我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

[お酒、宿酔] カテゴリの記事

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• 今夜は軽く

  今日はなぜだか肩こりが酷いなぁ。首を動かすたびに痛む。夕食後に、ウォッシュ系のチーズとサンジュリアンの赤を軽く。サンジュリアンは、タンスの奥に何年も忘れられていた革ベルトの香りがしたが、ねっとりと熟成したチーズに良くあっていた。

  2012年08月18日

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• 瞬間凍結

  缶チューハイを飲みながら、缶に書かれている文句を読んでみた。「－196°C製法で瞬間凍結したこだわり果実をまるごと使用」瞬間凍結すると何がいいのだろう？居酒屋に行くと「生搾りサワー」なんてのがあって、半分に切ったレモンやグレープフルーツなどが出てきて、自分で絞ってグラスに注ぐタイプがある。あの感覚でいけば「生」が贅沢というイメージだ。加工する時に凍っていると風味が失われないとかそんなことなのだろうか。ありがたみがよくわからん。

  2012年03月17日

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• 夢の中へ

  昨晩は珍しく３軒もはしごした。メンバーをみれば遅くなるのは予想されたことではあったが、それにしてもどうしてあの二人は帰ろうとしないのだろう。しかも、ひとりは奥さんが帰宅までずっと寝ずに待っているというのに。さすがに今朝はつらい。酒に関しては二日酔いというよりも、まだ酔っ払っている途中で全然醒めていない。そのせいでかえって心地よいぐらいなのだが、問題は寝不足だ。年齢とともに寝不足が一番こたえるようになった。目を閉じれば一瞬で夢の中へ落ちていける気がする。それなのに、午後は会議の議長役を務めなければならない。そして、夕方に会議が終われば、今夜もまた懇親会だ。やれやれいや、まぁ、好きなんだけどさ。

  2011年10月27日

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• 変な期待があるわけじゃないのだけど

  最近、ダイエットをしている。その一環として、ここ10日ほど家で酒を飲むのをやめた。と言っても、断酒したわけではない。どうしたって付き合いで飲みに行くことはある。そんなわけで、今夜も付き合い酒だ。社外団体の仲間たちとの懇親会だった。それでも、一次会で帰るつもりでいたのだけど…1軒目の店を出て、「2次会に行く人、手を挙げて」と誰かが言うと、その日が初参加だった23歳の女性が「私もよろしいですか？」と。それでオジサンたちは鼻の下を伸ばしながら、ぞろぞろと2次会へと向かったのであった。

  2011年08月25日

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• 秘薬

  某ドラッグストアにてハイチオールCを買い求めた。すると、若い女性店員が「お客様のお求めの効能は、シミ、ソバカスですか？それとも…」と言い澱んだ。私は20代ぐらいまでは色白の美肌で通っていたが、さすがにオヤジになって色褪せてきている。それでもまだ色白の面影は残っている一方で、確かに年齢とともにシミが出始めている。ま、ソバカスの心配はないけれど。しかし、シミ、ソバカス対策のためにハイチオールCを飲むのではない。若い女性に向かって言うには気恥ずかしいけれど、言い淀んだ彼女にもそれなりの奥ゆかしさがあるわけで、年上の男としてははっきり白黒つけてあげるべきだろう。「二日酔い対策です」すると、彼女の表情がパッと明るくなって、「それでしたら、値段はお高くなりますが、ヘパリーゼの方がおすすめです」とテキパキと言った。「ありがとう。だけど、飲み慣れているからハイチオールCでいい」「そうでしたか。飲み慣れているなら、その方がよろしいと思います」そうやって、ハイチオールCを選んでおきながら、商品を受け取った後で尋ねてみた。「ところで、そんなにヘパリーゼって効くの？」「ええ。もちろん個人差はありますが、ヘパリーゼの方が効果は高いと評価されています。ドリンクの他に錠剤も出ましたので、かなりお得になりました。でも、普段からハイチオールCを飲まれて効果があるなら、替えることはないですよ」年がら年中酔っぱらっているオヤジと思われたのではないかと、ちょっと恥ずかしい思いをした。ちなみに、今日は二日酔いだったわけではなく、ハイチオールCの在庫が減って来ていたから補充したのである。それにしても、ハイチオールCを飲むようになってから、飲んでも調子がよくって二日酔いすることが極端に減った。少なくとも、飲んだ翌朝に頭が痛いとか気持ちが悪いという状態はしばらく経験がない。せいぜい、翌朝会社に行ってもまだ酔っぱらっていてフラフラすることが、稀にあるぐらいだ。そのハイチオールCより効き目がすぐれたヘパリーゼを飲んだらどうなるのだろう。底なしの笊状態で酒が飲めるのだろうか？満腹？

  2011年02月19日

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• 酒飲み三代 （祖父も父も毎晩飲んでいたけど、量は少なかった）

  子供の頃、父がウィスキーの水割で晩酌をする姿を見て育った。（ちなみに、祖父は夕食の前に菊正宗の熱燗で晩酌していた。）そんな父が、大学生になって夏休みに帰省した私に「これ、やるよ。持って帰りなさい」と渡したのが、ジムビームだった。父は国産かスコッチを好み、バーボンには興味がなかったようだ。そして、ジムビームが私にとって初めて飲んだバーボンになったのである。しかし、当時は舶来のウィスキーといえば最低でも5千円はした時代だ。その後、バーボンを口にすることなど何年もなかった。それだけにジムビームの旨さが私の中で美化されたように思う。いまだにバーボンを買うときはジムビームを選ぶことが多い（安いのも大きな理由だが。今や安売り店なら千円ちょっとで買える）。飲み方はストレートだ。バーボンではないが、シーバスリーガルがかつて「氷で割り過ぎないでください」というコピーの広告を出していて、「旨いウィスキーはストレートに限る」と信じて疑わなかったのである。若かったから。が、しかし、私も歳をとった。相変わらずストレートでも飲むが、ソーダ割りで飲むことが増えた（つまりはハイボールだ）。そして、今夜も最初はちびちびストレートで飲んでいたのだけど、このままでは飲み過ぎると思って、水割に変えてみた。すると…旨いんだな、これが。ストレートで飲むよりも、香りが柔らかくなるし、味も甘みを増した気がする。炭酸の刺激で誤魔化さないだけに味と香りが直接に味覚と嗅覚に伝わるのだけど、ストレートとは違った旨味が口中と鼻腔に広がる。やっぱり、歳をとったのかな？ちなみに、今夜は国産でもバーボンでもスコッチでもなく、Canadian Clubだ。満腹、満腹

  2011年02月04日

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• もつ焼きと焼き鳥ビールチューハイが待っているのに友おらぬとは

  昨晩は下町のもつ焼き屋で飲んでいた。よくあると言えばよくある昭和から続くであろう居酒屋のお座敷なんだけど、新宿副都心や大手町、銀座で四半世紀も働いてくると、こういう店にはなかなか縁がない。今の我が家にも畳の部屋がないから、こういう昭和っぽい座敷にいるとなんとも言えないノスタルジーを感じてしまう。でもって、焼き鳥やらモツ焼きやらをつまんでバカ話で大騒ぎしていると、学生時代のコンパで飲んでるみたいだ。そんな風に昨晩を思い出していたら、無性に今夜も右手に串、左手にチューハイというシチュエーションに浸りたい気分になってきた。でもなぁ、部下のＡ君とＢ君とは一昨晩も一緒だったし、Ｃ君とは昨晩一緒だった。昨日の今日で部下に付き合わせるのはやめておいた方がよいだろう。上司は最近元気がなくて、今日も早々に帰っていった。社内の飲み仲間だったＤさんは子会社に転籍してしまったし、Ｅ君は転勤して遠くに行ってしまった。ま、２晩連続飲んでいるし、今夜はおとなしく帰るのが正解だろう。正直、気持ちは飲みたい気分でも、身体には疲れが溜まってきている。まもなく、忘年会シーズンがやってくるのだから、しばし骨休めしよう。満腹、満腹

  2010年11月11日

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  愚痴競いホッピー重ね新橋の夜は更けゆくオヤジ天国

  昨晩は友人と二人で、新橋オヤジ飲み会だった。よくニュース番組で新橋駅前のSL広場で酔っ払いサラリーマンを捕まえてインタビューしているが、まさにあそこに出てくるようなオヤジたちであふれている店だった。場所は烏森神社のすぐそば。鰻の寝床の店内に、オヤジリーマンがわんさと詰まっていた。いや、オヤジばかりかと思ったら、案外と女性もいる。オヤジギャルのなれの果てだろうか。ホッピーを飲みながら焼き鳥やモツ焼きなどをつまんで、部下の愚痴やら家庭の話やら、「ザ・サラリーマン」してしまった。この友人とも気がつけば20年以上の付き合いだ。お互い仕事の関係がなくなった今は、逆に何の気兼ねもなく話し合える。ちょっと飲みすぎたかもしれない。私は紛れもないオヤジリーマンではあるのだけど、こういう絵に描いたような安居酒屋で飲むのは、実は珍しい。たいていは行きつけのバーやワインの店でウィスキーかワインだ。お高く止まりやがってと言われそうだが、自分にとっては自然な行動だから仕方ない。でも、昨晩みたいに、ああいうごちゃごちゃした喧騒渦巻く小さな店で、友人と二人でワーワー言いながら飲み食いするのも、なんだか楽しいものだった。満腹、満腹御礼報告が遅くなりましたが、我が家の居候犬だったハウルがめでたく里親が決まり、我が家から旅立っていきました。前のアンゴルモアに比べると引き合いが長いことなくて心配していましたが、とても良い飼い主に巡り合えたようです。さて、次はどんな犬がやってくるのやら。手前がハウル。後ろは我が家の爆弾娘KOHAKU犬が苦手なZAZIEは仲間外れで写っていない。

  2010年10月28日

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• 朝晩はようやく涼しくなりにけり こむら返りに苦しみつつも

  満身創痍である。右手の小指がしばらく前から鈍く痛んでいたのだが、痛みが増してきた。昨日、整形外科で診てもらったのだけど、骨に異常もないし腫れてもいない。原因不明だ。それから、今日の明け方、こむら返りにあった。痛みが少し和らぐと、そのまままた寝入ってしまったため、朝起きたら痛くてびっこを引く羽目になってしまった。そのうえ、久々に重い二日酔いだ。昨晩そんなに飲んだだろうか？飲みに出る前に不愉快な情報が二つ判明したせいで、悪酔いしたのかもしれない。昼はあまり食欲がなかったけど、こんな日に限って妻や子がお腹をすかせている。へぎそばを茹でて、とろろをすりおろし、とろろそばにしたが、少し食べたらしんどい。やれやれ

  2010年09月11日

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• 暇になり 時間はあるが なにもかも やる気が湧かぬ 梅雨空を仰ぐ

