸しが付く。この茶碗蒸しという存在が悩ましい。お膳に載せられてすべての料理が一度に出てきたときに、どのタイミングで食べるべきか？最初に食べるには熱過ぎるし、フーフー言いながら食べるのに手間取っているうちに、肝心の焼魚が冷めてしまう。かといって、茶碗蒸しは匙で食べるので、食べ始めたら中断できない。箸を匙に持ち替えて茶碗蒸しを食べ、途中で匙を置いて箸に持ち直しほかの料理を食べ、さらに再び匙に持ち替えて…なんて格好が悪いじゃないか。そうすると結局は、他の料理を食べ終えたあとに、冷えてしまった茶碗蒸しをデザートの如く食べることになる。なんだかな。茶碗蒸しを食べながらもう一つ思ったのは、銀杏のことだ。考えてみれば銀杏というのも地味ではあるが、案外と消費量は多そうだ。茶碗蒸しには欠かせないし、土瓶蒸しでも常連だ（土瓶蒸しなどもう何年も食べていない）。今の季節は、小料理屋などで煎った銀杏の殻を剥きつつ頬張って一杯。和食のコース料理にも前菜の中に顔を見せていたりする。これだけ消費されているのなら、やはり大規模に生産されているのだろうか？つまりは、銀杏畑が存在するのかという問題だ。見渡す限り公孫樹の木が並ぶ風景は、特に紅葉の季節には壮観だろう。でも、そんなものがあれば観光名所になっていると思うのだけど、聞いたことがない。それと公孫樹は雌雄があるから、実のならない雄株もある程度は植えなければならず（たぶん）、土地利用の効率が悪そうだ。さらには、冬になってあの黄色い葉が一斉に落ちたら、掃除が大変だろう。そしてなによりも、銀杏畑なんてものがあったなら、収穫期には一帯は凄まじい匂いがするに違いない。銀杏の産地など気に留めたことがなかったが、きっと中国か北朝鮮辺りなのじゃなかろうか。満腹、満腹

  2008年11月04日

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• 文化の日 なぜかひたすら 汗をかき

  あぁ、今日も… ３連休最終日だというのに、１日中、働きっぱなし。 といっても、殆どマンションの中にいたのだが。 昼食は、冷凍ドリアで済ませた。 夕食は、豚野菜炒め、焼き烏賊。 Ｄ－Ｄａｙまで後１週間、もう一踏ん張り。 でも、ノルマンディーに上陸したら、そこにパラダイスはあるのだろうか？ 満腹、満腹

  2008年11月03日

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• 板の間で 大工仕事や 火の恋し

  あぁ、今日も… 先週ＩＫＥＡで買った娘のタンスを組み立てた。 １８で一人暮らしを始めた時に学生生協で買った簡単な家具を組み立てて以来、引っ越すたびにひとつやふたつは作ったような気がする。 そうした経験を踏まえて言うと、ＩＫＥＡは実に作りやすい。 なるほど人気があるわけだ。 また、何か買ってきて組み立てたくなった。 昼食は、今日もます寿司、煮麺。 夕方からスーツを買いに出掛けた。 今回は初めてイージーオーダーに挑戦だ。 といっても、経済的にゆとりができたからではない。 実際、今日はバーゲンで、既製品と価格差はない。 単に腹が太くなってきて、腹に合わせて既成服を買うと、他の部分がぶかぶかになってしまう。 そんなわけで、イージーオーダーを試してみたのだ。 売り場に行くと、凄い人混み。 隣の客が「出来上がりはいつ頃？」と店員に聞くと、「１ヵ月後ですね。今朝ならもう少し早かったんですけど、今日はたくさんお客様がいらっしゃったので…」 知らなかった、世の中はいつの間にかイージーオーダーになっていたのだった。 買い物後、ニコタマの吾照里で焼肉、水キムチ、チヂミ、ユッケ、コムタンなど。 今日も食べ過ぎ。 酒はマッコリ。 金曜の晩に飲んだマッコリより見た目はドブロクっぽいが、まろやかで飲みやすい。 満腹、満腹

