我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

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• 風薫る 銀座京橋 日本橋

  あぁ、今日も…なんだかさっぱり仕事をする気が起きない。といっても、二日酔いではない。一仕事終えて、心はもう夏休みに向かっている。食欲はあるのかないのか良く分からない。こういうときはそば屋だな。木挽町砂場で、ミニ親子丼ともりそばのセット。この店では夏になると冷しキツネを食べている人が多い。美味しいのかな？なぜといった理由があるわけではないが、私は冷しキツネとか冷やしタヌキには食指が動かない。でもこれだけ周りで食べている人がいると気になる。そして、壁には「冷しキツネにはお好みで酢を掛けてお食べください」と貼り紙がしてある。そばに酢ねぇ…？ちょっと想像がつかない。気になるなら食べてればいいのだが、決心がつかないのである。満腹？

  2008年07月02日

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• 一年の 半分過ぎて 五月晴れ

  あぁ、今日も… こぐれさんの本を読んでいて、たまらなくカルボナーラが食べたくなった。 自分で作るには週末まで待たなければならないので、やむなく、あるでん亭へ。 出てきたカルボナーラは、想像とやや違っていた。 どこが違うかと言えば、生クリームの存在が感じられないのである。 見た目は茹で上げパスタにベーコンと卵黄を絡めて、粗挽き黒胡椒を振っただけに見える。 事実そういう味なのだが、癖になるような美味さがある。 そして、黒胡椒がかなり刺激的なのも良い。 満足。 但し、今日はなんだか店員が慌ただしく狭い店内を走り回っていて、なんとも落ち着かない。 客も釣られたのか、席に着くなり大声で店員を呼んでいる。 何事かと思えば、「注文、いい？」だって。 女性連れの若い男だったが、こういう男を彼氏や夫にして良いことはない。 待たされたわけでもないのに、たかがランチを注文するのにせっかちに叫ぶような男は、肝っ玉が小さい。 夜は、送別会。 転出する上司に付き合って、日本酒。 それでも、今夜はほどほどで切り上げた。 満腹、満腹

  2008年07月01日

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• 明け方に 涼しくしゃみの ひとつ出て

  あぁ、今日も… 株主総会が終わると、次は人事異動だ。 ここしばらくは仕事は大きく動かず、慌ただしさとまったりとが同居している。 私のチームは今回は無風なので、どちらかと言えば、まったり。 昼は酢飯の香りに誘われ、築地本願寺の向かいの築地寿司岩に入った。 高級感溢れる長いカウンターに座り品書を眺めたら、握りにするつもりが、「限定２０食」の言葉に釣られてばらちらしを注文してしまった。 ネタには、エビ、タコ、赤身、子持ち昆布、玉子焼き、干瓢、椎茸の他に、じゅん菜も載っている。 あさりの吸物は、あさりの出汁がしっかり出ていて、気に入った。 ご飯が冷え気味なのが減点を免れないが、コストパフォーマンスは悪くないと言って良いだろう。 しかしなぁ、店員に勢いがないんだよな。 職人たちの動きがちんたらしていて、きびきびした様子は少しもない。 退屈しているようにすら見える。 フロアの女性たちは客の後ろに立って、世間話をしている。 そんなに暇なの？ 暇なら客の様子を見て歩いたらどうだろう。 私の湯呑みはしばらく前から空だというのに、一度も注ぎ足しに来ない。 やる気がないなら、昼の営業はやめた方が良いだろう。 接客を改めれば、悪くない店になれる気がするのだけどな。 満腹？

  2008年06月30日

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• 夏の宵 泡盛浴びて ハナハナと

  あぁ、今日も… ようやく週末だ。 ゆっくりと朝寝坊したいのに、隣の部屋から、朝早くに娘の携帯がＮＥＷＳだかＨｅｙＳａｙＪｕｍｐだか知らないが、がなりたてる。 しかも、娘は起きないものだから、５分ごとに鳴り響く。 用事もないのに、休みに目覚ましを設定するのはやめてくれ。 で、午前中は何をしていたのだっけ？ 案外忙しくしていたのだった。 昼食は、昨晩の残りの夏野菜カレー。 昼食後は、まず、車検の見積もりに出掛けた。 気が付けば、愛車ロバ君には９年も乗っているのである。 まだまだ普段使いにはなんの不満もないのだが、登り坂などでは時おり息切れを感じることもある。 純正部品も手に入らなくなって久しいし、２年後の車検あたりが買い替え時なのかも知れないな。 ちょっと寂しい気分。 その後、スポーツクラブ。 ブルブルマシンに揺られながら、雑誌ターザンの３週間で３キロ痩せるという特集を読んだのだが、アルコールは絶対に不可という文字を読んで断念した。 １週間の禁酒でもかなり無理があるのに、３週間などあり得ない。 本社の所属長以上になって３週間も飲まずに済ませるためには、よほどの変人だという噂に耐えなければならないか、所属長とは名ばかりの閑職に我慢するかどちらしかない。 ま、飲まなきゃ仕事が始まらない会社の体質も、そろそろ変えなけりゃならないのだろうが。 夕食は、近所のＴｏｍｙで。 この店、できた頃に一度来たが、その頃は方向性の見えない中途半端な飲み食い処のイメージだった。 ところが、いつの頃から沖縄色を出し、今ではすっかり沖縄料理の店である。 そして、沖縄に傾くほどに客足も伸びているみたいだ。 が、私がいくら沖縄料理に傾倒しようが、妻と娘は今一つ。 口では沖縄に行ってみたいと言うものの、海を期待するだけだ。 そんなわけで、Ｔｏｍｙに来ることもなかったのだが、珍しく妻が同意したので来てみた。 海ぶどう、ミミガー、ジーマミー豆腐、ソーキ、豆腐よう、沖縄焼きそば（正統派？のケチャップ味だ）、オリオンビール、古酒（くーすー）などを楽しんだ。 ナーベラがなかったのが残念。 締めに沖縄そば。 結構イケる。 紅生姜をやめて、生の生姜の細い千切りを載せると、ずっと味が締まると思う。 店員は皆さん沖縄出身風だったが、たぶん彼らから見て、私も同郷か、さもなけりゃ沖縄出身の両親の下で育ったように見えたと思う。 ハナハナ

  2008年06月28日

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• 茄子美味し ひとりそば屋で ニンマリと

  あぁ、今日も… 昨日の疲れを引きずっているが、二日酔いはなさそうだ。 ひと仕事終えた翌日の金曜日だから、少しのんびりしてもいいだろう。 昼は、成冨に出掛けた。 今の季節は、焼きなすの冷やしそばが目当てだ。 なすが堪らなく美味い。 なすの周りに置かれた枝豆がしっかりした味で良いアクセントになっている。 そばも言うことなし…と言いたいところだが、ちょっと硬過ぎやしないだろうか？ もうほんの気持ちだけ柔らかく茹でても良いように思える。 それと、いつも出て来たそばを見て、「少ないなぁ。大盛にしておくべきだったな」と悔やむのだが、食べ終わって、ポタージュ状の濃厚なそば湯を飲み干すと、ちょうどお腹が満たされて、物足りなさはどこへやら。 実に考えられた演出だ。 とすると、麺の硬さも考えた末のものなのだろう。 満腹、満腹

  2008年06月27日

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• 茶番劇 終わりて苦き ビール飲む

  あぁ、… 終わった。 長かった。 疲れた。 ２時頃にようやく幕の内弁当にありつけた。 夕方から打ち上げ、そして、海外に転勤する元上司の壮行会にスライド。 いろいろ考えなければならない宿題は残ったが、今夜のところは酔っ払うのが正解だろう。 満腹、満腹

  2008年06月26日

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• 決戦の 明日は梅雨空 予報では

  あぁ、今日は… 朝から明日の祭りの準備。 毎年欠かさずとは言わないが、２０代の頃からこれで何度目だろう？ 責任者の立場に立ったことこそないが、兵隊から参謀まで一通りこなしてきた経験は、社内では右に出る者がいないはずだ。 ま、それだけ年を取ったのだろう。 昼食は現場で幕の内弁当。 きっと明日も代わり映えしないはずた。 夜まであれやこれやの詰めをして、一旦会社へ。 実はネクタイを取りに行っただけだったりする。 今夜は都内のホテル泊まり。 他にも泊まる連中はいるのだが、皆忙しそうだ。 暇にしているのは部長と社長と私ぐらい。 去年はこのメンバーで食事したのだが、今年はお呼びがかからなかった。 去年で懲りたか？ 仕方なく？移転休業からようやく再開した馴染みのワインバーにひとりで出掛けた。 銚子産のオイルサーディンとトマトのブルスケッタ、キノコと塩豚のペンネで、ドイツの白ワインをボトル半分ほど。 鰯がほど良い鰯臭さを出しているのと、なんと言ってもトマトが驚くほどフルーティーで味がある。 マダム曰わく、「フルーツトマトでもチェリートマトでもないのだけど、イタリア原産のこだわりのトマトらしいですよ」とのこと。 みんなでワイワイ言いながら飲むのも楽しいけど、ひとりでワインと料理の味を確かめながら、時折マダムと言葉を交わして静かに時を過ごすのも悪くない。 いや、悪くないどころか、ずっと居心地が良い。 ただ、こんなことを書いたのが知れたらマダムが怒るかも知れないけど、今夜改めて思ったのは、美味しい白ワインと美味しいフランスパン、そして美味しいバターがあればそれで満足だということだ。 ２０年ほど前には、コリドー街の向かいにそういうワインの店があった。 ともあれ、我が根城の復活に乾杯！ 満腹、満腹