  急に夕方から預かり犬のハウルを世田谷の病院に連れていくことになったため、夕食の準備が間に合わず、今夜はたまプラーザへ食べに行くことにした。妻がお薦めのオステリアリュカという店だ。こじんまりとしているが、料理はそれなりに本格的なものが並んでいて、あざみ野のポティロン的位置付けの印象がある（といってもほとんどの人はわからないだろうけど）。鶏の白レバーとポークのテリーヌにはじまり、マグロのタルタル、イワシのフリット、ニョッキ、ソイのアクアパッツア風、ポークのグリルなどを食べたが、どれも美味しい。魚介系に今一歩コクがでるようになれば、もっと良いだろう。これらの料理に合わせたのが、がんこおやじの手造りワインという大阪は羽曳野市で作られているというワインだ。大阪でワインができるのか？と首を傾げたが、妻が「雑誌にも出てたわよ。評判がいいみたい」というので選んでみた。出てきた時は冷えていたけど、それでも香りはまずまず。口に含んでみると、イタリアワイン的な味わいがする。しかも、十分に合格点が付くレベルだ。国産の、しかも大阪の自家農園で作られたブドウからできたワインがここまで美味しいとは。ちょっと驚きだ。仲村ワイン工房、覚えておこう。食後にグラッパがあったので飲んでみた。メニューには「グラッパ」としか書いていなくて、銘柄が出ていなかったので少々不安だったが、きちんとグラッパグラスで出てきたし、飲んでみると典型的なグラッパの味だ。悪くない。良い店だ。満腹、満腹

  2010年06月26日

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• 今日もまた 黄金週間 消費せり

  今日は、妻が犬のために家の改造を考えているというので、２匹の犬を連れてニコタマのタカシマヤＳＣガーデンアイランドへ出掛けた。といっても、ま、リフォームというほどの大げさな話ではない。リビングのフローリングにコーティングをして滑り防止を図ろうというものだ。昨年のZAZIEの脱臼＆靱帯損傷で１０万円ほど出費していることを考えると、これからますます年老いていく犬のために１０数万円の出費もいたしかたないと言われれば、その通りかもしれない。今年のボーナスは犬対策と車検と娘の教育費で消えていく。妻が、自分の誕生日も近いことだから、ちょっと良いワインを飲みたいと言い出した。妻の誕生日より先に私の誕生日がくるのだが、それを主張することにメリットはなさそうだ。妻の好みはどっしりした赤ワインだ。これまでの経験から言えばボルドーのジロンド河の右岸を買えば間違いはないはずだ。というわけで、ポムロールを買ってみた。いつもサンテミリオンばかりでは芸がない。（いや、「いつも」というのは見栄を張り過ぎだ。「いつも」の家飲みワインは安いコートデュローヌである。）我が家で普段飲むワインの価格帯に比べて思い切った値段のものであるが、まぁ高が知れている。同じ店に置いてあったシャトーマルゴーよりゼロが一つ少ないうえに、一番上の桁の数字もマイナス２ぐらいか。というわけで、今日の夕食は、妻が焼いたローストビーフ、私が作ったマッシュルームのセゴビア風＋筍、スモークサーモン、アスパラガスとインゲンの半熟玉子添え、野沢菜。ワインはさすがに高いだけのことはあって、香り、味ともに普段飲みとはレベルが違ったが、とはいえ、このぐらいの値段ではこの程度なのだな。５桁の価格のワイン（飲食店価格ではなく、小売店価格）を家で飲んでみたら、やはりもっとサプライズがあるのだろうか？あまり、贅沢は言うまい。贅沢は娘が飲めるようになるまで、とっておこう。満腹、満腹

  2010年05月04日

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• 赤い羽根 募金流行りで 影薄れ

  料理番組を肴に酒を飲むのは、学生時代の私のスタイルであった。単につまみを買う金が無かったからだ。それでも、飲み始めはたいていポテトチップスがあった。飲んでいるうちに近所に住む友人がやってくるので、ポテトチップス１袋はあっという間に空になる。もちろん、友人もなにかつまみを持ってきてくれるのだが、なんといっても食べ盛りの貧乏男子学生たちである、とても足りない。そんなわけで、料理番組をつまみに飲むことになる。平日ならＮＨＫの「今日の料理」であるし、土曜日（日曜だったかな？）なら当時の人気番組だった「料理天国」だ。「くいしんぼうバンザイ」は時間が短すぎた。で、今夜は「青空レストラン」を肴に紙箱ワインを飲んでいた。いいなぁ、獲りたての魚を使った、揚げたてのさつま揚げ。さつま揚げ、じゃこ天をはじめ、普通のかまぼこやちくわでもいい。はんぺんを除けば、練り物全般が好物だ。店で買ってくるものもいいけど、例えば銀座の居酒屋、秩父錦で食べる自家製さつま揚げの美味さと言ったらない。揚げたてで膨れ上がった熱々をふうふう言いながら食べて、お酒をキュッと口に含む。連れとの話に気をとられていると、見る間に萎んでしまう。だから、出てきたら何はさて置き頬張らなければならないのだ。それを知っているから、画面の中の芸人やアイドルが揚げたてを口にして破顔一笑している姿に心から共感できる。酒が旨いなぁ。ホントはさつま揚げには、ワインよりも日本酒のぬる燗か焼酎なんだけど、ストックが無かったから仕方ない。にしてもなぁ…料理番組以外には、ろくなテレビ番組がない。いや、ＮＨＫの土曜時代劇があった。人を切りたいとは少しも思わないが、思い切り刀を振れる時代はちょっと羨ましい。満腹、満腹

  2009年10月24日

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• 秋雨が 続き濡れ傘 匂いけり

  ぶらぶらと散歩していて、銀座の外れに良さそうなワインの店を見つけた。営業は夕方からのようだ。ネットで調べてみたら、知る人ぞ知る人気店らしい。気軽にふらっと立ち寄って、ワインをグラスで何杯かとパテやラタトゥイユをつまんでみる、とはいかないみたい。予約しなけりゃ入れない店のようである。となると、困るんだよな。会社の近くの居酒屋なら誘う相手は、いくらでも…とは言わないまでも、何人かは当てがある。しかし、会社から中途半端な距離にあり、しかも歩くしか手段はなさそうな（ま、タクシーという手もないこともないが、運転手には申し訳ない距離だ）店で、しかもワインが目的となると、どうにもツレが浮かばない。いや、最適の人物が一人いる。妻だ。しかし、問題は、この店は「飲まない人、お断り」らしいので、娘をどうするかだ。わざわざ、娘に一人の寂しい夕餉に向かわせてまで行きたいわけじゃない。もう一人こういうシチュエーションで相棒になる人がいたのだが、先日、転勤で九州に行ってしまった。さて、どうしたものか？そんなことを考えつつ帰宅したら、メドックの赤が私を待っていた。ボトル半分が既に空だったけど。満腹、満腹

  2009年10月05日

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• 不甲斐なき 我が身に刺さる 寒さかな

  あぁ、今日も…昼時に大手町にいた。滅多にないことだ。２０代前半に３年ほど大手町で働いていたことがあるので、久し振りに行ってみたい店が何店もある。が、今日は食欲がない。農協ビルの下の朝路や永楽、大手町ビルのての字、玉乃光などを泣く泣く素通りして、そば屋の吉田に入った。この店、私が大手町で働いていた頃からあったように思うし、店内の風景も見覚えがあるような気がするのだが、あまり来た記憶がない。当時は女性の多い職場で、女性と一緒に食事することが多かったため、そば屋にはあまり縁がなかったのかもしれない。２０代の男女がそば屋に通ったりはしないものだ。あれから２０年近くを経てオヤジになった私は、二日酔いの体を抱え、独りでおろしそばを啜っている。情けなや。皆どうしているのだろう？満腹？

  2007年11月30日

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• 年忘れ 記憶もどこかに 忘れて来

  あぁ、…久々に撃沈した。夜は職場の有志による飲み会だった。一足早い忘年会。朝から幾分腹の調子も悪かったし少し頭痛もしていたので、一次会で切り上げるつもりでいた。飲み始めた頃は。１軒目を出たところで、上司が誘っているのに誰もついて行こうとしないので付き合ったのが運のつき。上司とふたりで深酒してしまった。といっても、つまらない酒ではない。ただただノー天気にバカ話をして、大笑いした。けど、今となっては何を話したのか、どうやって家まで帰ったのかも覚えていない。やれやれ

  2007年11月29日

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• 秋の夜は ディープに行こう 荒木町

  あぁ、今日も…財布を忘れた。昨日は稽古だったので普段の通勤鞄と違うバッグ。今朝、通勤鞄に中身を入れ替えたとき、何かが足りないような気がしていたが、財布の不在に気付いたのは電車が銀座のホームに滑り込もうとしていたときだ。こんな日に限って、社食のメニューはまったく食欲をそそらないラインナップ。定期入れの中に非常用の千円札とクレジットカードが一枚ずつ。ランチタイムにはクレジットカードはたいてい使えない。使えるのは高級店だ。千円あればランチを食べるのにそう困ることはないが、全部使ってしまうのも不安がないわけではない。というわけで、吉野家へ。並と卵で４３０円。お釣りの５７０円をズボンのポケットに入れ、ジャラジャラ音をさせながら残り半日を過ごす羽目になった。夜は前の上司と飲みに出た。財布を持っていないことを告げると、「任せとけ」と力強い返事。１軒目は惣菜中心の店へ。きんぴら、出し巻き、冷奴、ひじきなどをつまみながら、ビールと焼酎。この店の料理は悪くないが、ごく普通の家庭料理であるし、メニューが多くないので何回か来ると飽きてくる。ま、たまにしか来ないから困りもしないが。河岸を変えてバーに行こうとなったが、目指す店は満席。すると上司が「荒木町に行こう」と言い出した。荒木町とはディープな場所だ。馴染みはないが、若い頃に上の人に連れて行ってもらったことが何度かある。当時、新宿で働いていた私から見て、飲み屋街としての四谷や荒木町界隈ははずれた場所であり、なんでわざわざそんなところへ足を運ぶのかと不思議に思ったものだが、行って見ると狭い道に小さな店が並んでいて新宿とは違う賑わいがあり、大人の街だと感じた。連れて行ってくれた人も「俺はこんなところに馴染みの店があるんだよ。どうだなかなかなものだろう」と言いたげな得意顔だったのを覚えている。十余年ぶりの荒木町はやや寂れた感はあるものの、あいかわらず小さな店がいくつも並んでいた。人通りは少なく、誰がどこから飲みに来るのか不思議だが、それでも商売は成り立っているようだ。目当ての店はカウンターだけだがわりとゆったりしたスペースで、ボーズのスピーカーから流れるバロック音楽（だと後で教えてもらった）が、秋の夜長に今日１日の余韻を楽しむにはうってつけの環境を作り出している。ジントニックからスタートし、２杯目はマスターが勧めてくれた珍しいラムをストレートで。「海苔の佃煮の香りがします」というマスターの言葉に首をひねりながらも、グラスを鼻の下に当てると、本当だ。海苔の佃煮が香る。おつまみに出てきた黒ごまセンベイとよく合う。「案外飲みやすいのですが、それでも５０度あるんですよ」とマスターが言うのを聞いて、顔の前で傾け始めていたグラスを思わずカウンターに置いた。５０度をクイクイ飲んでいたら後が怖い。もう１杯、別なラムを。こちらは長年熟成した辛口の梅酒のような味わいだ。微かに甘みがあってまろやかな口当り。珍しいお酒を飲ませてもらったのでそれなりの勘定になったが、それでも銀座に比べたら割安感がある。満腹、満腹