  2008年11月02日

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• 木枯らしや 季節移ろう 窓の外

  あぁ、今日も… 新聞を取りにエントランスへ行こうと、我が家の玄関のドアを開けたら、明るく柔らかな陽射しと済んだ空気に包まれた。 あぁ、秋だなぁ…と思っていたら、今日は木枯らし１号が吹いたのだそうだ。 もう冬がそこまでやってきている。 今日は、届け物を待っているうちに１日が過ぎていった。 結局届いたのは夕方５時。 やれやれ。 昼食はあり合わせの残り物ですませ、夕食は戴き物の富山のます寿司（美味）、カワハギの鍋。 満腹、満腹

  2008年11月01日

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• 秋の夜 美酒に酔いしれ 崩れ落ち

  あぁ、今日も… 午前中はじっと息をひそめるようにやり過ごした。 ここ一番の勝負ランチは、ひょうたん屋を選んだ。 いつもの鰻丼ではなく、ワンランク上の鰻重の梅。 勝負ランチと言いながら、松でも竹でもなく梅というのが慎ましいようなしみったれているような気もするが、鰻の松竹梅は量の差だから梅で十分だ。 今日も間違いなく旨い鰻なのだが、尻尾が特に濃厚な味で、これを先に食べてしまったら、他の部分が味気なく感じてしまうほどだ。 午後から夜までノンストップ。 疲れたが良い仕事ができた。 満腹、満腹

  2008年10月31日

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• これもまた 加齢臭なり 銀杏の実

  あぁ、今日も… 急に寒くなった。 そろそろ部屋着を長袖長ズボンに替えた方が良さそうだ。 と書いているうちにくしゃみが出始めた。 （しばし中断） …着替えた。 今日も忙しかったが、幸い昼時は余裕がある。 ランチさえゆっくりできれば、忙しくても体はもつし、精神のバランスも保てる。 で、何を食べたかと言うと、築地のふじむらで豚角煮定食である。 ホントは別な店を目指していたのだが、店の前に数人の待ち客がいたのでパスした。 魚を食べようと思っていたのに、なぜか角煮。 出てきた器には、１５センチはあろうかという肉の塊がゴロンと横たわっていただけでなく、１０センチほど縦半分の大根、さらには茹で卵が１個。 どれも十分に煮染まっていた。 ただ、大根はここまで煮込むなら、別鍋でやや薄味に仕上げた方が良いだろう。 中まで濃厚な甘辛い味が染みているのは、量が多いだけに辛い。 とはいえ、美味しかった、ご馳走さま。 満腹、満腹

  2008年10月30日

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• ため息し 見上げた空に うろこ雲

  あぁ、今日も…今日は少し落ち着いていた。嵐の前の静けさのような気もしないでもないが。それでも、やはりある程度の残業は仕方ない状況だ。僅かな望みを抱いて稽古道具を会社に持っていっていたが、やはり無理だった。とてもそんな状況にないことは自分が一番分かっていたのだが。今後もしばらく出張やらなにやらで稽古には行けそうになく、１ヶ月のブランクが生じることになる。こんなことだから、昇段審査に落ちるわけだ。ま、まだしばらくは仕事あっての趣味である。気長にいこう。昼ごはんは、ライオン７丁目店の２階でハンバーグ定食。交差点でふと空を見上げたら、みごとなうろこ雲。しばし見とれてしまった。また、昭和通沿いを歩いていたら、プーンと銀杏が香った。秋なんだな。満腹、満腹

  2008年10月29日

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• 人混みに ありて心は すすき原

  あぁ、今日も… 相変わらず慌ただしい。 今日のランチもコンビニで買ったサンドイッチとカレーパンだ。 カレーパンは余計だったかもしれない。 少々胸焼けがする。 午後、部下に任せきりにしてあった大きな主催会議が無事終了したので、夜は部下の慰労。 といっても、後回しにできない別件があり、前半は上司に任せて、私は２次会から参加。 カキフライなど少しだけしか食べられなかったので、解散したあとひとりで蕎麦を啜って帰った。 満腹、満腹

