我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

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• トリインフルエンザ騒動はどうなったのやら？

  あぁ、今日も食った飲んだ。土曜日だというのに６時半に目が覚める。何度も起きたり眠ったりを繰り返して、８時にベッドから出る。朝食は、ミニ肉まん２個、野菜ジュース、アイスカフェオレ。妻は肉まんには酢醤油らしいが、私はウースターソース。３週間サボった皮膚科に行く。なかなかきれいにならないのだ。医者は「小さいのですが、深いですね」と言って、液体窒素でジュー、ジュー、ジュー。痛い。今までになく痛い。医者は「１、２週間に１度は来てもらわないと」というが、土曜日しか来れないし、土曜日だって必ず来れるわけじゃない。治療が終わった後も痛みは増す。ホントにここに通って完治するのだろうか？昼食は、スパゲッティ・ミートソース。シンプルにタマネギ、黒豚挽肉、グリーンピースだけにしてみた。といっても、調味料やスパイスはそれなりに。娘が嫌がらない程度にとチリパウダーを振ったのだが、意外とこれが効いて、結構私好みに仕上がった。娘は「唇がヒリヒリする」と文句を言いながらも、グリーンピース以外は残さずクリア。やはり私の作るパスタは美味い。今日は秋晴れの行楽日和になるという予報だった筈なのだが、肌寒い薄曇。娘の部屋の掃除に付き合わされる。その後、自分の寝室の片付けと、ようやく衣替え。娘が「新築祝い（片付けただけだ）に机の下のマットを買って」というので、自転車でニトリまで。家から２４６までは割合と平地が続くが、２４６を超えるとそこから急坂、短いけれど。あれこれ迷って結局はタイルマットを２枚。家に帰って敷いてみるとピッタリだ。娘の勉強机の椅子の下に敷くものだから、これで十分。ＺＡＺＩＥの散歩ついでに中村公園で娘とバドミントン。娘よりも横で同じようにバドミントンをしていた幼稚園児の男の子の方が上手だ。困ったものだ。夕食は、１月ほど前に駅横にできた「とりや権八」。小泉総理がブッシュを連れて行った店のチェーンのようだ。まずは生キャベツをつまみながら、キリンハートランドの生ビール。ハートランドなんて懐かしい。六本木の東京日産ビルの横を抜けて、あれは何坂と言ったかな？ちょっと下った辺りに、壊れた塀に囲まれた古い洋館風のハートランドというビアホールが一時期あった。あの店で飲んでいると、なんだか自分がおしゃれになった気がしたものだ。閑話休題。焼き鳥は、レバー、ハツ、皮、手羽先、つくね、もも、せせり、アスパラ、娘の注文したシャケイクラおにぎりを一口。酒は熱燗。竹鶴という広島のお酒。これがやたらと辛口。あまり甘口でも困るが、熱燗は少し甘いぐらいが良い。この竹鶴という酒は燗をつけずに室温か人肌ぐらいだと悪くない気もする。それから、金針菜。見た目は小さなオクラの筏焼きという感じ。これは初めて食べた。店員に聞くと、百合のつぼみだという。苦味のある味を期待したが、意に反して甘い。特に美味くも不味くもない。酒が少々余っていたので、カブ。本当に蕪の皮をむいて４つに切っただけのもの。葉っぱ付き。これを黒胡麻のタレか塩で食べる。さっぱりして、最後にちょっと食べ足りないときにには良いかもしれないが、味はない。権八、先日の三規庭の今井屋に比べると味は格段に落ちる（今井屋は比内鶏だからね）が、価格を考えるとまぁ手頃な焼き鳥屋である。店員も個体差はあるけれど、気の利く若い店員が何人かいて感じが良い。最後に親子丼を食べたかったけど、娘はとっくにノーサンキュー。家に帰って、シュークリーム、二十世紀梨。田苑ゴールドで晩酌しながら日記を書く。眠くなってきた。満腹、満腹

  2004年10月16日

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• 二日酔は忘れた頃にやってくる

  あぁ、今日も食った飲んだ。目覚めると、だるい。それでも昨晩あれだけ痛飲した割りにダメージは少ない。頭痛もなければ、さほど気持ち悪くもない。少し胃が重い感じはあるけれど。最近、朝起きるとまず体重を量るのだけど、今日は昨日より７００グラム落ちている。ということは、やはり昨日は飲む一方で、あまり食べていなかったようだ。朝食は、パン、ハチミツ、アイスミルクティ。電車に乗ると、宮崎台で目の前の席が空いた。ここのところずーっと運が悪くて立ち通しだったが、今日はちょっとついてるかも。と思ったのもつかの間。段々と暑くて仕方なくなってきた。外気温が暑いというよりも、体の中から発熱している様子。そういえば、隣のＮ君は一昨日熱が上がり下がりして１日会社を休んでいたし、私も昨日の午後から少し調子が悪くなっていたのだった。二子玉川を過ぎた頃から冷房が入り始めると、今度は寒気がしてきた。全身に冷や汗を掻いているのが分かる。気持ち悪さがこみ上げてきて桜新町の駅で降りたのだが、トイレが見当たらない。少しベンチに座っていたら落ち着いてきたので再び電車に乗っては見たものの、やはり気持ちが悪くて三軒茶屋の駅でまた途中下車。ここでもベンチに座って落ち着くのを待つ。朝はなんともないと思っていたが、完全に二日酔だ。乗換の表参道の駅でもトイレに行ってみたのだけど、吐き気はすれども何も出てこない。なんとか銀座到着。昨日一緒に飲んだ連中は既に出社している。「あれだけ飲んでよく平気な顔をしてられるな」と言うと、Ｔ君は「平気じゃありません。今だって頭が割れそうに痛いんです」と答え、反対からは「ボクも死んでます」とＮ君。昼は、食べ歩く気にはついぞなれず、社食でキツネそば、おにぎり。相変わらず身体に力が入らないけど、胃の方は回復してきているようだ。午後は、じっとして時が経つのを待つ。頭痛はないが、灰色の脳細胞はちっとも働いていない。ようやく夕方、こういう日はさっさと帰る。妻がなにやら忙しかったらしく、買ってきた惣菜中心の夕食。肉団子、牡蠣フライ、助六、茄子の揚げ煮、納豆、ご飯。今夜はビールだけでやめておこう。とりあえず、満腹、満腹