  2007年09月13日

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• 年一度 織女に会いに 時を駈け

  あぁ、今日も…今日もまた最高気温が３０℃を超えると予想されているけど、３日前までに比べたら天国のように快適。昼休みも余裕があったので、ついつい遠くまで歩いてしまったが、目当ての店はどこもいっぱい。結局、１丁目まで歩いて三州屋に腰を落ちつけた。三州屋といってもいつもの三州屋ではない。いつもの店は並木通りの２丁目にあるが、今日の店は１丁目で並木通りの１本奥の通りにある。いつもの店に比べるとこじんまりしているが、白木の良く滑る引き戸や、やはり白木のテーブルなど店の雰囲気は良く似ている。ブリ照り定食を注文して、落ち着いて店内を見渡すと、壁に「本店（並木通り）２階座敷で宴会承ります」という貼り紙を見つけた。とすると、いつもの店が本店でこちらは支店ということか。煮魚のようなブリ照りとナメコと豆腐の味噌汁、ご飯、漬物のシンプルな構成。本店と違って鶏豆腐はないようだ。本店よりは落ち着けるけど、「本店よりは」というレベルだ。ま、可もなく不可もなく。店を出ると陽が出ていて、会社についたら汗だく。まだまだ暑い。夜は、昔の職場の人たちとの定期会合。会場は懐かしの西新宿。今回は特別ゲストに当時の常務（後に副社長）をお招きした。そのせいかいつもはうるさいぐらいに賑やかなメンバーが皆なんだか上品に飲んでいる。私ともう一人を除けば、上は７０代前半から下でも５０代半ば。段々と飲めなくなっているのも事実だろう。それでも、昔話に花が咲き、楽しいひととき。和食のコースにビール、芋焼酎。酒量は舐めた程度だが、このぐらいでさっと腰を上げることが偶にはあって良い。帰りに、紅一点の女性参加者からお土産を頂いた。この方には昔からお世話になりっぱなしだ。この会が年に１，２回のペースで続いているのも、この人の存在があってこそ。帰宅して、お土産を開けてみると、谷中の福丸饅頭という小ぶりの温泉饅頭のようなお菓子。初めて食べたが、これが実に美味しい。普段はアンコものをあまり好まない娘も、パクパク食べている。泥酔して帰らなくて良かった。満腹、満腹

  2007年08月24日

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• 侏儒の言葉

  我笛吹けども汝ら踊らず、我ら踊れども汝足らわず平行線でも、気付いて欲しい。踊っていると思っているのは本人だけ。だからこの場合は、「我ら笛吹けども汝踊らず」である。そして実に情けなく、卑怯な男だ。９時まで残業して、その後、前の上司に憂さ晴らしの酒に付き合ってもらった。全然楽しい酒じゃない。

  2007年03月02日

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  マテニー／マティーニ

  あぁ、今日も食った飲んだ。いよいよ今年もオシマイ。３年続いた厄年もこれで明ける。バイバイ戌年。というわけで、意味もなくＺＡＺＩＥの写真を。顔の周りの毛が伸びてきてライオンカットになってきている。昼食は、ソーセージとシメジとホウレン草のトマトソース・スパゲッティ。自分でスパゲッティを作るのは随分と久し振りの気がする。少し腕が落ちたかもしれない。食後にＺＡＺＩＥと散歩に出かけた。大晦日の街は商店街の辺りには人が出ているが、少し住宅街に入るとひっそりと静まりかえっている。皆、どこかへ出かけたか家の中で年越しの準備をしているのだろう。大晦日の昼下がりに犬の散歩をするような暇人は少ないらしい。家に帰ると、冷蔵庫を整理していた妻が「このオリーブの瓶詰めはどうして買ったの？」と問う。どうして買ったかと聞かれても、食べたかったからとしか答えようがないが、２，３粒食べたらもう十分。そのままになっていた。正直に答えたら、文句を言われるに決まっている。「ほら、前にカクテルが飲みたいと言ってただろう。カクテルを作ってあげようと思って」「どんなカクテル？」「オリーブといったらマティーニさ」「どうやって作るの？」「ジンとベルモットを合わせてオリーブを沈めれば出来上がりだ。問題はジンとベルモットの比率なんだ。１：１という人もいるけど、通ほどジンの比率を上げてドライに仕上げるというんだ。究極のマティーニ通は、ベルモットの壜を睨みながらジンを飲むらしいよ」「で、我が家のどこにジンとベルモットがあるの？」というわけで、お酒の買出しに出かけた。夕方に早めの年越しそばを食べた。生協の冷凍品の鴨南蛮。これが鴨肉も沢山入っているし、鴨の風味も十分にするなかなかの逸品。もちろん、冷凍品にしてはというレベルだけど。これで今年も食べ納め、ということはない。もう少し夜が更けたら飲みながら今年最後の食事を楽しもう。皆さん、良いお年を！今年も満腹、満腹-----上述のマティーニのジンとベルモットの比率の話のネタ本はこれ↓対談美酒について－人はなぜ酒を語るか－吉行淳之介と開高健の薀蓄満載、抱腹絶倒の対談集である。ちなみに、この本ではマティーニではなくマテニーと呼ばれている。英語で書くとMartiniだから、マーティニというのが近いところか。

  2006年12月31日

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• 冬休み

  あぁ、今日も食った飲んだ。今日から冬休み。昨晩帰宅したときの泥酔状態を考えると、案外と二日酔いは軽い。それでもやっぱり起き上がるとだるい。今年は娘の受験を理由に新年の挨拶は欠礼しようと思っていたが、妻はそうもいかないと今頃になって年賀状の準備を始めた。ところが住所録が入っているデスクトップＰＣが上手く起動しないという。私もやってみたが、ナンタラＤＬＬファイルが見つかりませんというメッセージが出て、住所録ソフトが起動できなくなっている。デスクトップは半年ぐらい使っていなかったからなぁ。とはいえ、使わなかったからといってファイルが勝手に消える筈もないと思うのだが。ネットで検索してみると割りと簡単に復旧方法が見つかって、ＰＣ復活。ところが今度はプリンターが動かなくなった。しばらく悪戦苦闘した後にプリンターも復活したが、いつの間にやら私が妻の年賀状の印刷係になっていた。そんなこんなで日も暮れて、夕食はしゃぶしゃぶ。妻の実家から牛肉が送られてきたのだ。ありがたいことである。今日は缶ビール１本でやめておこう。満腹、満腹

  2006年12月29日

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• 坊ちゃん

  あぁ、今日も食った飲んだ。今日は道後温泉に来ている。遊びではない。社外の団体が主催する真面目な会議だ。が、社内の誰一人そうは思ってくれない。でも、真面目な会議なのだ。信じて欲しい。ま、確かに会議は２時間だけで後は宴会なのだが、とにかく真面目な会議なのだ。久々にコンパニオン付きの宴会で、なかなかに楽しかったのも事実ではある。胸の谷間や短いスカートの奥の迷宮に惑わされて、飲んだ量の割にいささか酔っ払った気もしないでもない。いや、迷宮を探索したりはしていない。しかし、書けば書くほど、信用を失っていくようだ。満腹、満腹

  2006年11月30日

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• 紳士たるもの

  あぁ、今日も食った飲んだ。遅くなったので、食べたものだけ。昼は、寛文五年堂。ここのうどんは個人的には数あるうどん屋の中で一番美味しいと思う。麺といいツユといい、これほど口にして心和むうどんは他にない。それなのに、うどん以外の料理は平均以下。ご飯の炊き方すらまるでなっていない。ホントにうどんしか知らないのだな。夜は接待で天厨菜館へ。久々の天厨菜館に心ときめかして出かけたのに、味が落ちた気がする。もう１軒、上司の馴染みのスナックへ。特に気に入らない点もないけど、女性たちは美人でもなければ、愛嬌もない。それでもカラオケを強要しないだけましかと思っていたら、後から来たオール５０歳以上の集団が次々ヘタクソな歌をがなりたてるし、バカ騒ぎで傍若無人にわめくしで、さすがに白けて退散することにした。酔っ払っていたって他の客に気を遣えないようじゃ、紳士じゃない。あぁはなりたくないものだ。満腹、満腹

  2006年11月27日

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• ロブションのカウンター

  あぁ、今日も食った飲んだ。今日は会社を休んで人間ドックへ。最近激務が続いていたので、こういうときこそ点検を怠ってはいけない。といっても、ひとりだったらキャンセルして仕事に行っていたかもしれないが、今日は妻も一緒だ。妻にとってははじめての人間ドックである。肺のレントゲンに始まり、採血、ヘリカルＣＴ、超音波など一通りの検査を経て胃のレントゲンでおしまい。毎年のことだが、胃のレントゲンのバリウムがどうにも苦手だ。それと超音波検査。薄暗い小部屋で上半身裸の私に女性技師が身体を密着させながら囁くものだから…と妻に言ったら、「ええっ、そんなことしなかったよ。機械以外は指一本身体に触れなかったわよ。変じゃない？」と。おかしいなぁ。毎年同じなんだけど。昼過ぎに終わって食事券がもらえるのだが、ここは六本木。せっかくの機会だから、指定された店でお仕着せの食事をするのは惜しい。というわけで、六本木ヒルズのラトリエドゥジョエルロブションへ。ロブションによるカウンター中心のカジュアルな店である。まだお腹の中ではバリウムがタプタプしているので、スープとメインとパンの軽いコースを選んだ。食前酒にカンパリソーダ。カンパリなんて世界中で１種類しかない筈なのに、やけにここのカンパリは美味しい。スープは栗とベーコンとセロリのスープ・カプチーノ仕立て。うーん、これは美味。特にベーコンが濃厚だ。厚切りにして焼いて食べたいものである。栗とセロリはやや控えめだが、それが良い。あまり存在を主張しあっても良いことにはならない組み合わせだろう。メインは豚のロティ。これはいかにも豚らしい旨味が活かされている。ワインはグラスで白と赤をどちらもコートデュローヌ。食後にグラッパを煽りながらチーズをもらった。チーズは数種類の見本の中から、ハードタイプ、ウォッシュタイプ、シェーブルを選んだところへ、別の店員がやってきてサントモールもあるというので、それにした。サントモールドトゥーレーヌを食べるのは今日が４回目だ。やはり、このチーズは良い。ウォッシュタイプはエポワスと言っただろうか。とろっとろでクリーミィ。ハードタイプは他の２つに比べるとかなり味が落ちる。チーズをつまみながら、「チーズにはポートやマデイラが良いね」と店員に語りかけたら、「ポートもございますのでお持ちしましょう」と言って店の奥に消えたっきりいつまでも戻ってこない。しばらくして、ようやく古びた壜を手に戻ってきた。「とっておきのがありました」と持ってきてくれたのは１９７７年のもの。私たちのために封を切ってくれた。グラスに注がれた色を見るだけでも美しい。正に真紅のルビィの色だ。香りも味もまろやかの一言。少しも引っ掛かるところがない。熟成感がありながら、３０年前のものなのにフレッシュな感じすらする。とても良い酒であった。…が、昼からこれだけ豪勢に飲めば支払いもそれなりに。料理の３倍ほどの額を支払って店を出た。ちなみに、昨日はロブション本人が店に来ていたのだそうだ。満腹、満腹

  2006年11月16日

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• 北関東無アクセント地帯

  あぁ、今日も食った飲んだ。今日は昼から北関東の山奥の某所へ出張。今日もまた役員の鞄持ちであるが先週とは違う役員だ。先週の役員もあまり馴染みのない人だったが、今週はもっと馴染みがないどころか、殆ど初対面の役員の随行だ。それでも案外とべらんめえ調で話してくれる方で安心した。仕事は…言うまい。仕事の後は今夜も会社の寮の一角で懇親会。役員は明日の朝早いと言って日帰り。私もと思ったのだが、現地の人がまぁいいじゃないですかというので付き合うことにした。半分は本社のエリートがと思われるのが嫌な意地の張り合いだけの話なのだが。もう１軒いいでしょうという言葉につられて行った先は、いかにも北関東のスナック。後から連れが来るという話だったがどうも怪しい。気付いたら遊び人風のふたりと女の子だけ。隣に座った上海から来たという女の子がだんだんと体を密着させてきたところで、店のママにそろそろ帰らなくちゃと言ったら、案外あっさりとタクシーを呼んでくれた。意識し過ぎなのかな。満腹、満腹