  2008年10月28日

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• 新そばを 告げる貼り紙 誇らしげ

  あぁ、今日も… 昼に木挽町砂場でもりそばとミニ親子丼で腹ごしらえした後は、午後は半日、資料を作っていたように思う。 仕事に取り掛かると一気呵成に仕上げなければ気が済まない性分で、何時間も休憩なしで座り続けていたりする。 一区切りつくと、急にトイレに行きたくなったり、のどの渇きを覚えたりで立ち上がるのだが… いたたたた。 体が凝り固まってしまって、腰をはじめ節々が伸びやしない。 そんなわけで、少々遅くなったが、会社帰りにスポーツクラブに寄った。 凝りをほぐすのが目的なので、水中歩行、ジャグジー、マッサージチェアのみ。 心持ち体が軽くなった気がする。 夕食は、目鯛煮付け、白菜・青菜・油揚げの煮浸し、イクラ醤油漬け、ご飯、発泡酒。 これでやめておけばいいのだが… ついつい、黒胡麻せんべいをつまみながら、眞露を１杯。 なんとか１杯で思い止まったのが救い。 満腹、満腹

  2008年10月27日

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• 冬支度 ベランダに出て 種集め

  あぁ、今日も… 疲れた。 何が疲れたと言ってＩＫＥＡである。 今さらながら初ＩＫＥＡだ。 かなり前から凄い人気だとは聞いていた。 月に何度も家族で通う熱心なリピーターも多いというし、食事もＩＫＥＡで済ませてしまうなど、一種のテーマパークになっているという。 車で新横浜に向かって行くと、ＩＫＥＡは突然に現れた。 とてつもなく巨大だ。 単独店でこれほど大きな店舗は、おそらく見たことがない。 駐車場も羽田並みにあるというのは大げさかもしれないが、そう言いたくなるぐらいに広いのに、全フロア満車ランプが点灯している。 車を降りて入口に向かうと、人、人、人。 世の中にこんなにも家具やインテリア用品を求める人がいたとは、驚くばかりだ。 店内は一方通行になっていた。 目指すコーナーが出口近くにあろうとも、すべての順路を辿らなければならない。 リビング用品やキッチン周りの品は今回のターゲットではないのに、あればついつい見てしまう。 所々にショートカットの抜け道があるのに、なんだかんだと全行程を踏破してしまった。 ２フロアに跨る広大なショールームの次に現れたのは、これまた巨大な倉庫だ。 ショールームでメモした列と棚の番号を頼りに、商品を探す。 そうなのだ。 この店の特徴は、自分で倉庫から商品を持ち出し、自分で持ち帰って、自分で組み立てねばならない。 一番の大物は、娘のタンス。 ２個口で、合計５０Ｋｇもあるし、長さもかなりある。 車に積めるだろうかと心配したら、妻は後部座席に載るでしょ、と事も無げに言う。 後部座席が荷物に占領されたら、家族３人でどうやって車に乗れば良いのか？ 買ったのは、娘のタンス、ベッドのサイドテーブル、電気スタンドなど。 買うつもりのなかったものをたくさん買い込んでしまったように思う。 荷物は、後部座席の半分を倒してトランクと繋げて、ぎりぎり入った。 夜７時ころに疲れ果ててようやく帰宅し、料理をする気力はなく、買ってきた惣菜で簡単に夕食を済ませた。 昼に萬天という近所の中華屋で焼きそばと餃子をガツンと食べたため、あまりお腹も空いていなかったのだが。 満腹、満腹

  2008年10月26日

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• 天狗なる 若造わらう 桐一葉

  あぁ、今日も… 仕事で疾風怒濤の１週間を過ごし、土日は骨休めしたいところだが、そうもいかない。 いよいよＤ－Ｄａｙも決まり、のんびりする暇などなく動き回っているうちに、あっという間に日が暮れた。 そして、夜は近所の寿司屋へ出掛けた。 寿司は美味しかったのだが、若いのに態度がでかい上に常連ぶった客が、我が物顔して大声でしゃべっていたのがどうもね… 面倒臭そうな客だから、店も注意しづらいのだろうが、あんな客がちょくちょくやってきたのでは、他の客が離れていくに違いない。 客商売は大変だ。 満腹？