  2004年10月08日

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• チャンポンといっても長崎名物じゃなくて

  あぁ、今日も食った飲んだ。いや、今日は「飲んだ、飲んだ」。朝や昼は省略。もうどうでも良い気分。今日はちょっとした祝賀会があって早い時間から社内で飲み始めた。料理は、握り寿司、オードブル、乾き物。寿司はいつもなら社食に手配するが、今日は外の寿司屋から取ったようだ。酒も、エビスビールにワイン。白はプイィフュメ、赤はサンジュリアン。いつになく大奮発である。ただ、せっかくのサンジュリアンを冷やした不心得者がいて困ったものだ。握り寿司とオードブルを少しつまんだところで、お偉いさんに捕まってしまい、ばくばく食べる訳にもいかず酒ばかり進む。ビール、赤、白と飲んだ後に、今度は久保田。それから、いつ誰が買ってきたか分からない、たぶん出張土産と思われる怪しげなウォッカ。勧められるままに飲んでみると、結構イケる。それからまた赤ワイン。先ほどのとは違うが、これもサンジュリアン。久々に良いワインを飲んだ。今日は午後から体調が悪くて、熱っぽいような気がしたり、肩が凝ったりしていたのだけど、ここまで飲めばそんなものはどこ吹く風。だんだん調子が出てきた。何人かでそのまま繰り出し、Ｂａｒ ＴＡＲＵへ。夜の銀座の街からちょっとはずれた静かな通りにある古めかしいＢａｒだ。Since １９５３とあるから５０年の歴史がある。老舗と呼んで間違いないだろう。ここはマスターはぶっきらぼうだし、女性店員も愛想がない。愛想どころかメニューもない（一応つまみが書かれた紙切れはある）。メニューがないから知っている酒を頼むしかない。前に来たときは、友人がいくつかカクテルを注文してみたのだが、次々とマスターに「ない」とつれなくされたことがあったし、ウィスキーでも「サントリー系は扱ってない」と言われたこともある。リストを置いてくれよ。とはいえ、なかなか良い店なんだ。銀座のＢａｒでありながら、値段も良心的だしね。ジムビームのロックをダブルでいったい何杯飲んだだろう。私だけじゃなく連れたちもそれぞれに好みの酒をハイペースで飲み干している。皆、少なくとも４，５杯は飲んだな。久々に暴飲した。満腹、満腹

  2004年10月07日

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• 今夜は割下、関東風

  あぁ、今日も食った飲んだ。疲れているので、今日は（今日も？）簡単に。朝食は、ロールケーキ、アイスカフェオレ。取引先に直行で、いつもよりやや遅く家を出る。今日は１日、転勤になるＨ君の挨拶に付き添って取引先回り。午前最後の訪問先がわりと早めに終わったので、一旦出社。昼食は、社食でカレーライス、サラダ。昼を食べているうちに雨が激しく振り出す。午後も、挨拶回り。４時半過ぎに会社に戻り、メールチェック。とてもじゃないがそれ以外の仕事をする気にはならない。そして今夜も出陣。合弁で事業を行っている取引先がＨ君の送別会を開いてくれるという。先付け数品、お造り、何かの胡麻和え（中身は忘れた）。そしてメインはすき焼き。どんどん肉を食べてくださいと勧められるのだけど、この前の日曜日にすき焼き、月曜にはしゃぶしゃぶ、昨日はプルコギ、そして今日またすき焼きじゃ、申し訳ないけど箸が出ない。とはいえ、失礼にならない程度にいただいたのは言うまでもない。今日のすき焼きは割下で煮る関東風。残念ながら大根もナスも松茸も入っていない。まぁ、それがノーマルなすき焼きなのだけどね。酒は、ビールの後はリザーブの水割り。二次会に随分と誘われたけど、強引に振り切る。今夜はもう１軒付き合う自信がない。昨夜撃沈したＴ君は今夜も怪しい足取りだったが付いていった。大丈夫かな。満腹、満腹

  2004年09月29日

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• 今夜はブギーバック

  あぁ、今日も食った飲んだ。朝食は、粒ウニとご飯。さすがにこれだけじゃ物足りなくて、デザートにヨーグルト＋ハチミツ。ヨーグルトについている粉砂糖をかけるのは、イマイチ苦手。無糖も味気ないと永らく思っていたのだが、ヨーグルト＋ハチミツ。この絶妙な組み合わせ。正に「神様がくれた甘い甘いmilk & honey」。今日も何をしていたのかよく分からないが忙しい。皆がいろんなことを言うが、誰も「誰が、いつまでに、何をする」ということを口にしない。「うちの会社は評論家が多いんです」とは転職当初に散々聞かされていたが、そう言う人たちも同じ穴のムジナ。誰もやらないなら自分でやるしかない。その代わり、皆がやるなら私は高みの見物を決め込むことにしている。昼食は、場の流れで社食へ行ってしまった。トンカツ、野菜炒め、ご飯、味噌汁、漬物。先日の梅林よりもさらに３分の１ぐらいの価格のトンカツだから推して知るべし。まぁそれでも東京で食べる最近の豚だから、昔ほどに悪くはない。午後も仕事に精を出す。ボロボロになるまで働くのは性に合わないが、ほどほどに忙しくて、たまには腹を立てて机を蹴飛ばすぐらいの方が仕事をしている充実感があってよい。夕方になって、社内のＮさんから「退屈してるんだけどまだかな？」と電話が入る。今夜は久々に飲みに行こうと約束していたのだけど、予定の時間よりも３０分以上早い。仕事が途中だったし、明日は１日社外に出る予定なので、もうちょっと待ってもらうように言って、アクセル全開。速攻で仕事を片付けて、Ｎさんと連れ立って会社を出た。Ｎさんとは２年ほど前に半年ほど一緒に仕事をした仲だ。歳は私より１０歳ほど上で、学者肌の技術屋さん。非常にソフトな物腰で、女性にもてるだろうと思うのだけど浮いた話もなく、いまだ独身。出身が妻の実家の近くということばかりでなく、馬が合って良く飲みに行っていたのだけど、昨年末の休みに広島で２人で飲みに行って以来、今年に入ってからはとんとご無沙汰していた。ある店を目指して歩いていたのだけど、途中でＮさんが「ここも悪くないよ」というので「おやじの味」という店に入ってみた。日東紅茶がやっている店らしい。日東紅茶→居酒屋→おやじの味…イメージの連鎖が難しい。「おやじの」という割にはメニューはどちらかというと若者好み。腹に溜まりそうなものが多いが、品数は多くはない。バゲットの薄焼き、サンマのマリネ、塩鮭、コロッケ、オムレツ、ソーセージ、チャーハン、もう１品なんだったかな？酒は、ビール、伽耶（漢字は不確かだが、たしかカヤ）という黒糖焼酎を２杯、レモンサワー１杯。Ｎさんが先々週、痛風で歩けなくなったというので、早めに切り上げた。そもそも酒なんか飲んでいていいのだろうか。この店、腹は結構膨れたけどもう少し酒を飲みたい、というときにあわせるつまみがない。それから、「おやじの」というだけあって店員もオヤジが多い。満腹、満腹