  2008年06月25日

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• 打ち水が 目に見えるよな 店見つけ

  あぁ、今日は… タイカレーが食べたい気分で、えすとに向かった。 えすとはタイ料理屋ではなくカレー屋だが、グリーンカレーがある。 えすとに向かう道すがら、新しい店を見つけた。 道の角にあり、道に面した２面の壁がなく、オープンエアな店造り。 といっても、洋風ではなく、吉祥寺の焼鳥屋の伊勢屋みたいな感じ（もう１５年も伊勢屋を目にしてないが）。 人の背丈ほどの大きな提灯が目印だ。 ちょっとイイ感じ。 しかし、今日はえすとだ。 と思ったのも束の間、えすとが見えるところまで行くと、長い行列が確認できた。 えすとはこれがあるからなぁ。 味は良いけど、店が狭いし、案外と回転も悪い。 その上、路上で待たなければならないのが嫌だ。 そんなわけで、時々えすとのカレーが食べたいと思いながらも、足が遠のいてしまう。 きびすを返して、先ほどの提灯の店へ。 立ち呑みうどん酒場銀三というらしい。 昼は串天のついたうどんを出している。 串天ぶっかけうどんとおにぎり１個で７００円。 悪くない価格設定だ。 串天は、鶏肉、ネギ、ナス、ソーセージ、ちくわが１本の串に刺さって薄い衣を付けて揚げてあり、これが２本うどんの上に載っている。 麺は讃岐系。 惜しむらくは、つゆがやや濃いことだ。 温かい串天うどんのつゆは、讃岐系の透明度の高いものなのに。 オリジナリティを出そうとして、考え過ぎてしまったのか。 でも、全般的に私の中では高得点と言って良いだろう。 今度は夜に来てみよう。 満腹、満腹

  2008年06月24日

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• ひめゆりや 言葉にならぬ もどかしさ

  あぁ、今日も…今日は沖縄慰霊の日だという記事を朝の新聞で読んだが、昼休みにはすっかり忘れていた。ところが、潜在意識の片隅に引っ掛かっていたのか、気が付けば沖縄食堂じまんやの前に佇んでいた。慰霊の日の特別メニューだと女将さんが言ったが、ラインナップはいつもと変わらず、ただ値段が安くなっていた。慰霊の日になぜ安くなるのかは疑問だが、少なくともそれによって今日が慰霊の日であることを知らせる効果はあるのだろう。中には「慰霊の日？なにそれ。ま、安くなるなら何でもいいや」という人もいるとは思うが、だからと言って、慰霊の日の特別価格の意義を否定すべきものではない。沖縄で失われた数十万の命に思いを馳せながら、ゴーヤチャンプルーを食べた。話は変わるが、私がよく行く沖縄料理屋の中で、この店の味が一番イマイチな気がするのだが、ここのところ一番足繁く通っているようにも思う。なぜだろう？満腹？

  2008年06月23日

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• そら豆や さやがもすこし 小さけりゃ

  あぁ、今日も… 今にも降り出しそうな空の下、稽古へ。 素振り、そして初伝大森流１２本、制定１２本を抜いたら、それだけでもうヘロヘロだ。 外はさほど暑くなかったのに、稽古場のこの蒸し暑さはなんなのだ。 稽古が終わって、食事には付き合わずに帰るつもりが、参加者が少なく断りずらくて結局は寄り道。 あぁ、ビールが美味い。 最近は家でもっぱらカロリーオフの発泡酒ばかり飲んでいたら、偶に飲む本物のビールの苦味が苦手になっていたのだけど、今日のビールは喉で感じたホップの苦味がしみじみ美味かった。 汗も掻かずにビールを飲んではいけないな。 ビールのほか蒸し鶏、麻婆豆腐、餃子、五目焼きそばで、ひとり１千円ちょっと。 家に帰るとたまらなく眠くて、しばし昼寝。 目覚めると少し頭痛がする。 昼酒＋昼寝はこれがあるからつらい。 夕食は、とりすき、そら豆旨煮。 とりすきは、醤油を入れ過ぎて少々辛くなってしまった。 ところで、とりすきに入れた焼き豆腐。 焼き豆腐のレゾンデートルっていったいなんなのだろう？ 豆腐の表面に焦げ目を付けただけじゃないのか。 なぜ普通の豆腐ではなしに、焼き豆腐でなくてはならないのか。 焼き豆腐の冷奴や湯豆腐はありなのか？ 謎だ。 満腹？

  2008年06月22日

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• 夏至る 長き昼間を 無駄にせり

  あぁ、今日も… 午前中にあれやこれやしているうちに、スポーツクラブへ出掛けるのが昼近くになってしまった。 ガラガラを期待して行ったら、いつもより混んでいて驚いた。 ２時間ほど汗を掻いてお腹を空かせ、さて何を食べよう？ 迷った末に、たまプラのラーメン七志で味付煮玉子入り七志ラーメンと半餃子（３個）。 こってりねっとりのとんこつスープに、やや太めの麺。 トッピングは、煮玉子、海苔、焼叉、メンマ、茎ワカメまではよくあるが、ささがきゴボウが載っているのはこの店オリジナルなのだろう。 しかし、成功しているようには思えない。 ゴボウの存在が何も生み出していないのだ。 ただそこにゴボウがある以上のなにものでもなく、かといって邪魔にもならず、「あっ、ゴボウ君、いたんだ？全然気付かなかったよ。ゴメン」って感じ。 餃子は包みが甘くて、やる気なし。 一日中雨の予報が、一時は晴れ間も見えたので、ＺＡＺＩＥと散歩。 大好きな散歩なのにあまり喜ばないと思っていたら、後から考えるとエサをやり忘れていたかもしれない。 腹が減っては散歩はできぬ。 昼食が遅かったのと、こってりねっとりのとんこつスープの余韻で、夕食のメニューがさっぱり浮かばず、スーパーの店内を行ったり来たりしているうちに、外は土砂降りになっていた。 部活から帰宅するなり、「お腹空いた。ご飯まだ？」と叫ぶ娘のために、仕方なく夕ご飯を用意する。 かます刺身、変わり冷奴（鰹節、刻み葱、ちりめんじゃこを載せ、煙が立つほど熱したごま油をジュッと掛け回し、醤油を垂らす）、トマト・アボカド・キュウリのサラダ、納豆ご飯という手抜き料理。 先週末も同じようなメニューだった気がする。 少々疲れ気味か？ 満腹、満腹

  2008年06月21日

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• 流水が 恋しき湿度 桜桃忌 （１日遅れ）

  あぁ、今日も… 焼きそばを求めて銀座をさまよう。 しかし、今日もどこへ向かえばいいのか思いつかない。 気がつけば外堀通りの７丁目付近。 こんなところに中華屋なんて…目の前にあった。 北京料理 東興楼。 古臭い店構えだ。 少しためらいながらも、店内に客がいるのを確認して、思い切って入ってみた。 店内は外見よりさらに古びている。 かつては賑わった地方都市の老舗の本格中華料理店といったたたずまいだ。 賑わいが去って２０年は経った感じ。 店員の制服は、襟元と袖口が白く縁取られた青いワンピース。 その青さが実に安っぽい。 テーブルの天板は昔ながらの中華屋らしく朱色だ。 壁の品書の横に「魚翅面２２５０円」と書かれた紙が貼られているのも、なんとも言えない雰囲気を醸し出している。 誰がこの店でフカヒレそばを２千円オーバーも出して食べるのだろう？ 私は五目焼きそばを注文した。 食べたいと思っていた通りの餡かけ焼きそばに近いのだが、味は可もなく不可もなくといったところ。 ただ、餡の具が少々変わっている。 野菜に豚肉、イカ、エビ、鶉卵、キクラゲまでは普通。 しかし、イカ、エビ、鶉卵はきっちりひとつずつ。 他に小さな肉団子が半個。 そして、白身魚のフリッターの破片が少し… これっていったい？ 長崎チャンポンは貧乏な中国人留学生たちに安くて栄養のあるものを食べさせようと、ある店が食材の切れ端を集めて作ったのが始まりと聞いたことがあるが、今日のこの店も食材や料理の余りを… まさかね。 船場吉兆の後もそんなことをする店が、この銀座に存在するわけがない。 うーん… 焼きそば巡りは失敗だったな。 満腹？