  2008年10月25日

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• 何事も なく過ごしたし 夜長かな

  あぁ、今日も… 昨日までと打って変わって、退屈な１日。 やるべきことがないわけじゃないが、新しい仕事に取り掛かる気にはなれず、半分寝ているように過ごした。 昼休み、雨が弱まっていたので、伊東屋にリフィルを買いに行き、ついでに八眞茂登で麺か炒飯でも食べようと遠出してみた。 ところが… 歩いているうちに雨は強まるし、しかも、八眞茂登は閉まっていた。 八眞茂登が閉まっていたというより、ビル全体が閉鎖されているようだ。 ＩＴＯーＹＡ３の帆船模型店も閉店していた。 雨あしはさらに強まり、目の前の一休庵に飛び込んだ。 生かき天ぷら丼という貼り紙が目に入った。 頼まないわけには行かないだろう。 カキフライは数多食べてきたが、牡蠣の天ぷらは初めてかもしれない。 かき天ぷらが３個、サツマイモ、ナス、ピーマンが各１個の天丼である。 タレは辛い。 甘ったるいタレが多い中、珍しいほど甘さがない。 でもそれがかき天ぷらには合っているように思う。 店を出たら、土砂降り。 夕方、残業せずに稽古に行こうとパソコンの電源を落とそうとしていたところへ、流れを変える１通のメールが届いた。 結局、夜中まで残業。 満腹？

  2008年10月24日

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• 解散の 声消え入るや 秋の暮

  あぁ、今日も… 忙しかった。 午後１時から会議に出なければならないのに、正午過ぎに急ぎの資料作成を頼まれ、仕上げて、社外の関係先にメールで送ったのが１２時４５分。 外に食べに行くのを諦めて、数ヶ月ぶりに社食に行った。 システムが変わってから（もう２、３年経つと思う）１度も定食コーナーに行ったことがないので、どうやって定食を食べることができるのか分からない。 よって、麺コーナーで天ぷらそばを食べた。 以前は、社食で食べると午後には胸焼けしたものだが、今日は幸か不幸かそんなことを考えている暇がないほど、忙しかった。 ジェットコースターに乗ったような１日の終わりにやってきたのは… 満腹？

  2008年10月23日

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• ふうふうと ご飯かき込む 唐辛子

  あぁ、今日も… 餃子を食べたい気分だった。 皮の厚い、どっしりした餃子がいいな。 しかし、銀座のどこでそんな餃子が食べられるか、思い浮かばない。 イメージは異なるが、紅虎の鉄鍋餃子で手を打つことにした。 紅虎はしばらく前に来た時に接客レベルが酷く落ちていて、足が遠のいていた。 様子見も兼ねている。 鉄鍋餃子を注文する筈が、今日の日替わりは豚肉と茄子のピリ辛炒めだと聞いて、あっさり方針転換。 豚肉、茄子の他に、茸もふんだんに使われ、私好み。 正解だったと言って良いだろう。 接客も問題ない。 長い間敬遠してきたが、今日をもって封印解除だ。 さほど辛さを感じなかったのに、食べ終わる頃には大汗をかいていた。 満腹、満腹