  2004年09月16日

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• アズガバンの囚人？ 子供には囚人なんて意味不明

  あぁ、今日も食った飲んだ。朝食は、卸し納豆細ネギ入り、ご飯、ワカメスープ。朝からZAZIEの散歩。涼しくなってきたので少し遠回り。それでも歩いていると汗をかいてくる。それからベランダの鉢に水をやり、シールーの水換え。やはりメダカは消えていた。まだ、蚊がいるようなので今度は金魚を買ってきてみた。昼食は、カレー炒飯。冷やご飯が少しあったのと、冷凍庫に冷凍カレーピラフがあったので、これをミックスして、さらにベーコン、グリーンピース、ウィンナー、卵を追加。シールーのケースに金魚を放してみたら、早速シールーが近寄っていって噛み付こうとした。慌てて網で金魚をすくって、別のプラケースに金魚を移す。何のために買ってきたのやら。その後、娘に付き合って新百合ヶ丘のワーナーマイカルにハリーポッター３を見に行く。吹き替えを予約したつもりが字幕だった。それでも、ハリーポッターだから、娘も台詞が少しぐらいわからなくても問題ないだろう。１作目も見たが、あれはまったくのＲＰＧだった。それに比べたら、少しは映画らしくなっている。ハリーといつも一緒の女の子。うまくいったら？ドリュー・バリモアみたいになるのかな。ちょっと道を誤ると？原田知世か。映画館でＣＣレモンとポップコーンを娘とシェア。ポップコーンってすぐ飽きそうな気がするし、量も多過ぎるように見えるのに、気がつくと映画が始まる前に完食。夕食は、あざみ野に戻って、妻が行ってみたいといっていた居酒屋に出掛けたが今日は休み。仕方ないのでその近くの高級焼き鳥屋にしてみた。高級と書いたのは比内鶏を基本とする店であり、当然、カウンターでオヤジがぐだを巻いているような店ではないという意味。前にこの系列の四谷の店に行ったことがあるが、軽く飲み食いしたつもりが割り勘で福沢さんが１枚消えた。そんなわけで、慎重にメニューを吟味。よく見ると、確かに高いことは高いがとんでもなく高いわけじゃない。高いのは冷酒だ。なるほど冷酒を３杯も飲んで腹が膨れる程度に食べれば、それなりの金額になる。したがって、今夜は日本酒はなし。白レバー、つくね、手羽先、ネギ間、串カツ、ガラスープなど。最後に親子丼と思っていたけど辿り着けず。最近急激に食べられなくなってきている。生ビール、黒生、シーバス。帰宅して、ミニシュークリーム。なんだか疲れた。満腹、満腹

  2004年09月12日

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• ポストは人を作る

  あぁ、今日も食った飲んだ。娘が寝返りを打った拍子に何かがどこかから落ちてカタンと音がしたら、意外なほど近くでＺＡＺＩＥがワンと吠えた。それで目を覚ました私が寝室のドアを開けると、そこにＺＡＺＩＥがいた。部屋は真っ暗。妻が寝るときにサークルの扉を閉め忘れたようだ。ＺＡＺＩＥをサークルに連れて行き、扉を閉めて、時計を見ると３時半。なんだかそれから眠れなくなってしまった。寝たような寝ていないようなまま朝を迎える。ここのところまた眠りが浅いので、再びレンドルミンでも飲んでぐっすりと眠ってみたい誘惑に駆られる。でも、あれを飲むときはアルコールを抜かなければならないのが難点だ。朝食は、パン、ハチミツ、アイスカフェオレ。娘が育てていたゴーヤの実の２つのうち１つが黄色くなり始めていたので、あわてて２つとも収穫した。巨人の前オーナーがまたなにやら発言して物議を醸しているらしい。あの人にとってはオーナーを辞任することなんて何の意味もないのだね。肩書きがあろうがなかろうが自分がプロ野球を動かしていると思っているみたいだ。ところで、プロ球団のオーナーってなんなのだろう。直訳すれば所有者だが、個人的に球団を所有しているとも思えないし（米国では個人的に持っている人もいるらしい）、所有者なら「辞任」なんてことはあり得ない。売却して所有者じゃなくなるだけだ。それに、球団代表だの球団社長だの、いったい誰が責任者なのだろう。そういえば、前オーナーは読売新聞の主筆とかいう肩書も持っていた筈。読売新聞のサイトで会社案内を見てみると、代表取締役会長主筆だそうだ。代表取締役で主筆となると、社長が霞んで見える。紙面に対する責任者が主筆で、経営の責任者が社長なのだろうか。他の新聞社にも主筆というのがいるのだろうかと、ふと思いついて、他社のサイトも見てみた。どこの社も会社概要のページが実に見つけにくい。読売や日経は代表者の挨拶が載っていたが、朝日、毎日、産経は社長の名前すら書いていない。「責任者、出て来い！」である。そして、沿革や取材網だけは熱心に書いてあるが、それ以外は形だけの情報しか掲載されていない。現場の記者さんたちは、企業にやってきて情報開示に努力せよなんて迫るのに、灯台下暗しとは正にこのことだ。昼飯は、あるでん亭でチキンクリームスパゲッティ。チキンのほかにはタマネギとグリーンピース。希望を言えばもっとグリーンピースをたっぷり入れて欲しい。いっそチキンもいらないからグリーンピースのクリームスパゲッティにしてくれても良い。なんて言いながらも、十分に満足。なぜか、今日のあるでん亭は空いている。昼の稼ぎ時だというのに半分ぐらいしか席が埋まっていない。昼過ぎ、課長代理がヒラに「法務局に謄本を取りにいくけど、他に何か用がある？」と聞くと、ヒラが「それじゃ、Ａ社の社長印の印鑑証明をお願いできますか」と答えた。オイオイ。思わず口を挟んだ。「そういう時は、『私が行ってきます』って言うんだよ。上司にお使いを頼む奴があるか」。前の会社でもそうだったが、グループ制が導入されて以来、階層意識や上下間の緊張関係が薄れている気がする。それが良い結果を一部でもたらしていることも否定しないが、それ以上に人が育たなくなったというデメリットの方が大きい気が個人的にはしている。会社によって違うだろうけど、私の知っている昔の制度で言えば、３０前後で係長になって部下を持ち、課長補佐になっていくつかのラインを束ね、担当課長になると部内の調整や予算などの課全体のマネジメントの仕事も加わり、課長になると課全体の業務執行やその結果に責任を持つし、人事も行わなければならない。そうやって、段階的に職位が上がるごとに、組織の責任者としての仕事を身に付けていったものだ。ところが、今じゃ、課長だ課長代理だと一応の職位はあるものの、何の権限も責任も与えられていない中間層がゴロゴロいる。それはそれで気楽だが、それでは次のステップに進んだときに、本人も回りも大変だ。ポストは人を作る。私の経験から言えば、肩書を与え、部下を与え、権限と責任を与えれば、それなりに人は育つ。そこで育たない人間は、昇進できないだけのことである。夜は、昔の同僚３人と銀座のちょっと小ぎれいな和食の店。昔の同僚と書いたが、私以外の３人は５年以上も前から今に至るまでずーっと同僚である。歳も皆近い。息も合っているし、お互い信頼できる存在だろうけど、将来は一つの部に３人も部長は要らないのだから、いつまでも仲良しトリオじゃいられないだろうに、なんて余計なお世話である。水茄子の浅漬け、鶏唐揚、厚焼き玉子、刺身盛り合わせ、サラダなど。酒はビールを２杯飲んだ後、天狗舞山廃純米、菊姫（だったかな？）。あまり飲まないメンバーだったためか、ここまで飲んで、私も少しペースダウン。レモンサワーを２杯。まだ、完全復調とは行かないみたい。〆に稲庭ウドン。帰りに東急ストアでダイエットペプシ。なにやらペプシブルーという真っ青な飲み物が新しく発売されたらしいが、いまだ見たことがない。朝収穫したゴーヤの１つはすっかり黄色くなって、先端が割れていた。そしてその裂け目からは毒々しい赤に染まった種が見えている。てっきり、娘が赤い絵の具で色をつけたのかと思ったら、そうではなくて天然の色だそうだ。満腹、満腹