  2008年06月20日

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  日盛りに 焼飯食べて 後悔す

  あぁ、今日は…午前中の会議は上の空で「焼きそばが食べたいなぁ。胡麻油がプーンと香るのがいいな」と夢想していた。昼休みになって夢の焼きそばを求めて銀座の街に出たのだが、どこの店でということを考えないまま、気が付くと歌舞伎座裏周辺。この辺に胡麻油が香る焼きそばを食べさせる店なんてあっただろうか？思いつかないまま、安易に目の前にあった中華そば屋の萬福に入ってしまった。がーん！そもそも焼きそばがない。仕方なく、焼飯にした。全然違うよ。一日の仕事を終え、帰宅して読売新聞夕刊を開く。木曜日は毎週楽しみにしているこぐれひでこさんの料理コラムが掲載されているのである。そして、この連載がついに本になった。こぐれひでこのおいしい画帳外で食べたり、知人から聞いた料理を自分で見よう見まねで作ってみる話。そして、いつも大成功。そんなに上手くいくのかな？と半信半疑で自分でも作ってみると、これが案外美味しい。彼女の文章、そして本業の絵もいかにも美味しそうなのである。週末にはこの本の中から、なにか作ってみよう。萬福？

  2008年06月19日

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• 衰えを 夏風邪ひいて 思い知り

  あぁ、今日は… １週間ぶりに体が軽い。 ようやく快復したのか？ とはいえ、朝から蒸し暑くて不快だ。 昼食は東芝ビルの広島牡蠣料理の店かなわで、かなわ重。 カキフライ、焼き魚、鯛めしなどがお重に入っている。 壁のポスターには、生牡蠣の写真に添えて「旬の味」と書かれていたが、一体いつからこの季節が牡蠣の旬になったのだ？ 牡蠣料理の店だから、１年を通じて牡蠣が楽しめるというのは悪くないと思うけど、広島の牡蠣が今旬を迎えているというのはないだろう。 岩牡蠣じゃないのだから。 と心の中でつぶやきながらも、久しぶりに食べる季節はずれのカキフライがうれしかったりする。 夜はなんとか途中から稽古に参加した。 １０日ぶりに鯉口を切ったら、やはりぎこちない。 それでもさすがに３年も続けているので、流れは体が覚えている。 案ずるより産むが易しだ。 ま、流れを覚えているのと、上手下手は別問題なのだが。 満腹、満腹

  2008年06月18日

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• 古茶を飲み また一年と ため息す

  あぁ、今日も… 今夜は来月転勤になる職場の先輩の壮行会と称して、築地場外の寿司屋へ。 未だ体調が復調しないため、今夜こそは１軒で切り上げるぞと我が胸に誓って出掛けたら、かえって長っ尻してしまった。 それでも、なんとか正気のまま帰宅。 冷蔵庫に作り置きの水出し緑茶を１杯。 なんと美味いことよ。 我が家の水出し緑茶は、京都長池の芳香園の玉露である。 私が今まで飲んだ中でこれ以上のお茶はない。 といっても、私が幼い頃から家で普通に飲む緑茶と言えばこれだった（ま、緑茶より番茶を飲む回数の方が遥かに上回っていたのだが）。 とにもかくにも、このお茶を一度飲んだら、おーいお茶も生茶もなにもあったものではない。 ペットボトルで辛うじて許せるのは、緑茶ではないが、天空烏龍ぐらいなものだろう。 娘も同意見である。 しかし、中２にしてこのお茶に舌が慣れてしまったら、将来苦労しないだろうか？ いや、私自身そんなに苦労はしなかったな。 人生なんとかなる。 それにしても、こんな美味しいお茶を教えてくれた、我が父、祖父に感謝。 お茶道楽は幸せ者の趣味だ。 しかし、ホントはこのお茶は冷茶用ではなく、普通に湯で飲むべきもの。 父からもらったものとはいえ、こんな贅沢をしていいのだろうか？ 満腹、満腹

  2008年06月17日

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• 梅雨は梅雨 晴れ間続きは 興が醒め

  あぁ、今日も…今日もまだ微熱中年。ホントに悪い病気なのかも？先週のことだ。久し振りにゆっくりと顔を合わせた会社の後輩が、「食田さん…もしかして、少し太りました？そうですよね。わぁーショックだ。結構メタボってますよね。前は、痩せてるタイプじゃなかったけど締まっていて鋭さがあったのに。すごいショック」と言われた。ショックは私の方だ。あれから日が経ってもまだショックから抜け出せない。この話を妻にしたら、「あなた、昼に食べ過ぎよ。揚げ物はやめなきゃ。頻繁にメンチカツ食べてるでしょ。煉瓦亭に行く回数を減らすことね」と言う。いや、まぁ、ごもっとも。というわけで、今日の昼は羽前で合鴨せいろ＋お替りそば１枚。…「合鴨」を「おろし」にして、お替りそばをマイナス１が理想だな。メタボ的には。満腹？※ 帰りの電車がやけに時間が掛かった。途中駅で後続電車の影響で遅れていたのは事実だが、それにしても、だ。

  2008年06月16日

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• 父の日や 親子の会話 三言（みこと）なり

  あぁ、今日も… 風邪の症状はほぼ終息したけど、少し動くと息切れがするし、すぐ疲れる。 そういえば、昨日の新聞に大人の百日咳が流行っていると書いてあった。 なんでも軽い咳がいつまでも続くのだそうだ。 症状が重くならないため、出歩いて菌を撒き散らすことになるらしい。 確かに、電車や街中で軽く咳込んでいる人が何人かいるような気がする。 私の場合は、喉にはきたが咳はあまり出なかったので、百日咳とは違うのだと思う。 しかし、百日咳のように、知らぬ間に悪い菌を抱え込んだのかもしれない。 よって、午前中は軽い散歩のみ。 が、アクシデントだ。 ＺＡＺＩＥが便秘になったらしい。 ウンチングスタイルのまま、お地蔵様のように固まってしまった。 見ると、半分出かかった状態でにっちもさっちも行かなくなっている。 仕方ないので…（省略） 昨日か一昨日、エサ以外の何かを食べ、それを消化できずにお尻で詰まったようだ。 出てきただけ良かったかも。 昼食の前に、早くも夕食の仕込みを始めた。 昆布と鰹で出汁を取り、湯剥きしたトマトを丸ごと１個。 薄口醤油とみりんで味を整えたら、落とし蓋の代わりに型崩れしないようにアルミホイルで全体をふんわり包み、弱火でコトコト煮込む。 昼は簡単にお好み焼き。 午後、ゆっくり体を休めるつもりが、自室の掃除を始めたら、これが大事。 ２時間半もかかって、終わった時にはヘトヘトになっていた。 その後、たまプラへ。 魚に関しては、近所のスーパーは良くない。 偶に１匹ごと買って、ウロコとエラ、ワタを取ってくれと頼むとやってはくれるが、仕事が雑だ。 一事が万事この調子とまでは言わないが、魚売り場を端から端まで見渡しても納得いく魚がひとつもないことが、時々ある。 それに比べて、たまプラ東急の地下には大手？の魚屋が入っていて、美味そうな魚が並んでいる。 一駅電車に乗っても行く甲斐がある。 で、イサキとアジの刺身を買った。 「おとうさん、ありがとう」 父の日に私にそう言ってくれるのは、刺身の容器に貼られたシールだけだ。 というわけで、夕食は、朝のうちに出汁で煮てあったトマトをよく冷やしたもの、刺身２種、冷奴の納豆・オクラ・刻み葱載せ。 ビールは贅沢してプレミアムモルツにした。 父の日に自分で自分を労う私なのであった。 ところで、あざみ野駅に貼られた発泡酒、麒麟ゼロの大きなポスターの女性モデルが前から気になっていた。 知っているのだけど、名前が出てこない。 それが、ようやく思い出せた。 浅香唯だ…ってそんな筈ないか。 これが浅香唯なら２０年前の写真だ。 新製品の低カロリー発泡酒という商品特性を考えても、今このタイミングで２０年前の浅香唯の必然性の有無を考えても、ま、あり得ない。 後でネットで調べてみたら、相武沙季（こんな漢字だったような？）だった。 アサカユイとアイブサキ、音が似ている。 満腹？