  2008年10月22日

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• 白髪増え 秋の訪れ 感じけり

  あぁ、今日も… さほど忙しくはないが、神経戦の１日。 ここ数週間で急に白髪が増えた気がする。 半年前なら１本白髪が見つかったら驚いていたのに、１ヶ月前には朝の鏡の中の自分の頭に３本の白髪を見つけるようになり、ついには今朝、探しもしないのに６本の白髪が鏡に映っていた。 ４０半ばという年齢を考えればかなり少ない方だとは分かっちゃいるが、それでも自分なりにはショックだ。 今までが楽をし過ぎていたのだろうか？ 苦労を感じないのは、気の持ちようだと思ってきたが、甘かったのか？ ま、こんなことこそ悩んでも詮無いことだ。 昼食は、肉じゃがが食べたくて、きっどで小鉢定食。 肉じゃがというよりも、ジャガイモだな。 肉じゃがにポテトサラダもと言いたいところだったが、さすがにそれは店員に笑われるだろうと、肉じゃが、きんぴら、卯の花をチョイスした。 …のに、肉じゃがが売り切れていた。 「じゃあ、ポテサラ」と言おうとしたが、店員はすでにきんぴらと卯の花を手にしていた。 仕方ない。 もう一品は鯖焼きにした。 夜は、神経をすり減らして、このまま帰る気分にもなれないところに、珍しく部内の上役、同輩が同調し、軽く飲んで帰ることになった。 昼間の悔しさを晴らすべくコンビーフポテトなどつまみながら、バーボンソーダを何杯か。 満腹？

  2008年10月21日

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• 天高く 仕事のミスも ケセラセラ

  あぁ、今日も… 週を越えても厄介な問題が横たわったままだが、良い方にも悪い方にも動きはなく、黙って待つしかない週のスタートだ。 共犯者とでも言うべき、他の部署の上の人が腫れぼったい目をパチパチさせながら、「君は大物だな。どうしたらそんなに泰然としていられるんだい？」と皮肉半分、感心半分で言った。 実際、悪い方に転べばＡ級戦犯リストに間違いなく載るだろう。 それでも、クビになるわけじゃなし、しばらく地方で骨休めができると割り切ればいい。 とはいえ、定年が見えてきている上の人にとっては、定年後の再雇用や関連会社への転籍に影響するかもしれないと思えば、週末は眠れなかったのかもしれない。 それよりも問題は今日の昼、食べたいものがなにも浮かばない。 そんなときは、カキフライ。 でも、どこでカキフライを食べるべきか、これまた悩ましい。 で、結局、三州屋。 狭くて、慌ただしくて、急かされて食べさせられるような、落ち着かない店なのだが、時々行きたくなる。 で、やっぱり急かされた。 料理は美味しいのだけど、食後に感じるのは満腹感でも満足感でもなく、喧騒の中から脱出した解放感だ。 と言いながらまた来てしまうのだろうな。 満腹、満腹

  2008年10月20日

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• なんとなく 洋梨ひとつ カゴに入れ

  あぁ、今日も… しばらく前から皮膚科に行かなくては、と思っていた。 背中の一部がアトピーみたいに肌荒れを起こしている。 最初に気付いたのが、夏の旅行の後ぐらいだったから、随分と前になる。 日焼けしたみたいな症状だったが、背中を焼いた覚えはない。 覚えはないが、少し痒い程度なので、さほど気にも留めずに放ってあった。 そうこうしているうちに、もう２ヵ月以上になる。 そんなわけで重い腰を上げて、近所の皮膚科へと出掛けたのだった。 皮膚科に行くのが気の進まないわけは、混んでいるからだ。 とにかく待たされる。 今日だって、出遅れてしまい１１時に受け付けしたら、「最低１時間半待ち」と宣告された。 一旦帰宅してＺＡＺＩＥと散歩に出掛け、再び帰宅して新聞を読んでから皮膚科に戻ったが、それからでも先生の前に座るまで１時間を要した。 そんなにも皮膚で悩んでいる人が多いのか？ 土曜であることを考慮しても、それでも多い気がする。 で、診療は１分。 塗り薬を処方してもらっておしまい。 ２週間できれいさっぱり治るという見立てだ。 早くに皮膚科に来るべきだった。 昼は、昨晩の残りのカレー。 夜は、うどん入りの水炊き。 満腹、満腹

  2008年10月18日

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• 賑やかと 思えど所詮 竹の春

  あぁ、今日も… 疲れた… 昼はオフィスの机でパソコンに向かいながら、サンドイッチで済ませた。 それでも、３時頃までは、紆余曲折ありながらも思う方向に動いていた筈なのだが… 慢心だったのか？ 満腹？