  2004年09月03日

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• 「行くあてもない土曜のドライヴァー」な気分

  プロローグ二日酔いだ。量的には全然飲んでないのに、胃がムカつく。体調も悪かったしなぁ。それに、安い焼酎だったしなぁ。いつも安い焼酎を飲んだ後は不快な朝を迎え、もう安い酒を飲むのは止めようと思うのだけどね…本編はあとできちんと書くよ。いまはそっとしておいて欲しい。－－－－－あぁ、今日も食った飲んだ。なんだか不快な気分のままベッドの上をゴロゴロしていたら、いつの間にか１０時だった。ＺＡＺＩＥがお腹を空かせて切ない泣き声をあげている。餌をやってまたベッドへ逆戻り。妻も娘もまだ起きてこない。１１時近くなってようやく親子３人が起き出した。私はもうこの時間だから朝飯抜きでもよいだろうと思っていたのに、妻がパンとチーズ、アイスカフェオレを用意する。このため、昼食はやや遅め。貰い物の阿藻珍味の尾道ラーメン。阿藻珍味はその名の通り珍味屋さん。ノンベエの社員たちが飲んだ後に美味しいラーメンが食べたいと試行錯誤を繰り返してできたのが、このラーメンだそうだ。地元の小魚の出汁が効いているのが特徴。けれども、阿藻珍味は福山の店、なぜ尾道ラーメンなのだろう？午後は娘の勉強。また、下克上テストが近付いてきているのだ。外は雨だし、体調も冴えないから、今日は静かに暮らそう。文春の椎名誠の連載の出だしに、「よくわからない言葉に『自分さがし』というのがある。」と書いてあるのを読んで、大いに同感。「自分さがし」をしている「自分」っていったい誰なのだ。まぁ、新天地を開拓したいとか、自分の本当にやりたいことを見つけたいなんてのは良いと思うけど、「今の自分は本当の自分じゃない」なんて言うのは現実逃避でしかない。果ては「私は本当は人類を救うためにこの世に派遣された○○の戦士だったのだ」なんて「自分」を探し出してしまったりしたら、厄介だ。夕食は、山本麗子さんのレシピでトリ唐揚。このレシピの特徴は、しっかり下味を付けること、たっぷりの卵と片栗粉で味を閉じ込めてカラッと揚げること。そしてなによりも、五香粉（ウーシャンフェン）で香り付けすること。我が家で唐揚をするときはこのレシピ。よそで五香粉の香りのしない唐揚を食べると物足りない。ちなみに、五香粉は茴香、肉桂、花椒、丁子、八角をあわせたもの。少し大きめのスーパーならたいてい売っている。唐揚のほかは、厚揚げ（妻が買って食べるのを忘れていたら、今日が賞味期限だった）、ブロッコリ、トマト、卸し納豆、ご飯。ビール、それから横濱カクテルというチューハイかサワーの一種。しばらく前からメガネが合わなくなってきていて、レンズを換えなければと思いつつ、結局今日もめがね屋に行きそびれた。そろそろまじめに何とかしなければ、目が見えなくなってきている。老眼でも始まったのだろうか。満腹、満腹

  2004年08月28日

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• ダンジョンの奥で、ついに１号店を発見！

  あぁ、今日も食った飲んだ。今日は半分サボリのような立ち寄りのため、いつもより少しゆっくりと起床。何時までにと決まっている予定じゃないので、もっとゆっくりしてもノー・プロブレムなのだけど、ついつい生真面目に家を出てしまった（サボリと言ってみたり、生真面目と言ってみたり、支離滅裂だ）。朝食は、当然、昨晩の残りのカレー。一晩置いたカレーは美味いとよく言われるし、昔はそんな気もしていたけど、今となっては昨晩食べたカレーとどこが違うかと聞かれても、よく分からない。まぁ、出来立てのときよりもトロリとした感じがなくなって、ゴテゴテしているように思うのは、ジャガイモなどの野菜が煮溶けているのと、水分が蒸発したせいだろうか。用が済んだのが１１時頃。そのまま少し時間を潰してから早めの昼飯を楽しんだ後、出社しても良かったのだけど、これまた生真面目の虫が騒ぎ、１１時半頃に会社に着いた。それでも、同僚たちが社食へ向かうのを見て見ぬふりをして、周りに人がいなくなったのを見計らって、結局はまた会社の外に出る。さて、何を食べよう。迷走した挙句、築地市場の魚河岸横丁。そうだ、今日こそは吉野家に行ってみよう。たしか前に本か雑誌に出ていた地図ではこの辺の筈。でもこっちには食堂はなさそう…いや、あった。なるほどこんな一角があったのか。オレンジ色の看板こそないけど、間違いなく吉野家。思っていたよりもずっと小さい店。「並と卵」。当たり前のように牛丼の並が出てくる。いや、当たり前のようにではなく、数ヶ月前まではこれが当たり前だったのだ。なのに、今やこの１号店以外では「並」といえば豚丼の並が出てくるなんてね。牛丼の上に溶いた卵をかけ回し、紅生姜をたっぷりと載せ、七味唐辛子を振ったら、後は勢いよく掻っ込むのが正しい作法というもの。ただ、私はどうも最後の「掻っ込む」というのが苦手である。ちなみに、紅生姜。妻も娘も嫌いである。お好み焼きでも焼きそばでも「どうしてこんなものがついてくるのか」と言って、ひとつ残らず除けてしまう。私は、紅生姜そのものが好きということはないけど、いくつかの料理にあっては、欠かせない脇役だと思うのだけどなぁ。午後は、午前中サボった分、適度に仕事があって、退屈することもなく夕方を迎えた。先日、隣のＴ君の誘いを断ったので、今夜は付き合うことにした。もうひとり、Ｈ君も一緒。歌舞伎座の裏の方のこれといって特色もない、ただの居酒屋。それでも７時も過ぎると満席で賑わっている。サンマ塩焼き、枝豆、ゴーヤチャンプルー、チヂミ、肉じゃが、タコ刺し、ポテトフライなどなど。生ビール小ジョッキを２杯。小ジョッキなんて自分の意思で頼むことはまずない。Ｔ君が持っていた生ビールサービス券を使ったら、これが小ジョッキ。お替りするときに、特に何も指定しなかったので、再び小ジョッキ。さて、次はどうしますと言われ、やはりなんだか体調不十分なのでサワーにしようと思ったが、あとの２人が焼酎のボトルを取るというので、私も付き合うことにした。３人で７２０ｍｌを１本。いつもならとてもこれで終わることはないのだけど、今夜はこれでも飲み過ぎたように思う。あざみ野駅に帰り着いて、東急ストアでアイスとコカコーラＣ２を買う。今の家に越してくるまでは、たいてい駅から徒歩１０～１５分ほどの場所に住んでいたので、飲んだ帰りに駅前のコンビニでアイスキャンディを買って、食べながら帰ったものだ。飲んだ後のアイスって美味しいんだよな。今は家が近過ぎて、そういう楽しみがなくなった。話はだいぶ違うかもしれないが、高校時代、私の通学時間は自転車で５分、歩いても１０分程度。通学の楽しみといえば、家が女子校のすぐ横だったので、登校してくる女子学生たちを眺めながら逆行していくぐらいなもの。漫画や青春小説の中に出てくるような、通学途中のバスや電車の中での出会いや語らいなんてものとは無縁の生活。果たして私がバスや電車で通学したからといって、何か楽しい思い出が出来ていたかというとなんともいえないけど、それでもバス・電車通学の同級生たちが羨ましく思えたものである。Ｃ２、はっきり言って不味い。これならダイエットコークの方がずっと良い。満腹、満腹