  2008年06月15日

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• 

  雲雀鳴け 鳴いて天へと 上り行け

  あぁ、…またしても。東北地方で大きな地震があった。平成の大合併で地名を聞いてもピンとこないが、岩手県と宮城県の県境の栗駒山の辺りが震源地のようだ。会社から関係者・関連施設の被害状況を知らせるメールが何通も届くが、幸いにして大きな被害はなさそうだ。とはいえ、被災者の方々の大変さを思うと胸が痛む。胸だけでなく、相変わらず体調はイマイチ。なかなか風邪が抜けない。横浜の空は初夏らしい爽やかさに満ちているのに。少しだけ散歩に出た。晴れた空の下、紫陽花がきれいに咲き誇り、地面には雑草に混じってネジ花が身をよじっている。栗の花が匂う。坂道の途中で街灯がお辞儀していた。昼食は娘がいないので、妻と辛い物を食べに出掛けた。たまプラの陳麻婆豆腐店。今まで食べた中ではここの麻婆豆腐が一番好みの味である。しかし、とてつもなく汗が流れ落ちるのが困りもの。食べているうちにぽたぽたと滴る。ほかにはエビチリも。こちらはあまり辛くない。いや、案外辛いのかもしれないが、麻婆豆腐の辛さで分からなくなっているのかもしれない。満足。食後、出かける妻を車で送ったついでに、ZAZIEと多摩川の川原まで足を伸ばしてみた。ヒバリがピーチクパーチク鳴きながら真っ直ぐに空を上っていくのが見えた。少しからだが楽になった気がする。夕食は、鶏団子入りポトフ、蒸し茄子の貝柱中華タレ掛け。満腹？

  2008年06月14日

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• 初夏の夜 難民キャンプの 客となり

  あぁ、… 今夜は妻と娘が出掛けていないというのに、よりによって家の鍵を持たずに出社してしまった。 飲んで帰る頃には妻たちも帰宅しているだろうと言いたいところだが、体調不良で飲みに行く元気はない。 それどころか、横になって眠りたい気分。 どこか横になれる場所はないだろうかと考えていたら、ふとネットカフェ難民という言葉が浮かんだ。 毎日、ネットカフェに「帰宅」する人が少なからずいるというではないか。 というわけで、ネット＆マンガ喫茶を初体験。 会員登録したり身分証を提示したり、なにやら面倒である。 ネット犯罪防止のため仕方ないのだろう。 リクライニング席とフロア席の選択は、横になりたくて後者を選んだ。 パソコンは不要。 ソフトドリンク飲み放題。 マンガ読み放題。 席は一応パーティションで区切られてはいるが、これも犯罪予防なのか戸を閉めることはできない。 よって、暗くはならない。 それでも、棚から持ち出した「きららの仕事」を読んでいるうちに、うとうとして少し眠った。 客層は若者が多いのかと思ったら、そうでもない。 ３０～５０代のサラリーマンたち、３０代と思しき女性のお一人様もチラホラ。 寝そべりながら、テレビを点けっぱなしにして、積み上げたマンガを読んでいる。 私もそれらのひとりなのだから、偉そうなことは言えないけど、みんな大丈夫か？ 家に居場所がないのか。 と言いつつ、なんとなくまた来てしまう気がする。 満腹？

  2008年06月13日

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• 梅雨空や ベトナム麺が 似合いけり

  あぁ、今日は… ま、いろいろあって、食べたものだけ。 歌舞伎座の横のチョウベトナムで鶏のフォーと生春巻き。 満腹

  2008年06月12日

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• 夏風邪や 弱気になるは 歳のせい

  あぁ、… 喉が腫れ、熱が出た。 相変わらず秋葉原の事件が頭を離れない。 今日はじっとしていることにした。

  2008年06月10日

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• 五月闇 人の心の 暗さかな

  あぁ、… 新聞休刊日の今日、出社後、ネットで昨日の秋葉原の通り魔殺人のニュースを見て、自分の精神のバランスが崩れていくように感じた。 怒りや悲しみよりも、戸惑っているというのが正直な気持ちだ。 そして、これからの世の中がどうなっていくのだろうかという漠然とした不安が頭の中から消えない。 犯人はネットに「夢…ワイドショー独占」と書き込んでいたらしいが、夢が現実のものとなって満足なのだろうか。 満足感なんて得られるわけがない。

  2008年06月09日

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• 空梅雨や 洗濯日和 寝過ごせり

  あぁ、今日も… 眠い。 今日に始まったことではないが、とにかく眠い。 稽古もジムもパス。 昼も、レトルトのカレーで簡単に済ませた。 午後に、娘とたまプラに買い物へ出掛けた。 娘が妻以上に妻のごとくあれやこれや言うのを、時には耳を傾け、時には聞き流して、スーツ、ネクタイ、ビジネス用のシャツ、カジュアルシャツを買った。 夕食は、娘のリクエストで、なめろうと鯛の刺身、蒸し茄子。 なめろうとは、味噌味の鯵の叩きであり、房総半島の郷土料理である（房総半島には、妻の親戚が偶々住んでいる以外に地縁はないのだが）。 妻と娘の最近のマイブームなのだそうだ。 まるまる太った鯵を３枚におろし、小骨を取って皮を剥ぐ。 店でおろしてもらえばよかった。 中骨についた身もスプーンでこそげ落として身のすべてを細かく刻む。 ここから先は、娘の指導に従った。 みじん切りの葱、生姜と味噌を合わせてひたすら叩く。 娘はもっと粘りがでるぐらいにと言うが、適当なところで切り上げた。 娘はもっと味噌を入れてもよかったと言うが、十分に美味。 これはご飯に合うな。 鯵には醤油より味噌が合う気がしてきた。 青じその葉を混ぜてもいいだろう。 鯛も悪くなかったが、なめろうがあれば、鯛はいらなかったな。 満腹、満腹

  2008年06月08日

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• ビール飲む 楽しみのため 修行かな

  あぁ、今日も… 原油高に始まった物価高も、ガソリン価格なら車に乗らなければ良いのだから、たいして気にならなかった。 食べ物関係の値上がりも気にはなっても、毎日のことだからじわじわと馴らされてしまった感がある。 ところが、である。 久しぶりに犬のエサを買いに行って、その急激な値上がりに驚いた。 前の価格はうろ覚えだが、４割がた上がった気がする。 しかし、こればかりは、高いから買わないわけにはないし、安いのに変えることもできない。 ＺＡＺＩＥは持病があるので、獣医に指定されたエサでなくてはダメなのだ。 支払いをしながら、「随分と上がりましたね」と店員に言うと、申し訳ありませんと深々と頭を下げられてしまった。 店を責めるつもりなどサラサラなく、感じたことがストレートに口をついて出ただけだったのだが。 昼食は、なんだか面倒で、買ってきたコロッケ、サラダ、カレーパンで済ませた。 午後は居合に出掛けたのだが、蒸し暑くて最初からバテ気味。 ぼーっとしてきて、師匠のおっしゃることが、ちっとも頭に入らない。 いかんなぁ。 年々暑さに弱くなっている。 帰宅して、夕食は鶏肉ソテー、ラタトィユ、納豆、ご飯。 ビールが美味い。 満腹、満腹

  2008年06月07日

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• 叩かれて 鰹も人も 味が出る

  あぁ、今日も… 初夏の陽気に誘われて、今日の昼休みは随分と広い範囲を歩いた。 と言っても、銀座を出てはいないのだが。 三原橋の交差点付近で、モクモクと黒雲が広がるのを見て、雨雲にしては妙だなと思ったら火事だった。 歌舞伎座のすぐ後ろ辺りが火元のようだ。 火は見えないが焦げ臭い。 焦げ臭さから逃れるようにズンズン歩いているうちに、三州屋に辿り着いた。 カツオの叩きに鳥豆腐、ご飯、漬物。 この店、美味しいのだけど、なんといっても落ち着かない。 テーブルも狭いし、隣の客との密接度も高い。 そこに、店のオバチャンが傍若無人に器を持った手を突き出す。 肩身の狭い思いで食べなければならない。 余裕がないのは、この店だけではない。世の中全体に余裕がなくなっている。 先日、弟子を殴ったと問題にされた大相撲の間垣親方が、「悪いことをしたのだから、躾のためにヤキを入れるのは当たり前」と言ったそうだが、至極もっとだと思う。 もちろん、酔っ払ってビール瓶で殴ったり、他の弟子たちに袋叩きにさせるのは論外だが、叩けばすべて「暴力」だと騒ぎ立てるのは魔女狩りみたいなものだ。 同じような話が、今のタクシー接待、居酒屋タクシーの問題だ。 金券を貰っていたのは度が過ぎていると思うが、ビールやおつまみはタクシー側のサービスの範囲ではないだろうか。 私自身は経験はないが、某メーカーの人から、個人タクシーで長距離利用や反復利用の客にはビールのサービスがあり、遅くなるときは電話してと運転手から名刺を渡されることがあると以前から聞いていた。 深夜まで仕事をして、タクシーに乗り込んだら、「お疲れ様でした。どうぞビールを飲んで、おくつろぎください」と言われたら、「おっ、気が利くね。じゃ遠慮なくいただくよ」と言うのは人情だ。 それで、ビール代分の割増料金が支払われていたのならともかく、運転手が利益を削ってサービスしているのだから、「税金でビールやおつまみ」とヒステリックに騒ぐ話ではない。 タクシー側だって、公務員だからサービスしていた訳ではなく、上客だからまた利用してもらおうとサービスしているに違いない。 そう考えると、そんなに残業が多い方が問題と言った町村官房長官の指摘がまっとうに思える。 「お疲れでしょう。ビール１本どうぞ」と勧められて、「いえ、私は公務員ですので民間から利益供与は一切受けません」という堅物ばかりの行政組織に世の中のための仕事ができるとは思えないのだけどな。 昨年、「法令遵守が日本を滅ぼす」という本がベストセラーになったが、まさになんでもかんでもルール通りの風潮が広がりつつあるように感じるし、それが世間を住みにくいものにしている気がする。 人生なんて、世の中なんて、だいたいでいいじゃないか。 とはいえ、分からないでもない。 ルールを守っている方が楽なのだ。 「だいたい」の場合、それがどのぐらいまでなら許容されるか自分で考えなければならない。 それは何度か失敗を繰り返して身に付けるものだが、失敗は恐ろしい。 だから、ルール通り、教科書通り。 とかくこの世は住みにくい。 今日の日記は、今日の昼休みと同じく迷走気味。 満腹？