  2008年10月17日

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• 夜業後の 誘い空振り 帰り道

  あぁ、今日も… 残業して１０時頃に会社を出た。 普段はあまり残業をしない部下が一緒に残っていたので、「ビールでも飲んで帰るか？」と誘ったら、「風邪気味なんでまっすぐ帰ります」と袖にされた。 ま、正直言って、私も少々疲れていたので断られてホッとしたのだが。 帰りの電車内で変わった車内アナウンスが流れた。 「５号車の一番後ろのドアをいじくっているお客さま、あなたのせいで発車できません。ドアをいじくるのを止めてください。他のお客さまが迷惑してます」 これを聞いて、近くにいた女の子ふたりが、「チョーうけるし。こんな車内アナウンス、初めて聞いた」と大笑い。 夜１１時だというのに混雑して疲れが漂っていた車内に、静かな笑いが広がった。 電車に乗り遅れた酔っ払いがドアを開けようとしている。きっとそんなことなのだろう。 …と思ったら違った。 次の駅でもアナウンスが流れた。 「５号車の一番後ろのドアをいじくっている男性２名のお客さま、他のお客さまの迷惑です。ドアをいじるのはお止めください。」 つまり、容疑者は車内にいるのだ。 冷静に考えてみれば、駅のホームの放送ではなく、車内アナウンスなのだから、名指しされた人物も当然に車内にいるわけだ。 いったい何をしていたのだろう？ それと、車掌はどうして分かったのだろうか？ 車内中を見渡せる監視カメラがあるのだろうか？ 家で娘にこの話をしたら、案の定、「チョーうけるし」とバカうけだった。 昼食は、銀三で串天うどん。 銀三もいまや行列が絶えない店になってしまった。 満腹、満腹

  2008年10月16日

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• 新そばの 香る老舗や 昼下がり

  あぁ、今日も… 久々に忙しい１日だった。 朝から夜までノンストップ。 昼食も、昼休みがとっくに終わった頃に、出先から戻る途中で采女町長寿庵で焼肉定食をかき込んだ。 焼肉定食と言っても、焼肉丼（とは名ばかりで、丼飯の上に甘辛く煮たような肉片が何切れか載って、タレがかかっている代物）とそばのセットだ。 そばは温かいのと冷たいのと選べたので、冷たいのを選んだ。 普通は冷たいそばと言ったら、もりそばだと思い込んでいたら、丼に冷たいそばが入っていて冷たいかけ汁がかかっていた。 そういえば、小諸そばでも同じことがあったな。 冷たいそばとは、普通はこういうのを言うのだろうか。 残業が長引いて、稽古に行けなかった。 道具を持って来ていたのに。 満腹？

  2008年10月15日

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• 望月を 眺め慢心 戒めり

  あぁ、今日も… 昼は、ふじむらでカキフライ定食だ。 美味い、美味いよ。 カキ独特の磯臭さをソフトにかわしながら、それでいてカキらしさを損なわないこの身のこなしは、シルクドソレイユか中国雑技団の軽業師のようだ（どちらも生で見たことはないが）。 やっぱりね、この店ならやってくれると思っていた。 この店、女将か板さんにもう少し華があったらすごく繁盛するだろうに。 夜は、上司に誘われて、寿司屋で飲んで食べた。 初めての店だったが、良い店だった。 その上、上司が「奥さんや子供にもよろしくな」と言って、土産の寿司折りまで持たせてくれた。 先週金曜日に、さんざん激論を交わし、さすがの私も上司相手に言い過ぎたかなと反省していたところだったのだが。 上司の方が一枚上手だったようだ。 さすがは年の功。 女房、娘も大満足。 満腹、満腹