  2004年08月27日

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• 天使の取り分

  あぁ、今日も食った飲んだ。今朝はさすがに満腹感はないけど、まぁ控えておこうということで、再びアイスカフェオレだけ。ベランダの鉢たちに水を遣っていたら、いつの間にか娘の友だちのヘチマが消えていた。子供たちの夏休みもそろそろ終盤に近付いているようだ。私が受粉した娘のレイシは順調に成長している。午前中は長かった。ちっとも仕事に気合が入らない。昼は、ぶらぶらとソニービルまで歩いてあるでん亭を覘いてみたのだけれど、若い女の子たちが行列を作っていたのでパス。近くの東芝ビルに行ってタイ料理の店に入る。レッドカレー。ここのレッドカレーはちょっと独特。いや、そんなに変わっているとも言えないかもしれないが、いつも食べている味とは少し違うような気がする。過日とは違うものだけど、今日も店員の着ているシャツが実に良い。午後は、建設中の某プラント現場に駐在している技術屋さんが出張してきて報告会。ということは、当然夜の部がある。社内のビュッフェで懇親会。刺身盛り合わせ、小エビ天婦羅、人参？のかき揚、鯨ベーコンなどなど…あとは正直言って忘れた。酒は、ビール、芋焼酎、四万十の栗焼酎、某氏が台湾から持ち帰った甕入り老酒。老酒は蓋の周りをがっちりと石膏で固めてあり、ビュッフェからペンチやらなにやら借りて周りの迷惑など顧みず、ガツガツと叩き割ってようやく開けてみたら、甕の５分の１ぐらいしか中身が入っていない。中国の天使は取り分が多いようだ。それでも、芳香豊かで口当たりもまろやか。良い酒だ。以前、高知出張のときに買って帰った可杯（べくはい）を事業部長席から持ち出して大騒ぎ。今日は、幸か不幸か独楽が私の方を向いてくれない。社内だけあって、入れ替わり立ち替わり通り掛かりのゲストが現れてそれなりに盛り上がったが、終わりの時間は早い。もう一軒と誘われたけど、今日はやめておこう。さすがに今週は疲れた。満腹、満腹

  2004年08月20日

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• 陳情団は行く

  あぁ、今日も食った飲んだ。昨晩ついつい杯が進み過ぎて、すこしつらい目覚め。とはいえ、二日酔いということはない。酒より睡眠不足だ。そうそう、我が愛車ロバ君は昨晩のうちに妻と一緒に帰ってきた。朝食は、パン、ハチミツ、トマトジュース、アイスカフェオレ。ここ何日か、朝食後に一仕事ある。娘が学校で植えて夏休みに持ち帰った蔓レイシ（ゴーヤ）と娘の友だちのヘチマに水をやらねばならないのだ。娘は自分でも広島のおじいちゃんの家に行くというのに、やはり親の田舎に帰るという友達のヘチマを預かったのだ。妻の話では、友だちから電話で頼まれて「うん、大丈夫。お父さんがいるから」と言っていたそうだ。お父さんはヒデジイじゃないのだ。が、水を遣っていたら、珍しく蔓レイシに雌花が咲いている。たくさん花が咲いているのに雄花ばかりで、これまでに結実したのは１個だけ。早速綿棒を持ってきて、雄花から花粉を集め、雌花の先にこすり付けた。まぁ、食べられるほどのレイシが実るとも思えないけどね。今日は、午前も午後も霞ヶ関。前の会社では一時期よく通ったが、最近はとんとご無沙汰。付き合いたい連中じゃないけれど。午前の部は、和気藹々と終了。昼食は、訪問先の入っている合同庁舎の最上階にある食堂。かつての役所の食堂といえば、社食と負けず劣らず空腹感を満たすだけの機能しかなかったが、ここは眺望も良いし、店の雰囲気もオシャレとまでは言わないが、なかなかに小ぎれいに作ってある。和風おろしハンバーグ定食。５００円台である。ガスト並だが、出てきた食事もガスト風。それでも、この値段、ロケーションでこのレベルなら良しとしよう。午後の相手は酷かった。数時間にわたって平行線の怒鳴り合い。相手は、はなっから聞く耳持たぬの姿勢だ。後出しジャンケンをしておきながら、先に出したそちらの自己責任という開き直り。こういう人間に限って天下りした後に、「最近の役人はなっとらん」なんて偉そうに言うばかりで、自分は何もしないくせに、会社の金で飲み食いして歩くのだ。規制緩和だ行政改革だといいながら、役人の体質はちっとも変わっていない。夜は、前の会社の１年上の先輩Ｅさんと懐かしの新宿へ。酒処吉本という店へ。Ｅさんとは、歳が近いだけでなく、似たようなキャリアを歩んできたし、性格や体型も似てなくもなく、私の入社当時から親しくさせてもらっている。が、かつては「あの人は飲み方がしつこい」とか「付き合ってたら体がもたない」と、下の連中からは一緒に飲みに行くのを敬遠されていたＥさんが、「久し振りで悪いんだけどさ、俺、あまり飲めないんだよ。脇腹にずっと痛みがあって来週ＣＴなんだよね」なんて弱気な台詞を吐く。知り合った頃はお互い２０代前半だったというのに。久し振りに会ってこんな会話を交わすようになるとは。まぁ、４０過ぎのオヤジのふたり酒なんてこんなものか。刺身盛り合わせ、馬刺、枝豆、さつま揚げ、茶ソバ。酒は、ビールの後、旭川の男山。Ｅさんの回復を願う。満腹、満腹

  2004年08月12日

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• オジサンは多機能化についていく気なし

  あぁ、今日も食った飲んだ。楽天広場がなにやら変わるとは聞いていたけど、１日サボったその日に変わって、今日ページを開いたら、ムムム！タイトルの文字数キャパが８０字以内から１６０字以内に倍増…ってそんなに長いタイトルは、もはやタイトルじゃない！トップページの金田の写真も上と下がちょん切れてる。ただただブログを楽しみたいだけなんだから、あれこれ余計な機能は要らないのだけどなぁ。やれやれ。朝５時に胃薬。気持ちが悪いが吐くほどじゃない。いつもより３０分近く遅くベッドから這い出して、朝食。白桃ゼリー、アイスカフェオレ。今日も暑い。もうこんなことは書きたくないけど、書かずにはいられない。暑い！昼は、社食で、温かいナメコおろしソバ、おにぎり。３時過ぎに役員から頼まれた仕事で調べ物をしに広尾の中央図書館に出掛けた。有栖川宮公園の木立は割れんばかりのセミの大合唱。こんなところに５分も立っていたら頭がおかしくなりそうだ。図書館の手前の広場では可愛らしいヨーキーが４匹ほど集まっていた。ＺＡＺＩＥとは違って、ヨチヨチと歩く姿が人形みたいで愛らしい。そして、皆、耳がピンと立っている。ＺＡＺＩＥはヨーキーのくせに耳が垂れているのだ。そして、少し体が大き目だし、華奢で優雅な感じがしない。よそのヨーキーの飼い主から「あら？ヨーキー？」と聞かれることも多い。血統書はあるのだけど、時々、私も本当にヨーキーなのだろうか？と疑問を感じることはある。まぁ、だからといってＺＡＺＩＥに対する愛情が曇ることはないのだけど。夕方に某ホテルで某氏と密会。あるオファーに対して辞退したい旨を告げる。大きなチャンスであろうことは想像に難くないけど、だんだんと歳を取ってくると自分の気持ちだけでは簡単には動けない。家族のことや社会的責任なんてのも多少はある。今は時期が悪い。夕食は、生ハムと生ベーコンとオニオンスライスのサラダ、鰯塩焼き、納豆ご飯。鰯は最近すっかり高級魚になってしまったらしい。学生時代など５匹で１００円ぐらいで買えて、実に重宝した。２匹は塩焼きにしてその日に食べて、残りは煮て次の日に食べたりしたものだ。晩酌に、ビールと仙台で買って来た南部煎餅。満腹、満腹