  2008年06月06日

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• 夏風邪が 流行り無口な 職場かな

  あぁ、今日は…前から一度食べてみたいと思っていたものを、ついに食べてみた。それは、ロッテリアの絶品チーズバーガー。今は、東京限定？で絶品Ｗチーズバーガーが出ているので、そちらにした。ロッテリアなんて何年ぶりだろう？ここ１０数年入ったことがないように思う。私の高校時代、私が知る限りでは故郷の街にあった唯一のハンバーガーショップがロッテリアだった。先輩に連れて行かれて初めて食べたハンバーガーは衝撃的な味だったが、ミスタードーナツに比べると高く感じられたし、ミスドの方が私の好みだった気もする。それにロッテリアは家から遠かったが、ミスドなら歩いても１０分かからずに行けたのも、明暗を分けたように思う。そんなわけで、ロッテリアとは昔から知らない仲じゃないけど、あまり付き合いはない、というような関係だ。それで、大人になってからは顔を見ることもなくなっていたけど、最近になって、風の噂に「あいつも一皮向けて良い味出してるらしいよ」なんて聞いて、「会ってみようかな？お互い大人になったことだし」。そんな気分である。で、絶品Ｗチーズバーガーであるが、見た目はこじんまりしていた。えっ、これだけなの？というのが正直な気持ち。ただ、底面積は狭いが、高さはそれなりにあり、ボール型に近い。食べてみると、なるほど。絶品とは言わないが、肉の味が強烈にする。ブラックペッパーも利いている。そして、結構食べ応えもある。評価が高いのが分かる気がする。今までの大手チェーンのハンバーガーにはなかった味かもしれない。ただし、食べ終わって、「ところで、チーズって入ってたの？」食べる前には見た気がするが、チーズの味が少しも記憶に残っていない。それと野菜がないのもどうかな？レタスは要らないけど、トマトはあっても良いかもしれない。それと、絶品バーガーではないが、ポテトが美味しかったのはうれしい誤算だ。確かに奴は大人になっていた。満腹、満腹

  2008年06月05日

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• 今のうち 歩け歩けや 梅雨晴間

  あぁ、今日も… 少しのんびり。 とはいえ、今日もちょっとした事件があって、午後からの予定を変更したのだが。 それはさておき、昼休み。 おかわりそば券を持って、築地の羽前にそばを食べに出掛けたのだが、店の前には５人ほどが待っていた。 いつの間にこんな繁盛店になってしまったのやら。 いや、前から繁盛していたが、上手い具合に客が回転し、行列はできないが客足は絶えない様子だった。 偶々タイミングが悪かったのかもしれない。 が、待つのはかったるい。 方針変更して、ラサでカレーを食べることにした。 ビーフカレーを食べていたら、後から来た客がホタテカレーを注文するのを聞いて、「あぁそうだ。ここに来たらホタテカレーを食べようと思っていたのだった」と思い出した。 何週間か前のことだ。 大食い女王ギャル曽根が４７都道府県のご当地レトルトカレーを食べ尽くし、ナンバーワンを選ぶというテレビ番組を見た。 その中で、結果的にはランク外に消えたが、番組の前半、松阪牛カレーに次ぐ２位の座をしばらくキープしていたのが、青森のホタテカレーだったのである。 もちろん、レトルトとラサのカレーは別物だが、ホタテカレーに興味が湧いた。 残念だが、２杯は食べられない。 次こそはホタテカレーを食べてみよう。 …と言いながら、次に来たときは、ホタテの気分じゃなかったりするんだよな。 満腹、満腹

  2008年06月04日

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• 虹消えて 寂しさ残る ペーパームーン

  あぁ、今日も… 梅雨入りしたと思ったら台風がやってきた。 その割には雨も風もそれほど激しくはないようだ。 少し迷ったが、昼は外に出た。 いつもの東芝ビルへ。 ここは地下道に繋がっているからか、雨の日はどの店も行列ができている。 比較的待ち客が少なかった、きっどを選んだ。 小鉢定食、と言いかけた時に厨房から豚ナス炒めがぬっと出てきたのが目に入り、釣られて「豚ナス」と注文した私である。 なんだかいつもより味が薄い気もしたが、年齢的にそろそろ薄味に慣れておいた方が良いかもしれない、などと年寄り臭いことを考えてしまった。 唐突だが、テータム・オニールが麻薬所持で逮捕されたとニュースが伝えている。 満腹？

  2008年06月03日

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• ビール飲む ひとり女性の いなせかな

  あぁ、今日も…相変わらず様々な事件が起こるが、それでも悪くない週の始まりと言えそうだ。少し肌寒さを感じながら、昼は築地場外の虎杖（いたどり）に向かった。歯ごたえのあるうどんが食べたかったのだが、銀座周辺の讃岐うどん屋を私は知らない。後は虎杖か葱や平吉か、うどんではないが刀削麺。というわけで、しばらくご無沙汰していた虎杖を選んだ。しばらくぶりの虎杖は、店員の顔ぶれも変わっていたし、メニューもうどんはカレー系のみに絞られ、その代わり中華麺のカレーつけ麺が加わっていた。席が空くのを待っていたら、女性店員がカレーうどんを２つ運んでいった。ところが客はカレーつけ麺を注文したと言う。店員は露骨に不貞腐れた表情を見せた（ように見えた）。カウンターの奥に戻ってからも、店員は恨めしそうに粘着質の視線を先ほどの２人に向けている（ようにやはり見えた）。「なによ。うどんって言ったじゃないの。私、間違いなく聞いたんだから。注文した後で気が変わって２人で口裏を合わせてしらばっくれているんだわ。絶対うどんって言ったのに。カレーうどんが２杯も無駄になったじゃない。どうしてくれるの？頭からぶっかけてやろうかしら」というのはすべて私の空想の産物だが、とにかく自分の周りのすべてに恨みを抱いた幸薄い印象なのだ。エコエコアザラクな感じ。食事前にそんな光景を見たからというわけでもないだろうが、カレーうどんにトッピングされた小エビ天が以前はサクサクのプリッだったのが、今日は衣がもっちりしてプリッ感も今ひとつだった気がする。それでも、麺の歯ごたえは期待以上だった（つまりもう少し柔くてもいい）し、スープはクセになる旨さである。話変わって、ニュースサイトを見ていたら、「指をさされて腹が立った」と言って小学生の列に車を突っ込んだ３０代の男が逮捕されたと報じられていた。「心神耗弱」という言葉が頭に浮かんだ。小学生に指をさされたから殺してしまおうなどと、普通の精神状態なら考えはしない。心神耗弱なら減刑が考慮される。病気なんだから仕方ない、責任を問うのは酷だ…腑に落ちない。まともな判断能力を持ちながら人を殺すことができたとしたら、それこそ精神に大きな欠陥があると言わざるを得ない。誰しも、人を殺したり傷つけたりする時は、多かれ少なかれ正常な判断能力を欠いている筈だ。心神耗弱なんて理由で許されていいのだろうか。裁判員、当たらないかな？満腹？

  2008年06月02日

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• あぁ今日は 月変われども 五月晴れ

  あぁ、今日も… 梅雨入りしたと思ったら、五月晴れだ。 午前中にＺＡＺＩＥを連れて軽く散歩。 昼食は、マッシュルームをフィーチャーしたミートソーススパゲッティ。 妻が食べ終わった後に、なんだか麺がイマイチねと言ったが、その通り。 やはり、乾麺はブイトーニが良かった。 ネスレはなんでやめてしまったのだろう。 採算が悪かったのならビジネスとしては仕方ないのだが、今まで好んで食べてきたものがある日突然になくなるのは、困ったものだ。 パスタマシンを買って、これからは自分で麺を打とうかなどと思ってみたりする。 でも、パスタは生麺ではなく、乾麺だからこその食感が良くもある。 午後は読書、そしてスポーツクラブへ。 ジムのマシンで汗をかいた後は、プールでアクアエクササイズとジャグジー三昧。 夕食はたまプラのコジャレた居酒屋で、カツオとアジの刺身、出汁巻き玉子、明日葉三杯酢、ホヤ塩辛、牛肉の赤ワイン煮、水茄子浅漬け、納豆炒飯など。 酒は、瓶ビールのあとは黒糖焼酎をロックで。 悪くない店だったけど、たまプラで似たタイプならＷ（紹介は頭文字だけにとどめる）の方が料理も美味いし、酒も充実しているな。 とはいえ、満腹、満腹