  2008年10月14日

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• 体育の日 寝技の稽古 鼾かき

  あぁ、今日も… ３連休最終日、今日も行楽日和だ。 が、昼前にＺＡＺＩＥと散歩に行っただけ。 ペットショップに寄ってＺＡＺＩＥの餌を買ったら、また値上がりしていた。 他の餌ならずっと安いものがあるが、ＺＡＺＩＥの持病予防のためには獣医の指定した餌でなければならない。 人間の子供よりはずっとお金がかからないのだから、良しとしよう。 散歩の後は、夕方にやってくるお客さんのために、ひたすら掃除。 昼食は、簡単に買ってきたおでんで済ませた。 掃除が一段落してソファに沈み込んだら、いつの間にかうたた寝していた。 夕方に１時間ほどお客さんを迎え、その後、買い物へ。 帰宅後、お腹が空いていたので、近所の居酒屋で夕食。 ちょっと疲れた。 満腹、満腹

  2008年10月13日

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• 静かなる 鎮守いずこへ 秋祭り

  あぁ、今日も… 今日は驚神社のお祭り。 昨晩から祭り囃子が聞こえている。 娘と出掛けたが、以前ほど娘も喜ばない。 ま、中学生にもなって、父親と祭りの縁日に出掛けてはしゃぐ女の子など、日本中探してもそうそう見つからないだろう。 屋台では何も買わず、ミスドでポンデリングを買った。 ３５年余も、いつもオールドファッションとフレンチクルーラーばかり食べてきたが、ポンデリングも悪くなかった。 夕食は、鶏のハーブ焼き、蒸し茄子、イクラ醤油漬け、昼に余ったうどん入り味噌汁、納豆ご飯。 満腹、満腹

  2008年10月12日

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• 秋空に 顔向けできず 自己嫌悪

  あぁ、今日も… １日寝て暮らした。 自業自得。 昼食は、サーモンムニエル少々、イクラ醤油漬け、ご飯。 夕食は、豚肉とレタスのしゃぶしゃぶ。 寝過ぎで腰が痛む。 やれやれ

  2008年10月11日

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• 金木犀 香る小径を 千鳥足

  あぁ、今日も… とは書いたものの、２日遅れで１０日の日記を書いている。 ブログ開設以来、１日も欠かすことなく書き続けてきたが、それは結果としてそうなったのであり、信念や自分に課した課題だったわけではない。 正直言って、書くのが辛かったこともある。 長く続けるほどに義務のように感じるようになったこともあった。 が、今回は２日書かずにいて、「まあ、いいかな。ここらで休んでみようか」と妙に気負いがなかった。 …の筈だったのだが、なぜかこうして２日遅れで書いているのである。 １０日の昼食はブラッスリーレオでスープカレー。 スープカレーを食べた経験はこれが３度目だが、好みのタイプの食べ物と言える。 夜は、上司らと寿司屋で騒いで、その後もう１軒、初めてのバーへ。 上司との議論が白熱して、いくぶん度を越してしまったかも。 反省

  2008年10月10日

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• 秋深し シーズンインの 鐘が鳴る

  あぁ、今日も… 昨日、越後屋に行く前に、ふじむらがカキフライを出しているのは確認済みだ（待ち客がいたので、昨日はパスした）。 ふじむらはどんなカキフライを食べさせてくれるのだろうと、期待しながら築地に向かったのだが… ガーン、今日のランチは臨時休業だ。 嘆いても仕方ない。 きびすを返して、にし邑へ。 にし邑は相変わらず行列だったが、幸いにして昨日ほど混んでいなかった。 少しの迷いもなくカキフライを注文した。 この店では、レモン、タルタルソースの他に、岩塩が付く。 もちろん、トンカツ屋だから甘口と辛口のソースもある。 シンプルに岩塩で食べるのがお薦めだ。 さらに、オプションで卸しポン酢もあるのだが、これは３００円もする。 ちょっと高過ぎやしないか？ それならばあと５０円プラスして、カキフライを３個追加した方が良いに決まっている。 とかなんとか言いながら、充実した昼食を堪能した。 午後中、体から揚げ油の匂いが発散され続けたのには、閉口したのだが。 満腹、満腹