  2006年11月09日

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• 亜熱帯

  あぁ、今日も食った飲んだ。今日のランチは那覇そばで沖縄そばセット。銀座に那覇そばなんて店があっただろうかと思われる方はなかなかの通だ。そう、ここは銀座ではない。銀座より台湾の方がずっと近い。銀座に行くのと同じぐらいでフィリピンに行けてしまうという地、那覇である。日々沖縄そばの普及に尽力してきた功績が認められて、沖縄に招待されたのだ。と、いうことはない。出張である。役員の鞄持ちである。当然自由はきかない。自分もいずれ役員になるつもりであったが、この不自由さを考えると役員になるのも考えものだ。話を羽田に戻そう。指定されたゲートに行くととんでもない喧騒が待っていた。高校の修学旅行のようだ。それだけでも大騒ぎなのに、なんとその場に動物奇想天外でお馴染みの千石先生がいたものだから、阿鼻叫喚である。スーツ姿の自分が恨めしい。フライト自体は快適だったが、いかんせん長い。しかも、いつものごとくタッチダウン３０分前から寝入ってしまうのだから、我ながら困ったものだ。空港のゲートをくぐると現地事務所の幹部がお出迎え。車に乗せられて連れて行かれたのが那覇そばというわけだ。とはいえ、美味しい。そばもなかなかだがジューシーが良い。その上、せっかくだからと、マンゴープリンとシークヮーサーソーダまでご馳走になってしまった。が、その後は当然に仕事。現地幹部を前に役員の言葉を補ってしゃべっている自分がいる。似合わないなぁ。現地の人たちにしてみれば、なんにもわかっていない本社の頭でっかちがきれい事を並べているように聞こえてはしまいかと、正直なところ自信がない。実際、社会に出て２０年経つが東京以外で働いたことがない。若い頃の大手町の支店で過ごした２、３年を除けば本社しか知らないのである。井の中の蛙だ。それでも、今さら自分の歩んできた道を否定する理由もない。立場が違えば、考えも違う。そう割り切って、後はいかに相手の言い分に耳を傾けるかだ。夕方から寮の集会室で懇親会。料理はどれも予想以上に美味しい。海ブドウを初めて食べたと思うのだが、お替わりしたいぐらいに泡盛にあう。はい、酒は泡盛。古酒のまろやかさがたまらない。その後、こんな場所にこんなしゃれたワインバーがあるのかという店に連れて行かれたが、ここは義理で顔を出しただけのようで、すぐにまた別な店。日本全国どこにでもありそうなスナック。違うところは、カラオケの合いの手がなんでもかんでも「はいさ」だったり、「あいや、すいすい」であるところだ。で、なぜかここではモテモテな私。タイプだわと２人の美人ホステスに挟み撃ちにされ、奥さんいるのとか、携帯番号を教えてだの、会社に電話してもいいかとか、次に会える日を約束してくれだとか。近頃は銀座のホステスだってただ座ってお酒を作るだけで、お愛想のひとつも言わないのに、那覇の女の子たちはサービス精神旺盛だ。また、こなくては。満腹、満腹

  2006年11月01日

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• 悪酔い

  本日、システム障害のためサービスを停止しております。復旧は夜になると予想されます。-----昨晩は、社外の人間を交えて職場の懇親会。熱っぽいような喉がヒリヒリするような気がしていたが、キャンセルするわけにもいかず、飲み始めてしまえばいつものとおり。またもやワインの海に溺れてしまった。ただし、今日のこの酷い二日酔いはそればかりが原因ではない（たぶん）。一緒に飲んでいた部下の気の利かなさというか、自分のポジションに対する無理解というか、ほとほと呆れるばかり。何のために自分がその場にいるのかまるで分かっていない。出席を強制したわけではない。今どきそんなことをしたら、アルハラだパワハラだと問題になる。誘えば来るが、来るだけ。黙ってその場に座って飲み食いしているだけだ。会話に加わるわけじゃない。周りに気を配って働くわけじゃない。ただただそこにいるだけだ。これが若造ならバカヤローと一喝して説教もするが、４０近い男に今さら何を言っても無駄だろう。そういう場が苦手ならそう言えば良いのに。最初だけ付き合って、用があるとか何とか理由をつけて早く帰ったって構わない。宴会は苦痛だけど、かといって自分だけが仲間はずれにされるのは怖い。だから、じっとその場にい続ける。そんな風に見える。終始こわばった表情で座っている彼を視界の端に捉えながら飲んでいるうちに、悪酔いしてしまったようだ。

  2006年10月14日

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• フンギ！

  あぁ、今日も食った飲んだ。♪ポ・ポ・ポ・ポ・ポルチーニポル・ポル・ポル・ポル・ポルチーニポルチャン・ポルチャン・ポルチーニポポポポ・ポポポポ・ポルチーニドイツワインとの見事なマリアージュ。幸せ。満腹、満腹

  2006年10月05日

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• お祝い

  あぁ、今日も食った飲んだ。今日の日記がこの暴飲暴食日記を書き始めて通算１０００件目。ちなみに１日２件書き込んだこともあるので１０００日目はもう少し後だ。とはいえ、１０００回。我ながらよく書いたものだ。時には遅配もあるものの、１日も欠かすことなくイッセンカイ。なんだか大人になった気分だ。少年はいくつ川を渡れば大人になるのだろうというセリフがあったが、とりあえず日記は１０００件書けば大人になれるみたいだ。今夜は、１０００件を祝うのではなく、元同僚２人の課長昇進を祝って飲みに出かけた。東銀座の秩父錦へ。前の上司がここの酒が好きじゃないというのでしばらく足が遠のいていて、１年ちょっと来ていなかったが全然変わっていない。この店に来たらまずは紙カツとさつま揚げだ。なんだか今日の紙カツは以前より厚くなった気がする。酒はビールを１杯飲んだ後は、ひたすら熱燗。銘柄は当然秩父錦だ。その後新橋にうどんを食べに行こうという話も合ったが、まだ時間も早かったので会社近くに戻ってもう１軒。バーボンのソーダ割りを呷る。良いメンバーと楽しく酒が飲めた。満腹、満腹

  2006年09月28日

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• メデタシ

  あぁ、今日も食った飲んだ。休みだというのに朝７時半にベッドから抜け出て、身支度を整える。髭も剃った。今日は娘も弁当がいるというので、私の分も用意してもらった。いつものごとく横浜の家を出て東京を西から東へ横断し、東京武道館へ。昇段試験である。受付を済ませ着替えたものの、まだ初段の試験が始まったばかり。初段を受ける同じ会の後輩がまだ出番まで時間があるといってふらふらしている。なんだか私の方が落ち着きがない。しばらくして後輩の出番。指摘すべき点は多々あったが、初段ならＯＫだし、それはそのまま私の反省点にも繋がる。初段の連中を見ながら、下手だなぁと思いつつもつい最近までの自分の姿がこれかと妙に納得。控えに戻ってきた後輩を捕まえ、「大丈夫。あれなら合格だよ」と励ますも、まるでそのまま自分を励ましているようだ。それから１時間後。私の出番が回ってきた。数日前の最後の稽古の時に、先輩が「座り技の時は審判席の机の縁、立ち技なら審判の頭の辺りを睨み付けて抜き付けるといい」とアドバイスしてくれたのを意識しながら着座して、正面を見据えて目が点になった。５人が一度に受験する中で、私の位置は左端。端っこゆえに目の前には審判席はなく、日の丸が掲げられていた。日の丸の場合はどこを見ればいいんだ？いやいや、動揺を顔に出すのが一番悪い。とにかく、普段からの師匠の教えに従い、礼法・帯刀でもたずかず５人の中で真っ先に刀を抜くことが大切だ。ビュッ。後ろは分からないが、前列の中では一番に抜けた。後は体に覚え込ませたとおりに動けば良いはず。５本を抜いて、良しと思って着座したら、隣の男が次の技の動作に入った。そんなバカな。１本抜き忘れたのか？瞬時に思い返してみるが、間違いなく５本抜いたはずだ。動揺も顔に出ていない（と思う）。今さらやり直しはきかないのだから、最後まで堂々と。ヤキモキしながら結果待ち。メデタシ。晴れて二段。お昼は妻が作ってくれたおにぎりとおかず少々。気分上々で、高いお金を払って食べる銀座のランチより数段美味い。その後も三段～五段まで見学し、夕方から会場近くの居酒屋で祝賀会。我が一門の受験者全員合格とはいかなかったが、五段合格も含めかなりの合格率。今夜は、難しい仕事を終えた後よりもホッとして、美酒を楽しんだ。満腹、満腹

  2006年09月23日

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• 同期の桜

  あぁ、今日も食った飲んだ。今夜は前の会社の同期入社の転職組の飲み会。黙っていても皆しゃべりまくるし、かといって黙っているからといって存在を無視されるわけでもなくいつのまにか話の輪に巻き込まれている。同じ会社にいた頃はさして親しくもなかったのに、会わなくなった今の方が気の置けない仲になっている連中もいるという不思議。それでも、まったく違う業界に転職したのは私だけ。時々話題についていけなくて寂しい思いもする。とはいえ、今夜は気持ち良く酔った。満腹、満腹

  2006年09月19日

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• ストレスあれこれ

  あぁ、今日も食った飲んだ。今日のランチは少しばかり贅沢をして全聚徳に行った。メニューを見ると北京ダック１本とフカヒレ入りそばか五目汁そばのセットが１５００円ちょっと。迷う。サラリーマンのランチとしては高いけど、この値段で全聚徳の北京ダックが１本食べられるならお得である。週替りのランチも料理２品を選択できてやはり１５００円余。これも魅力的だ。迷ったけど、最初からの目標を変えずに五目炒飯をチョイス。夜に来たときよりもダックの肉の量が少ない気がするが、あの時は北京ダックも食べたのだからその肉の有効利用がされていたのかもしれない。五目炒飯だけ注文してダックの肉量にケチをつけちゃいけない。なんにせよ、満足の一品。スープも少し変わっていたけど美味しかった。豚骨のような白濁した汁に豆腐、レタス、ピータンが入っていた。お替わりできたらなぁ。ただ、今回も隣人に恵まれない。クチャクチャ食べるだけでなく、皿を胸元まで持ち上げて抱えるように食べている。ひとり客だから前回の一家ほど酷くはなかったが、それでもせっかくの料理が台無しである。この店の客筋が悪いのだろうか？偶然と思いたい。夜は若いのと一緒に焼肉屋へ。マッコリを２人で１リットルほど。総勢３人だったがひとりはあまり飲まない。肉もたらふく食べた。にもかかわらず、もう１軒行ってピザとバーボン。帰る頃になって、携帯に職場からの着歴があるのに気付いた。留守電を聴くと、一緒に飲んでいた部下に連絡を取りたかったらしいが、そのときは既に解散した後。数時間前の着信だから、電話を掛けてきた男ももう帰ったことだろう。留守電では何の用件か少しも言っていないので、かえって気になる。気持ちよく酔っていたのに、しらけた気分。近頃少しずつストレスが溜まってきている原因がここにある。それを解消するために飲みに出た筈だったのに。満腹、満腹