  2008年06月01日

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• 梅雨入りが 近し肩凝り 腰痛み

  あぁ、今日も…昨晩、帰宅して晩飯を食べていた時のこと。ほうれん草のゴマ和えを箸でつまみ上げた私に向かって、娘が勝ち誇ったように言った。「お父さんはさぁ、食べ物の好き嫌いはないって言うけど、ほうれん草、嫌いだよね。」これは間違いだ。まず、「好き」はある。「嫌い」はゲテモノやよほど特殊な食べ物でなければないが、「好きじゃない」ものはある。そのひとつがほうれん草であることは、そのとおりだ。しかし、現にそのとき食べていたわけだし、先週だって自分で買ってきてお浸しにして食べたぐらいだ。「好きじゃない」けど、時々は自分の意思で食べるのだから、「嫌い」ではないのだ。（考えてみれば、好きでないのに何故に食べようと思ったのだろう？）さて、私の「好きじゃない」食べ物のひとつに正油ラーメンがある。私の故郷が塩ラーメン文化圏だったからだろうか。物心付いた時から、ラーメンと言えば当たり前に塩ラーメンだった。とはいえ、中学生頃に初めて出会った味噌ラーメンも大人になって知ったトンコツも割と好きなのに、何故か正油ラーメンだけはイマイチ好きになれないのだ。案外、子供の頃から正油ラーメンが身近にあったからかもしれない。そうなのだ。故郷のラーメン屋（というか、近所のラーメン屋だな）のお品書きには、味噌やトンコツはなかったが、「ラーメン、正油ラーメン、チャーシューメン、ワンタンメン…」と並んでいたのだ。子供心に、正油ラーメンはチャーシューメンやワンタンメンと並ぶスペシャルメニューにしては、湿気てるな、と感じていたのかも。前振りが長くなってしまったが、今日は無性に正油ラーメンが食べたくなって、東芝ビルの直久という店に入ってみた。出てきたラーメンは限りなくシンプルだ。トッピングは、薄いチャーシューが１枚、メンマ、海苔。ネギすら、そば屋のように別の小皿で添えられていて、最初から載ってはいなかった。（そういえば、私が貧乏大学院生だった時に、学食で素ラーメンを食べたことがある。あれは麺とスープ以外はネギしかなくて、振りかけたコショウすらトッピングと呼びたいほどだった）スープは色が濃く濁っていた。もう少し透明感のあるスープを期待していたのだが。麺は太めの縮れ麺（細麺も選べる）。味は…まぁこんなものだろう。食べて思ったのは、「やっぱり正油ラーメンはイマイチだなぁ」。それじゃ何故に食べるのか。何故だろう？食べ物ではないが、もうひとつ苦手なものに「雨降り」がある。雨の中、傘を差して歩くのが不得手だし、濡れた傘を持って電車に乗るのも、車内で他人の濡れた傘が触れるのも嫌だ。しかし、雨降りの楽しみがないでもない。それは、東京アメッシュ。インターネットで東京の降雨量の情報が公開されているのである。東京地図の上に降雨量が色分けされて表示してあるので、どこでどの程度の雨が降っているか一目瞭然だ。それが１０分ごとに更新され、１２０分前からの変化を紙芝居のごとく見ることもできる。西からやって来た雨が東京を洗い流して千葉や埼玉へと去っていく様子や、突然に多摩地区に局地的な大雨が発生し２０分後には消えていたりするのを眺めるていると、時に興奮を覚えることもある。雨の日の職場での密かな楽しみだ。満腹？

  2008年05月30日

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• 梅雨入りの 知らせ西から 近づけり

  あぁ、今日も… 雨降りだけど平穏な１日。 午後一番に歯科検診を受けることになっているので、昼に何を食べるべきか悩む。 匂うものは当然パスだ。 筋ばって歯の間に挟まるようなものもやめておこう。 油っこいものもなんとなく憚られる。 悩んだ末に足を運んだ店は満席で、面倒になって結局は近くにあった小諸そば。 季節メニューのミニ深川丼ともりそばのセットを食べた。 深川丼はたいして美味しくもないが、立ち食いそば屋にしては珍しくあっさりしているのがいい。 一般論として、安い店の丼はやけに甘辛い濃い味付けで、後になって胸焼けがしてくるものが多い。 この辺が、小諸そばが女性にもウケる理由かもしれない。 満腹、満腹

  2008年05月29日

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• 風鈴の 音でお開きに なる宴

  あぁ、今日も… 今日はいくつかの予定は入っていたし、あちこちから投げかけられる意見を調整しなければならなかったりもしたのだが、至って平穏で夕方には時間を持て余していた。 偶にはこんな日があって良い。 昼食は少し足を伸ばして、一丁目の煉瓦亭でＢランチを食べた。 今日のＢランチはメンチカツと目玉焼き。 カウンターの並びに座った男も同じものを食べていたのだが… 男は料理が出てくるなりタバスコの瓶を手に取り、目玉焼き全体が赤く染まるほど振り続けた。 私も辛い食べ物は好きだ。 だがそれは辛い料理だから辛くあって欲しいのである。 ピザやトマトソースのパスタなどにタバスコを掛けるが、それは料理全体を辛くするためではなく、そばやうどんに七味唐辛子を振るのと一緒で、あくまでも味のアクセントだ。 目玉焼きが赤くなるほどタバスコを掛ける男の姿は、幸せには縁遠いような見えてしまう。 彼にとっては大きなお世話だろうけれど。 男は料理を半分ほど平らげたところで、再びタバスコを手にした。 舌がいかれているのか、精神が… 夜はさっさと会社を出て、随分久しぶりに遅刻せずに稽古へ。 終わって軽く一杯。 ビールが美味い。 私の両脇にはリタイア組が座った。 ２人はそれぞれに違う話題を語りながらも、不思議なことに言葉のピンポンラリーは続いていた。 真ん中に座った私は、右を見て「分かりますよ」と頷き、左を向いては「ほぅ、それで？」と合いの手を入れる。 ２人とも少しもボケてないのだが、歳を取るというのはこういうことなのかな。 満腹、満腹

  2008年05月28日

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• 髪洗ふ 人を殺しし その部屋で

  あぁ、今日も… 娘とテレビを見ていたら、画面の中のジャニーズの若者を指して娘が言った。 「この○○君、今年高校を卒業したけど大学に行ってないんだよ。ニートじゃん。でも、こっちの△△君は去年卒業して大学行ってないからニート２年目だよ。ダメダメなんだし」 「それって違うだろ」と私。 「あれ？ニートって言うんじゃないの。フリーター？」 確かにコンビニの前やゲームセンターに群れていればニートやフリーターと区別がつかないような若者だが、仮にもジャニーズの一員としてテレビに出ている人間をつかまえてプータロー呼ばわりするのはあんまりじゃないか。 娘には、ジャニーズのメンバーはなにもしないでテレビの中で遊び暮らしているように見えるのだろうか？ 娘もこのままではニートまっしぐらではないかと、不安な父なのである。 若者だけではない。 マンションの２軒隣に住む女性を待ち伏せして襲い、抵抗されたからといって殺して切り刻み、逃げもしない３３歳の男。 以前勤務していた裁判所の２０代の女性にストーカーを働いた５５歳の裁判官。 今時そんな話は珍しくもないし、今に始まったことでもないのだが、最近の新聞の社会面を見ていると、暗い気持ちにならざるを得ない。 だからといって、携帯電話を悪者にして、小中学生には持たせないようにしましょうと大真面目に言われてもなあ… 昼食は、沖縄食堂じまんやで、ゴーヤチャンプル。 満腹？

  2008年05月27日

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  夏服の 男なにやら むさ苦し

  あぁ、今日も…昼は、昨日読んだきららの仕事の余韻か無性に鮨が食べたくなって、鮨竹若で握りの楓。ランチにしては高くつくが、安いサービスランチとは格段にネタが違う。とはいえ、きららの仕事に出てくるような極上のネタとは比べ物にならないのだろう。ま、そんな鮨の頂点にあるようなネタは、サラリーマンにはお目にかかることもないのだろうから、気にしない、気にしない。食後に築地本願寺にお参り。満腹、満腹