  2004年08月04日

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• バナナフィッシュに最良の日

  あぁ、今日も食った飲んだ。私の夏休みは今日でおしまい。また明日から宮仕えの日々。無事社会復帰できるやら。まぁ、昔から気ままに仕事してきてなんとかなっているのだから、大丈夫だろう。朝食は、トースト、アンズジャム、アイスカフェオレ。今月から東急ストアが２４時間営業になったので、朝起きて家に何もなくてもちっとも困らない。以前同じマンションの人が、目の前に東急ストアがあるから家に冷蔵庫が必要ないと笑っていたけど、２４時間営業になってまさにそのとおりになった。娘もそろそろ勉強再開。毎日の基礎トレが溜まりまくっている。昼食は、ナスとハムとグリーンピースのトマトソース・スパゲティ。自分で作るスパゲティはやはり美味い。１週間タイ料理でも飽きはしないが、それでもあれこれ世界各国の料理を食べたい。ついでに、夏休み最後の日ということを言い訳に、昼からビール。部屋を片付けいたら、見落としていたフォスタープランからの手紙を発見。開けてみたらなんと支援していたネパールの女の子が結婚したという。なにはともあれめでたいが、まだ１０代だった筈。驚いた。フォスターチャイルドが結婚してしまったら、フォスターペアレントはどうなるのだろう？ちなみに、ネパールでは結婚して２週間ぐらいは夫の家で過ごし、それから実家に戻って１年後に披露宴？そしてその後に夫の家に入るのだそうだ。夕食は、お好み焼き。いつもに比べていまひとつの出来の気がする。辛くないからかな？晩酌にメコンのソーダ割り。スキットル・サイズの瓶だったので、今日でおしまい。あと２，３本買ってくれば良かった。あぁ、良い夏休みだった。毎日が夏休みだったらどんなに良いだろう。ちょっとセンチメンタル。今晩の日曜洋画劇場はプレデター。私の見た限り５本の指に入る傑作である。満腹、満腹

  2004年07月25日

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• 真実はいつも目の前にあって、それでいて見えないものだ

  あぁ、今日も食ったん飲んだ。朝食は、レーズントースト、アイスカフェオレ。冷蔵庫にある筈のハチミツを探したのだが全然見つからない。食べ終わって牛乳をしまおうとしたら、一番手前にあった。真実はいつも目の前にあって、それでいて見えないものだ。会社に出て、昨日準備した宿題をメールで流す。が、何の反応もない。大丈夫か？ 自分の立場。私の夏休みよりもその次の次の週に休む若者のスリランカ旅行で職場は盛り上がっている。スリランカは、アシモフだったろうか、否、アーサー.C.クラークか、と言ったら、皆、キョトンとしていた。ＳＦはもう流行らないのだね。昼食は今日も社食。夏休み前だから緊縮財政。白身魚のソテーのキノコあんかけ、豚の竜田揚げ、ご飯、スープ。昼一番で暑い中３０分近く掛けて取引先まで歩く。ここは直線距離なら近いのだけど歩くほか適当な交通手段がない。３社で打ち合わせ。当社とホスト側は皆ノージャケット、ノーネクタイ。遠くからやって来た某社の方々だけタイを締めて上着着用。ホスト側もあらかじめ「軽装でおいでください」と言っておけばよいものを。１年半ほど前に３社で話し合いを始めた頃は感情的対立もあったけど、メンバーチェンジなどもあって、今や和気藹々と話が進む。でも、私は言うべきときは言うので、少々煙たがられているのかもしれない。夜は、また別の取引先と１年ぶりの懇親会。先方所有の施設とはいえ、建物も出てくる料理もいっぱしの料亭風。料理は会席。そこそこに美味い料理が並ぶ。酒は、ビール、次に久保田を造っている朝日酒造の越州という酒。これはいかにも越乃寒梅や久保田の流れ。次に、広島県竹原の幻という酒。芳醇というべきなのだろう。浦霞の禅の路線というべきか。その後は、秩父の源作印のワインを赤と白。香りは言うべきものがないが、まずまず飲み易い。特に白は甘口で、ある程度酔った後には美味く感じる。電車であざみ野まで帰り着いて、東急ストアに寄る。先週から東急ストアは２４時間営業になったのだ。駅と家の間にコンビニがなかった私にはとても助かる。しかし、終電後＋アルファならまだしも、終電が終わったあとから朝までの間、儲かるだけの客などくるのだろうか。一度夜中に覗いてみようと思う。それでも、今日は２３時ごろ、結構混んでいる。私も酔い覚ましにシャーベットを買った。満腹、満腹

  2004年07月15日

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• 小さなスナック

  あぁ、今日も食った飲んだ。暑い。高知だから暑いと思っていたら、東京近辺も十分に熱帯だ。朝食は、バゲット、アイスカフェオレ、じゃこ天。こう暑くちゃ外に出る気もしない。仕方ないので、昼は社食。肉団子、ボルシチ、ご飯、味噌汁。出張中に腕時計が壊れた。ラバーベルトのデジタルで、タイマー、ストップウォッチ、アラームのほかに、ボタンひとつで世界十数都市の時間が表示される優れもの（この機能は１回しか使っていないのだが）。多少手荒に扱っても良いので、出張のときはいつもこれ。買ってまだ４年ほど。高知で、壁か柱にゴンとぶつけた。お陰で手はどこも痛まなかったのだが、液晶に霞がかかったようになった。そのうち、時間は表示されているけど秒が進まなくなったり、バックライトが消えなくなったり、どのボタンを押しても反応しなくなってしまった。気に入っていたので残念。夜は、取引先の部長の退職送別会。親しくお付き合いさせていただいた十数人で集まった。が、しかしである。幹事がちょっと変わり者。会場は洋風居酒屋のビアチムニーだというのだ。しかも、行ってみたら、個室でも座敷でもない。テーブル席の隅の一角を押さえてあっただけ。幹事がうちの社の人間だったらボロカスに言うところだが、会社ごと、職場ごとに飲み会の文化があるので、これが向うの社の文化であるならば、郷に入っては郷に従えである。それでも、料理はこの手の店にしては悪くはない味。サラダ、カルパッチョ、カジキソテー、ピザ、スペアリブなど。酒は、御殿場地ビール３種をピッチャーで。シーバスのロック、白ワイン、赤ワイン。飲み放題でシーバスが選択できるとはね。時代が変わったものだ。明日も大酒飲みの元上司と約束していたので、今日は１軒で帰ろうと思っていたら、店を出たところで相手方の別の部長が私の二の腕をがっしりと掴み、「今夜は付き合ってもらいますよ」。そのままぐいぐいと引きずられて、私の上司と３人で新橋の手前のスナックへ。結局、解放された頃には日付が変わっていた。それでも、サラリーマンは引っ張られるうちが華である。声を掛けてもらうのは、うれしいことだ。それにしても、私より一世代上の人たちは、それぞれに行きつけのスナックを持っているものだ。しかも、接待などで使うのかと思いきや、皆「ここはね、会社の人間には内緒なんですよ」と決まって言うのだ。私だけじゃなしに、私の世代から下は、女の子が横に座るような店に好き好んでいく奴は珍しい。いないわけじゃないけどね。後からひとりでやってきたベロベロのオヤジは、崩れ落ちそうになりながらも、店にあったギターを抱えて弾きながら、店の女の子とデュエットしていた。満腹、満腹