  2006年09月04日

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• 鶏の尻尾とサボテンブラザーズ

  あぁ、今日も食った飲んだ。朝食は、昨晩の冷やご飯が残っていたので、永谷園の鮭茶漬け。鮭茶漬けは自分で買ったりはしないが、妻の実家からの荷物に入っていたのだ。そういえば、私が学生の頃に母が時々送ってきてくれる宅配便の隅にも永谷園のお茶漬けが入っていた気がする。随分と久し振りのお茶漬けのパッケージはあまり変わっていなかったが、残念なことに浮世絵のカードが入っていない。子供の頃はあの浮世絵のカードで喜んだりはしなかったものの、あれを見て幼い頃から広重などの浮世絵に慣れ親しんでいたことを考えると、それこそメセナでありＣＳＲの走りであった気がする。何も世界の著名なアーティストのコンサートのスポンサーになったり、ＮＰＯにお金を出したりするだけが企業の社会的責任の果たし方ではない。ガンバレ、永谷園。昼は、娘の塾もお盆休みなので食べに行くことにした。娘のリクエストは、「みんなの教室。」という給食風のメニューを出す店。店内も小学校の教室を模したものらしい。給食は苦手なのに、夏休みにわざわざそんな店に行きたいと言う娘の心理が謎である。聞くと「揚げパンが食べたい」と言う。それには私も賛成したい。ついでに、私たちの世代の定番の鯨竜田揚げも（おそらく私の１、２年下までが限界だろう）。と思って行ってみたのだが、発見できず。（ネットで調べてもＵＲＬが消えているみたいなので閉店したようだ）。で、近場であれこれ挙げていったら娘がセンター北のラーメン甲子園が良いというので、行ってみた。フードコートのように屋台のように店が周りを取り囲み真ん中に並んだ席であちこちの店の味が楽しめるのかと思ったが、残念ながら各店独立形式。思い起こせば、福岡のキャナルシティもそうだった。１店だけ食べて帰るのも惜しい気がして、まずは熊本ラーメンの店に入ったが、ハーフサイズを注文。…熊本ラーメンなら桂花だな。次はどこにしようかと思案投げ首。時々店を入れ替えるらしいが今は豚骨ばかり。他には東京風の醤油だ。今ひとつそそらない。道ひとつ向うのセルフの讃岐うどんの店に河岸を変えた。冷しおろし生醤油うどん。イカゲソ天と稲荷。あぁ、レジの前にはおでんもあった。しばらく高松に行っていないうちにすっかりと勘が鈍っていた。そうだよ、讃岐うどんといえばおでんが付き物である。でも、今さらゲソも稲荷も戻せない。この上おでんまで食べるのはいささか苦しい。仕方ない、おでんは次回にしよう。うどんは特に美味しくもないけど、築地のザうどんや大将よりはずっと良い。でも、高松に比べたらまだまだ高いな。高松なら生醤油うどんは１００円前後、大根おろしはせいぜい５０円、生姜、青葱、天かすは当たり前のようにテーブルかカウンターの横にタダで置かれているはずだ。帰宅途中に、久々にお酒のディスカウント店に寄った。まずは、サントリーダイエット生（発泡酒）を箱買い。外で飲むときはカロリーもプリン体もオーバー気味なので家で飲むときは節制だ。ついで、強いお酒はどうしよう？ジムビームが期待ほどに安くなっていない。ラムにしようか。ハバナクラブ、レモンハート…マイヤーズのホワイトやバカルディのブラックなどという見たこともないものもある。と思っていたら、その一段上にテキーラ。最近、理由は自分でも分からないがテキーラという言葉に反応してしまうのだ。テキーラを飲んだといえば、２０余年前に仙台の定禅寺通りの２階にある店で同級生たちと飲んだのをはっきりと記憶しているのだが（事件があったわけでもなく、テキーラを飲む必然もなかったのだが）、味はちっとも浮かんでこない。それ以降、テキーラを飲んだ記憶はない。カクテルを飲まないせいもあるだろう。バブルの頃はテックスメックスの店で、客がテキーラと果汁を口に含むと、バーテンが口をふさいで客の頭ごとシェイクするなんていう乱暴なカクテルもあったが、自分で飲んだ覚えはない。妻は、「テキーラ、悪くないんじゃない。カクテルにしたら美味しいわよ」というので買ってみた。テキーラというのは確か龍舌蘭の根か茎から作るのだったと思う。現地の言葉では何というか知らないが、「龍の舌」という名にはちょっと惹かれる気がする。ただ、蘭といっても蘭科ではなく、多肉植物だったように思う。つまりはサボテンの仲間だ。人類というのはいろんなものから酒を造るものである。そのうちアロエ焼酎というのも出てくるのだろう。もうとっくにあるかもしれない。今日の妻はなぜだか飲む気満々である。ワイン２本とカヴァも１本。今夜の料理番は娘だ。夏休みの家庭科の宿題なのだそうだ。カレー、それとトマトとブロッコリーのサラダ（ドレッシングも自家製）。玉葱を刻むのに涙が出るといって水泳のゴーグルをして台所に立つ姿が可愛い。このメニューに、カヴァを合わせた。料理がどうこうというよりもこのカヴァはイマイチ。妻は「美味しいスパークリングが飲みたいね」というが、それなら３０００円ぐらい出してモエかブーブクリコを買うのが無難だろう。もう少し飲みたいという妻に、テキーラサンライズを作ってやることにした。といっても、シェイカーなどない（テキーラサンライズがシェイクするタイプかどうかも知らないのだが）。食器棚を見ると、遥か昔にどこかに電車で旅をしたときに駅弁を買ったら昔懐かしいお茶が付いてきて（今どきはみなペットボトルだ）、その容器を妻が取っておいたものを見つけた。その容器に氷を入れ、テキーラとオレンジジュースを注ぎ、シャカシャカと。グラスに注いで妻が一口飲んだら、「こんな濃いのを飲まされたら女の子たちがバタバタ倒れていくわ」と言う。あれ？女の子を酔わすのはスクリュードライバーだったような…それにしても今夜の妻はどうしてこんなに飲む気満々なのだろう。満腹、満腹

  2006年08月13日

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• 木挽町界隈

  あぁ、今日も食った飲んだ。ひどい腰痛だ。例年梅雨時は腰の調子が悪いのだが、そこにもってきて今週は飲み過ぎである。ここ何年か飲み過ぎると腰に来る。会社について席に座ってみたもののなんとも腰の調子がいけなくて、長時間座ってられない。用事もないのにあちこち行ったり来たり。腰痛は再び体重が増えてきているのも影響しているのかもしれない。今日はやけに腹が出ている気がして仕方ない。そんなわけでお昼は少しカロリー控えめを意識して、木挽町砂場でもりそば。砂場系は汁が辛い（といっても、私が認識している砂場は吉祥寺とここぐらいだが）。だから、箸でつまみあげたそばの先をちょっとだけそば猪口に入れたら、ズズズーッとやる。そしたら、美味いのである。そばそのものがとても美味しいのである。汁なんて要らない気がするが、でもやっぱりこの辛い汁が少しあるからこそ、麺の味・香りが引き立つのだろう。少しだけ腰の痛みを忘れることができた。長い長い午後をやり過ごし、ようやく夜。今夜は弁護士を接待することになっている。弁護士といってももう随分と古い付き合いで、公私混同だと言われると耳が痛くないこともないのだが、会社の仕事で何度かタダ働きをさせているのも事実。木挽町Ｗへ案内した。料亭の２階を改装したコジャレた和食とワインの店。以前、私が幹事でここを借り切ったことがあるので、今日もマネージャーとサブマネが交互に挨拶にやってきて、お客の手前ちょっとばかし顔が立ったというものである。お酒は、今日の相手はさほど飲まないし、私も今週はさすがに飲み疲れたので、ビールを１杯とシャブリを２人で１本。普段からこういう大人の飲み方をしなくちゃね。狙ったわけじゃないのだが、昼も夜も「木挽町」を名乗る店。今は地図にない町名である。新橋演舞場の周辺に「木挽町」を名乗る店が多いが、正確にどの辺りまでが「木挽町」であったのかは知らない。近所には「采女町」を名乗る店もチラホラ。「銀座」という地名も嫌いじゃないが、「○丁目」が付いてしまうと味気ない。「木挽町」とか「采女町」なんて、風情があっていいな。満腹、満腹

  2006年07月28日

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• 酒豪伝説

  あぁ、今日も…体調悪し。昨日から続く、腰痛、肩痛、さらには右膝の調子もおかしいし、右脇腹は腹筋痛。その上、昨日の酒。ちょいと飲み過ぎた。それでも、飲んだ量を考えると損傷はかなり少ないと言えるだろう。昨晩一緒に飲んだ元上司とは１年も一緒に働いていないのだが、妙に馬が合う。とにかく楽しく飲む人で、あれこれ語る薀蓄も嫌味がなく聞き入ってしまう。そして何よりも酒が好き。２人で飲むといつも度を越してしまうのである。そんなわけで二日酔いの今日、ついつい弱気になってしまった私は、酒豪伝説なるものを注文してしまったのである。こんなものに頼るよりも、酒の量を減らすことを考えた方が良いのは、分かっちゃいるのだが。今日のお昼はオムライス、夜は塩鮭、ポテトサラダなど。今夜はビール１缶でやめておこう。満腹、満腹

  2006年07月25日

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• ごくらくちんみ

  あぁ、今日も食った飲んだ。８時半。宿をチェックアウトしてバスセンターに向かう。歩いて５分とかからない。が、暑い。やンなるくらいに暑い。まだ朝の８時半だよ。イカレてるぜ。それでもバスに乗ってしまえば、後は空港、飛行機、電車と数時間は涼しい中だ。バス、飛行機の中では、杉浦日向子氏の「ごくらくちんみ」を読む。様々な珍味を題材に２、３ページの小品が並ぶ短編集だ。これが絶品。たたみいわし、ふきみそ、からすみ、きんちゃくなす…涎が垂れてくる。とうふみそづけは先週食べたし、ジュンサイは昨晩食べた（ちなみに、ジュンサイは秋田産が出回っているが、我が故郷近郊の大沼の横にあるジュンサイ沼産の方がはるかに美味い）。ふなずしは子供の頃、とうふようは若い頃に食べて、苦手意識があるが、大人になった今食べてみたら美味しいかもしれないと思わずにいられない。極めつけは「ばくらい」。このわたでほやを和えたというのだからすごい。これは初めて聞いた。珍味中の珍味である。このまま三陸に直行したくなってきた。初夏はほや。でも、これだけ輸送手段が進化しても、生のほやだけは産地で食べるに限る。独り者だったら明日からの三連休、ふらりと仙台・三陸の旅に出ていたかもしれない。こうやって書いているだけでも生唾ごっくん、な感じがしてくる。だが、読んでいるうちにふたつの意味でつらくなってきた。ひとつは読みながら横に酒がないことであり、ましてやそこに書かれた珍味を今この場で口に出来ないことである。会社に戻れば既に予定されているだけでも３つの打ち合わせが待っているし（結果的に１つはキャンセルされ、２つ新たに追加された）、やることは山ほどある。さすがの私も、ちょっと１杯とは考えない。そしてもうひとつは、死を扱った話が多いことである。巻末を確認してみると単行本の刊行は日向子姐さんの死の１０ヶ月前。知ってたんだろうなぁ。自分の病と自分に残された時間の短さを。知りながらこれだけ食欲をそそる話をこれでもかと書き紡ぐことができるなんて、文才だけで出来る業ではない。そんなわけで途中で一旦、本を置いた。窓の外に目を向けると、伊豆七島。島はいいなぁ。まぁ、日本全土が島なんだからこんな言い方はおかしいな。海と空の境界が青のグラデーションの中で曖昧になる。その中にぽつりぽつりと黒っぽい島影がラピュタの如く浮かんでいる。本当にあれは島なのだろうか。黒雲のようでもある。高空には刷毛で無造作に掃いたような真っ白な雲。やがて下のほうからモクモクと入道雲が伸びてきた。夏だなぁ。夏なんです。晩酌にふなぐち菊水一番しぼりを一缶。日向子姐さんが逝って１年が過ぎた。満腹、満腹