  2008年05月26日

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• そろそろと スタンバってる 扇風機

  あぁ、今日も… 雨の中、朝から稽古へ。 終わった頃には、雨は上がっていた。 帰宅してお好み焼きの昼食。 とろろ芋を入れなかったせいか、今ひとつふんわり仕上がらなかったが、まずまず。 午後はなにをしていたんだっけ？ 今日は散歩も昼寝もしていない。 最近はまっている「きららの仕事」を読んだのは覚えているが、それだけで日曜の午後が終わってしまったとは思えない。 うーん…？ 話変わって、「きららの仕事」と並んで今はまっているのは諸星大二郎だ。 妻がブックオフで次々買ってくるものだから、私も釣られて読み始めたらやめられなくなった。 が、しかし、いったい誰が諸星大二郎をこんなにもブックオフに供給しているのだろう？ 諸星大二郎のコミックを買うなんてマニアに決まっている。 そのマニアがいかなる理由でコレクションを手放してしまったのやら。 古代妖怪のなせるワザか？ 素人が深追いすると危険だ。 夕食はドライカレー。 といっても、カレーピラフとは違う。 挽肉とみじん切りの野菜を炒めて、カレーペーストで風味付け。 そして、レーズンを加えトマトジュースで煮込み、水分が飛んだら味を整えて、ご飯に載せて食べる。 ほかには、トマトとキュウリとゴールデンキウィのサラダ。 適当に切って、シーザーサラダのドレッシングを掛けて和えただけ。 珍しく酒は無し。 満腹、満腹

  2008年05月25日

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• 

  心太 つるりつるつる のどを落ち

  あぁ、今日も…訳あって昼前から羽田に出かけ、第２ターミナルの丼鯖ティー煮…ではなく、ドンサバティーニでランチ。妻と共にパスタとピッツァをシェアした。パスタは豚肉と茄子、黒オリーブなどの入ったトマトソース。ピッツァはパリパリの薄い生地に鶏肉とフレッシュトマト、たっぷりのオリーブオイルにジェノベーゼソース。それほど多いように思わなかったが、食べ終わるとかなりお腹がもたれていた。食事中に妻とナポリのゴミ問題について語り合ったのだが、我々ふたりが論じてみたところで、解決の糸口など針の先ほども見つからない。帰宅して昼寝、そして散歩。我が家まであと１００メートルという辺りで雨が降り始めた。ぽつぽつとやや大粒の雨が降り出したと思ったら、あっという間にザーザー降り。夕食は、あまりお腹が空いていなかったが、娘が空腹で死にそうと言うのでやむなく食べることにした。岩魚塩焼き、ほうれん草お浸し、心太、納豆、御飯。心太に手が伸びる季節になった。満腹、満腹

  2008年05月24日

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• 宮仕え 職場で昼寝 こっそりと

  あぁ、今日も… 昨晩は、そろそろ帰ろうとしていたところにあるニュースがもたらされ、更に詳細を聞き出すために同じ部の先輩を誘って飲みに出た。 「それじゃあ会社から少し離れた密談向きのバーにしよう」と先輩が案内してくれた店は、一見カウンターだけに見えるが、奥に５、６人がテーブルを囲めるスペースがあった。 カウンター席からは存在すら気付きにくい、正に密会用の隠し小部屋だ。 で、居心地が良いものだから、ついつい長居して… 長居をすれば、杯も進む。 というわけでつらい午前中だったのだが、昼前に来た社外の方を昼時に黙って帰すのも気が引け、食事に誘った。 全聚徳で、フカヒレ入り汁そば、北京ダック１本付き。 フカヒレはかろうじて入ってます、という程度。 決して、フカヒレそばではない。 あくまでも「入り」なのだ。 だからといって、文句はない。 麺にこれといって特徴はないのだが、スープが癖になりそうなほど旨い。 なんだろう？北京ダックのガラで出汁を取っているのだろうか？ 二日酔いをしばし忘れることができた。 夜は前から約束していた飲み会。 以前にも来たことがある博多もつ鍋屋。 ここのもつ鍋は、酒を飲むより、白いご飯と一緒に食べたいな。 ランチ営業はやってないのかな？ 満腹、満腹

  2008年05月23日

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• まだ薄暑 先を想いて めまいする

  あぁ、今日も… 昼は、よし田でコロッケそば。 何度となく食べているのに、今日はなぜだかしみじみ美味い。 そばの香りといい、コロッケの味もしっかり立っているようだ。 この店のコロッケとは、いわゆる世の中でいうコロッケではなく鶏団子の揚げ物なのだが、これを食べているうちに、普通のイモのコロッケが食べたくなってきた。 満腹、満腹

  2008年05月22日

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• 初夏の空 窓越し眺め 恨み節

  あぁ、今日も… 今夜は稽古に行くつもりだった。 いつ事件が起こってもおかしくはないが、ここ何日かは比較的落ち着いた日々を過ごしていた。 午後しばらくは何事もなく、これなら随分と久しぶりに遅刻せずに稽古に出られるのじゃないかとすら思ったほどだ。 淡い期待だった。 儚い夢だった。 昼には稽古に備えて、ねぎしで麦飯をおかわりしたというのに。 稽古と引き換えに得たのは、少しばかりのキャリアと腹周りの贅肉である。 満腹、満腹

  2008年05月21日

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• キクラゲか 茄子かで悩む 昼休み

  あぁ、今日も… 午前中に健康診断を終え、さぁ食べるぞと意気込んで昼の銀座を闊歩したものの、食指が動く店が見当たらず、無駄に歩き回って結局は一丁目の煉瓦亭の前まできてしまった。 いつもなら、迷わず煉瓦亭に入るのだが、ふと気が変わって隣の中華屋にしてみた。 この店はかなり前から気付いていたのだが、ここまで来ると決まって煉瓦亭に吸い込まれるものだから、いつも素通り。 注文は、日替わり３種の中から豚とキクラゲと卵の炒めもの、つまりはムシュイロウを選んだ。 ほどなく料理が運ばれてきたのだが… 上の階にも客席があるようで、外国人女性店員がこわばった表情で階段を駆け下りてきた。 「マダカッテ、オキャクサン、オコッテルヨ」 次に別の店員が下りてきて、「注文がグチャグチャでどうにもならないの」と諦め顔だ。 そうこうしているうちに、客がひとり下りてきて、「もう時間がないから、帰ります。注文はキャンセルして」と。 おかみさんらしき人がその客を押し止めて、「お客さん、席はどの辺？注文は？」と言うなり、客を置いて２階に走り去った。 迷惑なのはその客だ。 時間がないと言っているのに、おいてけぼり。 他の店員に声を掛けても、「少々お待ちください」と言われるだけ。 見ている方がやきもきした。 そして今度は、階下でも問題発生。 というのも、レジに立てるのは２階に行ったきり帰ってこないおかみさんだけのようなのだ。 他に２、３人の店員がいるのに、気付いてもレジに近寄らない。 このため、支払い待ちの客がレジ周辺に溜まりだした。 味は普通だったけど、この店にはたぶんもう来ることはないだろう。 満腹？

  2008年05月20日

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• 夏めくや 鰻の煙り 招き猫

  あぁ、今日も… 朝から疲れ気味。 昨日の稽古が祟ったのか？ それにしても、最近すぐに疲れる。 年齢的なものかな。 弱っている時は、力のつくものを食べようというわけで、ひょうたん屋に出掛けた。 いつ以来だろうか？ 思い出せないくらいに久しぶり。 そして、やはりこの店の鰻は旨い。 肉厚で歯ごたえがあって脂が乗って、噛むほどに鰻の旨さが滲み出る。 蒸して脂を落とし、ふんわり口の中でとろけるような江戸風の鰻も大好きだが、どっちを選ぶと聞かれたら、迷わずひょうたん屋だな。 大満足。 少しは元気が出たかな？ 満腹、満腹

  2008年05月19日

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  クールガイ 今は昔と 玉の汗

  あぁ、今日も…今日も半袖でも汗ばむ。段々と苦手な季節になってきた。ZAZIEとの散歩も遠出が億劫で、その辺をちょろちょろっと回って帰ってきた。昼食は、挽肉とタマネギ入りのオムレツ。隠し味にオイスターソースを少し。それと蒸し茄子の中華風煮浸し。これは昨晩の蒸し鶏のスープが残っていたものの活用方法に悩み、普通に酢醤油か生姜醤油で食べようと蒸した茄子をスープに浸してみたものだ。評価は難しいが、妻も娘も沢山食べていたので悪くはなかったのだろう。昼食後は出稽古へ。始まってすぐの素振りだけで汗が吹き出した。ファットバーンなら良いのだが、単なる汗かきなら意味がない。年々汗をかき始める時期が早まっているし、出る汗の量も間違いなく増えている。２０代までは汗をかかなかったから、その分のつけが今になって出ているのかもしれない。２時間半たっぷりと稽古して、帰りに先生ほか仲間の皆さんと軽く一杯。中華屋で餃子やらなにやらを食べながら、ビールに紹興酒。消費したカロリーを軽くオーバーしてしまった。そろそろ健康診断だというのに。満腹、満腹おまけ中間試験を前に折り紙に現実逃避をした娘の作品群を本人の希望で掲載