  2004年07月07日

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• はしけん？

  あぁ、今日も食った飲んだ。今日は高知出張。一度会社に出ても良いぐらいの時間だったが、まぁいいだろうということで、高知空港集合。朝食は、パン、アイスカフェオレ、白桃ゼリー。昨冬、バスが渋滞に巻き込まれ飛行機に乗り遅れて以来、ここのところ、朝、羽田に直行するときは電車だったが、今日は少し遅い便なので、バスにしてみた。横浜駅で京急に乗り換えるのは、もううんざり。それでも用心してかなり余裕をもって出た。そうしたら、バスは定刻どおり。１時間半近く早く羽田に到着。カードラウンジでコーヒーを１杯。高知竜馬空港に到着して、空港で昼飯。連れが皆、軽いもので良いと言ってウドン。私は定食を食べたかったのだが、役員も一緒なのでひとりだけ悠々と食べているわけにも行かず、地鶏丼にした。悪くはないけど、地の物という料理ではない。高知竜馬空港から取引先の工場へ直行。今日は建設中のプラントでちょっとしたイベントがあり、その見学。工場長に挨拶をした後は、現場へ。地上３０メートルほどの鉄骨むき出しのプラントの通路に立ちつくすこと約１時間。サウナなどにいるよりもずっと汗が吹き出す。聞いていたほどの迫力ではなかったが、まぁ来た甲斐があったといえるイベントであった。早めにホテルに入ったので、まずはシャワーを浴びて、一眠り。と思ったが、それほど眠くもなく、ホテルの周辺を徘徊。帯屋町のアーケード街を行ったり来たり。今どき、地方都市の商店街というと人影もまばらで、シャッターの降りた店ばかりと思いきや、結構賑わっている。小さな八百屋や魚屋、いかにも高知らしい鰹節屋ほか、個人商店に元気がある。歩いていて落ち着ける良い街だ。夜は、こちらに駐在している人の慰労を兼ねて、土佐藩といういかにもの名の店へ。あらかじめ、どろめ（関東で言うところの、生シラス）だけは頼んであり、あとはメニューを見てから。土佐天、じゃこ天（美味い！）の後は、皿鉢料理。皿鉢にはカツオたたき、ブリ刺し、カツオの押し寿司、鯖寿司、稚鮎甘露煮、飯蛸、小エビ天麩羅、ちゃんばら貝、メロンにオレンジ！？等々。鯨も食べたかったが、皿鉢で皆満腹のようだ。酒はビールの後は、酔鯨を常温で。仲居さんや女将があれこれ高知の遊びを教えてくれる。箸拳？ これは、ふたりで向き合って３本の箸のうちお互い何本かずつ相手に見えないように出して、合計本数を当てる遊び。そして、負けた方が、杯を空ける。次は、名前は知らないが、陶器のコマを回して、柄が向いた方に座っている人が、駒の上に出た絵の杯（オカメ、天狗、ヒョットコ）で酒を飲み干す遊び。何故かコマの柄は私ばかりを指す。最後は、紅白拳といっただろうか。これは団体戦。同じチームで手を握り合って、グー、チョキー、パーを伝え、味方が同じものを出すじゃんけん。同じ組でひとりでも違うものを出すと、負け。皆同じものを出していても、当然、じゃんけんで勝ち負けが決まる。これは連帯責任で、負けた方が全員で杯を空ける。いやぁ、楽しく飲んだ。今日は見学と飲み会だけで、こんな良い出張はないと言えるほどだが、明日は現場を這いずり回る予定。明日も暑くなりそうだ。満腹、満腹

  2004年07月05日

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• 葡萄焼酎

  あぁ、今日も食った飲んだ。昨夜の酒が少し残っていてだるいが、気持ちが悪いとか頭がガンガンするというほどじゃない。朝食は、ダークチェリーデーニッシュ、アイスカフェオレ。会社について、朝からコーラをがぶ飲み。胃が荒れている感じのときはコーラに限る。ただ、ペプシがなかったのでコークで我慢。今日はたいした仕事じゃないけど、あれこれとやることが多い。昼は、雨の中、外に出るのが億劫なので、社食でザルソバ、シラスかき揚付き、ワカメおにぎり。シラスのかき揚だなんていうが、ほとんどタマネギだ。ところどころにシラスの目玉が見えるが、ちっとも味がしない。午後も、忙しくもなく暇でもなくといった調子で仕事。それにしても、今日はなんだか職場が閑散としている。異動前の金曜日のせいだろうか。帰宅して、ロールキャベツ、納豆、ご飯。ロールキャベツにはジャガイモも添えられていたが、ニンジンもあると良かったのに。ちなみに、スープはコンソメ・ベース。今夜はスポーツクラブも人が少ない。皆どこに行ったのやら。ビールを１缶。昨日、グラッパを飲んでふと思ったのだけど、なぜ日本でグラッパを作らないのだろう。日本全国あちこちでブドウが作られているし、ワイナリーも増えている。それになんといっても焼酎ブームだ。葡萄焼酎といって売り出したら、マーケティングを上手くすればヒットすると思うのだが。満腹、満腹