  2006年07月14日

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• せっかくの

  あぁ、今日も食った飲んだ。二日酔いの頭に目覚ましのアラームが容赦なく襲いかかる。今日もつらい１日になりそうだ。仕方ない。起きて会社に行かなくては、と思ったところで思い出した。休みを取ったのだった。これといった理由もないのだが、来月からはしばらく忙しくなりそうなので、休めるうちに休んでおこうということ。休めるうちにとは言ったものの、今月だって仕事の予定が入っていないウィークデイは今日だけ。やれやれ。で、せっかくの休みだというのに、無駄に昼まで寝てしまった。娘は学校、妻も用があって夕方まで帰ってこない。起きてはみたものの、何をしよう？気持ち悪かったり頭が痛むわけではないけど、体が重い。食欲もない。思い立って湯けむりの里へ行くことに。車で数分のスーパー銭湯だ。さすがに平日だけあって、週末のような大混雑はないが、それでも案外と多くの客がいる。ま、大半はリタイアしたであろうジイサンだけど。他方、女湯は３０代前後が多い（もちろん中を覗いたわけじゃなく、ロビーの様子から）。旦那は仕事、子供は学校に行っている間に、こんなところでくつろいでいるのだな。風呂に入ったら、急に腹が減ってきた。我慢していくつかの湯船をはしごしてみたのだが、段々とふらふらしてきて、ちっとも気持ち良くない。諦めて風呂から上がって、瓶入りコーヒー牛乳をグイッと飲み干した。砂糖たっぷりの甘ったるく、そしてとても懐かしい味だ。コーヒー牛乳１本で食欲は落ち着いた。帰りにスーパーのお弁当コーナーを覗いているときに、家の冷蔵庫にうどんが残っていたのを思い出した。というわけで、遅めの昼食は、自宅でうどん、温泉卵、ベーコン入りパン。食べ始めた頃に娘が帰宅。「わざわざ会社休んで、随分寂しい昼ご飯だねぇ」といっぱしのイヤミを言う。夜は稽古。夕方になっても相変わらず気力は萎えているし、家からだと稽古場まで遠い。サボリの誘惑がむくむくと頭をもたげるが、ここでサボってしまったら、せっかくの休みが完全に無駄になる。気力を振り絞って出かけたが、内容は惨憺たるもの。それでも、たっぷりと汗を掻いたら少し元気が出てきた。元気が出たらお腹が空いてきた。満腹、満腹

  2006年06月21日

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• 今夜もチャンポン

  あぁ、今日も食った飲んだ。今日は稽古の日。となると寿司じゃ物足りない。力が出ないのである。稽古前に食べればいいとも思うのだが、昼からしっかり食べておいた方が怠りない。というわけで、今日のランチはついに寿司を諦めた。東芝ビルのＳＨＩＺＵに向かう。きっどの角を曲がったら、ＳＨＩＺＵの前には何人も待ち人の姿。おっ。別な店にしようかと一瞬思ったが、よく見ると変だ。待ち人たちは、ＳＨＩＺＵの向かいの店に向かって並んでいる。？？？向かいは、しばらく空き店舗になっていた筈。新しい店ができたのだろうか？とにもかくにもＳＨＩＺＵの前まで行ってみると、何のことはない。きっどが空き店舗を借りて店を拡張したのだった。真ん中に厨房を挟んで前からの店はカウンターのみ、新しい方は少し広めで椅子席になっている。新しいきっどの前で待っていた客が、きっどとＳＨＩＺＵを見比べながら、首をひねる。「このふたつの店、いったい何が違うんだ？」さもありなん。メニューも似通っているし、当然に客層もオーバーラップしている。向かい合わせになったことによりシナジーは生まれるだろうか。注文は、豚生姜焼き定食。生姜焼きには千切りキャベツとトマトとキュウリが添えられ、他には切干大根、冷奴、漬物、生卵、蜆の味噌汁、ご飯。満足。隣の女性が食べていた肉野菜炒めもボリュームたっぷりで実に美味しそう。今度はあれにしてみよう。午後も後半に差し掛かった頃から、社内の大半の人間が同じ資料を眺めながら、時折、独り言を言ったり周りの連中とぼそぼそ話したり。７月の人事異動が発表になったのである。我が社では株主総会の役員選任に併せて部長級の人事が決まる。部長が変われば、下々も動く。というわけで、毎年７月の異動が大きい。人事異動というのはサラリーマンの世界のある種のお祭である。前の会社では異動の発表が近付くと、昇進や異動を占ってトトカルチョが行われたり情報屋が暗躍したりと結構楽しかったのだが、今の会社はそこまでの盛り上がりはない。それでも、あいつが転勤だの誰それが上がらなかった、送別会だ、なんでもいいから飲み会だとかまびすしい。で、私はというと、去年異動したばかりだから今回は関係ない。…と言いたいところだが、別の部に移ることになった。たった１年で異動というのは異例だが、まあこの１年というもの銀座にランチしに来るついでに会社に出ていたような私である。戦力外通告も致し方ない。…なんてのは冗談で、新しい仕事を任されることになって、少しだけ出世した。一応、仕事もしているのである。夜は稽古に行く筈だったのが残業が長引き、「これから駆けつけても３０分も稽古できないなぁ」と思っていたところに、「異動も決まったことだし、一杯行こうか」という誘い。同僚４人で焼き鳥屋へ。焼き鳥をつまみながら、ビールと麦焼酎の水割。４人でボトル２本。そんなものだろう。それからバーであれやこれや随分飲んだ。ラムにリキュールにバーボン。もう少し飲んだ気もする。いつものことながら、チャンポン飲みである。酔っ払った。それなのに帰宅したらお腹が空いていて、鯵の刺身でご飯を食べてしまった。満腹、満腹

  2006年06月16日

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• 今夜も立食パーティー

  あぁ、今日も食った飲んだ。昼食はぱいかじ。昨晩の飲み疲れを癒すのは沖縄料理である。しかし、沖縄そばのつもりで店に入ったのに、いざ注文の段になったらゴーヤチャンプルーと告げていた。それでもゴーヤの苦味が疲れた身体を少しずつ活性化してくれるような気がする。炊込みご飯に海草のスープ、豚耳、昆布の煮物、それとシークワーサー？ゼリー。ぱいかじで快復したので、夜は和食とワインの店へ出撃。今夜は上司の昇進を祝い、木挽町の料亭街の一角にあるコジャレタ店を借り切ってワインパーティーである。乾杯はスペインのスパークリングのロゼ。料理にはお祝いの席なので尾頭付きの鯛を用意した。さらにはステーキから、なぜかカッパえびせんまである。ワインは、赤はブルゴーニュ、オーメドックとイタリアのもの。白はカリフォルニアのものと、どこやらのシャルドネ。１杯ずつ飲み比べていってもそれなりに酔っぱらってきた。酔った勢いで店のマネジャーに自分の好きなブドウの種類を告げたら、ワインカーブを探してくれて、「１本ありましたのでサービスさせていただきます」。美味。職場の飲み会としてはかなり思い切った会費設定をしたので批判もあるかと思ったが、皆それなりに満足してくれたようである。店を出ると３分の２ほどは姿を消していたが、主役を含むだいたい予想したとおりの顔ぶれが残っていたので、主役である上司の行きつけのクラブへ。「銀座のクラブ」といって思い描く典型的な店だ。店のママが既に上司の昇進を知っていて、ヴーブクリコを差し入れてくれた。さすがは銀座のクラブだ。豪勢である。それにしても、すっかりと景気が良くなったものだ。店を出ると、並木通りのあっちにもこっちにも、客を送って出てきた夜の蝶（古い表現だなぁ）たちが笑顔と香水の香りを振りまきながら立っている。そして、幹事だけでもう１軒。静かでこじんまりとしたバーへ。アイリッシュを１杯とエールを１杯。今夜はもう強い酒はいいや。満腹、満腹

  2006年06月02日

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• ビール腹

  あぁ、今日も食った飲んだ。最近は肉食が続いていたので、今日は魚を食べよう。そう思って築地の竹若に行ったのだが、グルメ番組を見て築地にやってきたようなオバサン集団が列をなして、賑やかだったので、パス。最近、私の立ち回り先がどこもかしこも人気上昇中のようで、あそこのあれが食べたいと思って出かけていくと、行列ができていて諦めることが少なくない。同じフロアにあった「魚河岸三代目千秋はなれ」という店に初めて入ってみた。静かな店である。客もまばら。賑やかな竹若の前とは対照的だ。「はなれ」というぐらいだから、ひっそり静かなたたずまいを狙っているのだろうか。でも、「魚河岸」だから威勢が良くなくては。そもそも、「魚河岸」で「はなれ」という辺りのコンセプトに矛盾があるような気がする。注文は「本日のおすすめ」だったと思う。メバチ、メバチの？中落ち、イナダの刺身がメインで、小芋、厚焼き、アミの佃煮などが少しずつ添えられている。特別美味しいわけでもないが、コストパフォーマンスはなかなかのレベルだ。ただ、隣にあるのが竹若だというのが不幸である。同じ金額を払えば竹若の方がコストパフォーマンスは高い。夜は、社外を交えて新しく立ち上げたプロジェクトの懇親会。ライオンビヤホールで立食パーティー。料理は腹に溜まるタイプのものがたっぷりと用意され、またビールも飲み放題。生ビールや黒ビールが次々ピッチャーで運ばれてくる。焼そば、串揚げ、フライドチキン、ソーセージなどをビールでお腹に流し込む。お腹がタプタプだ。その後、少人数でもう１軒。疲れた。満腹、満腹