  2008年05月18日

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  味噌を付け 胡瓜ばりぼり 父娘

  あぁ、今日も…初夏の陽気だ。Ｔシャツにジャンバーを羽織って近所を少し歩いただけで、汗ばむよう。昼は冷たいうどんにした。茹でて冷水で〆たうどんに、トロロ、納豆、生卵、刻み葱に生醤油。見た目は悪いが美味い。午後はいつもどおり散歩とジム。夕食には蒸し鶏を作った。本格的に蒸篭で蒸したが、出来のほうは特別どうということもない。酢醤油に辛味タレを加えたもので食べた。最近は何でもこのタレで食べている気がする。付け合せは胡瓜を細切りにしようと思ったのだが、柚子味噌があるのを思い出して、ぶつ切りにしばりぼり齧った。胡瓜は味噌をつけて丸齧りするのが一番だな。満腹、満腹

  2008年05月17日

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• 不器用に そら豆を剥く 小さき手

  あぁ、今日も… 昨晩、２軒目を出たところまでは覚えているのだが… 後はどこをどうして帰ってきて、帰宅後に何をしたのか、全く思い出せない。 スーツはハンガーに掛かっている。 妻や娘がそんなことをするとは思えないので、自分でしたのだろう。 パジャマではなく、下着姿で寝ていた。 ま、そういうこともある。 キーホルダーが壊れて、パソコンデスクの上に置かれてあった。 リング部分がひん曲がって、鍵が外れていた。 どうしたらこんな風になるのだろう。 酔った勢いで、秘められていた怪力が目覚めた？ 酔拳か。 幸い鍵は残らずあった。 しかも、ご丁寧にきれいに並べられていた。 大酒を飲んだ覚えはないのだけどなぁ。 というわけで、本日は昼食抜き。 空腹

  2008年05月16日

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• 風薫る おひとり様の 昼休み

  あぁ、今日も… 昨日と打って変わって、落ち着いた時が流れていた。 天気も良い。 築地本願寺の前を入った小路に何店か気になっている店があるのだが、入ったことがなかった。 昼休みはゆっくりできそうだったので、足を運んでみた。 入ってみたのは、ばらくーだという名の店だ。 夜は焼鳥系の飲み屋なのだろうか。 ランチは、日替わりの他に、地鶏親子丼、地鶏炭焼、地鶏唐揚げの３種。 炭焼をチョイスした。 地鶏炭焼の他にご飯、小鉢、漬物とここまでは普通だが、なぜかさらに沖縄そばが付く。 なんとも唐突だなぁと思いながらも、ちょっと嬉しい。 ま、味は平均点といったところ。 沖縄そばも中途半端な感じがする。 それでも、案外印象は良い。 たまには来るかも。 満腹、満腹

  2008年05月15日

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• 五月雨や 気持ちが萎える 「勝つ」もあり

  あぁ、今日も… 最近は珍しくもないが、出社するなり戦闘モードに突入した。 砲弾の装填も終わり、高揚した気分で昼休みだ。 歩いていたら矢場とんが目に入った。 名古屋のみそかつの店だ。 話は逸れるが、小学生の頃、児童会長を選ぶ選挙演説で「トンカツ食べて選挙に勝つドン」と叫んで当選した先輩がいた。 今やその人は改革派の学者になり、小泉政権時代には竹中ブレインのひとりとして注目された人物である。 ふとそのことを思い出し、戦の前は験を担いで「とん勝つ」を食べようと、矢場とんに決めた。 が、メニューを見て思い出したのである。 この店は高い割にあまり肉が良くないのだった。 一番安いロースかつ定食ですら千円オーバー。 千円オーバーのトンカツ屋は珍しくないかもしれないが、そういう店はそれなりに良い肉を使っているか、やたらボリュームがあるかどちらかだ。 矢場とんに千円オーバーの意味を見いだそうとするなら、それはカツの上に掛かった味噌だれの存在だろう。 しかし、味噌だれに敢えてプレミアを払う意義が、私には見いだせない。 じゃあ、どうしてみそかつ屋に入ったのだと怒られそうだが、それはだから「とん勝つ」なわけで… 名古屋人がこの程度の食事にこんな金額を払っているとは思えないのだけどなぁ？ 「東京の喫茶店はコーヒーを頼んでも、コーヒーしか出てこない。ケチくさい」と怒る連中なのだから（名古屋ではコーヒーには最低でも豆菓子が付いてくるらしい）。 銀座値段なのかな？ そんなこんなでイマイチの食事を終えて会社に戻ると、流れが変わっていた。 いつの間にか穏健派が台頭し、私ほか主戦論者は少数派になっていたのである。 一応の抵抗を試みたものの、２．２６の青年将校のようになっては悲劇である。 武装解除に応じて、投降したのである。 腹を切って信念を貫く価値のない話だから仕方ない。 満腹？

  2008年05月14日

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• 筍を 食べても伸びぬ 背丈かな

  あぁ、今日も…９時から始まる会議の前に一仕事依頼され、１０分で片付けて会議に出席。会議が終わったのが１２時半。次の会議は１時から。午後の会議の前に済ませておかなければならない仕事もあって、昼休みに割ける時間は１０分ほど。やむなく、社食でラーメンを食べて飢えをしのいだ。今日は忘れずに財布を持ってきたというのに。今に見ていろ。偉くなって昼休み前後３０分は会議を禁止してやる…と、出世に対するモチベーションが一気に高まった今日なのであった。満腹？

  2008年05月13日

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• 蛇の殻 入れた財布を 置き忘れ

  あぁ、今日も… 朝、出がけに持ち物を確かめた。 定期券、鍵、携帯電話、手帳、折り畳み傘（私は降水確率０％でも出勤時には常に折り畳み傘を持ち歩く）、ハンカチ、メガネ拭き。 これだけあれば、会社に行って、仕事をして、再び家まで帰り着くことができる。 ところが、である。 あざみ野駅の改札を抜けたときに気付いた。 きっかけはパスモの残額が２０５円しか残っていないことだった。 会社までは定期券だし、今日は外出の予定はないので、残額が少なくてもすぐには困らないが、こういうのは気付いた時に手当てをしておくべきだ。 備えあれば憂えなし。 チャージしておこう。 ん？財布？ 昨日持ち歩いた鞄に入ったままだ。 しかし、こういうときのために、定期入れに千円札を１枚忍ばせてある。 我ながら実に手堅い性格だ。 …ない。 定期入れにあるべき千円札がない。 そういえば、少し前に使ったような気もする。 だが、使ったらすぐに補充する筈…むぅ。 このように二重、三重に危機管理対策を講じても、ヒューマンエラーによってすべてが台無しになるのだ。 所持金ゼロ、電子マネーがパスモ２０５円、エディ３３円。 昼は社食以外に選択肢はない。 そう思いつつも、未練がましく定期入れの中身をすべて出してみたら、使用済みの新幹線特急券が出てきた。 地獄で仏とはこのことだ。 その特急券は先月、三河安城付近で缶詰になったときのもの。 ２時間を遥かに超えて到着が遅れたために、特急料金が払い戻しになるのだ。 普段ＪＲの駅に縁がないものだから、そのまま忘れていた。 というわけで、昼休みに新橋駅まで出掛けて４千円ほど手に入れた。 さて、なにを食べようかと考えたのだが、新橋まで遠出したのと窓口の混雑で昼休みが終わろうとしていたため、小諸そばに飛び込んでそばをかっこんだ。 何のために４千円をゲットしたのやら。 満腹？

  2008年05月12日

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• らいてう忌 女性上位の 時代なり

  あぁ、今日も… 今日もまた大会。 ２週間前に都大会があったばかりだが、今回は都内の近所の支部で開く地区大会。 とはいえ、４００人ほどが参加する大きな大会だ。 都大会は人数が多いので５人で１人勝ち抜けだが、今日は１対１の勝負。 是が非でも勝ちたい。 私の組の前３組は続けて不戦勝だというのに、私の対戦相手はしっかりそこにいた。 敵は女性である。 いやなにも女性だからと舐めてかかっているわけではない。 一般論として、女性の方が非力なぶん刀を力任せに振り回さず基本に忠実だから、段位が低いうちは得点が高いと言われている。 私は力任せに振り回す方が得意（？）だった上に、最近は四十肩で力も出なくなっているので、全く良いとこなしである。 案の定、パーフェクト負け。 予想していたとはいえ、ショックは大きい（泣）。 夜の反省会は、当然やけ酒である。 まもなくやって来る会社の健康診断に備えて、少し節制しようと思った矢先だというのに。 満腹？

  2008年05月11日

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