  2004年06月25日

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• 当せん金付き証票

  あぁ、今日も食った飲んだ。朝は、フランクフルトパイ。木村屋総本家のものだそうだ。木村屋もあんぱんだけ作っていれば良いものを。あとは、パンプキンスープ、アイスカフェオレ。午前中に携帯が鳴った。受信しようとしたら切れた。電話番号を見たら075-XXX-1111。なんとも区切りの良い番号である。迷惑メールは一時期下火になっていたと思ったら最近また多い。差出人が、「みよ」とか「じゅんこ」とかなんとか。タイトルも「ひさしぶり」とか「覚えてる？」なんてものばかり。女のファーストネームの差出人は全部読まずに削除。今日の電話も、ワン切りかとも思ったが、最近はずっとなかったし、あまりにキリが良い番号である。ふと思い立って、検索サイトでこの番号を入れて検索したら、ワン切りナンバーランキングなるサイトがあって、この番号が２位にランクされていた。いやはや、私は流行に弱いのである。昼食は、用事があって有楽町の交通会館に行ったついでに、ここの地下で皿ウドン。皿ウドンは、大手町で働いていた頃は神田の鎌倉橋寄りの西海という店でよく食べた。チャンポンや茶碗蒸し、角煮なども美味くよく行ったものである。ただ、ビールの後は、焼酎の梅割りになる傾向があり、ちょっと閉口した。店の問題というよりは当時の飲み仲間の問題だろう。神田のガード下にも西海という別の店があるようだが、あれは違う店だと思う。新宿に移ってからは代々木の利代という店で皿ウドンを食べることが偶にあったが、味は間違いなく西海に軍配が上がる。そういえば、利代の皿ウドンのランチにはヤクルトが１本付いていた。交通会館地下の皿ウドンは変わっている。普通の皿ウドンは細い固麺にあんかけが乗っているものだが、ここのはまさにウドン、いや半生のウドン（ラーメンの極太？）の上に野菜炒めが乗っているものだ。向かいに座っていた人も食べていたが、彼のものは全然汁気がないのに、私のは食べ終わったら野菜炒めの汁がたっぷり。不味くもないが、敢えてまた食べたいとは思わない。家に帰って「今日は変わった皿ウドンを食べた」と妻に話したら、「あぁ、あそこね。あなたもあれを食べたの。一言聞いてくれたら教えたのに」と大笑い。今日木曜日は、ロト６の抽選日。飲む打つ買うの飲むはともかくとして、打つ買うには縁の薄い私であるが、唯一の打つ趣味は宝くじである。ちなみに宝くじの法律名称は当せん金付き証票である。当せん金付き証票法という法律があるのだ。さて、そのロト６。先週は１等該当なしで４億円がキャリーオバー中。買わない手はない。２口買った。明日の楽しみ。夜は、前の会社の同僚のＫ氏と三茶で待ち合わせ。彼は私が会社を辞めた時の部下であったが、歳は１つぐらい上だったと思う。前の会社が１回目の合併をしたときの相手方から来た人で、２回目の合併をしてから１年半ほど同じ職場にいただけだが、いまだにたまに一緒に飲む。会社を辞めた私にとってはありがたい存在だ。彼は飲んでいて時々、「所詮、僕はマイノリティですから」と言う。その意味はこうだ。実は１回目の合併のときは、事実上相手の会社の救済合併。社員数もこちらが５で向うは１。最初は、一応社員数比で各職場に人員が割り振られたが、あっという間に本社部門から相手方の社員が消えていった。こちらの社員の中には「民族浄化だ」なんていう人間もいたぐらい。実に残酷である。何故か私はそのときの合併相手の人間たちに気に入られたらしく、今日のように飲みに行くことがたびたびあったが、それでも「食田さん、あんただから言うけど、あのときのあなたたちのした仕打ちは忘れませんよ」と言われたことが一度ならずある（ちなみにそう言ったのはＫ氏ではない）。中国人や韓国人が第二次大戦のことを持ち出すのもそういうことなのかもしれない。三軒茶屋の居酒屋でビール、焼酎、つまみ各種。お互い家の近くまで帰って来ていることもあり、もう１軒。にぎわいからちょっとはずれた半地下のバー。結構な酒が揃っている。まずは、グラッパ。久々に飲むと美味いね。焼酎がブームになっていることだし、そろそろグラッパがブレークしても良い頃だと思うのだけど。まだ、マイナーゆえ少々値が張るが、もっと数が出るようになれば、手頃な値段で飲めるようになると思う。そう期待してやまない。最近の好みの中では、グラッパが一番。それでも２杯飲んだところで、３杯目のグラッパはちょっと躊躇。取敢えずマティーニ。これで終わりにしようと思ったが、連れがもう１杯というので、若い女性のバーテンを試して「マデイラはありますか？」と問うと、即座に「申し訳ございません。マデイラは置いてございませんが、ポートでいかがでしょう」と返ってきた。会話が繋がったので、ポートを仕上げに１杯。満腹、満腹

  2004年06月24日

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• 打ち上げ

  あぁ、今日も食った飲んだ。朝食は、相も変わらず、パン、ハチミツ、グレープフルーツジュース、アイスカフェオレ。私が子供の頃はまだグレープフルーツジュースが珍しかった。グレープフルーツに限らず、あの頃あった果物のジュースなんて、リンゴとミカン、ネクターぐらいのものだったように思う。それにそもそも果汁１００％が少なくて、大抵はファンタなどの無果汁か僅かに果汁の入った、飲むと舌に色が付くようなものばかりだった。当時はグレープフルーツジュースは輸入物の缶詰しかなく、近所のデパートに売っていた。美味しくて、母が買ってくるとあっという間に飲んでしまったものである。昼食は、京橋図書館まで足を伸ばしたついでにスイスという店。ここは、日本で初めてカツカレーを作った店の系列らしい。店の常連だった千葉茂という川上と同じ頃の巨人軍の選手が、トンカツとカレーを食べているうちに、面倒になって「カレーの上にトンカツを乗せてくれ」（「トンカツ・ライスの上にカレーを掛けてくれ」だったかも）と言ったのが、カツカレーの始まりだそうだ。というわけで、その名も「千葉さんのカツカレー」。カレーは、あまり辛くないけど、いかにも長い時間を掛けて煮込みましたという、複雑系の味。カツは、肉屋で売っているトンカツ風。可もなく不可もなく。カレーを食べるなら、この前のえすとの方が良い。帰りに、取引先の部長とばったり出くわした。この部長も、京橋図書館をよく利用しているそうだ。さて、今日はその取引先と合弁で建設中のプラントが仮稼動を始めた日。昨日・一昨日の騒動で危うくぶち壊しにされるところだったが、無事この日を迎えることができた。それでも、まだ試運転や試験などが続き、最終的な引渡しは半年以上先である。まだまだ気は抜けないが、なにはともあれめでたい。現地では式典を行っているが、これにはお偉いさんと現地事務所の人たちだけが出席し、私たちはこちらでささやかに身内でお祝いをすることにした。終業のチャイムが鳴るや技術屋の上役が「さぁ行こう」というので、早速、社内の喫茶室へ。夜は酒が飲める。社内で飲むのはあまり良い気がしないが、安上がりである。肴は、店長が自ら築地に買い出しに行っているといい、それなりに自信があるようだ。社食の料理よりはずっと良い。その他にも食べたいもの、飲みたい酒があれば持ち込みもＯＫ。店内は、人事異動の内示も出たので、結構な賑わいだ。部内の内輪だけでという話だったのに、事情を知らない若者が、気を利かせたつもりで、一昨日来の喧嘩相手にも声を掛けていた。それでもまさか来るとは思わなかったが、本当にやってきて平然と乾杯の挨拶までしている。いったい、どういう神経をしているのだろう。あんたのせいで、すべてが水泡に帰すところだったというのに。食べ物は、刺身、鰻肝焼き、湯葉、小ガニの天麩羅、部長がどこやらへ行ってお土産に買って来たちりめんじゃこ。後は何を食べたかな？そんなに量を食べた記憶はない。酒は、生ビールの後、持ち込んだ焼酎各種。桜門とかたなばたという名前だったように思う。桜門というのは芋焼酎だというが、芋臭さがちっともなく、これまでに味わったことのない、新しい味だった。社内なので、早い時間に閉店。４人ほどでもう１軒行こうということになり、一旦、職場に戻ったら、別のグループの人間がひとり残っていたので、これも誘って、その辺の小さな居酒屋。冷奴を食べたのは覚えているが、あとは何を飲んで、何を食べたのやら。それなのにさらにもう１軒。こんな場所にこんな店があったのかという、裏通りの洒落た立ち飲み屋。ここでは焼酎を飲んだのを覚えている。出張先で飲んだのを除けば随分と久し振りの飲み会の上、ここ２，３日の騒動もあり、ついつい羽目を外してしまったようだ。満腹、満腹

  2004年06月18日

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