  2006年06月01日

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• 身から出た錆び

  あぁ、今日も食った飲んだ。最近どうも危ないのである。腰の話だ。例年、今頃の季節は腰痛に襲われるのだが、今年は例年になく危険さを孕んだ痛みなのである。何がどうとは言えないが、ここ数日特に危ない。先日のヨガのときも、左右のツイストの際に腰骨がずれているように感じていた。そして今朝。ますます危険水域に近付いてきたように感じる。昨晩の深酒も影響しているのだろう。飲み過ぎると腰が痛むことがたまにある。血行が悪くなるのかもしれない。今日は少しゆっくり目に起きたので、時間を取り戻そうと急行に乗ったのも悪かったようにも思う。電車が鷺沼を過ぎた辺りから、このまま電車に乗り続けたらぎっくり腰になるかもしれないと思い始めた。額に脂汗がにじむ。何とか溝の口まで持ち堪えて、一旦下車。しばしホームのベンチで腰を休める。急行を乗り継ぎ、二子玉川、三軒茶屋でも同じように休みながら、何とか銀座線に乗り換え、やっとのことで銀座に到着。電車の中でぎっくり腰になったらどうすりゃいいのだろう？どうするもこうするも倒れ込んで車掌か駅員を呼んでもらうしかないのだろうな。考えただけでも恥ずかしい。幸いにして午前中は静かに過ごせた。ゆったりと座っているとやがて腰の痛みも峠を越えた。ところが、昼近くなって腰痛と反比例するように、少しばかり胃がムカムカしてきた。食欲もなく、昼は素うどんを一杯のみ。食べたらますます気持ち悪い。しかし、午後は弱っているわけにはいかないのだ。１時から３時まで会議を主催し、３時から４時まで役員説明、４時半からは社外者と打ち合わせで、５時になったら一旦中座して別な役員の部屋へ。そしてまたそれが終われば打ち合わせに戻る。昼休みが終わったら夜までノンストップ。二日酔いだなんて言ってられないのである。と言いつつも、やっぱり気持ちが悪い。気持ち悪いけど、会議の場でしゃべり続けなければならないつらさ。今日の予定が分かっていながら飲み過ぎた私が悪いのだけど。身から出た錆びである。満腹、満腹

  2006年05月25日

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• 雹が降るという予報だったが

  あぁ、今日も食った飲んだ。昼は久々に三州屋。並木通りから、意識しなければ見落としてしまうような狭い袋小路に入っていくと、なんだか自分がすっかりと銀座の通になったような気がして、意味もなく誇らしげだったりする。金目の煮付けを注文。メインは金目のはずなのだが、実際には金目はオマケのようなもの。こういう店では煮魚はダメだな。あらかじめずっと鍋に入れてあるのを出してくるのだろう。煮過ぎで、金目の旨さが流れ出してしまっている。オマケといったのはそれだけの意味ではない。鶏豆腐とご飯と漬物があれば、十分なのだ。鶏豆腐でぐんぐんとご飯が進む。夜は職場の飲み会。全員で揃っての新人歓迎会もやっていなかったし、来月１日に若者がひとり異動になる。そういうわけ。１軒目は和食の店。少々狭かったが、料理もなかなか良かったし、酒も充実している。今夜もついつい杯を重ねてしまった。私は黒糖焼酎のロックを飲み続けていたが、テーブルの反対側では冷酒が次々と消費されていっていた。あれに加わったら、明日はない。２軒目は洋風。既に十分食べた後なのに、ピザを注文した奴がいる。なんて言いながらも、私も２切れつまんでしまった。酒はハイボール。カロリーもアルコールも摂り過ぎである。帰りは同じ方向の若手２人と一緒。酒の勢いも手伝って説教オヤジになってしまった。いかんなぁ。オシャレじゃないぞ。満腹、満腹

  2006年05月24日

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• もう戻れない

  あぁ、今日も食った飲んだ。二日酔いでＲ。そんなに飲んだつもりもなかったのだが、昨晩家に帰り着いてみたらかなり酔っていた。飲んだつもりはなかったが、思い返してみると結構なペースで焼酎をロックで何杯も飲み干した覚えがないでもない。それにしても昨晩あんな状態でよく日記が書けたものである。先ほど読み返してみるまで何を書いたのかもよく覚えていなかった。二日酔いと言っても、さほど気持ちが悪いというわけでもなく、頭がガンガン痛むというのでもないが、朝になって目覚めてからもちっとも出力が上がらないのだ。出社してからもまるでエンジンがかからない。にもかかわらずこんな日に限って朝から社外の人と打ち合わせがあったり、午後一で出かけなければならなかったりする。それでも食欲だけはいつもどおり。だが今日は時間がない。珍しいことに社員食堂の定食コーナーで昼食。麺コーナーはたまーに来ていたが、定食コーナーとなると何ヶ月ぶりだろう。少なくとも半年以上は来た記憶がない。あまりに久し振りだったので、どういうシステムになっていたか忘れていて、戸惑ってしまった。そしてもうひとつ戸惑ったのは、周りにたくさん知った顔があることだ。社食なんだから当たり前のことなのだが、いつもは会社の人間が来そうにない店ばかり選んでいるので、知った顔を見ながら食事をすることなど滅多にない。それなのに今日はあっちにもこっちにも知り合いだ。知り合いに囲まれてのランチがこんなにも落ち着かないものだったとは。もう社食には戻れない身体になってしまったようだ。でも、考えてみれば知り合いに囲まれて食べるのは麺コーナーだって同じなんだけどな。あまり違和感を覚えたことはない。午後も出力は低下したまま。それどころか出力がさらに落ちた感じ。こんな日はさっさと帰ろうと思っていたのに、気付くと残業していた。帰宅して夕食。鯖一夜干し、ベーコンと野菜の炒め物、ジャガイモと焼豆腐の味噌汁、納豆ご飯、ビール。昔から不思議なのだが焼豆腐って豆腐を焼いて何か良いことがあるのだろうか。油揚げなら焼くと香ばしさが出るが、豆腐は焼いたところで香ばしい気はしない。それとも昔はもっと思い切り焼いて、香ばしかったのだろうか？焼いてないフツーの豆腐の方が美味しいように思うのだが。っていうかぁ～、焼豆腐のニーズってぇよくぅわかンないんだしィ～。未だに出力は低下したまま。満腹、満腹

  2006年05月18日

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• 同窓会…なんだろうな

  あぁ、今日も食った飲んだ。昼は…えーっと、え、え、…っと。なんだっただろうか？酔っ払っているから忘れた。そういえば石焼ビビンバを食べたように思う。夜は大学院時代の友人たちとの飲み会である。約束の時間になって会社を出て慌てて会場に駆けつけたら、何かの手違いで別の店に変わったと言われた。近いような、歩くと遠いような場所。なんとか辿り着いた。集まったのは１０人ほどだが仲の良い連中もいるし初めて見るような顔もある。私は３０を過ぎて子供を持ってから大学院に行った。同じぐらいの歳で同じように会社から派遣されてきた連中が少なくなかったが、その一方で、同級生の半分は学部からそのまま進級してきた連中だから、彼らは私とは一回り近く年代が違う。それでも、同級生である。修了してから８年。皆それぞれに立場は変わったけど、飲めば対等だ。まるっきり生い立ちも、育ってきた環境も、中には国籍も違うけど、語り合えば笑いあえる。バックグラウンドが違っても、相手の話を聞き、自分の話を聞いてもらえれば、分かり合えると思うのだけどな。政治の世界では、こんな単純なことがなぜできないのだろう？満腹？

  2006年05月17日

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• 中間管理職なんです

  あぁ、今日も食った飲んだ。今日は朝から出張。悪天候のせいで予定の空港に着陸できないかもしれないなんて脅かされながらも、ほぼ定刻に目的の空港にタッチダウン。スケジュールどおりの人生なんてつまらないものだ。バスで市内に出てバスターミナル近くの雑居ビルの食堂街で食事。天むすとうどんのセット。讃岐の人間が食べたら怒り出すようなコシのないうどんだ。参った。最近別の仕事で忙殺されていたため仲間内でも相手先の前で意見が分かれるような緊張感もはらんでいたが、上が前もって握ってしまったので今日はリファインチューニングということで、表面上はシャンシャン。腹の中では相手にも仲間内にも言いたいことが幾つもあったけど我慢。夜はそのまま懇親会。料理はまずまず、店の雰囲気も悪くない。酒はビールをジョッキ２杯の後、ひたすら熱燗だ。飲み始めたら仕事は関係ない。周りがどう思っているかは知らないが。何本飲んだか覚えていないけど、気付いたらもういい時間だった。出張に出て、タクシーの割増料金の時間まで飲むなんて珍しい。明日は東京に戻るだけだが、戻ったら戻ったで打ち合わせがいくつか待っている。もう６，７年課長をやっているが、１０年前と何か変わったのかと問われても、答えに困る。プレイヤーから足を洗えずいつまでもマネージャーになりきれない。中間管理職ってこういうことなのだな。ま、あちこち行って飲み食いできりゃ幸せと思おう。満腹、満腹

  2006年05月10日

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• JJ

  あぁ、今日も食った飲んだ。昼前に家を出て渋谷に向かう。書店で「陽気なギャングが地球を回す」の文庫を購入。作者の伊坂君は私の大学の学部の後輩。全然面識はないのだけど。「オーデュポンの祈り」は面白かった。東北学院大出身の京香ちゃんも出演するし、映画も見に行こうかと思う。センター街をぶらぶら歩いて桂花ラーメンへ。昼時だというのに、半分も席が埋まっていない。どうしたんだ桂花。客層も私と同じぐらいの男ばかり。ターロー麺を食べてなんとなく分かった。２０年前なら桂花といえば、押しも押されぬ九州ラーメンの代表店であったが、いまやご当地ラーメンやこだわりのラーメン屋はそこらじゅうにある。その中で桂花が未だに輝きを失っていないかと言えば…ということである。２０年前に桂花の衝撃を自分の舌で感じた連中だけが未だにきているということかもしれないなぁ。とはいえ、この味はこれから１０年、２０年と変わらずにいて欲しいとも願わずにいられない。などと、ノスタルジーに浸りながら、センター街を外れてスペイン坂に入る。相変わらずこの狭い坂に人が溢れているのだな。スペイン坂を登り切ったらシネマライズ。ブロークン・フラワーズが今日の目的である。ジム・ジャームッシュの新作。今どき誰がジム・ジャームッシュを見に来るのだろう。私のような新人類世代から脱却しきれない６０年代生まれがたむろしているかと思えば、そうでもない。周りは３０前後の女性の２人組み、３人組が多い。帰宅後に妻に言ったら、「そうよ、今は３０前後のサブカル好きの女の子にジャームッシュが人気があるのよ。知らなかった？」と言う。だってさ、ストレンジャー・ザン・パラダイスが８４年、ダウン・バイ・ローが８６年、ミステリートレインが８９年、ナイト・オン・ザ・プラネットは９１年（ちなみに全部見ている）。今、３０前後の女の子っていったい幾つだったのだ。ま、ナイト・オン・ザ・プラネットは妻と日比谷のシャンテ・シネに見に行ったからわりと最近の話ではあるけれど。とはいえ、若い連中が古い映画を見るのは良いことだ。私だって、好きな映画といったら、真っ先に上がるのは「旅情」だな。それから「泥棒成金」。社会人になって初めて行った海外旅行のロンドンで、コベントガーデンに立ち「ここがイライザが花を売っていたところか」と銀幕の世界に浸った私である。上の世代の人から見れば、「同時代で見てもいないのに」と言われそうである。で、ブロークン・フラワーズ。なんだかストレンジャー・ザン・パラダイスがそのまま２０年経ったような映画だった。結局は８０年代後半から９０年代前半で文化は止まってしまったのじゃなかろうか。ビル・マーレイだけが歳をとったようだ。ゴースト・バスターズのときのノリはどうしたんだ。いや、まぁジェシカ・ラングもすっかりバアさんだったけど。ロードムービーならやっぱりヴェンダースだな。ジャームッシュはもう１歩踏み込めない。踏み込まないのがジャームッシュでもあるのだけど。娘もいつかヴェンダースやジャームッシュを見るのだろうか。映画も終わって少し渋谷の街を歩いてみようかと思ったが、やっぱり落ち着かない。どうにも渋谷は苦手である。新宿・池袋で２０代を過ごしたせいかもしれない。東横のＦｏｏｄ Ｓｈｏｗで少々買い物して帰宅。夕食は、筍料理２種、マグロ刺身、塩辛、ご飯、ビール。食後に渋谷で買って帰った、チーズを取り出す。先日、ニコタマで食べたのをＦｏｏｄ Ｓｈｏｗで見つけたのである。サント・モール・ド・トゥーレーヌという山羊乳のチーズ。これにあわせるためにマデイラも買ってきた。うれしいことに娘は「チーズは嫌い」。妻と２人で楽しんだのである。先日のニコタマの店に比べるとまだ硬さが残るものの、それでもえもいわれぬ複雑系の味で美味。それにしても、チーズに限らず、なにごとも熟しきって朽ち果てる寸前の触れなば落ちんという状態が実は一番美味しかったりする（いや、まぁ…、「女性も」なんてオヤジ臭いことは言わないつもりだが…）。マデイラも安かった割りに悪くない（そんなに安くもないけど）。でも、マデイラもポートも高過ぎだ。ポルトガルの酒を買うなら、やっぱり播磨屋だ。しばらく買ってなかったけど、そろそろまた注文しよう。満腹、満腹