  2008年10月09日

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• 温め酒 ちびりちびりと 家で酔う

  あぁ、今日も… 娘が私の顔を見て、言った。 「あっ、お父さん、トンコツに行ったんだ」 トンコツぅ？ 「あれ？トンコツって言うんじゃなかった？髪を切るのは何だっけ」 それはサ・ン・パ・ツ ギャグなのか、天然なのか… という話を何日か前から書こうと思いつつ、忘れていた…はずなのだが、本当にまだ書いていないのかと考えると自信がもてない。 子が子なら、親も親ということのようだ。 そんなわけで（どんなわけだ？）、今日の昼休みには、東銀座のトンカツ屋にし邑へ出掛けた。 といっても、トンカツが狙いではない。 ふと気付けば早くも１０月である。 そろそろ季節だろう。 そう、カキフライである。 心弾ませながらにし邑の引き戸を開けると、うなぎの寝床の店内の壁際に、びっしりと待ち客が立っていた。 １０人ぐらいはいそうだ。 にし邑を諦めてさまよったが、私のセンサーに反応し且つ待たずに入れそうな店は見つからなかった。 仕方なく、カキフライを先送りして、築地の越後屋でまる得コロ定食を食べた。 塩鯖焼き（小）、自家製卵焼き（一切れ）、コロッケ（１ヶ）、きんぴらごぼう（少々）、冷や奴（小）、海苔、ご飯、味噌汁。 １品ずつはスモールポーションだから、品数のわりに全体量は多くない。 一点豪華主義より少量多品目を好む、私向きの定食である。 しかも、いもコロッケだ。 昨晩もいもコロッケを食べたが、飽きないどころか、２日連続で食べられてラッキーに感じてしまう。 ジャガイモをこよなく愛する私である。 以下、余談。 前々から書こうと思っていたテーマがもうひとつある。 そのテーマとは、「勝間和代」だ。 私よりいくつか若い経済評論家かアナリストらしい。 優秀なキャリアウーマンであり、３人の子を育てるシングルマザーでもあるという。 が、彼女がどんなビジネスキャリアを誇り、いかなる主張を展開しているのかは知らない。 私の興味の範疇には引っかからない。 ところがである。 インターネットを覗いても、新聞を広げても、本屋に行っても、電車でぼんやり中吊り広告を眺めても、至るところに彼女の顔写真があるのだ。 彼女の顔を見ない日はないと言って過言ではない。 そして、いつも似たり寄ったりの写真なのだ。 開襟ブラウスのスーツ姿で、真っ直ぐこちらを見ている。 いわゆる目ヂカラのある視線だ。 それから鼻息が荒そう。 で、そんな彼女の自信に満ちた表情に出会うと、なぜか私の胸の奥にざわざわとさざ波が立ち、落ち着かない気分になる。 恋心ではない（たぶん）。 不愉快でもない。 苦手意識でもなさそうだ。 少しだけ不安になる。 それが何に対するどんな不安なのかは、自分自身ちっとも分からないのだけど、彼女の自信溢れる視線に出会うと、肌が微かに粟立つのだ。 満腹？

  2008年10月08日

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• 南国に 想いを馳せる 夜長かな

  あぁ、今日も… 先週金曜の海南鶏飯で味をしめた私は、今日もふらふらと汐留に向かった。 二度目で慣れたためか１０分足らずで汐留シティセンターに着いた。 今日は海南鶏飯を横目で眺めつつ、迷うことなくハイチへ一直線だ。 注文はこれまた迷うことなくドライカレーである。 何年ぶりだろう。 この店のドライカレーは、ドライカレーと言ってもカレーピラフタイプではない。 ご飯の上にカレールーが載っているのは普通のカレーライスと同じだが、そのルーの汁気が少ないのだ。 とかなんとかぐだぐだ説明するより、百聞は一見にしかず。 写真を撮った。 そうそう、この味。 あまり辛くないのだが、このルーがあればまだまだご飯が進みそうだ。 大盛にすれば良かった。 食後のハイチコーヒーも美味い。 ブランデーを１、２滴垂らして、香りを楽しんだ。 汐留通いが続きそうだ。 満腹、満腹

  2008年10月07日

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