  2006年05月05日

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• 釣った魚に餌をやり続ける男

  あぁ、今日も食った飲んだ。連休３日目。カレンダーどおりなら今日は平日だが、私は休み。休みを取ったわけではなく、会社の方が勝手に休んだのである。昔のメーデーの名残らしい。娘は学校に行ったので、これ幸いと妻と食事に出かけた。一人娘だし、外では借りてきた猫のように大人しい娘なので、小さい頃からあちこち食事に連れて歩いた。フレンチ・デビューもフカヒレを初めて食べたのも３歳のころ。今じゃ、好物は北京ダック、鰻、天然ブリ、本マグロ（生）中トロという贅沢なローティーンである。我ながら親馬鹿だ。それでもお子様お断りの店も少なくないし、最近は随分と量を食べるようになってきてお金も掛かるので、娘のいないときに夫婦で食事に出かけることがたまにある。娘にばれたらすごく怒るに違いない。今日の行き先は、二子玉川高島屋ＳＣ南館の「代官山ＡＳＯチェレステ」というイタリアン。妻の知り合いのお金持ちのマダムが「なにを食べても美味しいわよ。価格もお手頃だし」と薦めてくれたのだそうだ。昼のメニューはプリフィクスのみ。私の選択は、アンティパストにホワイトアスパラのパンナコッタ、プリモピアットは生雲丹のスパゲッティー、セコンドピアットがホウボウのミネストローネ仕立て、ドルチェにモンブラン。妻は、豚のテリーヌ、カニとブロッコリーのパスタ、子羊のグリル、イチゴのミルフィーユ。食前酒にカンパリソーダ。恥ずかしながら、パンナコッタと聞いてナタデココを想像してしまった私。アスパラの横にイカの切り身風のものが並んでいる図を思い浮かべながらも、注文してしまう私である。ブラマンジュのようなパンナコッタが出てきたときには、少しホッとした。料理はどれも美味。パンについてきたホイップバターも持ち帰りたいぐらい。グラスでもらった白ワイン、赤ワインともイタリアのもの。イタリアワインは少し前まではまだお手頃感があったが、フランス物が値を下げてきている（下の方の裾野が広がったというのが正確だろう）一方で、イタリア物の高級化が進んでいるようにも思う。どの皿にも味の面では満足したが、パスタはもう２割増の量が欲しかった。というわけで、ドルチェの前に追加でチーズを少々とトーニーポートを１杯ずつ。カマンベールの外側にアオカビを密集させたような山羊乳のチーズを２種、パルミジャーノレッジャーノの３６ヶ月熟成モノ、あともう１種セミハードタイプ。うーん、山羊乳の濃厚さよ。妻が気に入ってギャルソン（イタリアンだからギャルソンとは言わないのかな）にもう一度名前を確かめたが、結局覚えられなかった。妻はきっと近いうちにチーズ王国に探しに出かけるに違いない。ドルチェの前に私だけさらにグラッパを１杯。昼からこんなに飲んでいいのかとやや後ろめたさもあるが、ゴールデンウィークだから大目に見て欲しい。で、会計はというと料理の値段の３倍ほどの支払いになってしまった。この店を薦めてくれたマダムは殆んど飲まないのだそうだ。飲まない人にとってはとてもお得な店に違いない。いや、私が飲み過ぎなのかも。食事に２時間掛け、少し洋服や小物など見て歩いて帰宅したら娘が帰っていた。夕方まで昼寝。夕食は簡単に済ませようとも思ったが、それは親の都合。給食しか食べていない娘は「お腹空いたァ」と言う。仕方ない。筍料理２種、麻婆春雨、ワンタンと椎茸と水菜のスープ、風に吹かれて豆腐屋ジョニー、ご飯、ビール。ジョニーに馬路村のポン酢醤油をかけて食べた娘が「これって、白子ポン酢の味がする」。分からないでもないが、味という面では鱈の白子の味というよりも、ポン酢醤油の味だ。「それにしても、お正月にカンコー（岩国観光ホテル）で食べた白子ポン酢が美味しかったよね。今でも思い出すわぁ」と娘。我が娘、将来、私のようにマメで且つ釣った魚にせっせと餌をやるような甲斐性のある旦那を見つけないと苦労するだろうなぁ。私の知る限り、そんな男は滅多にいないのだが。満腹、満腹

  2006年05月01日

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• 失言

  あぁ、今日も食った飲んだ。今日は断続的に続いていた長期研修の最終日。解放感も満足感もないけど。夜はそのまま社内で懇親会。私だけでなく人それぞれに鬱憤が溜まっているのが分かって面白かったが、内容はオフレコ。面白いと書いたけど、それはそれで問題かもね。料理は寿司とオードブル各種。イマイチだが、ワインは赤も白もなかなかのもの。１時間ほどで解散して、職場に戻ろうとエレベーターに乗った。箱の中で研修仲間が「ようやく終わってくれたけど、疲れたな」というので、ついつい私も調子に乗って批判混じりの愚痴をこぼしたら、研修仲間だとばかり思っていた一人が苦笑いしながら振り向いた。うわぁーっと思わず叫んでしまった私。振り向いたその人は、研修の責任者、人事部長。次の人事異動は首を洗って待つことにしよう。帰宅して飲み直さずにいられずに、帰宅途中でつまみ購入。餃子に明太子にぎり。ビールを飲みながら餃子を食べたらこれが結構匂う。まあいいや。ついでにジョニ赤ロック。さらにはぷっちんプリン。「ぷっちん」はしなかったが。満腹、満腹

  2006年04月24日

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• 

  観測終了

  あぁ、今日も食った飲んだ。目覚めると頭が痛い。そりゃそうだ。つい数日前に扁桃腺を腫らして寝込んでいたのに、少し良くなったと思ったらすぐに深酒だ。とはいえ、さすがにいつもほどには飲めなかったと見えて、被害は頭痛だけであったし、昼まで寝ていたらダメージは消えていた。それにしても、昨日、刀を振れなかったのは残念だ。実は何度か仕事を放り出して稽古に行こうかとも思った。しかし、以前、居合の先輩に言われた言葉を思い出し、踏み止まった。「居合でもなんでも好きな趣味を長く続けたかったら、仕事と家庭を優先しなさい。趣味は二の次三の次。職場と家庭の理解がなければ趣味は長続きしないよ。私みたいにリタイアして子供も独り立ちしてから、思う存分趣味を楽しめば良い」おっしゃるとおり。昼食はそばめし。午後からＺＡＺＩＥを連れて動物病院へ。狂犬病の予防接種といつもの尿検査。ｐＨ８。高過ぎだ。また餌を変えることになりそうである。いっそ普通の餌をやったらいいのじゃないだろうかと自棄になったが、獣医の指示に従うことにしよう。夕方、買い物へ。夕食は、ブリかま焼き、イナダ刺身、煮豆、水菜とトロロ昆布のお吸い物、メカブ、ご飯、ビール。食後にロールケーキとジョニ赤。そうだ、今日の定点観測の写真をアップするのを忘れていた。すっかり葉桜だ。定点観測は今日で一応はおしまい。気が向いたら報告することがあるかもしれない。満腹、満腹

  2006年04月22日

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• 冴えない

  あぁ、今日も食った飲んだ。まだ本調子ではないがかなり快復。今日も忙しい。忙しいときこそ昼食はゆったりと美味しいものを食べた方が良い。というわけで再び竹若でさかな膳。今日はブリ切り身の煮付け。前回ほどの感激はないが、それでもコストパフォーマンスの高さはたいしたものだ。ただ、メインのブリが煮過ぎて中まで味が滲みて硬くなっていたのは困りもの。故土井勝先生が今日の料理で言っていたのを思い出す。「煮魚は中まで味が滲みてしまってはいけません。味が滲みてしまったらそれは煮魚ではなく、佃煮です」午後は、今日もまた粉砕されてしまった。粉砕というよりも、議論をさせてもらえなかったという方が正しい。水曜日の相手もそうだった。こちらの言うことは聞く。聞いているがその後に、まったくかみ合わない自分の主張を滔々とまくしたてる。どうして偉くなるほどに他人の考えに素直に耳を傾けなくなるのだろう。それよりもどうしてこんな人たちが偉くなっているかの方が不思議だ。今週はまったくもって冴えない。と、不貞腐れている暇もなく仕事が次々やってくる。結局、稽古が終わる頃までに仕事が片付かなかったので、今週は刀が振れなかった。憂さ晴らしに上司らと飲みに出た。１軒目を覗くと、上司が顔を合わせたくない相手がいたのでＵターン。２軒目、とりあえず大丈夫だろうと入って、奥に通されたら隣のテーブルにはまたまた同じ会社の連中が座っていた。ま、この連中なら構わないだろうと、腰を落ち着けた。焼き鳥、モロキュウなど居酒屋メニュー各種。ビールに焼酎水割。しばらくすると最近一緒に仕事することの多い他部の男がひょいっと顔を出した。「うちのグループ全員そろってあっちで飲んでます」。そちらを見たらいるいる。さらにはその向こうにも会社の人間がいた。私は今まで来たことがなかった店だが、うちの会社の連中には馴染みの店らしい。要注意の店だ。体調が万全ではなかった筈だが飲みだしたら、あまり関係ない私である。一旦解散した後、上司に誘われるままにもう１軒。並木通りの小さなバーへ。ジントニック、余市の水割、最後にハバナクラブをロックで。相当飲んだはずなのだが、ハバナクラブが実に美味しく感じられる。自分で今さら言うのもなんだが、酒飲みなんだな。満腹、満腹

  2006年04月21日

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• はなむけ

  あぁ、今日も食った飲んだ。今夜は昔の上司が転職するというので壮行会。昔馴染みの新宿の寿司屋へ。十年以上も前に机を並べていた元同僚たちが全部で７人集まった。この会はいつも集まりが良い。刺身盛り合わせ、たいらぎ貝（たぶん）の焼き物、鉄火巻、握りはエビ、ウニ、イクラ、アナゴ。酒はビールのあとはひたすらぬる燗。相変わらず次々とお銚子が空いていったが、それでも昔に比べて皆飲めなくなった。今日のメンバーでは私が最年少。そりゃあ酒も弱くなる歳だ。満腹、満腹

  2006年03月27日

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